JPS5825799A - 補聴器 - Google Patents
補聴器Info
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- JPS5825799A JPS5825799A JP56123884A JP12388481A JPS5825799A JP S5825799 A JPS5825799 A JP S5825799A JP 56123884 A JP56123884 A JP 56123884A JP 12388481 A JP12388481 A JP 12388481A JP S5825799 A JPS5825799 A JP S5825799A
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- Japan
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- circuit
- signal
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- microphone
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Links
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04R—LOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
- H04R25/00—Deaf-aid sets, i.e. electro-acoustic or electro-mechanical hearing aids; Electric tinnitus maskers providing an auditory perception
- H04R25/50—Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics
- H04R25/502—Customised settings for obtaining desired overall acoustical characteristics using analog signal processing
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03G—CONTROL OF AMPLIFICATION
- H03G3/00—Gain control in amplifiers or frequency changers
- H03G3/20—Automatic control
- H03G3/30—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
- H03G3/3005—Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in amplifiers suitable for low-frequencies, e.g. audio amplifiers
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- Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、出力音圧が一定時間を超えて最大値になるよ
うな騒音環境の下で、特に最大出力音圧を自動的に低下
させるように構成された補聴器に関するものである。
うな騒音環境の下で、特に最大出力音圧を自動的に低下
させるように構成された補聴器に関するものである。
従来の補聴器は、マイクロホンへの入力音圧が電気回路
的に増幅されて大きな音になり、イヤホンから出力音圧
として得られるという基本的な機能の他に、それぞれの
難聴者の聴力特性に合せるための調整機能を付加したり
、あるいは予め装用者の適合範囲を狭くして設計するな
どして装用者への適応をはかっていた。これを図に従っ
て説明すると、第1図は前記従来のもののブロックダイ
ヤグラムで基本的構成のみを表わしだ。マイクロホンl
からの電気信号は、前段増幅回路2で増幅され、その増
幅された電気信号を、ボリウム3で適当な増幅度に設定
しその増幅された電気信号は、後段増幅回路4でイヤホ
ンを駆動できるまでに増幅されてイヤホン5に至シ、音
響信号に変換されていた。しかし上記構成でなる従来の
補聴器の欠点は、補聴器からの出力音圧が最大値に達す
るようなマイクロホン入力音圧が発生した場合である。
的に増幅されて大きな音になり、イヤホンから出力音圧
として得られるという基本的な機能の他に、それぞれの
難聴者の聴力特性に合せるための調整機能を付加したり
、あるいは予め装用者の適合範囲を狭くして設計するな
どして装用者への適応をはかっていた。これを図に従っ
て説明すると、第1図は前記従来のもののブロックダイ
ヤグラムで基本的構成のみを表わしだ。マイクロホンl
からの電気信号は、前段増幅回路2で増幅され、その増
幅された電気信号を、ボリウム3で適当な増幅度に設定
しその増幅された電気信号は、後段増幅回路4でイヤホ
ンを駆動できるまでに増幅されてイヤホン5に至シ、音
響信号に変換されていた。しかし上記構成でなる従来の
補聴器の欠点は、補聴器からの出力音圧が最大値に達す
るようなマイクロホン入力音圧が発生した場合である。
このような状態は通常の会話音とか、環境音の聴取の時
のマイクロホン入力音圧レベルより可成り高いマイクロ
ホン入力音圧であり、最大出力音圧になることである。
のマイクロホン入力音圧レベルより可成り高いマイクロ
ホン入力音圧であり、最大出力音圧になることである。
もちろん聴力特性と補聴器からの最大出力音圧との関係
は、予め設計的に配慮されたり、調整されていることは
いうまでもない。しかし騒音などの高いレベルのマイク
ラホン入力音圧の場合、最大出方音圧になっている時間
が極く短い場合は問題は少いが、数秒から数10秒以上
におよぶ場合にあっては、補聴器の装用者が受ける音の
エネルギーの累積値が大きくなり、「補聴器はうるさい
もの」として装用しなくなり、また無理をして使うと耳
に大きな負荷を強いることになった。そこで考えられる
のは、予め長時間に渡って最大出力音圧になっても大き
な負荷にならない程度まで最大出力音圧の低い補聴器を
選ぶという方法があったが、これは聞こうとする一般的
な使用状態では、音の平均レベルが低すぎて「ものたり
ない」とか「解かりにくい」ということになった。ま2
だ「う−るさい」と感じだ時には手動スイッチを操作す
ることにより最大出力音圧レベルを下げて、過負荷状態
をさけるという方法も考えられだが、難聴の種類、程度
にもよるが、一般的には正しく調整された補聴器の装用
者であっても、聴力正常者はどの了解度が得られないこ
とが多く、また難聴者はその了解度の低くさと過負荷に
耐える努力によって解決しようとしたり、特に激しい騒
音下での会話音声の聞き取りなどの場合には、聴力正常
者でも了解できないような状況であっても、了解しにく
いことに対して自責的な傾向が強い事が多く、そのよう
な事がさらに耳の負荷を重くしていくことになった。ま
た一方では、聴力正常者が了解しにくい程に環境騒音が
激しい時の情報は、騒音そのものでしかなく、それでも
補聴器およびその装用者がその中から会話音声を聴取す
る態勢を維持していることであった。
は、予め設計的に配慮されたり、調整されていることは
いうまでもない。しかし騒音などの高いレベルのマイク
ラホン入力音圧の場合、最大出方音圧になっている時間
が極く短い場合は問題は少いが、数秒から数10秒以上
におよぶ場合にあっては、補聴器の装用者が受ける音の
エネルギーの累積値が大きくなり、「補聴器はうるさい
もの」として装用しなくなり、また無理をして使うと耳
に大きな負荷を強いることになった。そこで考えられる
のは、予め長時間に渡って最大出力音圧になっても大き
な負荷にならない程度まで最大出力音圧の低い補聴器を
選ぶという方法があったが、これは聞こうとする一般的
な使用状態では、音の平均レベルが低すぎて「ものたり
ない」とか「解かりにくい」ということになった。ま2
だ「う−るさい」と感じだ時には手動スイッチを操作す
ることにより最大出力音圧レベルを下げて、過負荷状態
をさけるという方法も考えられだが、難聴の種類、程度
にもよるが、一般的には正しく調整された補聴器の装用
者であっても、聴力正常者はどの了解度が得られないこ
とが多く、また難聴者はその了解度の低くさと過負荷に
耐える努力によって解決しようとしたり、特に激しい騒
音下での会話音声の聞き取りなどの場合には、聴力正常
者でも了解できないような状況であっても、了解しにく
いことに対して自責的な傾向が強い事が多く、そのよう
な事がさらに耳の負荷を重くしていくことになった。ま
た一方では、聴力正常者が了解しにくい程に環境騒音が
激しい時の情報は、騒音そのものでしかなく、それでも
補聴器およびその装用者がその中から会話音声を聴取す
る態勢を維持していることであった。
本発明は、マイクロホンへの入力音圧が、予め設定され
たレベルおよび時間の範囲を超えると、コントロール信
号を発生して最大出力音圧を自動的に低下させ、補聴器
装用者への過負荷を軽減させる補聴器を提供することを
目的とする。
たレベルおよび時間の範囲を超えると、コントロール信
号を発生して最大出力音圧を自動的に低下させ、補聴器
装用者への過負荷を軽減させる補聴器を提供することを
目的とする。
以下本発明の第1実施例を図に従って説明すると、第2
図はそのブロックダイヤグラムで、マイクロホン1から
の出力信号を、前段増幅回路2、ポリウム3、後段増幅
回路4を経てイヤホン5で電気信号を音響信号に変換す
る従来の基本構成において、マイクロホン1に後続して
予め設定された音圧レベルおよび時間の範囲を超えると
コントロール信号を発生するコントロール信号発生回路
10およびその発生されたコントロール信号によって電
気信号(音圧)を調整する後段増幅回路4に結合された
最大出力音圧調整回路6とを接続した構成である。
図はそのブロックダイヤグラムで、マイクロホン1から
の出力信号を、前段増幅回路2、ポリウム3、後段増幅
回路4を経てイヤホン5で電気信号を音響信号に変換す
る従来の基本構成において、マイクロホン1に後続して
予め設定された音圧レベルおよび時間の範囲を超えると
コントロール信号を発生するコントロール信号発生回路
10およびその発生されたコントロール信号によって電
気信号(音圧)を調整する後段増幅回路4に結合された
最大出力音圧調整回路6とを接続した構成である。
上記構成で、マイクロホンlからの高いレベルの電気信
号が、コントロール信号発生回路1゜に予め設定された
音圧レベル(補聴器が最大出力音圧レベルに達するよう
な入力音圧、例えば90dB S、P、L、) オよび
時間(数秒から数10秒以上の時間)を超えると、コン
トロール信号発生回路10よりコントロール信号を発生
して後段増幅回路4に結合している最大出力音圧調整回
路6に信号を印加して最大音圧レベルを低下させて、イ
ヤホン5から調整された音響出力を得る。
号が、コントロール信号発生回路1゜に予め設定された
音圧レベル(補聴器が最大出力音圧レベルに達するよう
な入力音圧、例えば90dB S、P、L、) オよび
時間(数秒から数10秒以上の時間)を超えると、コン
トロール信号発生回路10よりコントロール信号を発生
して後段増幅回路4に結合している最大出力音圧調整回
路6に信号を印加して最大音圧レベルを低下させて、イ
ヤホン5から調整された音響出力を得る。
また第1実施例において、コントロール信号発生回路1
0はマイクロホンlからの出力信号ではなく、前段増幅
回路2で増幅された出力信号を受けるごとく構成しても
その効果は同じである。
0はマイクロホンlからの出力信号ではなく、前段増幅
回路2で増幅された出力信号を受けるごとく構成しても
その効果は同じである。
第3図第2実施例で、前段増幅回路2に最大出力調整回
路6′を結合させた場合である。マイクロホン1からの
高いレベルの電気信号がコントロール信号発生回路10
に予め設定された音圧レベルおよび時間を超えると、コ
ントロール信号発生回路10よりコントロール信号を発
生して前段増幅回路2に結合された最大出力調整回路6
′に信号を印加して最大出力音圧レベルを低下させ、ポ
リウム3、後段増幅回路4を経て、イヤホン5から調整
された音響出力を得る。このような構成でも第2図と同
じ効果が得られる。
路6′を結合させた場合である。マイクロホン1からの
高いレベルの電気信号がコントロール信号発生回路10
に予め設定された音圧レベルおよび時間を超えると、コ
ントロール信号発生回路10よりコントロール信号を発
生して前段増幅回路2に結合された最大出力調整回路6
′に信号を印加して最大出力音圧レベルを低下させ、ポ
リウム3、後段増幅回路4を経て、イヤホン5から調整
された音響出力を得る。このような構成でも第2図と同
じ効果が得られる。
第4図は第3実施例で、後段増幅回路4に最大出力調整
回路6を結合させ、さらに前段増幅回路2に最大出力調
整回路6′を結合させた構成で、第2図および第3図の
構成よりはより最大出力音圧を調整する効果が高くなる
。
回路6を結合させ、さらに前段増幅回路2に最大出力調
整回路6′を結合させた構成で、第2図および第3図の
構成よりはより最大出力音圧を調整する効果が高くなる
。
次に上述したコントロール信号発生回路10に騒音と音
声を識別する機能を付加して、マイクロホン1からの高
いレベルの電気信号が、コントロール信号発生回路10
に予め設定された音圧レベルおよび時間を超えると、コ
ントロール信号発生回路よりコントロー尤信号を発生す
る水騒音の場合はコントロール信号を発生しやすくする
のである。その方法としては一部の例外、はあるが、例
えば(1)騒音は連続音的であり、音声は間欠音的であ
る場合が多いのでその差によって騒音と音声を識別する
。(2)騒音と音声のスペクトルの差すなわち音声にあ
まり含まれないような高い周波数または/および低い周
波数を検出することによって音声か騒音かを識別するな
どの方法がある。この場合マイクロホン1からの高いレ
ベルの電気信号が音声である場合、予め設定された音圧
レベルおよび時間を超えてもそれは必要成分であるだめ
、コントロール信号を発生しにくくする。第5図は上記
(1)の識別機能を具備したコントロール信号発生回路
の一例で、′騒音と音声との識別を入力音のレベルが連
続的であるか間欠的であるかによって行うもので、コン
トロール信号が入力音のレベルの平均的な高さではなく
、レベルの変化を識別するもので、マイクロホンからの
電気信号をレベルの平均的高さではなく、その不連続性
を見出すために、ライズおよびすIJ−入時間が数秒か
ら数10秒になる;うな非直線増幅器21で増幅し、整
流回路22で整流したのち時定数回路23は、ライズ時
間を長くシ、リリース時間を短かくする特性を有する。
声を識別する機能を付加して、マイクロホン1からの高
いレベルの電気信号が、コントロール信号発生回路10
に予め設定された音圧レベルおよび時間を超えると、コ
ントロール信号発生回路よりコントロー尤信号を発生す
る水騒音の場合はコントロール信号を発生しやすくする
のである。その方法としては一部の例外、はあるが、例
えば(1)騒音は連続音的であり、音声は間欠音的であ
る場合が多いのでその差によって騒音と音声を識別する
。(2)騒音と音声のスペクトルの差すなわち音声にあ
まり含まれないような高い周波数または/および低い周
波数を検出することによって音声か騒音かを識別するな
どの方法がある。この場合マイクロホン1からの高いレ
ベルの電気信号が音声である場合、予め設定された音圧
レベルおよび時間を超えてもそれは必要成分であるだめ
、コントロール信号を発生しにくくする。第5図は上記
(1)の識別機能を具備したコントロール信号発生回路
の一例で、′騒音と音声との識別を入力音のレベルが連
続的であるか間欠的であるかによって行うもので、コン
トロール信号が入力音のレベルの平均的な高さではなく
、レベルの変化を識別するもので、マイクロホンからの
電気信号をレベルの平均的高さではなく、その不連続性
を見出すために、ライズおよびすIJ−入時間が数秒か
ら数10秒になる;うな非直線増幅器21で増幅し、整
流回路22で整流したのち時定数回路23は、ライズ時
間を長くシ、リリース時間を短かくする特性を有する。
こうして得られたコントロール信号は、もとの入力音の
連続あるいは間欠の程度に従ってウェイト付けされた信
号となる。
連続あるいは間欠の程度に従ってウェイト付けされた信
号となる。
次に感音難聴者で特有の補充現象を伴う場合の明瞭度に
ついて具体的に想定してみる。難聴者は聴力損失分だけ
大きな音を入れないと聴見ないが、それ以上に大きくし
ていった時に音声などに対する明瞭度は上昇していく。
ついて具体的に想定してみる。難聴者は聴力損失分だけ
大きな音を入れないと聴見ないが、それ以上に大きくし
ていった時に音声などに対する明瞭度は上昇していく。
しかし補充現象すなわち聴力正常者が音圧の上昇を感す
る以上に激しく音圧が変化すると感する現象のために、
明瞭度を上げようとして、単に耳への音を大きくしてい
ったのでは「耳にひびく」、「うるさい」あるいは「耳
が痛い」などのうったえになって来る。このように感音
難聴者では、聴力損失分だけ大きな音でないと聞えない
反面、ある程度以上の音に対しては不快域に達すること
になって、耳へのダイナミックレンジが正常聴力者に比
べて非常に狭くなっていることが少くない。また最高明
瞭度になる音圧も必ずしも快適な聴取音圧レベルにある
とは限らず、不快適な音圧レベルになることもある。第
6図はこの関係を表わしたもので、縦軸は語音明瞭度、
横軸は耳への入力音圧レベルを表わす。曲線aは正常者
の音の強さとの語音明瞭度の関係で、音の強さが35〜
40dBに達すると語音明瞭度は殆んど100%になる
。曲線すはある難聴者の場合で、音の強さが90dB附
近に最高明瞭度があり、その人の不快域が80dB点イ
附近以上の斜線部Cであることを想定している。もう少
し良く了解しようとすれば不快であること、すなわち「
うるさい」のをがまんして聞くことを意味しているが、
補聴器は通常の入力音の状態では不快域値を超えないよ
うに調整しておくことはいうまでもない。しかしできる
だけ語音明瞭度を高くということから、不快域値に接近
してレベルが設定しているために、激しい騒音などの場
合には連続する不快域値に近い音を聞くことになるので
ある。本発明では、この点イを超えあるいは超えなくて
も、点イに近い音の強さの騒音の場合にコントロール信
号発生回路からコントロール信号を発生して、後段増幅
器および/まだは前段増幅器に結合された最大出力音圧
調整回路によって入力音圧を魚目まで減衰させる。魚目
ではもちろん聞えは悪くなるが、騒音であれば小さな音
の聞えでもよく、耳を休ませることになる。騒音が小さ
くなり静かになると再び点イまで入力音圧は上昇し語合
明瞭度を増す。この関係を別の角度すなわち騒音レベル
および補聴器出力音圧と時間との関連を第7図および第
8図で説明すると、第7図は縦軸にマイクロホン入力音
圧レベル、横軸に時間をとり、想定する入力音圧と時間
の関係を表わし、第8図は縦軸に補聴器出力音レベル、
横軸に時間をとり補聴器出力音圧レベルの時間的変化を
表わしている。第7図の曲線のX部分は短時間の入力音
圧の上昇であるので、そのまま第8図の曲線の出力音圧
X部分として現われるが、入力音圧が比較的長時間にお
よぶ第7図の曲線のZ部分の場合は、従来の補聴器では
第8図の曲線のY部分出力音圧となるが、本発明では点
曲線Z部分に示すように一担は高いレベルの出力音圧に
なるものの、数秒から数10秒後には入力レベルが一定
であっても出力レベル(点曲線Z部分)゛が低下する。
る以上に激しく音圧が変化すると感する現象のために、
明瞭度を上げようとして、単に耳への音を大きくしてい
ったのでは「耳にひびく」、「うるさい」あるいは「耳
が痛い」などのうったえになって来る。このように感音
難聴者では、聴力損失分だけ大きな音でないと聞えない
反面、ある程度以上の音に対しては不快域に達すること
になって、耳へのダイナミックレンジが正常聴力者に比
べて非常に狭くなっていることが少くない。また最高明
瞭度になる音圧も必ずしも快適な聴取音圧レベルにある
とは限らず、不快適な音圧レベルになることもある。第
6図はこの関係を表わしたもので、縦軸は語音明瞭度、
横軸は耳への入力音圧レベルを表わす。曲線aは正常者
の音の強さとの語音明瞭度の関係で、音の強さが35〜
40dBに達すると語音明瞭度は殆んど100%になる
。曲線すはある難聴者の場合で、音の強さが90dB附
近に最高明瞭度があり、その人の不快域が80dB点イ
附近以上の斜線部Cであることを想定している。もう少
し良く了解しようとすれば不快であること、すなわち「
うるさい」のをがまんして聞くことを意味しているが、
補聴器は通常の入力音の状態では不快域値を超えないよ
うに調整しておくことはいうまでもない。しかしできる
だけ語音明瞭度を高くということから、不快域値に接近
してレベルが設定しているために、激しい騒音などの場
合には連続する不快域値に近い音を聞くことになるので
ある。本発明では、この点イを超えあるいは超えなくて
も、点イに近い音の強さの騒音の場合にコントロール信
号発生回路からコントロール信号を発生して、後段増幅
器および/まだは前段増幅器に結合された最大出力音圧
調整回路によって入力音圧を魚目まで減衰させる。魚目
ではもちろん聞えは悪くなるが、騒音であれば小さな音
の聞えでもよく、耳を休ませることになる。騒音が小さ
くなり静かになると再び点イまで入力音圧は上昇し語合
明瞭度を増す。この関係を別の角度すなわち騒音レベル
および補聴器出力音圧と時間との関連を第7図および第
8図で説明すると、第7図は縦軸にマイクロホン入力音
圧レベル、横軸に時間をとり、想定する入力音圧と時間
の関係を表わし、第8図は縦軸に補聴器出力音レベル、
横軸に時間をとり補聴器出力音圧レベルの時間的変化を
表わしている。第7図の曲線のX部分は短時間の入力音
圧の上昇であるので、そのまま第8図の曲線の出力音圧
X部分として現われるが、入力音圧が比較的長時間にお
よぶ第7図の曲線のZ部分の場合は、従来の補聴器では
第8図の曲線のY部分出力音圧となるが、本発明では点
曲線Z部分に示すように一担は高いレベルの出力音圧に
なるものの、数秒から数10秒後には入力レベルが一定
であっても出力レベル(点曲線Z部分)゛が低下する。
すなわち斜線W部分だけ抑圧されるのである。
上記の如く、本発明は、予め設定された条件手段によっ
て出力音圧を調整して「うるさい」という感覚的なもの
を軽減するばかりでなく、難聴者の耳にも過負荷になら
ず、いわゆる補聴器障害の起るのを防ぐことができ、補
聴器の実用性を著しく向上させるものである。
て出力音圧を調整して「うるさい」という感覚的なもの
を軽減するばかりでなく、難聴者の耳にも過負荷になら
ず、いわゆる補聴器障害の起るのを防ぐことができ、補
聴器の実用性を著しく向上させるものである。
第1図は従来の補聴器の基本的なブロックダイヤグラム
、第2図は本発明第1実施例のブロックダイヤグラム、
第3図は同じく第2実施例のブロックダイヤグラム、第
4図は同じく第3実施例のブロックダイヤグラム、第5
図は同じV くコントロー\信号発生回路の一実施例、第6図は語音
明瞭匿と音の強さの関係を表わしだ特性図、第7図はマ
イクロホン入力音圧レベルと時間の関係を表わした特性
図、第8図は補聴器の音圧レベルと時間の関係を表わし
た特性図である。 なお図中、同−符は同一または相当部分を示す。 l:マイクロホン、2:前段増幅回路、3:ボリウム、
4:後段増幅回路、5:イヤホン、6.6′:最大出力
音圧調整回路、10:コントロール信号発生回路。 特許出願人 リオン株式会社 代表者 三澤泰太部
、第2図は本発明第1実施例のブロックダイヤグラム、
第3図は同じく第2実施例のブロックダイヤグラム、第
4図は同じく第3実施例のブロックダイヤグラム、第5
図は同じV くコントロー\信号発生回路の一実施例、第6図は語音
明瞭匿と音の強さの関係を表わしだ特性図、第7図はマ
イクロホン入力音圧レベルと時間の関係を表わした特性
図、第8図は補聴器の音圧レベルと時間の関係を表わし
た特性図である。 なお図中、同−符は同一または相当部分を示す。 l:マイクロホン、2:前段増幅回路、3:ボリウム、
4:後段増幅回路、5:イヤホン、6.6′:最大出力
音圧調整回路、10:コントロール信号発生回路。 特許出願人 リオン株式会社 代表者 三澤泰太部
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 〔1〕 マイクロホンからの電気信号を増幅する前段
増幅回路と、この増幅された電気信号を適当な増幅度に
するためのボリウムと、この増幅された電気信号を、イ
ヤホンを駆動することができるまで増幅する後段増幅回
路を経て電気信号を音響信号に変化する前記イヤホンと
からなる補聴器・において、前記マイクロホンへの入力
信号が予め設定されたレベル及び時間を超えたときにコ
ントロール信号を発生するコントロール信号発生回路と
、このコントロール信号発生回路によって発生されたコ
ントロール信号によシ前記マイクロホンからの電気信号
に対応する出力音圧を抑圧するための後段増幅回路に接
続された最大出力音圧調整回路および/または前記前段
増幅回路に接続された最大出力音圧調整回路とを具備し
たことを特徴とする補聴器。 (2)前記シントロール信号発生回路が騒音と音声の識
別機能を有することを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の補聴器。
Priority Applications (4)
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JP56123884A JPS6032400B2 (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | 補聴器 |
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Applications Claiming Priority (1)
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JP56123884A JPS6032400B2 (ja) | 1981-08-07 | 1981-08-07 | 補聴器 |
Publications (2)
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JPS6032400B2 JPS6032400B2 (ja) | 1985-07-27 |
Family
ID=14871745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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- 1982-08-06 DE DE3229457A patent/DE3229457C2/de not_active Expired
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