JPS5824533B2 - オ−プンエンドセイボウキニ オケル ワキシングソウチ - Google Patents
オ−プンエンドセイボウキニ オケル ワキシングソウチInfo
- Publication number
- JPS5824533B2 JPS5824533B2 JP49147005A JP14700574A JPS5824533B2 JP S5824533 B2 JPS5824533 B2 JP S5824533B2 JP 49147005 A JP49147005 A JP 49147005A JP 14700574 A JP14700574 A JP 14700574A JP S5824533 B2 JPS5824533 B2 JP S5824533B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- thread
- wax
- waxing
- traverse
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はオープンエンド精紡機におけるワキシング装置
に関するものである。
に関するものである。
一般にオープンエンド精紡機により精紡されてボビン上
に巻取られた糸条は、最終的には織機。
に巻取られた糸条は、最終的には織機。
編機等にかけられて織布9編地になる。
ところが、特に編成時において、高速度で運転される編
針あるいはガイド等に接触する際、前記糸条に対して大
きな摩擦抵抗が加わり、糸切れや毛羽立ちが生じて編機
の運転に支障を来たすとともに、編傷の原因となってい
た。
針あるいはガイド等に接触する際、前記糸条に対して大
きな摩擦抵抗が加わり、糸切れや毛羽立ちが生じて編機
の運転に支障を来たすとともに、編傷の原因となってい
た。
このような精紡後の工程における不具合を解消するため
に、オープンエンド精紡機において紡糸室から紡出され
る糸条をボビン上に巻取る際に、同系条にワックスを塗
着して平滑性を与えるワキシング装置が従来から切望さ
れてきた。
に、オープンエンド精紡機において紡糸室から紡出され
る糸条をボビン上に巻取る際に、同系条にワックスを塗
着して平滑性を与えるワキシング装置が従来から切望さ
れてきた。
このような要望に対処するために、例えば第1図に示す
ように、固定軸31上に取付けられた支持アーム32の
側方に支持片33が突出形成され、その支持片33の側
部に軸ピン34が突設され、その軸ピン34に対し一面
が前記支持アーム32の先端に支持されたトップローラ
35とスプリットドラム36との外周を結ぶ接線上にく
るようにワックス37か回動可能に取付けられ、そのワ
ックス31の自重によってドンブローラ35とスフ。
ように、固定軸31上に取付けられた支持アーム32の
側方に支持片33が突出形成され、その支持片33の側
部に軸ピン34が突設され、その軸ピン34に対し一面
が前記支持アーム32の先端に支持されたトップローラ
35とスプリットドラム36との外周を結ぶ接線上にく
るようにワックス37か回動可能に取付けられ、そのワ
ックス31の自重によってドンブローラ35とスフ。
リットドラム36との間を走行する糸条38に張力を与
えつつ、この糸条38にワックスを塗着するようにした
ワキシング装置が従来から提案された。
えつつ、この糸条38にワックスを塗着するようにした
ワキシング装置が従来から提案された。
ところが、一般にオープンエンド精紡機においては、第
1図に示すように紡糸室から紡出された糸条38がトラ
バースロッド39の外周面に形成した糸ガイド溝を介し
て前記トップローラ35に導かれ、前記トラバースロッ
ド39によりゆっくりとトラバースされて、トップロー
ラ35が糸条38によって局部的に摩耗されないように
なっているため、糸条38のトラバース範囲は前記スプ
リントドラム36によるトラバースと、トラバースロッ
ド39によるトラバースとによって拡大される。
1図に示すように紡糸室から紡出された糸条38がトラ
バースロッド39の外周面に形成した糸ガイド溝を介し
て前記トップローラ35に導かれ、前記トラバースロッ
ド39によりゆっくりとトラバースされて、トップロー
ラ35が糸条38によって局部的に摩耗されないように
なっているため、糸条38のトラバース範囲は前記スプ
リントドラム36によるトラバースと、トラバースロッ
ド39によるトラバースとによって拡大される。
そのため、前記のようにワックス37が支持アーム32
によって固定軸31上に取付けられる従来構成のワキシ
ング装置においては、糸条38が前記トラバースロッド
39とスプリットドラム36によってトラバースされる
際、ワックス37の糸条接触面から離脱しないように、
ワックス37を糸条38のトラバース範囲に応じて大き
くしなりればならず、ワキシング装置全体が大型になる
とともにコスト高になるという欠点があった。
によって固定軸31上に取付けられる従来構成のワキシ
ング装置においては、糸条38が前記トラバースロッド
39とスプリットドラム36によってトラバースされる
際、ワックス37の糸条接触面から離脱しないように、
ワックス37を糸条38のトラバース範囲に応じて大き
くしなりればならず、ワキシング装置全体が大型になる
とともにコスト高になるという欠点があった。
本発明は前述したような従来のワキシング装厘における
欠陥を解消するためになされたものであって、その第一
の目的は糸引出し機構と糸巻取り機構との間の糸条走行
位置にワックスの糸条接触面がくるように、そのワック
スを支持部材によりトラバースロッド上に取付けて、糸
条のトラバースにともなって移動されるようにすること
によりワックスの大きさを小さくして装置全体を小型に
し得るとともにコストを低減し得る新規なオープンエン
ド精紡機におけるワキシング装置を提供することにある
。
欠陥を解消するためになされたものであって、その第一
の目的は糸引出し機構と糸巻取り機構との間の糸条走行
位置にワックスの糸条接触面がくるように、そのワック
スを支持部材によりトラバースロッド上に取付けて、糸
条のトラバースにともなって移動されるようにすること
によりワックスの大きさを小さくして装置全体を小型に
し得るとともにコストを低減し得る新規なオープンエン
ド精紡機におけるワキシング装置を提供することにある
。
本発明は上記目的を合理的に達成した技術的思想の創作
である。
である。
以下、本発明を具体化したオープンエンド精紡機の一実
施態様を第2図及び第3図について説明すると、このオ
ープンエンド精紡機は概略的にみて、機枠40の前面位
置に装設されたスライバを紡糸するための紡糸室41と
、その紡糸室41より紡出された糸条42を上方へ引出
すための糸引出し機構と、その糸引出し機構により引出
された糸条42をトラバースしながら巻取るための糸巻
取り機構と、前記糸引出し機構と糸巻取り機構との間の
糸条走行位置に配設されたワキシング装置とからなって
いる。
施態様を第2図及び第3図について説明すると、このオ
ープンエンド精紡機は概略的にみて、機枠40の前面位
置に装設されたスライバを紡糸するための紡糸室41と
、その紡糸室41より紡出された糸条42を上方へ引出
すための糸引出し機構と、その糸引出し機構により引出
された糸条42をトラバースしながら巻取るための糸巻
取り機構と、前記糸引出し機構と糸巻取り機構との間の
糸条走行位置に配設されたワキシング装置とからなって
いる。
そこで、本発明の主要部であるワキシング装置の構成を
説明するに先立って、糸引出し機構及び糸巻取り機構の
構成を第2図及び第3図について説明すると、糸条42
を紡糸室41より引出すための全錘共通の引出しローラ
43は機枠40に回転可能に支承され、適宜の駆動機構
(図示しない:により第2図の矢印方向に積極回転され
る。
説明するに先立って、糸引出し機構及び糸巻取り機構の
構成を第2図及び第3図について説明すると、糸条42
を紡糸室41より引出すための全錘共通の引出しローラ
43は機枠40に回転可能に支承され、適宜の駆動機構
(図示しない:により第2図の矢印方向に積極回転され
る。
前記引出しローラ43の上方において、その引出しロー
ラ43と平行するように機枠40に固定された固定軸4
4上には、各錘ごとに多数の支持アーム45が回動可能
に取げけられ、それらの先端には前記引出しローラ43
の周面に摺接するトップローラ46がそれぞれ回転可能
に支持されている。
ラ43と平行するように機枠40に固定された固定軸4
4上には、各錘ごとに多数の支持アーム45が回動可能
に取げけられ、それらの先端には前記引出しローラ43
の周面に摺接するトップローラ46がそれぞれ回転可能
に支持されている。
又、これらのトップローラ46の一側周縁の一部には、
第3図に示すように前記紡糸室41から紡出された糸条
42を引掛けて前記引出しローラ招とトップローラ46
との間に導くための糸引掛は部47が形成されている。
第3図に示すように前記紡糸室41から紡出された糸条
42を引掛けて前記引出しローラ招とトップローラ46
との間に導くための糸引掛は部47が形成されている。
前記引出しローラ43とトップローラ46との接触部の
前方下部において、前記引出しローラ43と平行するよ
うに、機枠40に全錘共通のトラバースロッド48が軸
線方向に移動可能に支承され、その外周には各錘ごとに
糸条42を係止してトラバースするための多数の糸ガイ
ド溝49が形成されている。
前方下部において、前記引出しローラ43と平行するよ
うに、機枠40に全錘共通のトラバースロッド48が軸
線方向に移動可能に支承され、その外周には各錘ごとに
糸条42を係止してトラバースするための多数の糸ガイ
ド溝49が形成されている。
従って、紡糸室41から紡出された糸条42がトップロ
ーラ46の糸引掛は部47に引掛けられて、このトップ
ローラ46と引出しローラ43との間に導かれると、そ
の糸条42はトラバースロッド48の糸ガイド溝49に
よってそれぞれトラバースされながら、前記トップロー
ラ46と引出しローラ43とによって上方へと引出され
るので、糸条42のトップローラ46との接触部は連続
的に変化し、前記トップローラ46が糸条42によって
局部的に摩耗されることはない。
ーラ46の糸引掛は部47に引掛けられて、このトップ
ローラ46と引出しローラ43との間に導かれると、そ
の糸条42はトラバースロッド48の糸ガイド溝49に
よってそれぞれトラバースされながら、前記トップロー
ラ46と引出しローラ43とによって上方へと引出され
るので、糸条42のトップローラ46との接触部は連続
的に変化し、前記トップローラ46が糸条42によって
局部的に摩耗されることはない。
前記糸引出し機構の上方において、引出しローラ43と
平行するように全錘共通の回転軸50が機枠40に回転
可能に支承され、適宜の駆動機構(図示しない)により
第2図の矢印方向に積極回転される。
平行するように全錘共通の回転軸50が機枠40に回転
可能に支承され、適宜の駆動機構(図示しない)により
第2図の矢印方向に積極回転される。
又、前記回転軸50の外周にはトラバース溝52を有す
る多数のスプリットドラム51が各錘ごとに固着され、
回転軸50の回転にともなって前記糸引出し機構から上
方へ引出された糸条42をトラバースするようになって
いる。
る多数のスプリットドラム51が各錘ごとに固着され、
回転軸50の回転にともなって前記糸引出し機構から上
方へ引出された糸条42をトラバースするようになって
いる。
前記各スプリットドラム51に対応し、支持枠53を介
して機枠40の上端にそれぞれ回動可能に取けけられた
各錘ごとのボビンホルダ54には、前記スプリットドラ
ム51の周面に摺接して第2図の矢印方向へ回転される
ボビン55がそれぞれ着脱可能に取付けられている。
して機枠40の上端にそれぞれ回動可能に取けけられた
各錘ごとのボビンホルダ54には、前記スプリットドラ
ム51の周面に摺接して第2図の矢印方向へ回転される
ボビン55がそれぞれ着脱可能に取付けられている。
従って、前記糸引出し機構によって上方へと引出された
糸条42は糸引出し機構と糸巻取り機構との間である一
定な走行をしながらスプリットドラム51へと導かれ、
このスプリットドラム51の回転にともない、そのトラ
バース溝52に従ってトラバースされなから全錘−斉に
ボビン55へと巻取られる。
糸条42は糸引出し機構と糸巻取り機構との間である一
定な走行をしながらスプリットドラム51へと導かれ、
このスプリットドラム51の回転にともない、そのトラ
バース溝52に従ってトラバースされなから全錘−斉に
ボビン55へと巻取られる。
このようにして紡糸室41より紡出された糸条42は前
記糸引出し機構によって上方へ引出された後、トップロ
ーラ46とスプリットドラム51との間の糸条トラバー
ス平面の範囲内でトラバースされながら糸巻取り機構に
よって巻取られるのであるが、この糸引出し機構と糸巻
取り機構との間の糸条走行位置には各錘ごとにワキシソ
ゲ装置が設けられ、糸条42が糸巻爪機構に巻取られる
以前に、糸条42にワックスが塗着されるようになって
いる。
記糸引出し機構によって上方へ引出された後、トップロ
ーラ46とスプリットドラム51との間の糸条トラバー
ス平面の範囲内でトラバースされながら糸巻取り機構に
よって巻取られるのであるが、この糸引出し機構と糸巻
取り機構との間の糸条走行位置には各錘ごとにワキシソ
ゲ装置が設けられ、糸条42が糸巻爪機構に巻取られる
以前に、糸条42にワックスが塗着されるようになって
いる。
次に、このワキシソゲ装置の一錘分の実施態様を第2図
〜第5図について説明すると、前記トラバースロッド4
8上には取げねじ61により側面逆1状の支持部材60
が取けけられ、その支持部材60の取付角度位置は前記
取付ねじ61を緩締することにより任意に調節すること
ができる。
〜第5図について説明すると、前記トラバースロッド4
8上には取げねじ61により側面逆1状の支持部材60
が取けけられ、その支持部材60の取付角度位置は前記
取付ねじ61を緩締することにより任意に調節すること
ができる。
又前記支持部材60の上端から一側方へ突設された糸案
内部60aの外側面は第5図に示すように先端方向へ低
くなる斜状に形成されるとともに、内側面はぼ中央位置
には糸条42のトラバース平面と直交し、それに向かっ
て下降傾斜するように支持軸62が突出されている。
内部60aの外側面は第5図に示すように先端方向へ低
くなる斜状に形成されるとともに、内側面はぼ中央位置
には糸条42のトラバース平面と直交し、それに向かっ
て下降傾斜するように支持軸62が突出されている。
前記支持軸62に回動可能に、しかも、軸線方向へ移動
可能に取げけられたほぼ円板状の案内板63は、その内
側面に糸条案内面63aを有し、第5図に示すようにそ
の外周縁が前記糸案内部60aの先端から突出しない程
度の大きさに形成されている。
可能に取げけられたほぼ円板状の案内板63は、その内
側面に糸条案内面63aを有し、第5図に示すようにそ
の外周縁が前記糸案内部60aの先端から突出しない程
度の大きさに形成されている。
又、前記案内板63と同様に支持軸62に回動可能に、
しかも、軸線方向へ移動可能に取付けられたパラフィン
等よりなるほぼ円板状のワックス64は、前記案内板6
3の糸条案内面63aと対向接触する側に糸条接触面6
4aを有し、第5図に示すように、その外周縁が前記糸
案内部60aの先端より若干突出する程度の大きさに形
成されている。
しかも、軸線方向へ移動可能に取付けられたパラフィン
等よりなるほぼ円板状のワックス64は、前記案内板6
3の糸条案内面63aと対向接触する側に糸条接触面6
4aを有し、第5図に示すように、その外周縁が前記糸
案内部60aの先端より若干突出する程度の大きさに形
成されている。
従って、糸条42が前記トップローラ46の糸引掛は部
47に引掛けられてそのトップローラ46と前記引出し
ローラ43との間に把持される際に、この糸条42が第
2図及び第5図に示す糸案内部60a外側面の適当位置
に係止されると、その糸条42はトラバースにともない
第5図に示すように糸案内部60aの外側面をその先端
方向へ導かれてこの糸案内部60a先端より外れ、ワッ
クス64の糸条接触面64aに係止され、続いて、その
ワックス64の糸条接触面64aと案内板63の糸条案
内面63aとの間に導かれてワキシング可能な状態とな
る。
47に引掛けられてそのトップローラ46と前記引出し
ローラ43との間に把持される際に、この糸条42が第
2図及び第5図に示す糸案内部60a外側面の適当位置
に係止されると、その糸条42はトラバースにともない
第5図に示すように糸案内部60aの外側面をその先端
方向へ導かれてこの糸案内部60a先端より外れ、ワッ
クス64の糸条接触面64aに係止され、続いて、その
ワックス64の糸条接触面64aと案内板63の糸条案
内面63aとの間に導かれてワキシング可能な状態とな
る。
前記支持軸62に回動可能に、しかも、軸線方向へ移動
可能に取げけられたほぼ円板状のウェイト65は支持軸
62が糸条42のトラバース平面に向かって下降袖斜状
態にあるため、その重量によって前記ワックス64の糸
条接触面64aを案内板63の糸条案内面63aに押は
けるように作用する。
可能に取げけられたほぼ円板状のウェイト65は支持軸
62が糸条42のトラバース平面に向かって下降袖斜状
態にあるため、その重量によって前記ワックス64の糸
条接触面64aを案内板63の糸条案内面63aに押は
けるように作用する。
なおこの実施例においてウェイト65を交換するには、
取付ねじ61を緩めて支持部材60を前方へ回動させ、
第2図に二点鎖線で示すようにウェイト65及びワック
ス64を上向き状態にして交換すればよい。
取付ねじ61を緩めて支持部材60を前方へ回動させ、
第2図に二点鎖線で示すようにウェイト65及びワック
ス64を上向き状態にして交換すればよい。
従って、ウェイト65を重量の異なるものに交換すれば
、ワックス64の糸条接触面64aの糸条42に対する
接圧は任意に調節でき、糸条42に対するワックスの塗
着量をその種類に応じて任意に調整することが可能とな
る。
、ワックス64の糸条接触面64aの糸条42に対する
接圧は任意に調節でき、糸条42に対するワックスの塗
着量をその種類に応じて任意に調整することが可能とな
る。
又、この押圧手段はウェイト65に限るものではなく、
押圧力を任意に変更し得るものであればスプリングその
他の押圧部材であってもよい。
押圧力を任意に変更し得るものであればスプリングその
他の押圧部材であってもよい。
前記支持部材60の先端には下部に2個の長孔66aを
貫設した規制片66がビス66bによって前後方向に位
置調節可能に、しかも、その上端が前記固定軸44に当
接されるように取はけられている。
貫設した規制片66がビス66bによって前後方向に位
置調節可能に、しかも、その上端が前記固定軸44に当
接されるように取はけられている。
なお、前記長孔66aはバカ孔であってもよい。
従って、最初に案内板63の糸条案内面63aが前記糸
引出し機構と糸巻取り機構との間の糸条走行位置に合致
するように支持部材60を取付ねじ61によりトラバー
スロッド48上にセットしたとき、ビス66bを緩めて
規制片66をその上端が固定軸44に当接されるように
位置決めしておけば、ワックス64もしくはウェイト6
5の交換等の後に再びワキシソゲ装置をセットするとき
、支持部材60を規制片66の上端が固定軸44に当接
されるまで後方へ回動させるのみで案内板63の糸条案
内面63aは糸引出し機構と糸巻取り機構との間の糸条
走行位置に合致するようにセットされることになる。
引出し機構と糸巻取り機構との間の糸条走行位置に合致
するように支持部材60を取付ねじ61によりトラバー
スロッド48上にセットしたとき、ビス66bを緩めて
規制片66をその上端が固定軸44に当接されるように
位置決めしておけば、ワックス64もしくはウェイト6
5の交換等の後に再びワキシソゲ装置をセットするとき
、支持部材60を規制片66の上端が固定軸44に当接
されるまで後方へ回動させるのみで案内板63の糸条案
内面63aは糸引出し機構と糸巻取り機構との間の糸条
走行位置に合致するようにセットされることになる。
又、前記トップローラ46とスプリットドラム51との
外周を結ぶ接線上で前記ワキシソゲ装置の上方位置には
、糸条42の走行を案内するためのガイドロッド67が
機枠40に固定されている。
外周を結ぶ接線上で前記ワキシソゲ装置の上方位置には
、糸条42の走行を案内するためのガイドロッド67が
機枠40に固定されている。
なお、このガイドロッド67の取はけ位置は第4図に二
点鎖線で示すようにトップローラ46とスプリットドラ
ム51との外周を結ぶ接線上より外側にあってもよい。
点鎖線で示すようにトップローラ46とスプリットドラ
ム51との外周を結ぶ接線上より外側にあってもよい。
このように本発明は糸引出し機構と糸巻取機構との間の
糸条走行位置にワックスの糸条接触面がくるように、そ
のワックスを支持部材によりトラバースロッド上に取付
けてワックスがこのトラバース溝ツ(の左右動にともな
って左右動されるようにしたことにより、トラバースロ
ッドの左右動を考慮してワックスの経を大きくする必要
がなくワックスの大きさを小さくして装置全体を小型に
し得るとともにコストを低減し得る優れた効果を奏する
。
糸条走行位置にワックスの糸条接触面がくるように、そ
のワックスを支持部材によりトラバースロッド上に取付
けてワックスがこのトラバース溝ツ(の左右動にともな
って左右動されるようにしたことにより、トラバースロ
ッドの左右動を考慮してワックスの経を大きくする必要
がなくワックスの大きさを小さくして装置全体を小型に
し得るとともにコストを低減し得る優れた効果を奏する
。
なお、本発明は前述したロータリートラバース方式のオ
ープンエンド精紡機に限らず、クイックトラバース方式
のオープンエンド精紡機に応用することも可能である。
ープンエンド精紡機に限らず、クイックトラバース方式
のオープンエンド精紡機に応用することも可能である。
第1図は従来のワキシング装置を示す縦断面図、第2図
〜第5図は本発明を具体化したワキシング装置の一実施
態様を示すものであって、第2図はワキシング状態の縦
断面図、第3図は同じく正面図、第4図はガイドロッド
と糸条との関係を示す縦断面図、第5図はワックスの取
は部分のみを示す拡大平面図である。
〜第5図は本発明を具体化したワキシング装置の一実施
態様を示すものであって、第2図はワキシング状態の縦
断面図、第3図は同じく正面図、第4図はガイドロッド
と糸条との関係を示す縦断面図、第5図はワックスの取
は部分のみを示す拡大平面図である。
Claims (1)
- 1 糸引出し機構と糸巻爪機構との間の糸条走行位置に
ワックスの糸条接触面がくるように、そのワックスを支
持部材によりトラバースロッド上に取付けたことを特徴
とするオープンエンド精紡機におけるワキシング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49147005A JPS5824533B2 (ja) | 1974-12-21 | 1974-12-21 | オ−プンエンドセイボウキニ オケル ワキシングソウチ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP49147005A JPS5824533B2 (ja) | 1974-12-21 | 1974-12-21 | オ−プンエンドセイボウキニ オケル ワキシングソウチ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5172633A JPS5172633A (en) | 1976-06-23 |
JPS5824533B2 true JPS5824533B2 (ja) | 1983-05-21 |
Family
ID=15420398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP49147005A Expired JPS5824533B2 (ja) | 1974-12-21 | 1974-12-21 | オ−プンエンドセイボウキニ オケル ワキシングソウチ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5824533B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5172635A (ja) * | 1974-12-20 | 1976-06-23 | Toyoda Automatic Loom Works | Oopunendoseibokitono wakishingusochi |
JPS574731A (en) * | 1980-05-06 | 1982-01-11 | Montedison Spa | Article using thermoplastic polymer as base which is reinforced by glass fiber |
-
1974
- 1974-12-21 JP JP49147005A patent/JPS5824533B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5172635A (ja) * | 1974-12-20 | 1976-06-23 | Toyoda Automatic Loom Works | Oopunendoseibokitono wakishingusochi |
JPS574731A (en) * | 1980-05-06 | 1982-01-11 | Montedison Spa | Article using thermoplastic polymer as base which is reinforced by glass fiber |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5172633A (en) | 1976-06-23 |
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