JPS5824359B2 - 切換弁 - Google Patents

切換弁

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JPS5824359B2
JPS5824359B2 JP51094267A JP9426776A JPS5824359B2 JP S5824359 B2 JPS5824359 B2 JP S5824359B2 JP 51094267 A JP51094267 A JP 51094267A JP 9426776 A JP9426776 A JP 9426776A JP S5824359 B2 JPS5824359 B2 JP S5824359B2
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JP
Japan
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valve
valve body
flow path
frame
switching valve
Prior art date
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JP51094267A
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English (en)
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JPS5318821A (en
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橋本正次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tominaga Manufacturing Co
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Tominaga Manufacturing Co
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は三方流路のうちの一方流路を他の三方流路に
切り換え連通させる切換弁に関するものである。
たとえば給油取扱所等でタンクローりに積載した油を地
下に埋設した貯油タンクに注油する場合において、常時
は貯油タンク内から大気中に排出されていた油蒸気をタ
ンクローりに還流させるように切り換えるために三方切
換弁が使用されるが、従来の三方切換弁には次のような
欠点があった。
すなわち、第1図はタンクローリ1に積載された油が注
油ホース4を介して地下の貯油タンク2に注油されてい
る状態図であるが、3はタンクローリ1の油送出口、5
は注油ホース4を注油管6に連結するカンプリングであ
る。
貯油タンク2内には下方に油Oが貯蔵され上方空間Sに
油蒸気Gが充満されている。
この油蒸気Gは通気管7によってまず貯油タンク2から
排出される。
通気管7の上端には切換弁11が取り付けられ、この切
換弁11を介して通気管8と回収ホース9が連結されて
いる。
通気管8の上端にはエアベント14が取り付けられてい
る。
この通気管8は切換弁11の切換操作(後述)によって
常時は通気管7と連通されタンク2内を常時大気圧とし
、計量機のポンプPによる油の吸上時に大気をタンク2
内に導入する。
他方回収ホース9は、貯油タンク2への注油時に油蒸気
Gをタンクローリ1に回収するためのもので、カップリ
ング12を介して切換弁11の一つの流路に接続され他
端はタンクローリ1の回収口15に接続されている。
切換弁11は後述するとおり回収ホース9を接続すると
き自動的に切り換わり貯油タンク2、通気管7、回収ホ
ース9、タンクローリ1の回収系が成立する。
このときは通気管8への接続は断たれる。
13は切換弁11のキャンプである。ところで従来にお
ける切換弁11の構成は第5図、第6図に示されるとお
り、流路切り換えを行なう弁体の動作特に復元を圧縮ば
ねの弾性力によって行なわせるものである。
すなわち第5図は通気管7と8が連通している常時の状
態を示しているが、弁体18はスリーブ部18′に貫挿
された案内枠20に対して摺動自在で可動弁体19と協
動して流路の切り換えを行なうようになっている。
可動弁体19はスリーブ部18′を摺動自在でストッパ
リング29との間に圧縮ばね28が介在されている。
27は案内枠20上の固定リング30とスリーブ部18
′との間に介在された圧縮ばねである。
このように構成された弁体は弁箱16内の弁室で往復動
し流路16□aを流路16□bと流路163cとに切り
換え連通させるのである。
17 、17’は弁口である。
第5図では前述のとおり回収ホース9は流路163に接
続されておらずキャンプ13が固定されており常時の状
態である。
このとき案内枠20が復元ばね21によって図示位置に
保持され、弁体18.19は流路a、bを連通させてい
るのである。
22は案内枠20に固定されたリングで、このリング2
2と案内スリーブ24との間は復元ばね21が介在され
ているのである。
案内スリーブ24は流路163の先端部内に支持されて
いる。
23はこの先端部からの延長部の外周に螺合された連続
部である。
このような構成において回収ホース9を接続する場合は
、キャップ13を外し回収ホース9の端部のカップリン
グ26を介して流路163に接続する。
この場合カップリング26内に取り付けられた抑圧金具
25によって案内枠20が左方に押圧され、案内枠20
は復元ばね21の弾力に抗して左方へ移動し第6図の状
態となる。
このとき、弁体18によって弁口11が閉塞され流路a
とCが連通して回収系が形成されるのである。
可動弁体19が設けられているのは回収時における油蒸
気Gが異常圧力になった場合、この異常な力が弁体19
を第6図2点鎖線位置に押動かして圧力の上昇を防止す
るためである。
また弁体18が案内枠20に対して摺動自在にして付勢
されているのは弁体18を弁口17に密着させるためで
ある。
このような従来における切換弁11の欠点は復元ばね2
1などの圧縮ばねの弾性力によって弁体を復帰させる形
式になっており、したがってこのばねが破損した場合異
常な事態が発生する。
すなわち第6図に示すとおり回収ホース9を接続後復元
ばね21が破損した場合を仮定すると、回収ホース9を
離脱させキャップ13を固定して第5図の状態(常時)
となった場合でも、弁体18,19は第6図の状態のま
まであり、結局通気管7の上方は切換弁11の位置で閉
塞される状態となる。
可動弁体19によって流路aはbと連通されるがこの開
口量には制限があり、閉塞状態は解消されず貯油タンク
2内の圧力上昇を誘起するほかタンク2内から油をポン
プPによって吸上げることが不可能となる。
本発明は上記のような問題を解決した切換弁を提供した
ものである。
すなわちこの発明が提供する切換弁は、従来のように復
元をばねの弾力性を利用するのではなく弁体を自重ある
いは付加的なウェイトにより復帰させる形式にしたもの
である。
以下図面に示された一実施例についてこの発明を説明す
る。
第2図、第3図、第4図がこの発明による切換弁の構成
を示す図で、以下第5図、第6図と同様注油装置におけ
る油蒸気の排気系に設置した実施例であって、第1図の
11の位置に取付けた場合について説明する。
第2図は管部分30□内の流路aと管部分30□内の流
路すとが連通されている常時の状態を示し、第3図は第
6図と同様回収ホース9が管部分303内の流路Cに接
続されて流路aが流路Cに連通されている状態を示して
いる。
これらの図面に示されるとおり、流路aを流路すとCに
切り換え連通させる弁体33と34が支軸31を中心に
揺動自在な揺動枠32,32’の揺動方向両側に取り付
けられていることに基本的特徴がある。
36は揺動枠32と一体的に形成された偏心ウェイトで
揺動枠32,32’の復元作用を自重で行なわせるため
のものであり重要な構成要件であるが図示例の形状に限
定されない。
揺動枠32と32′を分割形にしているのは後述から明
らかなとおり揺動枠32′の突部32“とウェイト36
との間に介設した円錐形圧縮ばね44の弾力により弁体
34を流路302の開口部の弁座りに対して弾力的に密
着するようにするためである。
このような分割構成は加工を容易ならしめる上でも有利
である。
弁体33は揺動枠32に対し連結ピン37を介して枢着
されている。
以上のような構成であるから偏心ウェイト36の自重に
よって揺動枠32,32’が支軸31を中心に反時計方
向に揺動し、常時は第2図に示すような状態となる。
このウェイト36の自重によって弁体33は流路Cの開
口部を閉塞し流路aとCが遮断される。
40は押圧枠で案内スリーブ39に摺動自在に挿入され
ており右端の受部40′は自由であり押圧枠40は弁体
33に当接可能になっている。
案内スリーブ39は管部分303に螺合された雄カツプ
リング38内に支持されている。
回収ホース9の端部の雌カップリング41を雄カップリ
ング38に接続すると、雌カンプリング41内に装備さ
れた抑圧金具42によって押圧枠40が左方へ押圧され
弁体33.34は偏心ウェイト36の自重に抗して支軸
31を中心に揺動し、弁体34が開口部の弁座りに密着
して流路aとbを遮断し、aとCを切り換え連通ずる。
このとき弁体34が取り付けられている揺動枠32′と
揺動枠32はその揺動が相対的に行なわれるように構成
されており、したがって前述のとおり圧縮ばね44の弾
力性により弁体34は弁座りに密着する。
このようにして回収ホース9の接続操作により弁体が揺
動して流路切り換えを行なう。
しかもその切り換えは弁体を含む自重による揺動力(ト
ルク)に抗して行なわれ、したがって回収ホース9を離
脱させると自重により第2図のような状態となって常時
の状態が復元する。
このとき押圧枠40は弁体33によって押されて図で右
方へ移動して元の位置に戻される。
この押圧枠40の復帰運動を容易にするため押圧枠の右
端に磁石40′を装着し、押圧金具42を鉄などの磁性
体で作り雌カップリングを離脱させるとき磁力によって
押圧枠を右方へ引っばるようにしてもよい。
押圧金具42の少なくとも先端部を磁石となし40′を
鉄片としてもよい。
また、押圧枠40の右端(弁体33と接続する先端)に
ローラを装着しておいてもよい。
以上のような構成ならび番ド作動によりこのような切換
弁を使用する注油装置においては、従来のような問題は
起らない。
すなわち自重により復元する方式であり復元ばねを使用
していないので、復元ばねの破損の問題は生じない。
ところで、第4図は第3図の状態において油蒸気Gの圧
力が急上昇した場合などの安全のために弁体34、従っ
て揺動枠32′に対して相対的に変位でき弁体および揺
動枠32′の中心開口部h′を開放して油蒸気Gを、こ
れより逃がすための逃がし弁34′の動作状態を示す。
35はこの弁34′の変位を案内する案内ピンで可動枠
32′の突出部32“に固定され、43は弁体34′上
に載置されたウェイトで、このウェイト43の重量によ
り上記異常圧を設定できる。
第4図は弁34′がウェイト43の重さに抗して押し上
げられ開かれた安全作動状態を示している。
この発明は以上のような点を特徴とするものであるが、
もちろん図示例ならびに上記に限定されるものではない
特に注油装置の油蒸気の排気、回収系の切換弁のみなら
ず通常の三方流路の切換弁としても採用できる。
弁体の形状および揺動枠の形状も図示例に限定されずた
とえばこの両者を一体的にすることもできる。
偏心ウェイトも揺動枠と一体的にすることも可能である
なお、図示実施例では、管部分303の軸線は管部分3
0、。
30□の軸線に対して直交方向より上向きに傾斜するよ
うに形成されているが、これは管部分303内にたまっ
た油滴がカップリング26を切離したとき流路a内に流
れ込んで外部へこぼれ落ちないようにしたものであり、
必ずしもこのように構成しなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は注油状態を示す図、第2図〜第4図はこの発明
による切換弁を示す図、第5図、第6図は従来の切換弁
を示す図である。 1・・・・・・タンクローリ、2・・・・・・貯油タン
ク、7゜8・・・・・・通気管、9・・・・・・回収ホ
ース、11・・・・・・切換弁、16.30・・・・・
・弁箱、31・・・・・・支軸、18゜33 、34・
・・・・・弁体、32,32’・・・・・・揺動枠、3
6・・・・・・偏心ウェイト、20,40・・・・・・
押圧枠、a、b、c・・・・・・流路。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 三方流路を構成する三つの流路が接続された弁箱と
    、この弁箱内に支軸を中心に揺動自在に配置された揺動
    枠と、この揺動枠にその揺動方向の一方側において連動
    可能に装備され常時は前記揺動枠の自重によって前記三
    つの流路のうちの一つの流路を閉止する位置に置かれる
    第1の弁体と、前記揺動枠にその揺動方向の他方側にお
    いて装備され常時は前記揺動枠によって前記三つの流路
    のうちの他の一つの流路を開放する位置に置かれる第2
    の弁体と、前記一つの流路に接続される管路によって動
    作され前記第1の弁体を前記揺動枠の自重に抗して前記
    閉止位置から変位させて前記閉止された一つの流路を開
    くとともに、前記第2の弁体をして前記他の一つの流路
    を閉止させる押圧部材とから構成されたことを特徴とす
    る切換弁。
JP51094267A 1976-08-06 1976-08-06 切換弁 Expired JPS5824359B2 (ja)

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JP51094267A JPS5824359B2 (ja) 1976-08-06 1976-08-06 切換弁

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Publication Number Publication Date
JPS5318821A JPS5318821A (en) 1978-02-21
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JPH0215652Y2 (ja) * 1983-07-27 1990-04-26

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