JPS5823903Y2 - 開閉シリンダ装置 - Google Patents
開閉シリンダ装置Info
- Publication number
- JPS5823903Y2 JPS5823903Y2 JP1980026498U JP2649880U JPS5823903Y2 JP S5823903 Y2 JPS5823903 Y2 JP S5823903Y2 JP 1980026498 U JP1980026498 U JP 1980026498U JP 2649880 U JP2649880 U JP 2649880U JP S5823903 Y2 JPS5823903 Y2 JP S5823903Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- piston rod
- window
- cylinder device
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考寒は、流体圧式単動シリンダを使用した窓または扉
の開閉シリンダ装置に関するもので、火災等の非常時に
機械的に開放する機能をもったものである。
の開閉シリンダ装置に関するもので、火災等の非常時に
機械的に開放する機能をもったものである。
従来、=卑婢例である窓開閉ンリ、ンダ装置は笹1図乃
至第2図に示すように、窓1の本体と窓枠体2とをシリ
ンダ装置3を介して接続し、窓1の本体にはシリンダ装
置3のピストンロッド4を回転自在に取付け、窓枠体2
にはシリンダ本体5を回転自在に取付ける。
至第2図に示すように、窓1の本体と窓枠体2とをシリ
ンダ装置3を介して接続し、窓1の本体にはシリンダ装
置3のピストンロッド4を回転自在に取付け、窓枠体2
にはシリンダ本体5を回転自在に取付ける。
このシリンダ装置3は、シリンダ本体5とピストンロッ
ド4の先端部間にばね6が介在し、ピストンロッド側室
は切換弁を介して圧力流体源(図示せず)に接続する配
管7が接続している。
ド4の先端部間にばね6が介在し、ピストンロッド側室
は切換弁を介して圧力流体源(図示せず)に接続する配
管7が接続している。
配管7を介して圧力流体をピストンロッド側室に供給す
ると、ピストンロッド4はばね6に抗して後退しシリン
ダ装置3が収縮して窓1は閉鎖する。
ると、ピストンロッド4はばね6に抗して後退しシリン
ダ装置3が収縮して窓1は閉鎖する。
また室内を換気したり火災等の非常時に排煙したい場合
には、手動または自動操作によりピストンロッド側室内
の圧力流体を排出すると、ピストンロッド4はばね6の
ばね力により前進して開閉シリンダ装置3が伸張し、窓
1は開位置1aまで開放して室内の換気および排煙を行
なつ。
には、手動または自動操作によりピストンロッド側室内
の圧力流体を排出すると、ピストンロッド4はばね6の
ばね力により前進して開閉シリンダ装置3が伸張し、窓
1は開位置1aまで開放して室内の換気および排煙を行
なつ。
ところで、このような窓や扉に使用する開閉シリンダ装
置として、■人目に付きやすい所に使用されるので美観
を考慮して装置の外観を簡素化する必要があり、■その
装置の取付け、点検作業の簡略化のための構造の簡素化
が必要であり、■さらに窓や扉は非常時に排煙や避難経
路の確保のため開放させるが、その開放力を安全上確実
に得るために機械的、つまりばねのばね力でもって窓ま
たは扉を開放させる必要がある。
置として、■人目に付きやすい所に使用されるので美観
を考慮して装置の外観を簡素化する必要があり、■その
装置の取付け、点検作業の簡略化のための構造の簡素化
が必要であり、■さらに窓や扉は非常時に排煙や避難経
路の確保のため開放させるが、その開放力を安全上確実
に得るために機械的、つまりばねのばね力でもって窓ま
たは扉を開放させる必要がある。
しかしながら、前述の従来装置にあっては、シリンダ本
体5とピストンロッド4先端部との間に設けたばね6が
見えたり、窓枠体2付近の配管7は窓枠体2内に収納す
ることができるが、ビス、トンロッド側室へ圧力流体を
給排するための配管7が見えるため、建築美観上好まし
くなく、またこれらばね6や配管7があるので取付けな
どの作業時に注意しなければならない問題があった。
体5とピストンロッド4先端部との間に設けたばね6が
見えたり、窓枠体2付近の配管7は窓枠体2内に収納す
ることができるが、ビス、トンロッド側室へ圧力流体を
給排するための配管7が見えるため、建築美観上好まし
くなく、またこれらばね6や配管7があるので取付けな
どの作業時に注意しなければならない問題があった。
そこで本考案は、上記の■〜■の条件、すなわち装置の
外観の簡単化、構造の簡素化およびばね力による窓また
は扉の開放力の確保、を満足するような開閉シリンダ装
置を提供することを目的とし、その技術的手段として、
シリンダ本体側を窓または扉本体に軸支し、シリンダの
ピストンロッド側を建物本体に回転軸にて軸支し、ロッ
ド側室をピストンロッド内に設けた通路を介して回転軸
の軸方向に設けた給排通路に接続するようにし、反ロッ
ド側室内にばねを挿入した構成で、圧力流体源からの圧
力流体を回転軸内の給排通路からピストンロッド内の通
路を介してロッド側室に供給し、ばねに抗して開閉シリ
ンダ装置を収縮して窓または扉を閉鎖し、ロッド側室内
の圧力流体をピストンロッド内の通路から回転軸内の給
排通路を介して排出することにより反ロッド側室内のば
ねのばね力でもって開閉シリンダ装置を伸張して窓また
は扉を開放するようにしたものである。
外観の簡単化、構造の簡素化およびばね力による窓また
は扉の開放力の確保、を満足するような開閉シリンダ装
置を提供することを目的とし、その技術的手段として、
シリンダ本体側を窓または扉本体に軸支し、シリンダの
ピストンロッド側を建物本体に回転軸にて軸支し、ロッ
ド側室をピストンロッド内に設けた通路を介して回転軸
の軸方向に設けた給排通路に接続するようにし、反ロッ
ド側室内にばねを挿入した構成で、圧力流体源からの圧
力流体を回転軸内の給排通路からピストンロッド内の通
路を介してロッド側室に供給し、ばねに抗して開閉シリ
ンダ装置を収縮して窓または扉を閉鎖し、ロッド側室内
の圧力流体をピストンロッド内の通路から回転軸内の給
排通路を介して排出することにより反ロッド側室内のば
ねのばね力でもって開閉シリンダ装置を伸張して窓また
は扉を開放するようにしたものである。
以下、本考案の実施例を窓に適用した場合について説明
する。
する。
第3図乃至第4図において、窓10の本体と窓枠11と
の間に開閉シリンダ装置12を設け、このシリンダ装置
12のシリンダ本体13側を窓10の本体に回転自在に
取付け、ピストンロッド14側を建物本体つまり窓枠1
1に設けられたブラケット15の回転軸16に軸支する
。
の間に開閉シリンダ装置12を設け、このシリンダ装置
12のシリンダ本体13側を窓10の本体に回転自在に
取付け、ピストンロッド14側を建物本体つまり窓枠1
1に設けられたブラケット15の回転軸16に軸支する
。
この開閉シリンダ装置12は、反ピストンロッド側室1
7内に、この開閉シリンダ装置12を伸張して窓10を
開放する方向に作用するばね18を内蔵し、ピストンロ
ッド側室19と連通する通路20をピストンロッド14
内に形成している。
7内に、この開閉シリンダ装置12を伸張して窓10を
開放する方向に作用するばね18を内蔵し、ピストンロ
ッド側室19と連通する通路20をピストンロッド14
内に形成している。
この通路20は前記回転軸16の軸方向に設けられた給
排通路21から切換弁等を介して圧力流体源(図示せず
)に接続している。
排通路21から切換弁等を介して圧力流体源(図示せず
)に接続している。
このような構成からなる窓の開開シリンダ装置は、通常
圧力流体源から配管を通して回転軸16の給排通路21
およびピストンロッド14の通路20を介してピストン
ロッド側室19内に圧力流体を供給し、その流体圧力に
よりばね18に抗してシリンダ本体13が後退し、すな
わち開閉シリンダ装置12が収縮して窓10を全閉して
いる。
圧力流体源から配管を通して回転軸16の給排通路21
およびピストンロッド14の通路20を介してピストン
ロッド側室19内に圧力流体を供給し、その流体圧力に
よりばね18に抗してシリンダ本体13が後退し、すな
わち開閉シリンダ装置12が収縮して窓10を全閉して
いる。
いま、室内の換気または火災等の非常時の排煙を行なう
場合は、手動による遠隔操作または非常信号に基づく自
動遠隔操作を行ない、ピストンロッド側室19内の圧力
流体をピストンロッド14の通路20および回転軸16
の給排通路21を通して配管から排出すると、ピストン
ロッド側室19内の流体圧力による開閉シリンダ装置1
2の収縮作用が解除されるため、ばね18のばね力によ
りシリンダ本体13が前進し、すなわち開閉シリンダ装
置12が伸張して窓10は開放し室内の換気または排煙
が行なわれる。
場合は、手動による遠隔操作または非常信号に基づく自
動遠隔操作を行ない、ピストンロッド側室19内の圧力
流体をピストンロッド14の通路20および回転軸16
の給排通路21を通して配管から排出すると、ピストン
ロッド側室19内の流体圧力による開閉シリンダ装置1
2の収縮作用が解除されるため、ばね18のばね力によ
りシリンダ本体13が前進し、すなわち開閉シリンダ装
置12が伸張して窓10は開放し室内の換気または排煙
が行なわれる。
この開閉シリンダ装置12にあっては、窓10を開放す
るためのばね18は内蔵されており人目には全く触れず
、窓枠11内に収納された配管は全く人目につかないが
、回転軸16から窓枠11までの外部配管のみが少し見
えるが短かいためあまり気にならない簡素な開閉装置で
、建築美観上好ましいものである。
るためのばね18は内蔵されており人目には全く触れず
、窓枠11内に収納された配管は全く人目につかないが
、回転軸16から窓枠11までの外部配管のみが少し見
えるが短かいためあまり気にならない簡素な開閉装置で
、建築美観上好ましいものである。
また第5図乃至第6図は前述のピストンロッドの取付は
部分の他の実施例を示しており、回転軸16を支持する
ブラケット22内に回転軸16の給排通路21と連通す
る連路通路23を形成し、ピストンロッド側室19をピ
ストンロッド14内の通路20、回転軸16の給排通路
21およびブラケット22内の連絡通路23を介して圧
力流体源に接続するようにする。
部分の他の実施例を示しており、回転軸16を支持する
ブラケット22内に回転軸16の給排通路21と連通す
る連路通路23を形成し、ピストンロッド側室19をピ
ストンロッド14内の通路20、回転軸16の給排通路
21およびブラケット22内の連絡通路23を介して圧
力流体源に接続するようにする。
このように構成した開閉シリンダ装置にあっては、窓を
開放するためのばね18はもちろんのこと圧力流体を給
排する配管も人目に全く触れない極めて簡素な開閉装置
で、建築美観上好ましいものである。
開放するためのばね18はもちろんのこと圧力流体を給
排する配管も人目に全く触れない極めて簡素な開閉装置
で、建築美観上好ましいものである。
以上から明らかなように、本考案によれば、シリンダ本
体を窓または扉本体に取付けるとともに、ピストンロッ
ド側を建物本体に取付け、窓または扉を開放するための
ばねを内蔵し、さらにピストンロッド側室をピストンロ
ッド内の通路および回転軸内の給排通路を介して圧力流
体源に接続し、ばねや配管を極力外部に出さないような
構成であるため、極めて簡素で建築美観上好ましい。
体を窓または扉本体に取付けるとともに、ピストンロッ
ド側を建物本体に取付け、窓または扉を開放するための
ばねを内蔵し、さらにピストンロッド側室をピストンロ
ッド内の通路および回転軸内の給排通路を介して圧力流
体源に接続し、ばねや配管を極力外部に出さないような
構成であるため、極めて簡素で建築美観上好ましい。
また配管やばねが露出していないので取付けが容易にで
きるなどの利点を有している。
きるなどの利点を有している。
第1図は従来の窓開閉装置の概略を示す正面図、第2図
は第1図の開閉シリンダ装置の概略を示す側面図、第3
図は本考案の窓の開閉シリンダ装置を示す断面図、第4
図は第3図のA−A断面図、第5図は第4図の他の実施
例を示す断面図、第6図は第5図のB−B断面図である
。 10・・・・・・窓、11・・・・・・窓枠、12・・
・・・・シリンダ装置、13・・・・・・シリンダ本体
、14・・・・・・ピストンロッド、16・・・・・・
回転軸、18・・・・・・ばね、20・・・・・・通路
、21・・・・・・給排通路、23・・・・・・連絡通
路。
は第1図の開閉シリンダ装置の概略を示す側面図、第3
図は本考案の窓の開閉シリンダ装置を示す断面図、第4
図は第3図のA−A断面図、第5図は第4図の他の実施
例を示す断面図、第6図は第5図のB−B断面図である
。 10・・・・・・窓、11・・・・・・窓枠、12・・
・・・・シリンダ装置、13・・・・・・シリンダ本体
、14・・・・・・ピストンロッド、16・・・・・・
回転軸、18・・・・・・ばね、20・・・・・・通路
、21・・・・・・給排通路、23・・・・・・連絡通
路。
Claims (1)
- 圧力流体の給排により開閉させる窓または扉の開閉シリ
ンダ装置において、シリンダ本体側を窓または扉本体に
、回転自在に取付けるとともに、このシリンダのピスト
ンロッド側を建物本体に回転軸にて軸支し、このピスト
ンロッド内に常時ロッド側室に連通ずる通路を形成し、
、前記回転軸内の軸方向に常時前記湧諦に接続する給排
通路を形成する一方、反ロッド側室内、にばねを挿入し
てなる開閉シリンダ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980026498U JPS5823903Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 開閉シリンダ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980026498U JPS5823903Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 開閉シリンダ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56127270U JPS56127270U (ja) | 1981-09-28 |
JPS5823903Y2 true JPS5823903Y2 (ja) | 1983-05-21 |
Family
ID=29622486
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980026498U Expired JPS5823903Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | 開閉シリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5823903Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0712609Y2 (ja) * | 1982-05-14 | 1995-03-29 | 高砂熱学工業株式会社 | 排煙口装置 |
WO2005047631A1 (en) * | 2003-11-12 | 2005-05-26 | Song Jang Woo | Door closer |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720785Y2 (ja) * | 1976-03-05 | 1982-05-04 |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP1980026498U patent/JPS5823903Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56127270U (ja) | 1981-09-28 |
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