JPS5823239Y2 - 漁穫装置 - Google Patents
漁穫装置Info
- Publication number
- JPS5823239Y2 JPS5823239Y2 JP3330477U JP3330477U JPS5823239Y2 JP S5823239 Y2 JPS5823239 Y2 JP S5823239Y2 JP 3330477 U JP3330477 U JP 3330477U JP 3330477 U JP3330477 U JP 3330477U JP S5823239 Y2 JPS5823239 Y2 JP S5823239Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chamber
- propulsion
- hydraulic motor
- suction pipe
- bag
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Mechanical Means For Catching Fish (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は漁穫装置の考案に係るものであって、中深層の
如きにおいて安定した曳行を図り、効率的な漁獲を円滑
に行わせることができる漁獲装置を得ようとするもので
ある。
如きにおいて安定した曳行を図り、効率的な漁獲を円滑
に行わせることができる漁獲装置を得ようとするもので
ある。
海洋等における魚類等を捕穫するための手段としては従
来から種々のものが採用されているが、このような従来
一般のものにおいては網等を用いて補極操作し、次いで
この網内の漁獲物を収穫することとなるので、その作業
は間げつ的なものとならざるを得ない。
来から種々のものが採用されているが、このような従来
一般のものにおいては網等を用いて補極操作し、次いで
この網内の漁獲物を収穫することとなるので、その作業
は間げつ的なものとならざるを得ない。
斯様な従来一般のものの不利、欠点を解消するため本考
案者等は嚢にフィッシュポンプの如きを用いて捕穫され
た魚類を順次に船体側に揚出し、網体を連続的に曳行し
たままで網内への捕穫と船体への揚出を図ることについ
て提案したが、その漁具たる網体の船体による曳行が海
水等の抵抗条件下に行われるものであることよりして必
ずしも安定せず、殊に所定深度に的確に沈降させること
が容易でなく、或程所定深度に沈降させ得たとしてもそ
の場合には曳行索及び吸上管の繰出量が著しく長くなり
、曳行に不利を来すと共に船上における揚出ポンプの吸
上げその他の操業条件も不利となる欠点がある。
案者等は嚢にフィッシュポンプの如きを用いて捕穫され
た魚類を順次に船体側に揚出し、網体を連続的に曳行し
たままで網内への捕穫と船体への揚出を図ることについ
て提案したが、その漁具たる網体の船体による曳行が海
水等の抵抗条件下に行われるものであることよりして必
ずしも安定せず、殊に所定深度に的確に沈降させること
が容易でなく、或程所定深度に沈降させ得たとしてもそ
の場合には曳行索及び吸上管の繰出量が著しく長くなり
、曳行に不利を来すと共に船上における揚出ポンプの吸
上げその他の操業条件も不利となる欠点がある。
本考案は上記したような実情に鑑み、更に検討を重ねて
考案されたものであって、これが実施態様を添附図面に
示すものについて説明すると、第１図と第２図を参照し
て明かなように一端部に開口部１１の形成された袋状網
体１にはその周側に長さ方向及び必要に応じて円周方向
にそって補強材１２が配装されているものであるが、こ
のような袋状網体１の奥部には吸入管３の吸込口４を形
成せしめ、この吸込口４からの吸入管３は前記開口部１
１に分岐索６ａを介して取付けられた曳行索６と吸入管
３とは共に曳行船１０に導かれ、吸入管３は適宜フィッ
シュポンプ５の如きを介して捕穫・物を揚出するように
なっている。
考案されたものであって、これが実施態様を添附図面に
示すものについて説明すると、第１図と第２図を参照し
て明かなように一端部に開口部１１の形成された袋状網
体１にはその周側に長さ方向及び必要に応じて円周方向
にそって補強材１２が配装されているものであるが、こ
のような袋状網体１の奥部には吸入管３の吸込口４を形
成せしめ、この吸込口４からの吸入管３は前記開口部１
１に分岐索６ａを介して取付けられた曳行索６と吸入管
３とは共に曳行船１０に導かれ、吸入管３は適宜フィッ
シュポンプ５の如きを介して捕穫・物を揚出するように
なっている。
又上記のような開口部１１を形成するための枠材１３に
対してはその下辺に油圧モータ内蔵室７と該室γ内の油
圧モータによって駆動される推進翼８を有し尾端の開放
された推進翼室２を一連に形成した推進機構部体１６を
取付け、該部体１６における油圧モータ内蔵室７と推進
翼８との間に流入口１５を配設すると共にその両側に潜
降板９を対設したものである。
対してはその下辺に油圧モータ内蔵室７と該室γ内の油
圧モータによって駆動される推進翼８を有し尾端の開放
された推進翼室２を一連に形成した推進機構部体１６を
取付け、該部体１６における油圧モータ内蔵室７と推進
翼８との間に流入口１５を配設すると共にその両側に潜
降板９を対設したものである。
上記したような本考案によるときは網体１か船体１０に
よって曳行されることにより、該網体１が適当に沈降せ
しめられて水中の中深層部等に位置せしめられた状態で
曳行されることとなることは第１図に示す通りのもので
あり、即ちこのような曳行状態において開口部１１の底
辺には推進機構部体１６が取付けられ、該推進機構部体
１６においては油圧モータによって駆動される推進翼８
が設けられたものであるから袋状網体１の底辺部におい
て適当な推進力が得られ、殊にこの推進機構部体１６に
おいては推進翼８と油圧モータ内蔵室７との間に流入口
１５が配設されていることよりして第３図に流線を以て
示すように水の流れが形成されて油圧モータ内蔵室の周
辺及び前方の抵抗となるべき水を適切に推進翼８部分に
導いて後方に吐出せしめることができ、斯うして油圧モ
ータ内蔵室７の周側における流れを整流する結果として
その両側に設けられた潜降板９の作用も有効に得られる
こととなり、彼此相俟って適切に潜降させた操業を可能
にし、従って曳行歯６や吸入管３の長さも短縮され、フ
ィッシュポンプ５の揚出能力その他も軽減され得ること
となって連続的な漁獲操業を有利に行わせ得るものであ
って、実用上その効果の大きい考案である。
よって曳行されることにより、該網体１が適当に沈降せ
しめられて水中の中深層部等に位置せしめられた状態で
曳行されることとなることは第１図に示す通りのもので
あり、即ちこのような曳行状態において開口部１１の底
辺には推進機構部体１６が取付けられ、該推進機構部体
１６においては油圧モータによって駆動される推進翼８
が設けられたものであるから袋状網体１の底辺部におい
て適当な推進力が得られ、殊にこの推進機構部体１６に
おいては推進翼８と油圧モータ内蔵室７との間に流入口
１５が配設されていることよりして第３図に流線を以て
示すように水の流れが形成されて油圧モータ内蔵室の周
辺及び前方の抵抗となるべき水を適切に推進翼８部分に
導いて後方に吐出せしめることができ、斯うして油圧モ
ータ内蔵室７の周側における流れを整流する結果として
その両側に設けられた潜降板９の作用も有効に得られる
こととなり、彼此相俟って適切に潜降させた操業を可能
にし、従って曳行歯６や吸入管３の長さも短縮され、フ
ィッシュポンプ５の揚出能力その他も軽減され得ること
となって連続的な漁獲操業を有利に行わせ得るものであ
って、実用上その効果の大きい考案である。
図面は本考案の実施態様を示すものであって、第１図は
本考案による漁獲装置の曳行状態を示す一部省略側面図
、第２図はその正面図、第３図はその推進機構部体につ
いての拡大側面図であって、その周側における流れの形
成状態を併せて示すものである。 然してこれらの図面において、１は網体、２は推進翼内
蔵室、３は吸入管、４は吸込口、５はフィッシュポンプ
のような揚出機構、６は曳行歯、７は油圧モータ内蔵室
、８は推進翼、９は潜降板、１０は曳行船体、１１は開
口部、１２は補強材、１３は枠材、１５は流入口、１６
は推進機構部体を示すものである。
本考案による漁獲装置の曳行状態を示す一部省略側面図
、第２図はその正面図、第３図はその推進機構部体につ
いての拡大側面図であって、その周側における流れの形
成状態を併せて示すものである。 然してこれらの図面において、１は網体、２は推進翼内
蔵室、３は吸入管、４は吸込口、５はフィッシュポンプ
のような揚出機構、６は曳行歯、７は油圧モータ内蔵室
、８は推進翼、９は潜降板、１０は曳行船体、１１は開
口部、１２は補強材、１３は枠材、１５は流入口、１６
は推進機構部体を示すものである。
Claims (1)
- 一端に開口部を形成した袋状網体の奥部に吸入管の吸入
口を形成し、前記袋状網体の開口部に曳行索を取付けて
吸入管と共に曳行船体に導き、前記開口部を形成する枠
材の下辺部に油圧モータ内蔵室とこの油圧モータによっ
て駆動され尾端の開口された推進翼内蔵室よう成る筒形
の推進機構部体を取付け、この推進機構部体における油
圧モータ内蔵室と推進翼との間に流入口を設けると共に
該推進機構部体の両側に潜降板を対設して成る漁獲装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3330477U JPS5823239Y2 (ja) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | 漁穫装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3330477U JPS5823239Y2 (ja) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | 漁穫装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53128289U JPS53128289U (ja) | 1978-10-12 |
| JPS5823239Y2 true JPS5823239Y2 (ja) | 1983-05-18 |
Family
ID=28888510
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3330477U Expired JPS5823239Y2 (ja) | 1977-03-22 | 1977-03-22 | 漁穫装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5823239Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-03-22 JP JP3330477U patent/JPS5823239Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53128289U (ja) | 1978-10-12 |
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