JPS5822691B2 - 排ガスサンプリング濾過採取器 - Google Patents
排ガスサンプリング濾過採取器Info
- Publication number
- JPS5822691B2 JPS5822691B2 JP10873278A JP10873278A JPS5822691B2 JP S5822691 B2 JPS5822691 B2 JP S5822691B2 JP 10873278 A JP10873278 A JP 10873278A JP 10873278 A JP10873278 A JP 10873278A JP S5822691 B2 JPS5822691 B2 JP S5822691B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust gas
- gas sampling
- heat
- pipe
- filtration device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は煙道排ガスの分析に使用する排ガスサンプリン
グ濾過採取器の改良に関する。
グ濾過採取器の改良に関する。
発電所やゴミ焼却場等の煙道には通常排ガス分析計が設
@されるが、このような分析計へ収集されるサンプリン
グガス中には、ダストを除去するため前処理装置が設け
られ、排ガス分析計に必要とされる清浄度を保持するよ
うに除塵処理が行われる。
@されるが、このような分析計へ収集されるサンプリン
グガス中には、ダストを除去するため前処理装置が設け
られ、排ガス分析計に必要とされる清浄度を保持するよ
うに除塵処理が行われる。
一般に排ガス中には多量のダスト、水蒸気、硫酸ミスト
等が含まれ、これらが濾過装置のフィルタ部で露点温度
以下に温度降下すると凝縮水を発生する。
等が含まれ、これらが濾過装置のフィルタ部で露点温度
以下に温度降下すると凝縮水を発生する。
この凝縮水はドレンとなりこれにダストが混入するとフ
ィルタの目詰り、腐蝕の急激な進行、フィルタ部での圧
力損失の増加等の原因となるので、従来から排ガスサン
プリング濾過採取器のフィルタ室を加熱して排ガスの露
点温度具−4二に保持し、凝縮水の生じないように工夫
していた。
ィルタの目詰り、腐蝕の急激な進行、フィルタ部での圧
力損失の増加等の原因となるので、従来から排ガスサン
プリング濾過採取器のフィルタ室を加熱して排ガスの露
点温度具−4二に保持し、凝縮水の生じないように工夫
していた。
かかる加熱方法と(〜で従来はフィルタ部を電気加熱も
しくは蒸気加熱する方法が採用されていたが、電熱式の
場合はヒータの寿命が短かく、かつ均等に広範囲にわた
って加熱することが難1〜く−また完全な屋外構造とす
るためには価格が高騰するうえ、配線上の工事費用が嵩
んだり運転に必要なエネルギ源が特別に必要になるとい
う欠点があり。
しくは蒸気加熱する方法が採用されていたが、電熱式の
場合はヒータの寿命が短かく、かつ均等に広範囲にわた
って加熱することが難1〜く−また完全な屋外構造とす
るためには価格が高騰するうえ、配線上の工事費用が嵩
んだり運転に必要なエネルギ源が特別に必要になるとい
う欠点があり。
一方蒸気加熱の場合には蒸気を簡単に入手するのが困難
で、配管工事費が特別に必要になる欠点があった。
で、配管工事費が特別に必要になる欠点があった。
又煙道に挿入する試料ガス採取管とフィルタ室のフラン
ジとの連絡部分で排ガスが露点温度以下に冷却されると
ドレンが発生し、これにゴミ焼却場などでは塩化水素が
溶解し、腐蝕性の激しいドレンとなるため採取管が腐蝕
して折損する事故が頻繁に発生する。
ジとの連絡部分で排ガスが露点温度以下に冷却されると
ドレンが発生し、これにゴミ焼却場などでは塩化水素が
溶解し、腐蝕性の激しいドレンとなるため採取管が腐蝕
して折損する事故が頻繁に発生する。
また折損に至らないまでも採取管の途中のドレン発生部
分において管路が閉塞される事故を生ずる危惧がある。
分において管路が閉塞される事故を生ずる危惧がある。
本発明は前記欠点を除去したもので、低コストにてかつ
設置上の設備費、工事費の低減化を図るとともに排ガス
の廃熱を有効に利用し、省エネルギー化を図る排ガスサ
ンプリング瀘過採取器を提供するものである。
設置上の設備費、工事費の低減化を図るとともに排ガス
の廃熱を有効に利用し、省エネルギー化を図る排ガスサ
ンプリング瀘過採取器を提供するものである。
以下に本発明の一実施例を図に基いて詳細に説明する。
第1図、第2図において、煙道内の排ガスは、採取管9
を介して均熱筒2内に入り、フィルタ1で埴過された清
浄なサンプリングガスは均熱筒2の円筒部11内の円筒
状栓11aに形成された流路を介して環状路11bを通
り両側の01Jング15でシールされて、パイプ16よ
り分析計13VC供給されて分析される。
を介して均熱筒2内に入り、フィルタ1で埴過された清
浄なサンプリングガスは均熱筒2の円筒部11内の円筒
状栓11aに形成された流路を介して環状路11bを通
り両側の01Jング15でシールされて、パイプ16よ
り分析計13VC供給されて分析される。
−万煙突壁12の開口内に挿入された排ガスサン。
プリングガス瀘過採取管全体を支持するために、煙突壁
に外面かn出するフランジ6に支持フランジ5を結合し
ている。
に外面かn出するフランジ6に支持フランジ5を結合し
ている。
支持フランジ5と7ランジ8は均熱筒2からの放熱を減
少する保護筒4と均熱筒2とを支持する。
少する保護筒4と均熱筒2とを支持する。
一方均熱筒2を露点温度シ以上110°C・〜120℃
に保持し内部のフィルタ室において排ガスが、凝縮しな
いようにするために、均熱筒2の外周にその中央部が密
接して軸方向に延びる4本のヒートバイブ3が設けられ
、このヒートバイブ3の一端受熱部は煙道内に突入し、
他J端放熱部は煙突壁12外方に突出し、保温に対し余
分な熱を放出するように、カバー1で取囲まれ、仕切板
、10により区画された空間内にある。
に保持し内部のフィルタ室において排ガスが、凝縮しな
いようにするために、均熱筒2の外周にその中央部が密
接して軸方向に延びる4本のヒートバイブ3が設けられ
、このヒートバイブ3の一端受熱部は煙道内に突入し、
他J端放熱部は煙突壁12外方に突出し、保温に対し余
分な熱を放出するように、カバー1で取囲まれ、仕切板
、10により区画された空間内にある。
この空間内に上部に空気比ロ16a下部に空気人口16
bが設けられ、ヒートバイブ3の放熱部は自然対流によ
り適度に冷却される。
bが設けられ、ヒートバイブ3の放熱部は自然対流によ
り適度に冷却される。
かくして通常200°C〜400°Cの煙道中の排ガス
によってヒートバイブ3の一端受熱部を加熱して、中央
部でフィルタ部を保温加熱し、さらに煙道外に突出する
他端放熱部で余分の熱を捨ててフィルタ部の排ガスの露
点温度以上110’C〜120℃程度に保持するもので
ある。
によってヒートバイブ3の一端受熱部を加熱して、中央
部でフィルタ部を保温加熱し、さらに煙道外に突出する
他端放熱部で余分の熱を捨ててフィルタ部の排ガスの露
点温度以上110’C〜120℃程度に保持するもので
ある。
以上に説明した本発明装置においては、従来の如く電気
加熱、蒸気加熱の如き欠点が全くなく、ヒートバイブの
等温作用を有効に利用して排ガスの熱によりフィルタ部
を排ガスの露点温度以上に保持し、フィルタの目詰りと
腐蝕の防止が図れる。
加熱、蒸気加熱の如き欠点が全くなく、ヒートバイブの
等温作用を有効に利用して排ガスの熱によりフィルタ部
を排ガスの露点温度以上に保持し、フィルタの目詰りと
腐蝕の防止が図れる。
又排ガスによる自己加熱となるので、電熱式や蒸気加熱
のように配線、配管に対する設備、工事が不要で、しか
も排ガスの廃熱利用による方式であり省エネルギ化が図
れ、保守管理必要も頗る低減しうる。
のように配線、配管に対する設備、工事が不要で、しか
も排ガスの廃熱利用による方式であり省エネルギ化が図
れ、保守管理必要も頗る低減しうる。
また採取管、フィルタ室、一次フィルタ前は全て排ガス
の露点温度以上に保持されているので、途中でドレン化
することがなく、従って採取管途中におけるドレンとダ
ストが同時に存在することによる管の閉塞事故も未然に
防止でき、腐蝕による採取管の折損事故もなくなる。
の露点温度以上に保持されているので、途中でドレン化
することがなく、従って採取管途中におけるドレンとダ
ストが同時に存在することによる管の閉塞事故も未然に
防止でき、腐蝕による採取管の折損事故もなくなる。
第1図は本発明装置の一実施における縦断面図、第2図
は第1図のA−A線に沿う断面図を示す。 図において、1はフィルター、2は均熱筒、3はヒート
バイブ、4は保護筒、7はカバー、9は採取管、13は
分析計を示す。
は第1図のA−A線に沿う断面図を示す。 図において、1はフィルター、2は均熱筒、3はヒート
バイブ、4は保護筒、7はカバー、9は採取管、13は
分析計を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 煙道中に排ガス採取管を挿入し、この採取管を通し
て導出した排ガスをフィルタ部を介して分析計に供給す
るものにおいて、煙道ガス中に一端の受熱部が曝され中
央部で前記フィルタ部を露点温度以上に保温し、他端の
放熱部が煙道外に突出するヒートパイプを具備すること
を特徴とする排ガスサンプリング濾過採取器。 2、特許請求の範囲第1項記載の排ガスサンプリング濾
過採取器において、排ガス採取管がこれと結合された均
熱筒内のフィルタ室に連通し、このフィルタ室を構成す
る均熱部外周にその中央部が密接したヒートパイプを有
することを特徴とする排ガスサンプリング濾過採取器。 3 特許請求の範囲第1項もしくは第2項記載の排ガス
サンプリング濾過採取器において、均熱筒の外方に放熱
を減少せしめる保護筒が設けられていることを特徴とす
る排ガスサンプリング濾過採取器。 4 %許請求の範囲第1項ないし第3項のいずれかの項
に記載の排ガスサンプリング濾過採取器において、ヒー
トパイプの放熱部を取囲むカバーが設けられ、このカバ
ーの内室内の上下部に空気出口と空気入口が夫々設けら
れていることを特徴とする排ガスサンプリング濾過採取
器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10873278A JPS5822691B2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | 排ガスサンプリング濾過採取器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10873278A JPS5822691B2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | 排ガスサンプリング濾過採取器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5535255A JPS5535255A (en) | 1980-03-12 |
JPS5822691B2 true JPS5822691B2 (ja) | 1983-05-10 |
Family
ID=14492120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10873278A Expired JPS5822691B2 (ja) | 1978-09-05 | 1978-09-05 | 排ガスサンプリング濾過採取器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822691B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138192U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | 竹岡 史等 | 冷蔵庫 |
JPH0427385U (ja) * | 1990-06-27 | 1992-03-04 | ||
KR20210079640A (ko) | 2019-12-20 | 2021-06-30 | 율촌화학 주식회사 | 광 투과 가변 기능을 갖는 소자 |
KR20210079639A (ko) | 2019-12-20 | 2021-06-30 | 율촌화학 주식회사 | 광 투과 가변 기능을 갖는 입자 및 이를 이용한 투과 가변 소자 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR870001398B1 (ko) * | 1984-05-24 | 1987-07-25 | 더 뱁콕 앤드 윌콕스 컴퍼니 | 필터를 가진 고온 표본 탐침장치 |
DE19850082B4 (de) * | 1998-10-30 | 2006-11-09 | Harry Kampmann | Anordnung einer Rauchgasentnahmesonde |
GB2481015B (en) * | 2010-06-08 | 2012-12-05 | Martek Marine Ltd | Device for sampling exhaust emissions |
JP7265925B2 (ja) * | 2019-04-25 | 2023-04-27 | 川崎重工業株式会社 | 排ガス導出ノズル |
-
1978
- 1978-09-05 JP JP10873278A patent/JPS5822691B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60138192U (ja) * | 1984-02-27 | 1985-09-12 | 竹岡 史等 | 冷蔵庫 |
JPH0427385U (ja) * | 1990-06-27 | 1992-03-04 | ||
KR20210079640A (ko) | 2019-12-20 | 2021-06-30 | 율촌화학 주식회사 | 광 투과 가변 기능을 갖는 소자 |
KR20210079639A (ko) | 2019-12-20 | 2021-06-30 | 율촌화학 주식회사 | 광 투과 가변 기능을 갖는 입자 및 이를 이용한 투과 가변 소자 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5535255A (en) | 1980-03-12 |
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