JPS5822528Y2 - 内張り保温カ−テン - Google Patents

内張り保温カ−テン

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Publication number
JPS5822528Y2
JPS5822528Y2 JP1976102141U JP10214176U JPS5822528Y2 JP S5822528 Y2 JPS5822528 Y2 JP S5822528Y2 JP 1976102141 U JP1976102141 U JP 1976102141U JP 10214176 U JP10214176 U JP 10214176U JP S5822528 Y2 JPS5822528 Y2 JP S5822528Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
curtain
water
convection
effect
Prior art date
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Expired
Application number
JP1976102141U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5320350U (ja
Inventor
村上寿章
長谷川武司
田中奉三
Original Assignee
ユニチカ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ユニチカ株式会社 filed Critical ユニチカ株式会社
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Publication of JPS5320350U publication Critical patent/JPS5320350U/ja
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Publication of JPS5822528Y2 publication Critical patent/JPS5822528Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A40/00Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
    • Y02A40/10Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
    • Y02A40/25Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor

Landscapes

  • Greenhouses (AREA)
  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)
  • Nonwoven Fabrics (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は農業用ハウス(以下ハウスという)等の保温、
特に夜間にかける保温または暖房用燃料費の節約のため
の保温に使用する内張り保温カーテンに関するものであ
る。
従来、・・ウス等の内張り保温資材としてはポリエチレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル等のフィルム類、
紙類、むしろ、マット類等が使用されてきたが、いずれ
も一長一短があり、満足しうるものはなかった。
たとえばフィルム状のカーテンは引裂強力が弱く、シか
も通水性が全くないためフィルム下面に水滴が多量に付
着したり、ハウス壁に付着した水滴が落下してフィルム
上面にた1つた9し、これによってカーテンの開閉時に
おいて作業者が濡れたり、作業時間が長くなり、フィル
ム同志が付着し易くなるため折りたたみが困難になる等
の作業面ばかりでなく、フィルム上、下面に付着し集合
した水がカーテンの開閉時に作物の上に落ちて花芽を痛
め、ひどいときには茎が折れたり、葉が落ちたりして大
きな減収となることがある。
それにも増してフィルム類等の通水性が全くないものを
被覆質材として用いた場合、その内部が異常なる多湿と
なるために病気が発生しやすく、場合によっては全滅と
いう事態も考えられることもある。
またマット類、むしろ類等についても被覆下の温度は異
常なる多湿とはならないが、とにかく嵩高で最重量のた
め開閉作業に不便であり、昼間開けている時に陰ができ
やすく、作物の生育にも障害となる。
また高重量のためにハウス自体の構造にも負担となる。
本考案はかかる欠点を改善せんとするものであって、断
面形状の長軸と短軸との比が1:1.5〜1:5である
1〜10デニールの合成繊維糸より構成された目付20
〜100S’/rr?の不織布よりなる内張り保温カー
テン1であり、ハウス2等の保温に使用するものである
合成繊維糸による不織布を使用するため強力が強いばか
りではなく、軽く、柔軟であり、ハウスの内張り施工や
開閉が容易である。
更にハウス内部がいかに多湿になっても不織布下面に多
量の水滴が付着することはなく、捷た不織布上面に水か
たすることは全くなく、したがって前記したように開閉
時に茎が折れたり、葉が落ちたシせず、また多湿による
病気の発生がほとんどない。
しかも保温性も単位重量当りでフィルムよりも優れてい
る。
本考案の不織布に使用する合成繊維糸はポリアミド、ポ
リエステル等の熱可塑性繊維であればいかなる繊維でも
良いが、農業用としては耐候性が重要視されるので長繊
維、特にポリエステル長繊維が好適である。
繊維の太さは1〜10デニールが最適であり、製造上の
コスト、耐候性等の点で1デニ一ル以上を要し、通水性
、柔軟性、作業性等の点で10デニール以下を要する。
繊維の扁平率は断面形状の長軸と短軸との比が1:1.
5〜1:5であり、これにより断面が円形の繊維より構
成した不織布の欠点である比較的大きな通気性、通水性
を適度に抑制し、しかもフィルムの非通水性による欠点
をも同時に防止するものである。
不織布の目付は20〜100グ/rrlが最適であシ、
保温性および強力等の面で20t/rr?以上が望1し
く、コスト、嵩高性等の面で100S’/J以下が望筐
しい。
ハウス内張りカーテンとしての保温資材の効用は内張シ
カ−テン内の暖空気ネ・よび暖められた地温を内張りカ
ーテン外の冷された空気と遮断することであり、保温効
用は伝導、対流、輻射の三要素の防止効用のうち、主と
して伝導および対流の防止効用に基づいている。
フィルム類では主として対流防止効用を利用しており、
すなわち暖空気と冷空気の対流を遮断して保温効用を奏
している。
不織布ではこの対流防止効用はフィルムに劣るが、実際
には・・ウス内はかなうの多湿であり、不織布の表面に
、は水膜が生じ、かな9の対流防止効用を有する。
本考案の不織布では扁平糸を使用するため、扁平糸によ
る対流防止効用があり、これに加えて水膜による対流防
止効用が存し、同効用によりフィルムに匹敵する対流防
止効用を有する。
すなわち、(イ)扁平糸による対流防止効用=扁平糸の
方が空隙孔が小さいため対流防止効用が大きい。
(ロ)水膜による対流防止効用=空隙カシ」・さいため
この部分に少量の水分でも水膜をはシやすい。
空隙率の一つの目安として通気性は丸糸の場合(50f
/rr? ) 140 cc/cA/ 8eCS扁平糸
の場合(50f /rr? ) 55 cc/crl/
5ee0以上JISL−1096フラ・2−ル法によ
る。
保温性の比較として丸糸、扁平糸共に目付40f?/r
ri’の場合、熱貫流率K (kcal/W?hr 1
:)は丸糸、3.85、扁平糸3.30となり、本考案
の不織布が熱の逃げにくいことを示している。
しかも不織布はフィルムに比較して2〜20倍の見掛比
容を有し、小さな空気層を多量に含んでおり、このため
フィルムよりも優れた伝導防止効用を有し、これにより
フィルムよりも総合的には優れた保温効果を示す。
不織布の表面に水膜が生じた場合にも、内部にはいぜん
として空気層が存在するため保温効果はほとんど変らな
い。
輻射防止効用については用いる素材により異なってくる
ので有効な素材を選択し、lた繊維中に防止効果を有す
る物質を混入することが望ましい。
本考案の内張り保温カーテンは軽くて柔軟であり、しか
も強力は大きく、多量の水滴が付着したり、水が上面に
た1つたジすることがないため、カーテンの開閉がきわ
めて容易である。
更に本考案のカーテンは扁平糸の不織布からなるので、
扁平糸による対流防止効果に加えて・・ウス内の空気の
冷却により生ずる不織布面の水膜による対流防止効果を
有し、しかも不織布内部の空気層による伝導防止効果を
も有するので、フィルムに比してすぐれた保温効果を有
する。
しかも不織布面の水膜の内外面への水の移行が可能であ
るので、保温カーテンの内部または外部が異常な多湿に
なった場合には不織布面に水滴を生じ、これが外部また
は内部へ移行し、そこで蒸発することにより、あたかも
湿気が不織布をその1i透過する効果があり、異常な多
湿の発生を抑制し、作物の病気の発生を減少することが
可能である。
3.5デニールで扁平率が1:3のポリエステル長繊維
からなる5 0 r /rrt’の不織布をハウス内冬
期保温用内張りカーテンとしてキュウリ栽培に用いたと
ころ、ポリエチレン0.05mmフィルムの内張カーテ
ンに比較して加湿燃料費が1/2以下となり、しかも水
滴の付着が非常に少ないため、作業性は極めて容易であ
った。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施態様を示す正面図である。 1 :内張シ保温カーテン、2:農業用ノ・ウスの外壁

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 断面形状の長軸と短軸との比がl : 1.5〜1:5
    である1〜10デニールの合成繊維糸より構成された目
    付2OS’/i 〜100f/Pr?の不織布よりなる
    内張り保温カーテン。
JP1976102141U 1976-07-29 1976-07-29 内張り保温カ−テン Expired JPS5822528Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976102141U JPS5822528Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29 内張り保温カ−テン

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976102141U JPS5822528Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29 内張り保温カ−テン

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Publication Number Publication Date
JPS5320350U JPS5320350U (ja) 1978-02-21
JPS5822528Y2 true JPS5822528Y2 (ja) 1983-05-13

Family

ID=28712346

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1976102141U Expired JPS5822528Y2 (ja) 1976-07-29 1976-07-29 内張り保温カ−テン

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5579772A (en) * 1978-12-13 1980-06-16 Bridgestone Cycle Co Luggage basket for bicycle
JPS6131662Y2 (ja) * 1980-11-04 1986-09-13
JPS5779092U (ja) * 1981-10-09 1982-05-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5339484Y2 (ja) * 1972-08-09 1978-09-25
JPS5653646Y2 (ja) * 1974-10-04 1981-12-14

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JPS5320350U (ja) 1978-02-21

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