JPS5821412Y2 - 燃料タンクのキヤツプ - Google Patents

燃料タンクのキヤツプ

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Publication number
JPS5821412Y2
JPS5821412Y2 JP1702578U JP1702578U JPS5821412Y2 JP S5821412 Y2 JPS5821412 Y2 JP S5821412Y2 JP 1702578 U JP1702578 U JP 1702578U JP 1702578 U JP1702578 U JP 1702578U JP S5821412 Y2 JPS5821412 Y2 JP S5821412Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel
measuring cup
gauge
cap
oil
Prior art date
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Expired
Application number
JP1702578U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54121322U (ja
Inventor
正明 鈴木
Original Assignee
ヤマハ発動機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ヤマハ発動機株式会社 filed Critical ヤマハ発動機株式会社
Priority to JP1702578U priority Critical patent/JPS5821412Y2/ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は混合油を使用する混合潤滑式の2サイクルエ
ンジンに用いられる燃料タンクのキャップに関するもの
である。
混合潤滑式の2サイクルエンジンにおいては、ガソリン
と潤滑オイルとを一定比率に混合した混合油を使用し、
エンジンを最適な状態で運転するためには、この混合油
の混合比を常に適正にしておくことが必要である。
しかしながら、エンジンの使用者にとっては、混合比が
適正になるよう正確にガソリン量と潤滑オイル量とを計
量することは非常に困難であることから、実公昭28−
7077号公報で示されるように、燃料容器を透明とし
、これに燃料の残量を計量するための目盛を設ける一方
、キャップ下面に目盛を有する計量カップを設けて、燃
料タンクへ注入する潤滑油量を計量する手法が知られて
いる。
この考案は上述のように、燃料容器とキャップに設けた
カップとの双方にそれぞれ計量目盛を形成するという不
便さを除去し、キャップ本体の内面に計量カップを設け
、この計量カップに燃料ゲージを備えると共にこの計量
カップの少なくとも一部に形成された透光部にオイルゲ
ージを備えることにより、燃料の注入時には潤滑オイル
の添加を忘れることがなく、かつ適正な混合比となる潤
滑オイル量を容易に計量できる燃料タンクのキャップを
提供することを目的とするものである。
以下図面に基いてこの考案を詳細に説明する。
第1図はこの考案に係るキャップの一実施例を示す一部
断面側面図である。
この図において符号1は燃料タンクであり、この燃料タ
ンク1には短円筒状の注入口2が溶着され、その外部突
出部分の外周にはねじ部2aが形成されている。
3はキャップであり、このキャップ3はキャップ本体4
と円筒状の計量カップ5とを備える。
キャップ本体4は前記注入口2のねじ部2aに螺入され
、注入口2を閉塞するよう形成されている。
計量カップ5は、円筒の一方の開口がキャップ本体4の
内面に当接するごとくキャップ本体4と一体に形成され
、計量カップ5の部分は透光性の部材で作られている。
なおキャップ本体4には前記注入口2に螺入された際、
注入口2の開口端縁との間の油漏れを防ぐためのシール
6が装着されている。
前記計量カップ5には燃料ゲージ7とオイルゲージ8と
が設けられ、燃料ゲージ7はこのキャップ3を注入口2
に螺着した時に、燃料タンク1内に残留する混合油が計
量カップ5に付着し、この付着位置によって残留燃料量
を読み取るように目盛られている。
すなわち、計量カップ5の開口部5a側から残留量が1
1.21・・・・・・と目盛られている。
一方オイルゲージ8は、キャップ3を注入口2より取り
はずし前記開口部5aを上方に向けて計量カップ5内に
潤滑オイルを注入した時に、この潤滑オイル量を読み取
るものであり、前記燃料ゲ−ジ7とは逆向きに目盛りが
付されている。
すなわち、前記燃料ゲージ7により読み取った残留燃料
量から燃料タンク1を満タンにするまでに要するガソリ
ン量に対応して適正混合比を得るための潤滑オイル量を
示すように目盛られている。
従って、例えば燃料ゲージ7の読みが11であったもの
とすれば、この残留燃料にガソリンを加えていって燃料
タンク1を満タンにするのに要するガソリン量に対応し
て、適正な混合比を得るために要する潤滑オイル量をオ
イルゲージ8の目盛1によって示しである。
このように構成されたキャップ3を使用するためには、
先ず螺入状態にあるキャップ3を注入口2から外し、そ
の時の混合油の燃料ゲージ7への付着の様子から残留燃
料量を知る。
次にガソリンを注入して燃料タンク1を満タンにすると
共に、計量カップ5に潤滑オイルを、前記燃料ゲージ7
から読んだ目盛に対応するオイルゲージ8の目盛まで注
入する。
そして、この計量された潤滑オイルを燃料タンク1内に
注ぐと共にキャップ3を注入口2に螺入すればよい。
以上説明した実施例においては計量カップ5はキャップ
本体4と一体に形成したが、それぞれ別体に形成した後
、両者を結合して一体的に構成してもよい。
また計量カップ5はキャップ本体4に着脱自在としても
よい。
なお、計量カップ5は全体が透光性の部材で作られるこ
とは必ずしも必要ではなく、少なくともオイルゲージ8
に対応する部分を透光性部材からなる透光部としてもよ
い。
この実施例では燃料ゲージ7の目盛は開口部5aをほぼ
起点(零)とするごとく付されているが、通常燃料の補
給は燃料タンク1が完全に空になる前に行なわれること
を考慮すれば、開口部5aを残留燃料量の零に目盛る必
要はない。
換言すれば計量ゲージ5の開口部5aは燃料タンク1の
底まで到達している必要はない。
なおオイルゲージ8の目盛はエンジンによって混合比が
変わるのに対応するよう付されねばならない。
例えば汎用エンジンや発動発電機ではガソリン容積と潤
滑オイル容積との比が25:1、船外機では25〜50
:1、またレース用自動二輪車でま20:1程度となる
ようにオイルゲージ8の目盛を付す。
第2図はこの考案にかかるキャップを発動発電機に適用
した例を示す一部切欠いた斜視図である。
すなわちフレーム9の上方に取り付けられた燃料タンク
1には計量カップ5を備えたキャップ3が螺入されてい
る。
なお、この図において10は混合潤滑式2サイクルエン
ジン、11は気化器、12は空気清浄器、13は排気マ
フラ、そして14は前記エンジン10によって駆動され
る発電機である。
この考案は以上のようにキャップ本体の内面に計量カッ
プを設け、この計量カップに燃料ゲージを備えると共に
この計量カップの少なくとも一部に形成された透光部に
オイルゲージを備えたので、ガソリンの補給時にはキャ
ップ本体内面に計量カップが突出しているので、潤滑オ
イルの添加を不注意により忘れるというおそれは無くな
るだけでなく、追加したガソリン量に対応して添加しな
ければならない潤滑オイルの量は燃料ゲージの目盛に基
いて直ちにオイルゲージによって知ることができるので
常に適正な混合比の混合油を得ることができる。
また、燃料計量用の目盛を計量カップに設けたので燃料
容器側には設ける必要がなく、シたがって目盛の形成が
容易に行ない得るという利点がある。
さらに実施例のように、計量カップをキャップ本体の内
面に一体的に設ければ計量カップを紛失するおそれが全
く無いばかりか、従来のように計量用の容器を外部に保
管する必要が無くなるので、潤滑オイルの計量の際に塵
埃等が混入することもない。
またこの実施例のようにキャップ本体と計量カップとを
合成樹脂などの一体成形により形成する場合には製造は
容易でかつ安価になる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係るキャップの一実施例を示す一部
断面側面図、第2図は同じく発動発電機への適用例を一
部切欠いて示す斜視図である。 1・・・・・・燃料タンク、3・・・・・・キャップ、
4・・・・・・キャップ本体、5・・・・・・計量キャ
ップ、7・・・・・・燃料ゲージ、8・・・・・・オイ
ルゲージ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キャップ本体内面に計量カップを設け、この計量カップ
    に混合油の付着により残留燃料量を読み取る燃料ゲージ
    と、前記計量カップの少なくとも一部に形成された透光
    部にこの計量カップ内に流入される潤滑オイル量を読み
    取るオイルゲージとを設けたことを特徴とする燃料タン
    クのキャップ。
JP1702578U 1978-02-15 1978-02-15 燃料タンクのキヤツプ Expired JPS5821412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1702578U JPS5821412Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 燃料タンクのキヤツプ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1702578U JPS5821412Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 燃料タンクのキヤツプ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54121322U JPS54121322U (ja) 1979-08-24
JPS5821412Y2 true JPS5821412Y2 (ja) 1983-05-06

Family

ID=28841630

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1702578U Expired JPS5821412Y2 (ja) 1978-02-15 1978-02-15 燃料タンクのキヤツプ

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JPS54121322U (ja) 1979-08-24

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