JPS5821362Y2 - 二方向加振機 - Google Patents

二方向加振機

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Publication number
JPS5821362Y2
JPS5821362Y2 JP1979015451U JP1545179U JPS5821362Y2 JP S5821362 Y2 JPS5821362 Y2 JP S5821362Y2 JP 1979015451 U JP1979015451 U JP 1979015451U JP 1545179 U JP1545179 U JP 1545179U JP S5821362 Y2 JPS5821362 Y2 JP S5821362Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shafts
vibration
weights
unbalanced
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1979015451U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS55115903U (ja
Inventor
昌之 馬瀬
Original Assignee
神鋼電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 神鋼電機株式会社 filed Critical 神鋼電機株式会社
Priority to JP1979015451U priority Critical patent/JPS5821362Y2/ja
Publication of JPS55115903U publication Critical patent/JPS55115903U/ja
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Publication of JPS5821362Y2 publication Critical patent/JPS5821362Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

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  • Apparatuses For Generation Of Mechanical Vibrations (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Jigging Conveyors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は三軸に夫々可変及び固定不平衡重錘を具え、テ
ーブル上の容器に左右、上下二方向の振動を加え、これ
を手動で簡単に切換えることができ、内容物の充填密度
を大きくする加振機に関する。
テーブル上に載置した容器に粉体原料やタバコの葉の中
骨等を充填する場合、その充填密度を大きくするため、
容器に振動を加えることは周知の通りであるが、斯る用
途に使用する充填機には、従来電磁石式振動発生機が一
般に用いられているが、振動空隙が小さく、充分な効果
が得られない欠点があった。
この他、共振式振動充填機等も使用されているが、一方
向のみの加振機であるということで長時間を必要とする
ばかりでなく、物によっては充分な充填効果が得られな
い等の欠点があった。
本考案は上記に鑑み、支持枠に配置した三軸に夫々固定
不平衡重錘と、自在に調整できる可変不平衡重錘とを取
付け、フレーム上に載置した粉体等を収納する容器に上
下、左右何れかの振動を加え、しかもその方向を調整用
可変不平衡重錘の角度を適宜手動で切換えることにより
、容器内の粉体等の詰り具合を効率よく密にする二方向
加振機を提供することが目的であり、以下図示する一実
施例について本考案を説明する。
図において1は、例えばタバコの葉をその茎の部分をス
レシングし、取出して分離した所謂、中骨のたる詰めや
、粉粒体等を容器に詰める場合、当該たるや容器を載置
して振動を与えるテーブルで、2はテーブル1の下方で
、はぼ中央部に複数個の不平衡重錘で構成される加振部
や、サイクロ減速機3等を載置して床上に据えつけるフ
レームである。
4は左右方向の振動用板ばねで、本考案を上下振動のみ
に使用する場合はこれを取外し、振動は防振用コイルば
ね5及び後述の各緩衝体で吸収する。
6はB軸の両端を支えられるものではなく、フレーム2
に設けられた上下振動緩衝用のゴムで、テーブル1がそ
の運転開始及び停止時に大きくゆれた場合や、或は大い
な負荷、即ち、荷重を乗せた場合の過大なたゆみを防ぐ
ものである。
この他、前後左右方向には夫々前後緩衝ゴム7や、左右
緩衝ゴム8が設けられる。
9,10は何れも軸両端部に設ける加振力調整用の可変
不平衡重錘であり、夫々ねぢ締めによるすり割が設けら
れている。
11は各軸のほぼ中央部に設けるギヤー12を挾むよう
な位置に取付けられた固定不平衡重錘である。
13は各軸端双方の加振部枠体に嵌着した軸受で、14
はA軸とサイクロ減速機3を連結するユニバーサルジヨ
イントである。
以上のような構成の本考案は、3軸を設けて上下、左右
(水平)二方向の何れかに加振し、これを手動で切換え
ることができるようにしたことを特徴とする加振機であ
り、運転に際しては水平、または重錘の何れか一方向の
みの加振力を利用するものである。
加振機の調整については、第3図で示すように先ず第1
に、上、下振動を必要とする場合は、B軸に取付けた可
変不平衡重錘を0%とし、第2に、左右振動を必要とす
る場合は、C軸に取付けた可変不平衡重錘を0%とする
従って、重錘B、C何れかの加振力は常に軸基準マーク
の0%に合せて使用され、残りの不平衡重錘2組の加振
力(%)を適宜調整して振幅を変化させるもので、これ
を第2図に示す重錘でその方法を説明すれば、第1に、
1本のシャフトに同一の不平衡重錘を2個取付け、夫々
を180°ずらして固定し、回転を与えるとその遠心力
は相殺される。
(単純に2個の重錘ではシャフトにモーメントが生ずる
為、一般には4個、または3個としてモーメントが生じ
ないように構成される。
)第2に、2本のシャフトに同一の不平衡重錘を取付け
、互に逆回転させると2本のシャフトを結ぶ方向の力は
相殺され、それに対し直角方向の力は倍加される。
本考案は、上述した第1及び第2を利用して3軸の加振
機を作成したものである。
即ち、軸Aと軸B、軸Aと軸Cを夫々歯車で連結し、こ
れにより軸Aに対し、軸B及び軸Cは夫々逆転する。
ここで、軸Bの発生遠心力を第1で述べたことにより0
とし、第2により上下方向の力を得る。
左右水平方向の力は、軸Cの遠心力を0とすることによ
り、軸Aと軸Bの合力で得られる。
尚、本考案においては、遠心力の変化だけではねじり振
動は発生せず・、その遠心力は常にシャフトのラジアル
方向に発生する。
因みに、上記振幅と加振力の関係式を示せば次の通りで
ある。
但し、AT :振幅(m/m)、F:加振力(kg)0
〜1700kg、W:テーブル重量、g : 9.80
0mm/2 以上のような本考案は、その作用の説明に替え、運転に
際しての注意を挙げれば、第1に、上下方向の振動の際
は、第1,2図に示す板ばね4を前取って必ず取り外す
次に第2として上下振動緩衝ゴム6のクリアランスH□
、H2,H3を予め設定された寸法にもとづいて確認す
る。
第3は当然のこと乍ら、たる、または容器のサポートの
締付状態を確認する。
第4に左右方向の振動を与える場合、前述の板ばね4は
、無負荷時に予めその取付高さにてボルト締めしておく
こと等である。
以上のような本考案によれば、従来型の一方向のみの加
振機に比べ、その処理時間を大きく短縮することができ
るばかりでなく、内容物の充填密度を高め、充填効率の
極めて高い製品を得ることができるという著しい効果を
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の構成の概略を示す正面図、第2図は本
考案の第1図をA−A’方向に看た矢視図、第3図は本
考案の加振部の要部断面図である。 1・・・・・・テーブル、2・・・・・・フレーム、4
・・・・・・左右(水平)振動用板ばね、5・・・・・
・防振用コイルばね、9゜10・・・・・・可変不平衡
重錘、11・・・・・・固定不平衡重錘、12・・・・
・・ギャー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フレーム上に設置した加振部の支持枠に、三個の軸を配
    置し、この各軸のほぼ中央部に相互に連携するギヤーを
    嵌着し、これらギヤーの両側部に固定不平衡重錘を取付
    けると共に、上記支持枠の外方で、夫々各軸端部に調整
    用重錘に設けるすり割を手動でゆるめ、半数づつの重錘
    の重なりを変え、遠心力を0〜100%に適宜調整後、
    軸に対し上記すり割を累締し、上下、左右二方向の振動
    が手動で1在に切換えられるように構成した調整用可変
    不平衡重錘を三個の軸に夫々設けたことを特徴とする二
    方向加振機。
JP1979015451U 1979-02-08 1979-02-08 二方向加振機 Expired JPS5821362Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979015451U JPS5821362Y2 (ja) 1979-02-08 1979-02-08 二方向加振機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1979015451U JPS5821362Y2 (ja) 1979-02-08 1979-02-08 二方向加振機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55115903U JPS55115903U (ja) 1980-08-15
JPS5821362Y2 true JPS5821362Y2 (ja) 1983-05-06

Family

ID=28837170

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1979015451U Expired JPS5821362Y2 (ja) 1979-02-08 1979-02-08 二方向加振機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6206962B2 (ja) * 2014-02-13 2017-10-04 ゼンウェルオーダード株式会社 物品搬送フィーダ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4915588U (ja) * 1972-05-13 1974-02-08

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JPS4915588U (ja) * 1972-05-13 1974-02-08

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