JPS58210501A - 穴の内径を測定する測定棒 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、穴の内径を測定する測定棒であって、同一横
断平面において測定棒軸心に対し直角に配置された案内
通路を有し、これらの案内通路の中に６１１１定棒外径
より突き出た接触子ボールが移動可能に支持され、これ
らの接触ボールの運動が穴内壁に接触した際に測定接触
子を介して好ましくは電子式測定装置に伝えられるよう
な測定棒に関する。

冒頭に述べた形式の測定棒はすでに西ドイツ特許第２４
５８０８３号明細書で知られている。その場合の測定棒
は管状体を形成し、その上に心出しブツシュが押し被せ
られ、接触ボールが通るための横穴を有している。接触
ボールは穴の内壁に接触した際、軸方向に移動する軸の
円錐部分に作用する。この軸方向移動は軸に接続された
変換器に伝えられ、測定値が表示される。このような測
定棒では大きな直径の穴しか測定できない。さらに測定
の際に内方に押されるボールが円錐の傾斜面において滑
り、それによって軸の軸方向移動が少なからぬ力の消費
のもとでしかできないので、間接的でそれにともなって
不正確な測定が行なわれるだけである。

本発明の目的は冒頭に述べた形式の測定棒を、小さな直
径の穴にも採用でき、高い費用なしに正確に測定できる
ように作ることにある。

本発明によればこの目的は、接触ボールがばね線に取り
付けられていることによって達成される。

その場合案内通路は底側か測定棒の端面に同心的に配置
された差込み部片によって形成できる。本発明の別の実
施形態において、案内通路は底側か傾斜面を備え、接触
ボールがこの傾斜面の上を滑り、そのばね線が測定棒に
対し平行に向けられた誘導測定接触子に固（接続されて
いる。

本発明の別の実施形態に基づいて、接触ボールのばね線
は接触ボールから出発し差込み部片を通って対角線状に
案内され、この差込み部片に固（接続されている。さら
に好ましい実施形態において測定棒の円周に亘って均一
に分布された４つの案内通路が設けられ、これらの案内
通路にそれぞれ１つの接触ボールが移動可能に支持され
ている。

差込み部片はその中央のねじ棒で測定棒の縦軸に配置さ
れたねじ穴にねじ込まれる。

本発明の特別な利点は全体の構造が小さいということで
あり、従って小さな直径の穴を正確に測定することがで
き、適当な電子装置で測定値を評価することができる。

ばね線に取り付けられた接触ボールによれば小さな空間
で済む。接触ボールあるいはこれに接続されたばね線は
直接誘導測定接触子の測定インセットに作用する。ボー
ルの移動および測定値の受渡しには非常に僅かな力が必
要とされるだけである。測定棒がまず差込み部片で測定
すべき穴の中に挿入されることによって。

測定ボールの損傷はほとんど防止される。差込み部片を
色々な外径のものと代えることによって測定棒は色々に
採用できる。

以下図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明す
る。

測定棒１は１つのケーシングからなり、このケーシング
の中には同心円の上にそれぞれ９０°だけ互にずらされ
た誘導測定接触子２が穴１５の中において設置されてい
る。その場合誘導測定接触子２は測定棒長手軸心に対し
平行に向けられて、締伺はブツシュ３およびそこにねじ
込まれたねじビン４によって保持されている。測定棒１
の中央部片５はその端部が突き出し、中央にねじ穴６を
有し、このねじ穴６の中にねじ棒７がねじ込まれている
。

このねじ棒７は端面に同軸的に設けられた差込み部片８
と一体に形成されている。この差込み部片８は円周に亘
って均一に分布された４つの凹所９を有し、これらの凹
所９は測定棒軸心に対し直角に走り、底側に傾斜した面
１０を有している。誘導測定接触子２の測定インセット
の端部にはばね線１２が測定棒軸心に対し平行に固定し
て設けられ、これらのばね線の自由端には接触ボール１
３が設けられ、この接触ボール１３が傾斜面１０に接触
し、測定装置の休止状態において案内通路１４から外側
に幾分位置するように取り付けられている。全部で４つ
の誘導測定接触子２が設けられ、各誘導測定接触子２！
／ｃはそれぞれ１つのばね線１２がそこに固定された接
触ボール１３と共に接続されている。測定棒１の差込み
部片８がある穴の中に挿入されると、接触ボール１３は
半径方向内方に押圧される。

この接触ボール１３は傾斜面ｌＯの上を強制的に上方に
向って滑らされる。測定棒の軸方向におけるこのストロ
ークはばね線１２を介して誘導測定接触子２に与えられ
、判別され、測定された穴直径に対する大きさを形成す
る。測定棒１の穴の中への挿入は接触ボール１３を傷つ
けることなしに行なわれる。

第４図、第５図および第６図は測定棒１６”の別の実施
形態を示している。測定棒１６の中には同心円上にそれ
ぞれ９０°だけ互にずらされた４つの誘導測定接触子１
７が配置されている。測定棒軸心に対し平行に向けられ
た誘導測定接触子１７はその下側端面に、接触ボール１
８と共同して作用する測定インセラ）２２を有している
。測定棒１６の端面側端に設けられた差込み部片１９は
９００だけすらして配置された４つの案内通路側を有し
、これらの案内通路側は同一横断平面内にありかつ誘導
測定接触子１７の縦軸心と一致している。案内通路側の
中には接触ボール１８が移動可能に支持して設け”られ
ている。接触ボール１８はばね線２１に取り伺けられて
いる。これらのばね線２１はそれぞれ差込み部片１９の
中を対角線上に案内され、この差込み部片１９に固（接
続されている。測定棒１６の下側部分が穴の中に挿入さ
れると、接触ボール８は穴の内壁に接触し、それによっ
て半径方向内方に押圧される。ばね線２１に取り付ける
ことによって、接触ボール１８は曲線運動を行ない、そ
の垂直な分力は誘導測定接触子１７の測定インセットに
向けられ、それによって測定された穴の大きさが検出さ
れ、判別され、表示される。

【図面の簡単な説明】

第１図は誘導測定接触子の測定セットにばね線が接続さ
れている測定棒の断面図、第２図は第１図における測定
棒の頭部の拡大断面図、第３図は第１図におけるｎｔ−
■線に沿う断面図、第４図は差込み部片にばね線が取り
付けられている測定棒の断面図、第５図は第４図におけ
る測定棒の頭部の拡大断面図、第６図は第４図における
Ｖｌ−ＶＩ線に沿う測定棒の断面図である。 １：測定棒、２：誘導測定接触子、３：締付はブツシュ
、４：ねじピン、５：中央部片、６゜７：ねじ穴、８：
差込み部片、９：凹所、１０：傾斜面、１１：測定イン
セット、１２：ばね線、１３：接触ボール、１４：案内
通路、１５：穴、１６：測定棒、１７：誘導測定接触子
、１８：接触ボール、１９二差込み部片、２ｏ二案内通
路、２１：ばね線、２２＝測定インセツト。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）穴の内径を測定する測定棒であって、同一横断平面
   においで測定棒軸心に対し直角に配置された案内通路を
   有し、これらの案内通路の中に測定棒外径より突き出た
   接触子ボールが移動可能に支持され、これらの接触ボー
   ルの運動が穴内壁に接触した際に測定接触子を介して好
   ましくは電子式測定装置に伝えられるような測定棒にお
   いて、接触ボール（１３，１８）がばね線（１２゜２１
   ）に接続されていることを特徴とする穴の内径を測定す
   る測定棒。 ２）案内通路（１４，２０）が底側か測定棒（１，１６
   ）’の端面に同心的に配置された差込み部片（ｓ、ｘｄ
   ）によって形成されていることを特徴とする特許請求の
   範囲第１項に記載の測定棒。 ３）案内進路（１４）が底側か傾斜面（１０）を備え、
   この傾斜面（１０）の上で接触ボール（１３）が滑り、
   そのばね線（１２）が測定棒（１）　［対し平行に向け
   られた誘導測定璧触子（２）と固く接続されていること
   を特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載
   の測定棒。 ４）ばね線（２１）が接触ボールから出発して差込み部
   片（１９）の中を通って対角線状に案内され、この差込
   み部片（１９）に固く接続されていることを特徴とする
   特許請求の範囲第１項・または第２項に記載の測定棒。 ５）円周に亘って均一に分布された４つの案内通路（１
   ４，２０）が設けられ、これらの案内通路（１４゜２０
   ）の中にそれぞれ１つの接触ボール（１３，１８）カ移
   動可能に支持されていることを特徴とする特許請求の範
   囲第１項ないし第４項の何れかに記載の測定棒。 ６）差込み部片（１８、１９）がその中央のね口棒（７
   ）で測定棒（１，１６）の長手軸心に配置されたねじ穴
   （６）の中にねじ込まれていることを特徴とする特許請
   求の範囲第１項ないし第５項の何れかに記載の測定棒。