JPS5820988B2 - 液体状炭化水素からカ−ボンブラックを製造するための方法及び装置 - Google Patents

液体状炭化水素からカ−ボンブラックを製造するための方法及び装置

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JPS5820988B2
JPS5820988B2 JP48125571A JP12557173A JPS5820988B2 JP S5820988 B2 JPS5820988 B2 JP S5820988B2 JP 48125571 A JP48125571 A JP 48125571A JP 12557173 A JP12557173 A JP 12557173A JP S5820988 B2 JPS5820988 B2 JP S5820988B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/44Carbon
    • C09C1/48Carbon black
    • C09C1/487Separation; Recovery
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C09DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • C09CTREATMENT OF INORGANIC MATERIALS, OTHER THAN FIBROUS FILLERS, TO ENHANCE THEIR PIGMENTING OR FILLING PROPERTIES ; PREPARATION OF CARBON BLACK  ; PREPARATION OF INORGANIC MATERIALS WHICH ARE NO SINGLE CHEMICAL COMPOUNDS AND WHICH ARE MAINLY USED AS PIGMENTS OR FILLERS
    • C09C1/00Treatment of specific inorganic materials other than fibrous fillers; Preparation of carbon black
    • C09C1/44Carbon
    • C09C1/48Carbon black
    • C09C1/50Furnace black ; Preparation thereof

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
  • Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は燃焼室における炭化水素の部分燃焼の間に、
熱分解によって、酸素含有ガス殊に空気の存在下で、液
体及び/又は気体状炭化水素原料からカーボンブラック
を製造するための方法及び装置に関する。
液体及び気体状炭化水素からカーボンブラックを製造す
るための方法は知られている。
通常、液体状の炭化水素からのカーボンブラックの製造
において知られる総べての方法及び関連する装置は、炭
化水素を含有する原料を空気き共に熱的に絶縁された容
器又は普通の容器中で不完全燃焼することを伴い、そこ
で炭化水素の一部は燃焼され、残りはこのようにして形
成された燃焼熱によって分解される。
知られる全ての方法においては、加熱又は燃料ガス例え
ば天然ガス、プロパン、石油蒸留蒸気等は遊離酸素を含
む充分な量の気体、通常は空気と共に添加され、そして
反応器中で燃焼されなければならなくて、カーボンブラ
ックの生産用の通常液体状の出発生成物は火焔中又はそ
れらの燃焼生成物中にスプレーされる。
通常加熱ガスの完全燃焼に必要な量以上の空気がカーボ
ンブラック窯に供給され、その結果として、しかし、液
体状炭化水素の非常に少ない部分のみが加熱ガスと燃焼
される。
更に、これらの方法によるカーボンブラックの製造にお
いては、生成物の一部がその後別に捕潰されなければな
らない粗大炭素粒の形態で現われる。
既知の総ての製造方法は大変な高温で、1300℃以上
の範囲で操作される。
反応室の反応、燃焼系統及びカーボンブラックの品質を
左右する操作条件は調節に困難な因子を伴う。
加えて、製造されたカーボンブラックはしかも連続的な
噴霧水で急冷されなければならない。
既知のカーボンブラック製造方法において使われる装置
は金属性又はほぼ水平な反応器からなり、熱分解は熱伝
導性耐火被覆を施した金属反応管又はその他の無被覆管
を備えた金属性反応管中で行われる。
又この装置はその他長さよりも大きい直径を持つ第一オ
ーブンシリンダーからなり、これに第ニジリンダ−が軸
線方向に連結されるのである。
ガス状炭化水素からカーボンブラックを製造する既知の
方法においては、ガス混合物の反応は101程度の容量
の比較的小さい容器中で行なわれ、その中にガス混合物
が取入弁を通して周期的に導入され、そこから反応後排
出弁を通じて周期的に取り出される。
充される室光りについて大変に低い収量が各反応につい
て得られ、その結果としてこの方法の経済性は不満足で
ある。
更に、既知の方法においては、液体状炭化水素又は他の
容易に点火する原料を供給して操作することが必要であ
る。
チャンネル法と称する他の方法が知られているが、この
方法においては「ホットハウス」内で多数の小火焔によ
り燃焼される。
燃焼の持続に必要な酸素は空気を供給することによって
充足される。
小火焔が徐々に鋼チャンネル中で前後に動かされ、同時
にカーボンブラックは固定された鋼板を離れて、カーボ
ン粗大粒分離器にはこぶためのコンベヤーパケット中に
落下する。
カーボンブラックは分離器に吹き込まれ、ここで重質粒
子(グリッド)が分離される。
この方法ではカーボンブラック歩留りは非常に低く、即
ち供給炭素成分の5係以下で、そしてこの方法で製造さ
れる製品は特に顔料用カーボンブラックとしてはしたが
って非常に高価につくという欠点がある。
この発明の目的は既知の装置の欠点に支配されないで、
同じ装置の使用で幅広い種々の型のカーボンブラックに
ついて高収量でカーボンブラックの製造を可能にする、
カーボンブラックの製造のための方法及び装置を提供す
るものである。
この発明は簡単に言えば、炭化水素と酸素含有ガスは窯
の反応帯にそれらが入れられる前に予備調整され、その
上で同一のガス状態で反応ゾーンに導入される。
得られた反応生成物は冷却され、次いで分離される。
この方法を遂行するための装置は燃焼室が挿入端又は側
壁にヘッダーを持ち、ヘッダー内には複数の前室が燃焼
断面全域にわたって分配されるように取り付けられるこ
とを特徴とし、更に燃焼排出側に、反応生成物用冷却器
、燃焼支持ガス用予熱器、及びさらにカーボンブラック
分離用分離装置を備えであることを特徴とするものであ
る。
この発明を更に実施例により添附の図面にしたがって述
べる、図中、 第1図はカーボンブラックの製造のための完全な設備の
操作ダイヤフラム、 第2図は第1図による設備の説明図で、その要部を示す
、 第3図は第1図の系の燃焼室のヘッダーを通る横断面図
である。
第4図はガス状炭化水素を酸素含有ガスと混合するため
の混合装置の横断面図である。
第1図において、液体状炭化水素の搬送用管(これは略
して「油管」と称する)、は実線で示され、同時に破線
は空気管及びダクトを示し、点線は制御線17を示す。
温度検知器C側聞番号23.35による温度表示計、及
び12による閉止弁によって示される。
第1図の系において、例えば、重油のような炭化水素、
及び空気のような酸素含有ガスがカーボンブラックの製
造に使われる。
排出側を覆っていてヘッダー81を備える燃焼室1があ
り、隣りに連結された部分と同様これらは燃焼壁構造又
はヘッダー81に備えられた予熱バーナー4によって加
温される。
予熱バーナー4にはガス、例えばプロパンがガスタンク
10から供給管1を経て供給され、電動機によって駆動
される空気ブロワ−から管7を経て燃焼を支持するため
の空気が供給される。
予熱バーナーの消費ガスは燃焼室1の中に流れ、燃焼室
から膨張ちょう形弁84を備える遷移部分2を経て冷却
器8に入りそして空気予熱器9の中に流れる。
後者を離れて後、消費ガス又は煙ガスとして示される燃
焼生成物は捕集漏斗又はコーン及び連結ダクト85を通
り、カーボンブラック分離器108,109に、そして
そこから煙突75に進む。
煙突75の設計及び構造に依存するけれども、第1図に
示すように煙突75の前に電動機73によって駆動され
る吸引ブロワ−74を設けることが必要かもしれない。
第1図の左に示される重油の制御のための装置は実用的
な圧力のない供給管20を経て予熱供給タンク18と連
結される貯槽11を含んでいる。
供給線20には閉止弁12、フィルター13、モーター
15によってそれぞれ駆動される二個のロークーポンプ
(一個は予備として)、及びバイパスを備える測定装置
16が間に備えられる。
供給タンク18には制御線11を経てロータリーポンプ
14のモーター15と連結している水位検知スイッチ1
9が設けられる。
温度調整器22(約40℃に温度を調整するための)及
び温度表示装置35に連結された温度検知器23のよう
なサーモスタット21を備えた加熱素子が供給タンク1
8に設けられる。
導管25が供給タンク18から調整弁26を経て導かれ
、その一つは一対の圧力ポンプ27に対する予備作業用
で、もう一つは予備用で電動モーター28によってそれ
ぞれ駆動され、約30気圧の圧力を与える。
圧力線29は加熱素子30を備え、サーモスタット32
及び温度調整器33により制御される貫通ヒーター31
に導かれる。
重油は約130℃に加熱され、ヒーター31から、そこ
から供給タンク18までのリターンライン24及び第1
図にその二つが示される多数の注入ノズル43用の分配
管42のための排出圧力線36がある圧力調整器34に
流れる。
スプレーノズル43に流れる油の量はリターンライン3
7、供給量調整器38及び制御モーター39からなる計
量調整器によって調整される。
油注入圧力計40及び温度検知器23は圧力線36に設
けられ、その量は表示装置35に表示される。
スプレーノズル43に供給する各線の各々に流量監視器
41及び閉止弁が設けられる。
スプレーノズル43への重油の供給率は、例えば800
Kt1時で、ロータリーピストンカウンター45で計
測され、この出力信号は伝送器によって空気信号に変換
される。
この空気信号はスプレーノズル43に対する供給率を表
示するための表示装置46に供給され、空気−油比の調
整のための比率継電器4γ、空気比調整器48及び空気
範囲調整器49に供給される。
燃焼空気は電動機54によって駆動されるブロワ−53
により供給される。
範囲調整器49によって調整された空気駆動方法50を
持つダンパー弁がブロワ−53の吸引取入口52の制御
のために設けられる。
ブロワ−53に流れる圧力ダクト55には、そこで圧力
差が測定され、それに基づき空気演算継電器57が空気
供給比(約3000 700ONm’ )を演算するメ
ジャリングダイヤフラムが設けられる。
空気供給比表示器56は演算継電器5Tの信号を表示し
、またこれは比率調整器48に供給される。
圧力線55は燃焼空気を約300℃まで加熱する空気予
熱器9のインテークマニホルド59に注いでいる。
予熱器9の温空気出口62を出た燃焼空気は導管61を
経て、分配室63に進み、分配室から開孔68を経て前
室82に送られる。
圧力計64及び温度検知器23が導管67に設けられる
温度検知信号は制御線17を経て、最終分離器109の
もう一つの温度検知器によって感知された温度も又表示
する温度表示計35に与えられる。
空気供給比を測定するためのメジャリングダイヤフラム
は圧力ライン67の中に設けてもよい。
燃焼室1は空気アンダープレッシャー調整器70及び集
計範囲制御71に信号を送るための伝送装置69を備え
る。
これらの装置に関するこの上の詳細については後記の表
Vに示される。
調整器70及び71は所望の維持しようとする圧力値、
これは手動で設定され、例えば水の数ミリメートルのよ
うな低圧、に対応して操作され、この所望値に対する検
出された偏差を表示する信号を供給し、これは次いで、
測定された圧力偏差を修正するため煙突75に調節ダン
パー77の位置を調節する空気駆動を操作する。
煙突75は引用番号108によって表わされるカーボン
ブラック分離装置から123を経て来る残留ガスを排出
し、今述べたダンパー77の調節は燃焼室1及びこれと
つながっている装置部分に調節された低圧を維持する。
二個の温度検知器23及び二個の温度指示計35は前室
82が中に造られるヘッダー81の形態で除去可能なカ
バーに造られている燃焼室に備えられる。
シリンダ状の燃焼室壁83はその出口側に遷移部分2に
よって与えられるテーパー付きの遷移部分を持ち、これ
に最大1200℃の温度で、それに入る反応生成物を冷
却させる空気冷却器8に連結される。
冷却された反応生成物は直ちに空気冷却器から、反応生
成物を冷却し、燃焼を維持するために供給される空気を
暖める熱交換として働く予熱器9の冷却側に行く。
反応生成物はカーボンブラックのある量が分離され、い
くつかのサイクロン装置で構成できるサイクロン型の予
備のカーボンブラック分離器108に導くダクトに達す
る時は約300℃である。
残留反応生成物は温度検知器23によりダクト入口で測
られる約250℃の温度で、連結ダクト112により、
残留カーボンブラックが他の反応生成物からすべて分離
されるフィルター型の最終カーボンブラック分離器10
9に導かれる。
残留ガスは吸引取入口107を経て吸引ブロワ−74に
、そして次いで煙突75に行く。
分離器108及び109で分離されたカーボンブラック
はカーボンブラック出口開孔111を通って水平カーボ
ンブラックコンベヤ113に落下し、そこからカーボン
ブラックが集積コーン119を備える捕集ホッパーの上
端に達するまでに、カーボンブラック圧縮装置110例
えば圧縮効果をもたらすように重りを備えているちょう
番付きフラップが内部に作られている傾斜した上昇コン
ベヤ14に送られる。
捕集ホッパー118の上には電気モータ116によって
匍脚され、その中にはカーボンブラックが案内容器11
5を通して送られる、カーボンブラック用ベーン型供給
弁117がある。
集積コーン119の下には、カーボンブラックスケール
120、スケールプラットホーム122及びバッキング
容器123を備える、カーボン用充填装置121が設け
られる。
カーボンブラックコンベヤーの部分111゜113及び
114の予熱を可能にするために、閉止ダンパー(示さ
ない)を備えた連結ダクト76が案内ベッセル115と
吸引ブロワ−14の吸引取入口107との間に配置され
る。
ダクト76のダンパーが開かれると、消費されたガスは
分離装置の上部と同時に下部を通って旋回され、この形
態の操作は燃焼室の予備加熱中、コンベヤ装置をあたた
めるのに使われる。
第2図は装置の配置を示し、第1図より更に詳しく示す
この図においては第3図も又同しだが、同じ引用番号が
同じ構成要素に対して使われる。
装置の構成設備は支柱100,104及び106によっ
て基盤又は他の用意された場所105に定置され、他方
、ブロワ−53,101、供給タンク18、及び重油原
料用予備調整装置1i−ssは他の設備の下の地下に都
合よいように置かれる。
中央の操作及び制御の設備は第2図に示したが、これは
離れた又は遠隔の場所に適切に設ければよい。
ブロワ−101は、反応生成物ガス(簡単に煙ガスと称
する)の冷却用に働く、ブロワ−101は直接に煙冷却
器8のインプットマニホルド102に連結される。
それによって暖められた空気はダクト103を経て煙突
15に導かれる。
ブロワ−101の冷空気供給量は、煙が充分に高い温度
で燃焼空気予熱器に入り、予め決められた温度で出るよ
うに、排出漏斗コーン86で、温度検知器23により測
定された温度の関数として、スロットル弁51により調
節される。
第3図は空気分配室63とつながり燃焼室に取りつけら
れる燃焼室1のヘッダー81を示す。
予熱バーナー4はこの組立図の中央に置かれ、燃料及び
空気ライン3及び7がこれと連結される。
前室82と連結されたスプレーノズル43が燃焼室1の
全断面上に均一に分配される。
注入ノズル43は伸縮自在な管90に連結され、その各
々の他端には可撓性管(図示してない)が供給分配管4
2に対して必要な連結を与えるためにつなぐ位置用カッ
プリング91が設けられる。
止めネジ129により所望の位置に堅固に保持すると同
時に、スプレーノズル43を備える管90の伸縮を可能
にするため、管90保持用のフランジ状ホルダー92が
空気分配室63のカバーに設けられる。
第1図に示された管90に設けられた要素、閉止弁12
、流量監視器41及びポンプ88は、第3図において簡
略化のため除いた。
拡散器として言及する分配装置137は注入ノズル43
の隣に適切に取り付けられる。
朝顔型の前室82は144で示される適切なセラミック
構造材でヘッダー中に作られる。
アンチチャンバー82の長さは炭化水素原料を完全に気
化するのに充分でない。
ヘッダー81は燃焼室1の円筒部にボルト止めされるヘ
ッダーフランジ92を備える。
後者は耐熱金属板で作られたシリンダー状壁93を持っ
ている。
冷却及び加熱コイル94を持つ燃焼室の金属さや体93
をそなえるのが実際的で、それの一つが第3図に示され
る。
加えて、金属壁の外部を絶縁層又は絶縁体95で覆うの
が望ましい。
もしも、第1図及び第2図に関して述べた装置が原料と
してはガス状炭化水素で運転されれば、要素11−58
は必要ではない。
予熱器のインティクマニホルド59において、第4図に
示す混合装置はついでフランジ180により連結される
混合装置の位置166において、二個の管状導管はいっ
しょになり、その一つは減圧弁148、適切な充填材1
55例えば錆のついてないステイールウールで充された
均一化容器154、調節できるダイヤフラム160、及
びスイッチ162により制御される電気駆動器161を
備えるダイヤフラムゲイト弁159、そして最後に狭い
導管164を経て用意されたガス状炭化水素を供給する
位置166に導く他の導管165は電動モーター151
により駆動されるブロワ−150から、燃焼空気を、減
圧弁152、適当な充填材155の充された均一化容器
154、手動163で制御される調整ダイヤフラムを持
つダイヤフラムゲイト弁157、そして最後に太い管部
分165を、経て供給する。
管164と165の合流部166に、ベンチレーター1
70を備える混合吸引ブロワ−169、多段スイッチ1
71及び多段電動モーター172が、切目のある翼又は
仕切り壁176を備える均−北路175の中に混合物を
移送するために配置される。
均一化装置175の出口側に、適当な充填材の充填物1
78及び膨張安全弁179をもつ逆圧防止用チェック容
器177が設けられる。
制御マノメータ156が混合装置の種々の場所に設けら
れる。
第4図にしたがって、建設された混合装置においては、
ガス状炭化水素原料用のダイヤフラムゲイト弁159は
空気供給用ダイヤフラムゲイト弁と独立に操作すること
ができ、各々は所望の流量に独立に調節及び調整するこ
とができる。
管部164及び165は、望まれるカーボンブラックの
品質にしたがって、望まれる混合比に、これは例えば一
部のガス状炭化水素に対して四−大部の空気でよい、に
なるよう大いに異なっている横断面を持っている。
位置166で、混合物が形成され、これはブロワ−16
9の後の均−北路175で完全に混合されることになる
一定の混合比を確保するために二個のダイヤフラムゲイ
ト弁の前で圧力を一定に保持するのがよい。
調整ダイヤフラムの調節によってガス又は空気のいずれ
か一方を調整することができるので、総べての品質のカ
ーボンブラックを製造することができる。
各品質のカーボンブラックに対する最適混合比を試験運
転によって適宜に決定することができる。
原料として液状及びガス状炭化水素を用いるカーボンブ
ラックの製造のための化学的根拠は高温でパラフィン系
炭化水素を、その構成成分の炭素及び水素に分解するこ
とにある。
既に900℃で始まり、温度を増すと収量を増す反応は
熱を吸収し、次の方程式によってカーボンを分離して完
了する。
例えばメタンについては、 (2) CH4→C+ 2 H2(Δ)(= 17.
87Kcal)液状又はガス状炭化水素の熱分解でもた
らされる連続取り出しのカーボンブラックを製造するた
めに、反応に要する熱は空気と供給炭化水素の部分燃焼
によって直接に反応工程に供給される。
それ自身の分解反応に伴って、次いで、熱遊離反応が次
の方程式にしたがって起る。
例えばメタンについては、 (4) 2CH4+2.502+1ON2→C02+
CO(ΔH=201.2Kca6) +2H20
+1ON2同時に反応物の一部が次の方程式にしたがっ
て結合する。
(5) CH4+ H20→CO+3H2炭化水素−
空気比の調節によって、総べての反応を最適な基盤の上
で、好ましくは1000及び1200℃の間で行わせる
ことができ、反応生成物から得られるカーボンブラック
の品質を再生可能な方法で調節することができる。
このように、カーボン供給量の割合に関して、10の収
量に対して85%の重油を使い又は10に対して35%
の天然ガスを使う異なった仕様で、高い量のカーボンブ
ラックを製造することが可能である。
加熱ガスとして有用な残留ガスの多少の量は副成物とし
て形成される。
炭化水素及び酸素含有ガスは正確にはかられた量(比)
で供給され、ここで述べた装置に供給するために調節さ
れるべきである。
この場合における調節は前室82中への入口の前及び/
又は後に行われる。
第1図及び第2図で述べた系統において、重油は約12
5℃に加温され、測定され、約25気圧の圧力に置かれ
、その後火の調整即ち、前室82における気化及び蒸気
化が行われる。
実際に完全に均一化されたもののみで、ガス状の混合物
が燃焼室1の反応ゾーンの中に入る。
ガス状炭化水素の場合、調節は前室82に導入される前
に充分に完了されるが、前室自身において、前室82の
温度が600℃以上なので、混合物のその上の加温が起
る。
液状炭化水素と、空気予熱器9で調整(即ち、加熱)さ
れた燃焼空気との混合は第1図による装置の場合の前室
82で起るが、装置の配置において、出発原料として気
体状炭化水素で操作するときはこの混合は第4図による
混合装置で起る。
この発明の方法を遂行するために重要な前室82は燃焼
室1に比べて比較的小さい。
前室82を、燃焼室1の横断面を均等にわたって配置す
るのが望ましい。
前室82を収納するためのセラミック材144のヘッダ
ー81はしたがって充分な強度を持っていなければなら
ない。
原料として液体炭化水素が使用される時の操作の安全の
改良は第1図に示すように、流量監視器41の前の分配
管42の各校に、−又はそれ以上のモーター(図示しな
い)によって駆動される移送調節ポンプ88が備えられ
れば、得られる。
これらは一瞬の圧力から独立して、実際的に一定量及び
比率の移送を与えるだろう。
異物の存在に起因して注入ノズル43に部分目詰りが起
れば、相当する移送調節ポンプ88内の圧力が上がり、
異物はそれによって放出され得る。
移送調節ポンプ88が使用される際は、圧力ライン36
において圧力を低げることができる。
次の表に、この発明によって重油から製造された5種の
カーボンブラックの製造において得られた測定データ、
またこの発明による装置で製造できる12種の異なった
種類のカーボンブラックの性質、が示される。
分析結果によれば、原料は非常に重い残留油で1ある。
まだ更に種々の組成の芳香族重油が使われる。
商標「フロスラス」に基づいて製造された上記等級の間
の中間型はこの発明装置及び方法で同様に製造され得る
この発明によりガス状炭化水素から製造された二種のブ
ラックに対する分析結果 同じ天然ガス原料から、また他の異った「フロスラス」
型のカーボンブラックが製造された。
次の表は設備及び工程を全体として明瞭にするために、
どちらかといえば上に簡略に述べた第1図の装置のいく
つかの要素の性質に関する有用な情報を示す。
更に別の天然ガスの組合せがカーボンブラックの製造に
使われ、例えば (a)−メタン(CH,)−97,2%、エタン(C2
)(6)−2,1%、及び窒素(N2)−〇。
7%(容量)、及び(b)−メタン(CH4)=83.
4%、エタン(C2H6)=8.6%、プロパン(C3
H8)=3.2%、ブタン(C4H10) =0.7%
、ペンタン(C5H12) =o、o iチ、及び窒素
(N2)=4.0%(容量)空気が酸素含有ガスとして
使われる二つの測定の結果が下に与えられる。
カーボンブラックl Kpの製造に次のものが要求され
る。
タイプ200:空気10.2Ni及び重油2.4にノ上
述の分析によれば、重油の完全燃焼のためには重油I
Kpに対して空気10.27Nty/が必要であり、し
たがって、上側において供給される空気量は重油の完全
燃焼に要する最小空気量の タイプ200では約41% タイプ400では約57.5% である。
容積で約9〜11%のC02及び容積で約6〜7チのC
Oが最も多い成分で、これに反してH2、CH4及びC
mHn成分(重質炭化水素)は著しく少量でほんの数多
であることが残留ガスの分析から観察される。
ここで述へた工程の骨子はこれらの二つの実験“から顕
著である。
選ばれる油−空気比の調節によって、特別な品質のカー
ボンブラックを再現性ある方法で製造することができる
カーボンブラックの品質が良い程、混合物の空気比が大
きくなる。
したがって、顔料用カーボンブラックのタイプ400に
対して要求される空気はゴムコンパウンド用のカーボン
ブラック、タイプ200に要求される空気の1.4倍で
ある。
カーボンブラックに転化されない重油の部分は燃焼され
、燃焼室における反応温度の維持に供される。
燃焼室への導入の前において重油及び空気を調節し、炉
の供給及び排出を調整することにより、搬送ガスの添加
、水蒸気又はその他の供給手段で急冷をすることなく燃
焼室において、連続操業及び反応条件の一定の保守を得
ることが可能である。
また、いつでもカーボンブラックの製造を中断すること
ができ、また望ましい時に、予め必要な時間を浪費する
準備作業なしに、同じ排出品質又は他の排出品質で再び
これを再開することができる。
前述した予備期間の後に、カーボンブラックの製造を直
ちにその後再開することができる。
ここで述べられるタイプの製造装置においてはカーボン
ブラック排出の品質の変動に関してほとんど限定されな
い。
この発明を要約すれば次に示すようになる。
(1)燃焼室中において酸素含有ガスの存在下で、1部
分燃焼により炭化水素を熱分解して液体又は気体状炭化
水素からカーボンブラックを製造する方法において、反
応帯に均一なガス状態で導入されるように燃焼室反応帯
への導入の前段階で、炭化水素と酸素含有ガスとを調整
し、次いで反。
応帯中で部分燃焼し、更に得られた反応生成物を冷却し
、分離することを特徴とする、液体又は気体状炭化水素
からカーボンブラックを製造するための方法。
(2)第(1)項による方法において、炭化水素及び/
又はガスが燃焼室の外側及び/又は内側で熱及び/又は
圧力の適用によって調整される方法。
(3)第(1)項による方法において、炭化水素及びガ
スが前記反応帯に導入されると同時に、前記反応帯の横
断面にわたって分配される方法。
(4)第(1)項による方法において、前記炭化水素は
液体炭化水素を含み、反応帯へのその導入に先立って前
記液体炭化水素が高圧でスプレーされ、霧化され、そし
て気化され、そして前記ガスと混合され、前記ガスは前
記液体炭化水素の気化及び霧化の場所に別々に導入され
、次いでその後、前記気化炭化水素及び前記ガスが共に
反応帯に持ち込まれる方法。
(5)第(ト)項による方法において、前記酸素含有ガ
スが空気である方法。
(6)第(5頓による方法において、前記液体炭化水素
が重油を含む方法。
(7)第(1)項による方法において、前記炭化水素が
ガス状炭化水素で、前記ガス状炭化水素及び前記酸素含
有ガスが前記燃焼室に導入される前に混合され、そして
前記燃焼室に一緒に導入される方法。
(8)第(1)項による方法において、製造されるカー
ボンブラックの品質が炭化水素及び酸素含有ガスの調節
によって維持及び/又は調整される方法。
(9)第(1)項による方法において、反応生成物が反
応帯を離れて後、反応帯から離れた場所で冷却され、燃
焼を維持するために供給される前記酸素含有ガスが冷却
される前記反応生成物によって加温される方法。
00)第(1)項による方法において、反応生成物は空
気によって冷却され、温められた冷却空気が残留ガスと
混合され、そして除去される方法。
αυ 第(1)項による方法において、反応帯の温度が
、供給され又は除去される熱によって調節される方法。
(12)第(1)項による方法において、反応帯の温度
が950℃〜1200℃、好ましくは1100℃に調整
される方法。
α3)(イ)燃焼室、 (ロ)前記燃焼室の全断面にわたって伸長し、燃焼室の
断面に配設される複数の前室を備えるヘッダー、 (ハ)前記燃焼室の出口側に連結した反応生成物用煙冷
却器、 に)前記冷却器の排出物を更に冷却し、そして前記燃焼
室用燃焼支持ガスを予熱するように配設された熱交換器
、 (ホ)前記熱交換器の冷却排出物が供給されるために配
設されたカーボンブラック分離用分離装置、 以上(イ)〜(ホ)からなる反応物の予めの均一化の後
に、酸素含有ガスで部分燃焼して炭化水素を熱分解する
ことを特徴とする、液体又は気体状炭化水素からカーボ
ンブラックを製造するための装置。
04)第(13)項による装置において、前記煙冷却器
が前記燃焼室にぴったりつなげられ、前記熱交換器の冷
却路が前記煙冷却器にぴったりつなげられる装置。
αω 第03)項の装置において、移行部分が前記燃焼
室及び前記煙冷却器の間に挿入され、前記移行部分が膨
張フラップ弁を備える、装置。
(16)第(1額による装置において、少なくとも一つ
のバーナーが前記燃焼室の初期加熱のため前記燃焼室の
壁及び/又は前記ヘッダーに設けられる装置。
αη 第α顕による装置において、前記燃焼室は前記燃
焼室の加熱又は冷却用に組み合わされた装置。
αω 第αη項による装置において、前記燃焼室を加熱
又は冷却のための前記装置部品が燃焼室壁の外部と接触
する配管からなる装置。
0 第α(至)項による装置において、前記前室は円形
横断面で、前記燃焼室の中に出口方向に向いて外方に朝
顔状に開いている装置。
(20)第0睡による装置において、燃焼支持ガス用の
前記ヘッダーの外側に分配室を設けることを特徴とする
、カーボンブラックを製造するための装置。
(21)第03)項による装置において、前記分離装置
が前段分離器として配置された、少なくとも一個のサイ
クロン分離器及び最終分離器として動作するために配置
されたフィルター分離器からなる装置。
(2渇 第09項による装置において、前記フィルター
装置が多室フィルターである装置。
(23)第α3)項による装置において、前記前室が少
なくとも600℃の温度で操作するために配置される装
置。
(24)液体炭化水素原料で操作するために設計された
、第(13)項による装置において、燃焼支持ガスのた
めで、各々にスプレーノズルが配置され、前記液体炭化
水素のための移送導管と連結された管を備え、前記ヘッ
ダーの前記前室の中に向いている開孔を持つ、分配室が
設けられ、前記管はそれがつながっている前室に中心で
通される装置。
(2■ 第(24)項による装置において、排出が圧力
と独立にされる移送調節ポンプが前記スプレーノズルの
各々の前記管に設けられる装置。
(26)第(イ)項による装置において、前記拡散器が
前記分配室及び前記前室の間の開孔に交換可能に取り付
けられる。
(27)第(2頻による装置において、前記スプレーノ
ズルが配置され、それらが前記燃焼室の予熱期間中に又
はノズルの交換のために抜き出すことができる装置。
(28) 前記第03)項による装置において、前記
前室へ導く供給導管に気体状炭化水素原料と酸素含有燃
焼支持ガスとを混合するための混合装置を設けたことを
特徴とする、原料として気体状炭化水素を用いて操作す
るように設計されたカーボンブラックを製造するための
装置。
(イ)第(ハ)項による装置において、前記混合装置が
前記供給導管の予熱熱交換器の前に設けられる装置。
(7)第(2S項による装置において、前記混合装置が
均一化通路部材からなる装置。
Gυ 第(ハ)項による装置において、前記混合装置が
充填材で充された室を持っているチェック弁からなる装
置。
■ 第(ハ)項による装置において、大気圧以下、0.
5以下の気圧に前記混合装置の圧力を維持する部分が設
けられる装置。
(33)第01項による装置において、前記分離装置が
組み込みカーボンブラック圧さく装置を備えるコンベヤ
ーを含み、その圧さく効果が調整可能である装置。
【図面の簡単な説明】
第1図はカーボンブラック製造のための全装置の操作ダ
イヤグラム、第2図は第1図の要部を示す図、第3図は
第1図の燃焼室のヘッダーを通る断面図、第4図は気体
状炭化水素と酸素含有ガスとを混合するための混合装置
の断面図である。 1・・・・・・燃焼室、2・・・・・・遷移部分、3・
・・・・・供給管。 4・・・・・・予熱バーナー、5・・・・・・空気ブロ
ワ−16・・・・・・電動機、7・・・・・・配管、8
・・・・・・冷却器、9・・・・・・空気予熱ヒーター
、10・・・・・・ガスタンク、11・・・・・・貯槽
、12・・・・・・閉止弁、13・・・・・・フィルタ
ー、14・・・・・・ロータリーポンプ、15・・・・
・・モーター、16・・・・・・メジャリング装置、1
7・・・・・・制御ライン、18・・・・・・供給タン
ク、19・・・・・・液面検知スイッチ、21・・・・
・・サーモスタット、22・・・・・・温度調整器、2
3・・・・・・温度検知器、24・・・・・・リターン
ライン、25・・・・・・導管、26・・・・・・調整
弁、27・・・・・・圧力ポンプ、28・・・・・・電
動機、29・・・・・・圧力線、30・・・・・・加熱
素子、31・・・・・・ヒーター、32・・・・・・サ
ーモスタット、34・・・・・・圧力調整器、35・・
・・・・温度表示器、37・・・・・・リターンライン
、41・・・・・・流量監視器、42・・・・・一分配
管、43・・・・・・スプレーノズル、45・・・・・
・ロータリー往復カウンター、47・・・・・・比率継
電器、48・・・・・・比率調整器、49・・・・・・
ダンパー弁、51・・・・・・スロットル弁、53・・
・・・・ブロワ−154・・・・・・電動機、55・・
・・・・圧力ダクト、57・・・・・・空気演算継電器
、58・・・・・・メジャリングダイヤフラム、59・
・・・・・インティクマニホルド、62・・・・・・温
空気出口、63・・・・・・空気分配室、64・・・・
・・圧力計、65・・・・・・ダイヤフラム、67・・
・・・・導管、68・・・・・・開口、69・・・・・
・伝送装置、70・・・・・・圧力調整器、71・・・
・・・調整器、73・・・・・・電動機、74・・・・
・・吸引ブロワ−175・・・・・・煙突、77・・・
・・・調整ダンパー、81・・・・・・ヘッダー、82
・・・・・・前室、83・・・・・・燃焼室壁、84・
・・・・・膨張フラップ弁、85・・・・・・導管、8
6・・・・・・コーン、88・・・・・・ポンプ、90
・・・・・・管、92・・・・・・ホルダー、100・
・・・・・支柱、101・・・・・・ブロワ−1102
・・・・・・インプットマニホルド、103・・・・・
・ダクト、104・・・・・・支柱、108・・・・・
・カーボンブラック分離器、109・・・・・・最終カ
ーボンブラック分離器、110・・・・・・カーボンブ
ラック圧縮装置、111・・・・・・カーボンブラック
出口開口、113・・・・・・水平カーボンブラックコ
ンベヤー、114・・・・・・斜方上昇コンベヤー、1
15・・・・・・案内容器、116・・・・・・電動機
、117・・・・・・ベーン型注入弁、118・・・・
・・ホッパー、119・・・・・・捕集コーン、121
・・・・・・充填装置、122・・・・・・スケールプ
ラットホーム、123・・・・・・充填容器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 燃焼室中において酸素含有ガスの存在下で、部分燃
    焼により炭化水素を熱分解して液体状炭化水素からカー
    ボンブラックを製造する方法において、 前記燃焼室内に通じ、且つ、前記燃焼室の横断面に実質
    的に均一に分布している複数の前室内に、予熱された加
    圧下の液体状炭化水素と、予熱された酸素含有ガスとを
    導入して、前記前室内において、前記液体状炭化水素を
    蒸発させてこれと前記酸素含有ガスとの実質的に均一な
    混合物を形成し、かくして得られた前記混合物を、前記
    燃焼室内に導き、 前記燃焼室内において前記混合物を950〜 。 1200℃の範囲内の温度で部分燃焼し、かくして得ら
    れた反応生成物を冷却して、カーボンブラックを分離す
    ることを特徴とする液体状炭化水素からカーボンブラッ
    クを製造するための方法。 2(a)燃焼室、 (b) 前記燃焼室の横断面に均一に分布している複
    数の前室を備え、しかも、前記燃焼室の全横断面を被っ
    ているヘッダー、 (c) 前記燃焼室の出口側に連結した反応生成物用
    煙冷却器、 (a) 前記冷却器の排出物を更に冷却し、そして前
    記燃焼室用燃焼支持ガスを予熱するように配設された熱
    交換器、 (e) 前記熱交換器の冷却排出物が供給されるため
    に配設されたカーボンブラック分離用分離装置、以上(
    a)〜(e)からなる反応物の予めの均一化の後に、酸
    素含有ガスで部分燃焼して炭化水素を熱分解することを
    特徴とする、液体状炭化水素からカーボンブラックを製
    造するための装置。 3 前記第2項による装置において、燃焼支持ガス用の
    前記ヘッダーの外側に分配室を設けることを特徴とする
    、液体状炭化水素からカーボンブラックを製造するため
    の装置。
JP48125571A 1972-11-10 1973-11-09 液体状炭化水素からカ−ボンブラックを製造するための方法及び装置 Expired JPS5820988B2 (ja)

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