JPS5820708Y2 - 簡易水洗便器の水封便受皿支持機構 - Google Patents
簡易水洗便器の水封便受皿支持機構Info
- Publication number
- JPS5820708Y2 JPS5820708Y2 JP6950678U JP6950678U JPS5820708Y2 JP S5820708 Y2 JPS5820708 Y2 JP S5820708Y2 JP 6950678 U JP6950678 U JP 6950678U JP 6950678 U JP6950678 U JP 6950678U JP S5820708 Y2 JPS5820708 Y2 JP S5820708Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- toilet
- tray
- water
- toilet tray
- sealed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は簡易水洗便器の排泄ボウル落し孔下縁に設けら
れろ水封便受皿の支持機構に関する。
れろ水封便受皿の支持機構に関する。
便受皿に貯ろ水の中に排泄ボウル落し孔下縁を水没させ
て便槽乃至排便管から上昇してくる臭気を遮断する所謂
水封便受皿は周知である。
て便槽乃至排便管から上昇してくる臭気を遮断する所謂
水封便受皿は周知である。
水封便受皿の一端から腕を出し、その腕に平衡錘を取付
けた自動水封バルブが一部簡易水洗便器に採用されてい
るが、この方式では便受皿上或は便受皿底面に付着した
汚物等により便受皿の重量が増加し、便受皿と平衡錘の
バランスがくずれることが起きる。
けた自動水封バルブが一部簡易水洗便器に採用されてい
るが、この方式では便受皿上或は便受皿底面に付着した
汚物等により便受皿の重量が増加し、便受皿と平衡錘の
バランスがくずれることが起きる。
この場合には便受皿は常時開いていることになり、水封
水の貯留が不可能になる。
水の貯留が不可能になる。
また、便受皿を手動レバー或いは足踏みペダル等にリン
ク機構等を介して連結したものがある。
ク機構等を介して連結したものがある。
この方式によれば、便受皿に汚物が付着しても便受皿を
強制的に閉鎖することができるが、便受皿に付着した汚
物により便受皿が傾斜して閉じられたよ・になってしま
うことがある。
強制的に閉鎖することができるが、便受皿に付着した汚
物により便受皿が傾斜して閉じられたよ・になってしま
うことがある。
この場合は便受皿の水は溢出して排泄ボウル落し孔下縁
を水封せずに、下部の臭気を遮断し得ないことになる。
を水封せずに、下部の臭気を遮断し得ないことになる。
本考案は排泄ボウル落し孔下縁と便受皿上面との間に汚
物が挾まれても、便受皿はいつでも水平に保持されて、
上記の従来型簡易水洗便器のように便受皿上の水封水が
溢出して、排泄ボウル落し孔下縁の水封効果をなくして
しまうような不具合を起さない水封便受皿の支持機構を
提供することを目的とするものである。
物が挾まれても、便受皿はいつでも水平に保持されて、
上記の従来型簡易水洗便器のように便受皿上の水封水が
溢出して、排泄ボウル落し孔下縁の水封効果をなくして
しまうような不具合を起さない水封便受皿の支持機構を
提供することを目的とするものである。
以下実施例を参照して本考案を説明する。
第１図は本考案に係る一実施例の水封便受皿支持機構を
装着した簡易水洗便器の下部部分の縦断面図で、便器排
泄ボウル１の排泄物落し孔２の下縁３の下部に密接して
便受皿４が備えられる。
装着した簡易水洗便器の下部部分の縦断面図で、便器排
泄ボウル１の排泄物落し孔２の下縁３の下部に密接して
便受皿４が備えられる。
該便受皿４には常時水が満たされ上記排泄ボウル落し孔
下縁を水封し、下部排便管６から上昇する臭気を遮断し
ている。
下縁を水封し、下部排便管６から上昇する臭気を遮断し
ている。
排泄ボウル１は便器取付台５に密封取付けされている。
そして上記便受皿４はその下部中央部で支持アーム７の
先端部で受けられ、該支持アーム７は足踏みペダル（図
示しない）或いは給水レバー（図示しない）等と連結さ
れたリンク棒８に軸着されている。
先端部で受けられ、該支持アーム７は足踏みペダル（図
示しない）或いは給水レバー（図示しない）等と連結さ
れたリンク棒８に軸着されている。
上記支持アーム７は第２図（上記本考案に係る便受皿支
持機構を示す拡大図）に示すように、その先端部に下部
径大のテーパ孔７ａがあけられ、該テーパ孔７ａに軸材
９を遊挿し、そして該軸材９を便受皿４の下部中央部に
固定することにより、便受皿４が支持アーム７により揺
動可能に水平に支持されている。
持機構を示す拡大図）に示すように、その先端部に下部
径大のテーパ孔７ａがあけられ、該テーパ孔７ａに軸材
９を遊挿し、そして該軸材９を便受皿４の下部中央部に
固定することにより、便受皿４が支持アーム７により揺
動可能に水平に支持されている。
１０は排泄物落し孔下縁３外周に嵌挿されたシール材で
、該シール材１０下面に便受皿４上面が圧接される。
、該シール材１０下面に便受皿４上面が圧接される。
本考案は上述の構成より成り、用便後足踏みペダル等を
操作して便受皿４を開き、便受皿４上の汚物及び水封水
そして便器洗浄水を便槽（図示せず）へ排出する。
操作して便受皿４を開き、便受皿４上の汚物及び水封水
そして便器洗浄水を便槽（図示せず）へ排出する。
然る後に足踏みペダル等を離すと、リンク棒８、支持ア
ーム７を介して便受皿４が強制的に閉じられ、便受皿４
に水封水が貯留される。
ーム７を介して便受皿４が強制的に閉じられ、便受皿４
に水封水が貯留される。
ところで、従来の水封型便受皿の場合について、該便受
皿部を拡大して第３図に示すが、汚物Ａが便器本体の落
し孔下縁３（シール材１０）と便受皿４上面との間に挾
まれると、便受皿４は傾斜してとめられるので、便受皿
４上の水は落下してしまって、臭気の水封の用をなさな
くなってしまう。
皿部を拡大して第３図に示すが、汚物Ａが便器本体の落
し孔下縁３（シール材１０）と便受皿４上面との間に挾
まれると、便受皿４は傾斜してとめられるので、便受皿
４上の水は落下してしまって、臭気の水封の用をなさな
くなってしまう。
然し上述の本考案に係る便受皿装置であれば、落し孔下
縁と便受皿４上面に汚ｅ７Ａが介在しても、便受皿４の
下部中央部で支持アーム７の上記テーパ孔７ａに係合す
る軸材９におされて、或いは汚物の量がそれ程多くない
時は支持アーム７の先端部に圧されて、便受皿は排泄ボ
ウル落し孔下縁面と平行に或いは略平行（水平）に保持
されて、第４図に示すように便受皿４上面に汚物が介在
していても、排泄ボウル落し孔下縁（シール材１０下面
）が、便受皿４上の水封水Ｂ上面に現われるようなこと
はなく、便受皿４が臭気防止の役目を果たさなくなるこ
とはない。
縁と便受皿４上面に汚ｅ７Ａが介在しても、便受皿４の
下部中央部で支持アーム７の上記テーパ孔７ａに係合す
る軸材９におされて、或いは汚物の量がそれ程多くない
時は支持アーム７の先端部に圧されて、便受皿は排泄ボ
ウル落し孔下縁面と平行に或いは略平行（水平）に保持
されて、第４図に示すように便受皿４上面に汚物が介在
していても、排泄ボウル落し孔下縁（シール材１０下面
）が、便受皿４上の水封水Ｂ上面に現われるようなこと
はなく、便受皿４が臭気防止の役目を果たさなくなるこ
とはない。
又、第５図は便受皿４と支持アーム７との間にゴム等の
弾性材よりなる緩衝材１１を設けたもので、便受皿４が
揺動することによって生じる支持アーム７への反力を吸
収すると共に支持アーム７の便受皿４への閉力を効果的
に伝える役目を果している。
弾性材よりなる緩衝材１１を設けたもので、便受皿４が
揺動することによって生じる支持アーム７への反力を吸
収すると共に支持アーム７の便受皿４への閉力を効果的
に伝える役目を果している。
第１図は本考案に係る一実施例の水封便受皿支持機構を
装着した便器下部についての縦断面図、第２図は第１図
の水封便受皿支持機構部分を示す拡大断面図、第３図は
従来の簡易水洗便器の水封便受皿について、便器落し孔
下縁と便受皿上面に汚物を介在させた状態を示す便受皿
の拡大図、第４図は本考案に係る便受皿装置について、
便受皿上面と便器落し孔下縁間に汚物を挾んだ状態を示
す拡大図、第５図は本考案に係る便受皿の他の実施例を
示す便受皿支持機構部の拡大断面図である。 ３・・・・・・排泄ボウル落し孔下縁、４・・・・・・
便受皿、７・・・・・・支持アーム、７ａ・・・・・・
テーパ孔、９・・・・・・軸材、１１・・・・・・緩衝
材。
装着した便器下部についての縦断面図、第２図は第１図
の水封便受皿支持機構部分を示す拡大断面図、第３図は
従来の簡易水洗便器の水封便受皿について、便器落し孔
下縁と便受皿上面に汚物を介在させた状態を示す便受皿
の拡大図、第４図は本考案に係る便受皿装置について、
便受皿上面と便器落し孔下縁間に汚物を挾んだ状態を示
す拡大図、第５図は本考案に係る便受皿の他の実施例を
示す便受皿支持機構部の拡大断面図である。 ３・・・・・・排泄ボウル落し孔下縁、４・・・・・・
便受皿、７・・・・・・支持アーム、７ａ・・・・・・
テーパ孔、９・・・・・・軸材、１１・・・・・・緩衝
材。
Claims (2)
- （１）排泄ボウル落し孔下縁に足踏みペダル或いは給水
レバー等と連動して開閉される水封便受皿を設は該便受
皿上に貯ろ水の中に排泄ボウル落し孔下縁を水没させる
如き簡易水洗便器において、上記便受皿の略中央部下部
に軸材を固定し、足踏みペダル或いは給水レバー等と連
結されその先端部上面で上記便受皿下部を受ける支持ア
ームを備え、該支持アーム先端の便受皿受部に下部径大
のテーパ孔を設は該テーパ孔に上記便受皿下部の軸材を
遊挿させたことを特徴とする簡易水洗便器の水封便受皿
支持機構。 - （２）水封便受皿と支持アームとの間にゴム等の弾性材
よりなる緩衝材を設けてなる実用新案登録請求の範囲第
（１）項記載の簡易水洗便器の水封便受皿支持機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6950678U JPS5820708Y2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | 簡易水洗便器の水封便受皿支持機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6950678U JPS5820708Y2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | 簡易水洗便器の水封便受皿支持機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS54170642U JPS54170642U (ja) | 1979-12-03 |
| JPS5820708Y2 true JPS5820708Y2 (ja) | 1983-04-30 |
Family
ID=28978392
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6950678U Expired JPS5820708Y2 (ja) | 1978-05-23 | 1978-05-23 | 簡易水洗便器の水封便受皿支持機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5820708Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108396841A (zh) * | 2017-02-06 | 2018-08-14 | 骊住株式会社 | 用于与便盆联用的收集箱组件 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5998964U (ja) * | 1982-12-17 | 1984-07-04 | 株式会社折原製作所 | 洋便器構造 |
-
1978
- 1978-05-23 JP JP6950678U patent/JPS5820708Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108396841A (zh) * | 2017-02-06 | 2018-08-14 | 骊住株式会社 | 用于与便盆联用的收集箱组件 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS54170642U (ja) | 1979-12-03 |
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