JPS58204806A - 炭酸ナトリウム過酸化水素付加物の組成物 - Google Patents
炭酸ナトリウム過酸化水素付加物の組成物Info
- Publication number
- JPS58204806A JPS58204806A JP8400882A JP8400882A JPS58204806A JP S58204806 A JPS58204806 A JP S58204806A JP 8400882 A JP8400882 A JP 8400882A JP 8400882 A JP8400882 A JP 8400882A JP S58204806 A JPS58204806 A JP S58204806A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- na2so4
- nacl
- sodium carbonate
- available oxygen
- Prior art date
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- Pending
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- Detergent Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は安全性の高い炭酸ナトリウム過酸化水素付加物
（以下、ＰＣと略称する。）の組成物ケこ関するもので
ある。
（以下、ＰＣと略称する。）の組成物ケこ関するもので
ある。
ＰＣは主として家庭用あるいは業務用の酸素系漂白剤と
して、単独あるいは洗剤に配合されて一般的に使用され
ている。ＰＣ自体は可燃物ではないが、配合又は貯蔵中
、何らかの要因で可燃物と混触すると、ある条件下では
発火燃焼しその燃焼が伝播する危険性がある。密閉系で
この現象が起きた場合は、ＰＣから燃焼に必要な酸素の
供給を受けることになり、ＰＣと可燃物とが混触した際
の危険性を低減させる方法の一つとして、有効酸素を下
げることが考えられるが、一般的には有効酸素の高いＰ
Ｃが要求されており、本発明者はそのような要求を満た
し、且つ危険性の低減したＰＣ組成物について鋭意検討
を重ねた結果、一定量以上の塩化ナトリウム、硫酸チト
リウム等を含有するＰＣ組成物の燃焼速度（試験方法に
ついては後述する。）が著しく低減することを見出し本
発明を完成した。
して、単独あるいは洗剤に配合されて一般的に使用され
ている。ＰＣ自体は可燃物ではないが、配合又は貯蔵中
、何らかの要因で可燃物と混触すると、ある条件下では
発火燃焼しその燃焼が伝播する危険性がある。密閉系で
この現象が起きた場合は、ＰＣから燃焼に必要な酸素の
供給を受けることになり、ＰＣと可燃物とが混触した際
の危険性を低減させる方法の一つとして、有効酸素を下
げることが考えられるが、一般的には有効酸素の高いＰ
Ｃが要求されており、本発明者はそのような要求を満た
し、且つ危険性の低減したＰＣ組成物について鋭意検討
を重ねた結果、一定量以上の塩化ナトリウム、硫酸チト
リウム等を含有するＰＣ組成物の燃焼速度（試験方法に
ついては後述する。）が著しく低減することを見出し本
発明を完成した。
即ち、本発明は塩化ナトリウムまたは／および硫酸ナト
リウムを３重量％以上含有し、有効酸素が１０．０％以
上のＰＣの組成物に関するものである。
リウムを３重量％以上含有し、有効酸素が１０．０％以
上のＰＣの組成物に関するものである。
燃焼試験は、ＰＣ組成物の有効酸素が燃焼時にすべて放
出されるものとして、可燃物の燃焼時における酸素必要
量とバランスするように可燃物ケ混合１−１その混合物
をガラス管中で燃焼させ燃焼速度（燃焼伝播性）および
燃焼温度を測定するもので、可燃物と混触した際の危険
性を判断出来るものである。
出されるものとして、可燃物の燃焼時における酸素必要
量とバランスするように可燃物ケ混合１−１その混合物
をガラス管中で燃焼させ燃焼速度（燃焼伝播性）および
燃焼温度を測定するもので、可燃物と混触した際の危険
性を判断出来るものである。
ＰＣを単に炭酸ナトリウム等で希釈した場合は、有効酸
素の低下にともない燃焼速度も比例的に低下するが、通
常市場で要求される高い有効酸素のＰＣ，例えば有効酸
素を１０％以上有するものは。
素の低下にともない燃焼速度も比例的に低下するが、通
常市場で要求される高い有効酸素のＰＣ，例えば有効酸
素を１０％以上有するものは。
燃焼速度が１．５ ｍ ７秒以上である。これに対して
塩化ナトリウム等を３重ｔ％以上含有するＰＣ組成物は
、有効酸素が１０％付近までは燃焼速度はほぼ比例的に
変化するが、有効酸素が１０％を越える辺から燃焼速度
は著しく抑制され、有効酸素が１４％以上になっても燃
焼速度は１．５冒／秒な越えることはなく、高い有効酸
素を有するにもかかわらず小さな燃焼速度の組成物が得
られる。
塩化ナトリウム等を３重ｔ％以上含有するＰＣ組成物は
、有効酸素が１０％付近までは燃焼速度はほぼ比例的に
変化するが、有効酸素が１０％を越える辺から燃焼速度
は著しく抑制され、有効酸素が１４％以上になっても燃
焼速度は１．５冒／秒な越えることはなく、高い有効酸
素を有するにもかかわらず小さな燃焼速度の組成物が得
られる。
本発明の組成物を得る方法としては、塩化ナトリウム等
を本発明の組成になるように反応時又は造粒時に添加す
ることが出来るほか、反応生成物へのコーティング又は
単に配合してもよい。本発明の範囲に於いて種々の有効
酸素を有する組成物を得るこｋが出来るが、本発明の塩
化ナトリウム等の組成割合を厳守する限りに於いては、
ＰＣと相性のよい、つまりＰＣの分解を著しく促進しな
い無機化合物を希釈剤にして用いることが出来、例えば
、庚酸アルカリ金属塩、重炭酸アルカリ金属塩あるいは
ホウ酸アルカリ金属塩等があるが、経済性からナトリウ
ム塩が好ましい。
を本発明の組成になるように反応時又は造粒時に添加す
ることが出来るほか、反応生成物へのコーティング又は
単に配合してもよい。本発明の範囲に於いて種々の有効
酸素を有する組成物を得るこｋが出来るが、本発明の塩
化ナトリウム等の組成割合を厳守する限りに於いては、
ＰＣと相性のよい、つまりＰＣの分解を著しく促進しな
い無機化合物を希釈剤にして用いることが出来、例えば
、庚酸アルカリ金属塩、重炭酸アルカリ金属塩あるいは
ホウ酸アルカリ金属塩等があるが、経済性からナトリウ
ム塩が好ましい。
本発明で用いた燃焼試験はＴ Ｎ Ｏ（Ｔｅｃｈｎｏｌ
ｏｇｉｃａｌＬａｂｏｒａｔｏｒｙ ｏｆ ｔｈｅ Ｎ
ａｔｉｏｎ Ｄｅｆｅｎｃｅ Ｒｅ５ｅａｒｃｈ Ｏｒ
ｇａｎｉｚａ−ｔｉｏｎ）式燃焼速度測定試験であり、
燃焼管（パイレックス管、内径２８ｗｔ５全長２５０
ｗｍ ）に供試サンプルを充填し、１区間５０ｗ毎の燃
焼速度をＣＡ型熟熱電対測定し、それを記録計に記録す
る。
ｏｇｉｃａｌＬａｂｏｒａｔｏｒｙ ｏｆ ｔｈｅ Ｎ
ａｔｉｏｎ Ｄｅｆｅｎｃｅ Ｒｅ５ｅａｒｃｈ Ｏｒ
ｇａｎｉｚａ−ｔｉｏｎ）式燃焼速度測定試験であり、
燃焼管（パイレックス管、内径２８ｗｔ５全長２５０
ｗｍ ）に供試サンプルを充填し、１区間５０ｗ毎の燃
焼速度をＣＡ型熟熱電対測定し、それを記録計に記録す
る。
尚、供試サンプルへの点火剤としては鉛丹とケイ素鉄の
混合物を用いた。
混合物を用いた。
以下に本発明を実施例で詳しく説明する。
実施例１
第１表に示す組成のサンプルを調整１．． ＴＮＯ式燃
焼速度試験を行った。その結果を第１表に７％す。尚、
ＮａＣ１！、Ｎａ１ＣＯｓを含有せず、有効酸素の割合
なＮａ１ＣＯｓで調整した組成物とＮａＣ１を含み有効
酸素の割合なＮａ２ＣＯ３で調整した組成物の各有効酸
素に対する燃焼速度を第１図に示す。本実験に於いて可
燃物としてはシロ糖を用い１−記組成サンプルの有効酸
素に見合う量のシラ糖を換算し添加混合した。
焼速度試験を行った。その結果を第１表に７％す。尚、
ＮａＣ１！、Ｎａ１ＣＯｓを含有せず、有効酸素の割合
なＮａ１ＣＯｓで調整した組成物とＮａＣ１を含み有効
酸素の割合なＮａ２ＣＯ３で調整した組成物の各有効酸
素に対する燃焼速度を第１図に示す。本実験に於いて可
燃物としてはシロ糖を用い１−記組成サンプルの有効酸
素に見合う量のシラ糖を換算し添加混合した。
第 １ 表
ぞ
（
４＝ （）内はホウ酸の量を示す。
４１４：（）内はＮａ２５Ｑ６の量を示す。
第１図は有効酸素と燃焼速度との関係を示す、７日本パ
ーオキサイド株式会社
ーオキサイド株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、 塩化ナトリウムまたは／および硫酸す） １ウム
を３重量％以上含有し、有効酸素が１０００％以上の炭
酸ナトリウム過酸化水素付加物の組成物。 ２、希釈剤として炭酸ナトリウム、重炭酸ナトリウムお
よびホウ酸ナトリウムの群から選ばれた１種又は２種以
上を含有する特許請求の範囲第１項記載の炭酸ナトリウ
ム過酸化水素付加物の組成物、
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8400882A JPS58204806A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 炭酸ナトリウム過酸化水素付加物の組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8400882A JPS58204806A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 炭酸ナトリウム過酸化水素付加物の組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58204806A true JPS58204806A (ja) | 1983-11-29 |
Family
ID=13818568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8400882A Pending JPS58204806A (ja) | 1982-05-20 | 1982-05-20 | 炭酸ナトリウム過酸化水素付加物の組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58204806A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5346680A (en) * | 1992-10-16 | 1994-09-13 | Solvay Interox Gmbh | Sodium percarbonate stabilized by coating |
| US5366655A (en) * | 1990-11-21 | 1994-11-22 | Kao Corporation | Stable sodium percarbonate particle and process for preparing same |
-
1982
- 1982-05-20 JP JP8400882A patent/JPS58204806A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5366655A (en) * | 1990-11-21 | 1994-11-22 | Kao Corporation | Stable sodium percarbonate particle and process for preparing same |
| US5346680A (en) * | 1992-10-16 | 1994-09-13 | Solvay Interox Gmbh | Sodium percarbonate stabilized by coating |
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