JPS5820388Y2 - 原稿用紙 - Google Patents

原稿用紙

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JPS5820388Y2
JPS5820388Y2 JP1980046511U JP4651180U JPS5820388Y2 JP S5820388 Y2 JPS5820388 Y2 JP S5820388Y2 JP 1980046511 U JP1980046511 U JP 1980046511U JP 4651180 U JP4651180 U JP 4651180U JP S5820388 Y2 JPS5820388 Y2 JP S5820388Y2
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JP
Japan
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line
manuscript paper
lines
ruled line
ruled
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JP1980046511U
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JPS56149668U (ja
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安信 下田
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、原稿用紙、特にその罫線の設は方に特徴を有
する原稿用紙に関する。
原稿用紙の目的とするところは、言うまでもなく、書か
れた文章の長さ或いはその字数を容易に判断し得るよう
にする点にあり、以って、他人に文章を依頼する場合、
記事を編集する場合、またそれらを印刷する場合等々の
量的目安を提供する点にある。
従って、原稿用紙は従来全て、縦横に引かれた罫線によ
って形成される方形のマス目に一字ずつを記入する形式
となっていた。
然しなから、字画の密な漢字と、疎な仮名とで戒り立つ
日本語の表記を、同じ方形に配字することは、そもそも
不合理なことである。
にも拘らず、このマス目を無視した記載が許されないこ
とは勿論であるから、執筆者は、前記の如く、マス目に
一字ずつをあてはめながら記入してゆくこととなるが、
その場合、無意識にマスの中央に書こうとする意識が働
く。
このことが、知らず識らずにペンの流れを渋滞させ、ひ
いては、思考の機微にも影響を及ぼしかねない。
本考案は、斜上の問題点を解決するためになされたもの
であり、その要旨とするところは、主文を記入すべき行
内には方形のマス目を一切設けず、通常ふり仮名等を記
入するために利用される幅の狭い行間にのみ主文記入の
際の目安となる罫線を設けておくことにある。
然るときは、配字のバランスが成る程度執筆者の自由に
任ねられる一方、行内の字数は一定に保ち得るような、
使い易くしかも原稿用紙としての機能を失なわない利点
の多い原稿用紙が提供されるものである。
以下、図面を用いて本考案の構成を詳細に説明する。
第1図は本考案に係る原稿用紙の一実施例を示す説明図
であり、第2図は従来公知の原稿用紙の一例を示す説明
図、第3図は本考案に係る原稿用紙のその他の一実施例
を示す説明図である。
第1図に示す本考案原稿用紙1は、原則として縦書き用
の400字詰原稿用紙であり、縦の罫線2゜2によって
、主文を記入すべき行3,3と、ふり仮名等を記入すべ
き幅の狭い行間4,4とが形成される。
この点は、第2図に示す従来公知の原稿用紙1′が、縦
の罫線2’、2’によって、行3’、3’と幅の狭い行
間4’、4’とを形成しているのと同様である。
然しなから、本考案原稿用紙の横の罫線5,5は、公知
の原稿用紙の横の罫線5’、5’が行3’、3’内に設
けられているのと反対に、行間4,4内に設けられてお
り、行3.3内は無罫のまま残されている。
このように行内に何らマス目を設けないことは、従来の
観念においては、原稿用紙の基本的機能を喪失させるに
等しいものとみなされ、到底顧慮され得るところではな
かった。
而して、本考案原稿用紙の無罫の行3,3内に記入する
際は、行間に設けた横罫5,5の作用で、おのずと方形
が感覚され、それに基づいて一行内に所定数の文字を記
入することが出来る。
この場合、行内に邪魔な裏罫がないから、ペンはなだら
か快適に進み、思考が乱されることもない。
字の位置が行間のマス目に比べて次第にずれてきたとき
は、以後の記入において適宜調整することが可能である
従って、長時間の執筆でも疲れることがなく、全ての面
で能率が上がる。
横の罫線5,5は、配字の目安という観点からのみ見れ
ば、単なる点もしくは短い目盛を縦の罫線の脇に設けれ
ば足りるようにも思われるが、本考案者が実際に作成、
使用してみた結果によれば、それでは目がちらついて長
時間の使用に適さない。
従って、横の罫線5,5は、第1図に示す如く、行間4
.4の幅一杯に設けるのが望ましい。
罫線自体は、実線または細かい点線のいずれでもよい。
ここで、本考案者が作成した本考案原稿用紙の一実施例
の仕様を、第1図中の記号に従って掲げれば、用紙の大
きさは日本工業規格B列4番に近い大きさ即ちa=25
.7、b=36.0(単位はcm、以下同様)、記入欄
の大きさC=20.0、d=28.4、余白部分e =
3.2、f =3.8、横の罫線5,5内間隔h=1.
0、行の幅i =1.0、行間の幅j =0.4であり
、罫線は灰色の実線である。
この仕様は、使用目的、字数等に応じて適宜自由に選択
決定されることは勿論であるが、一般の400字詰の場
合は、いずれにしても上記の値の近いものとなるであろ
う。
なお、第1図に示すものをそのまま横書きに使用するこ
とも勿論可能であるが、当初から横書き用として作製す
る場合には、これまでの説明において、縦の罫線、横の
罫線と称してきたものをそれぞれ横の罫線、縦の罫線と
読み替えるものである。
而して、第1図に示す本考案原稿用紙を左右に半切りと
すれば、ユニークな便箋としても使用できる。
その一実施例が第3図に示しである。従来の原稿用紙で
は、行内のマス目が読む者にも堅い感じを与え、便箋と
して使用するには、およそ不適当であった。
本考案原稿用紙を、当初から便箋兼用に作製する場合に
は、例えば第3図に示す如く、半切のB列5番の用紙に
200字詰として印刷するとよい。
この場合、左右両側の縦の罫線2a、2bの脇には、第
1図に示す実施例と異り、幅の狭いマク目は設けない。
便箋として使用したとき、繁雑なイメージを与えるから
である。
なお、B列4番用紙で400字詰のものを作成するとき
も、用紙中央に縦の余白を設け、左右に第3図に示すも
のと同様な記入欄を印刷しておけば、執筆者の必要に応
じて、中央余白部分で切り離すことによって、200字
詰の原稿用紙兼用便箋とすることが出来て便利である。
更にまた、英文等を記入する場合には、幅の狭い行間に
そのマス目を利用しながら記入すれば、所定数の文字が
見た目にもきれいに配列されるので、英文筆記練習帳、
或いは、タイプする前の下書き用英文原稿用紙として使
用出来る。
本考案は、斜上の如く構成されるから、本考案によると
きは、執筆の際、所定数の文字がバランスよく配字でき
、ペンのリズムを乱すことがなく、シかも行内が無罫の
ためデ゛ザイン的にも優れた、利点の多い原稿用紙が提
供されるものである。
なお、本考案の構成は、斜上の実施例に限定されるもの
でなく、例えば、罫線の太さを縦と横とで変えたり、一
方を実線とし他方を点線としたりするなど、本考案の目
的の範囲内で適宜変更を加えることは自由であり、本考
案はそれらの全てを包摂するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る原稿用紙の一実施例を示す説明図
、第2図は従来公知の原稿用紙の一例を示す説明図、第
3図は本考案に係る原稿用紙のその他の一実施例を示す
説明図である。 2・・・・・・縦の罫線、3・・・・・・行、4・・・
・・・行間、5・・・・・・横の罫線。

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)縦及び横の罫線を印刷して戊る原稿用紙において
    、一方の罫線を交互に広い間隔と狭い間隔を設けて引く
    ことにより主文を記入すべき幅の広い行と振り仮名等を
    記入すべき幅の狭い行間を形成すると共に、上記幅の広
    い行内には他方の罫線を設けず、上記幅の狭い行間にの
    み他方の罫線を等間隔に設けたことを特徴とする原稿用
    紙。
  2. (2)上記一方の罫線が縦の罫線であり、上記他方の罫
    線が横の罫線である縦書き用の実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の原稿用紙。
  3. (3)上記一方の罫線が横の罫線であり、上記他方の罫
    線が縦の罫線である横書き用の実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の原稿用紙。
  4. (4)上記他方の罫線が、上記幅の狭い行間の幅一杯に
    引かれたことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1
    項ないし第3項のうちいずれか−に記載の原稿用紙。
  5. (5)上記罫線が実線であることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項ないし第4項のうちいずれか−に
    記載の原稿用紙。
  6. (6)上記罫線が点線であることを特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第1項ないし第4項のうちいずれか−に
    記載の原稿用紙。
JP1980046511U 1980-04-08 1980-04-08 原稿用紙 Expired JPS5820388Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980046511U JPS5820388Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 原稿用紙

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980046511U JPS5820388Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 原稿用紙

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56149668U JPS56149668U (ja) 1981-11-10
JPS5820388Y2 true JPS5820388Y2 (ja) 1983-04-27

Family

ID=29641547

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980046511U Expired JPS5820388Y2 (ja) 1980-04-08 1980-04-08 原稿用紙

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JP (1) JPS5820388Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5098829U (ja) * 1974-01-16 1975-08-16
JPS5219316U (ja) * 1975-07-28 1977-02-10
JPS53131747U (ja) * 1977-03-26 1978-10-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS56149668U (ja) 1981-11-10

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