JPS5820307Y2

JPS5820307Y2 - ヤキユウシキドウキユウキヨウギダイ

Info

Publication number: JPS5820307Y2
Application number: JP1975141257U
Authority: JP
Inventors: 照誠手口
Original assignee: テグチシヨウセイ
Priority date: 1975-10-18
Filing date: 1975-10-18
Publication date: 1983-04-26
Also published as: JPS5255371U

Description

【考案の詳細な説明】この考案は種球の技術を、現代の代表的競技である野球
趣味に応用したるものである。

この考案の構造は図面に示す如く、長方形の種球台１の
上表面のほぼ（を平面板２、Ｔを手前に傾斜する斜面板
３となし、平面板２の手前に球部り４、斜面板３の先端
に球の落下溝５を設け、斜面板３には適宜の間隔を置い
て、手前から先端に向って直列に設けた穿孔６□、６□
、６３，６４．４個を一組とするものを３行乃至４行は
ど並設し、種球台１の内部には、斜面板３の下部に優生
の間隙を置いて、外部の引手７によって前後に移動する
ことが出来、且つ、種球が通過することが出来る穿孔８
を有する球保溜板９（第２図参照）と、その下方に上方
から落下する球を球部り部４に転送することが出来る斜
面板１０を設けたものである。

この考案による競技の方法は、自由に操縦することの出
来る別個の種棒を持って平面板２上より、斜面板３上の
各穿孔（以下塁と呼ぶ）に球を撞き入れるもので競技上
のルールは大体、下記の如くなるものである。

（１）１人１回の種球数は７個位とする。

（２）得点は最前列の６１塁に入ったものはヒツトの１
点、次列は６□ｇ人は２塁打の２点、６３塁人は３塁打
の３点、最後部の６４塁人はホームランの４点などとす
る、尚、種球が塁に入らず先端の溝に落ちたものはアウ
ト、又、斜面板上から平面板２に戻って来たものはバー
ルとして何度でも撞けること・する。

（３）各塁に入った球は内部の保温板９に支へられて、
その大部分が斜面板３上に露出して保溜せられるため、
得点上に利用することができる。

（４）撞く球が無くなった場合は打者が交代となり、斜
面板上に在る球を見て得点を計算し適宜の方法によりス
コアーボートに表示することが出来る。

この場合、４点を以って１点となし、４点に満たないも
のは残塁とし切捨てる。

（５）次打者力弓１手７を引けば斜面板３上と溝５に保
溜されて居る球とは、その支点を失ふ事により下方の斜
面板１０上に落下し、自然に球部り４に転送されるもの
である。

而して、以上の如くせるこの考案には以下に示すような
効果があるものである。

（１）°撞球に因って、ヒツト・２塁゛打・３塁打・ホ
ームラン又はアウト・バールなどと呼称することが出来
るため野球趣味の競技が出来る。

（２）有利な３塁打やホームランは直球では得がたいが
、直球で容易に得ることが出来るヒツトや２塁打・球を
利用して撞球をカーブせしめればホームランも比較的、
容易に得られるものである。

而して、塁の直列配置には得点をむづかしくして種々工
夫を要するようにした効果があるものである。

（３）斜面板３はバール球を平面板２に戻す作用がある
ので種球数は少くと一球を撞く回数は多くなりゲームを
単純化しない。

（４）撞く球が無くなった場合に打者が交代となるもの
であるから数人で競技する場合でもゲームはスムースに
進行する。

（５）別設の手数を要せずして、規定の球数全部を球部
り４に集合せしめることが出来る。

（６）得点は撞く球の強弱や方向の外、塁上の球や周囲
の枠体等を利用したカーブの採り方等、合理的撞き方に
基くもので、偶然性は殆んどなく、技術を主とした競技
が出来る。

（７）この考案は家庭用のみならず斜面板３の上をガラ
ス張りとなし、硬貨の投入口を設け、引手７を引く事に
因って撞・球が出て来るようになし、スコアーポートに
は塁上に保溜される撞球の重みに因って電流が流れ自動
的に得点が表示出来るなどして営業用のものも作製し得
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの考案の平面図、第２図は引手によって移動
する塁入球の保溜板９の平面図、第３図は第１図Ａ−Ａ
部の断面を示す。１・・・・・・競技台、２・・・・・・平面板、３・・
・・・・斜面板、４・・・・・・球部す、５・・・・・
・球の落下溝、６□、６゜、６３．６４・・・・・・穿
孔（塁）、７・・・・・・引手、８・・・・・・球保溜
板の穿孔、９・・・・・・引手に連る球保溜板、１０・
・・・・・球転送用傾斜板、１１・・・・・・スコアー
ポート、１２・・・・・・撞球、１３・・・・・・バネ
、１４・・・・・・球保溜板９の移動を軽快にする回転
円盤。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】長方形の種球台１の上表面のほぼ士を平面板２１を手前
に傾斜する斜面板３となし、平面板２ゝ４の手前に球部り部４、斜面板３の先端に球の落下溝５を
設け、斜面板３上には適宜の間隔を置いて、手前から先
端に向って直列に設けた４個の穿孔６、．６２，６３．
６４を一組としたるものを３行乃至４行はど並設し、種
球台１の内部の斜面板３の下部には、優生の間隙を置い
て、外部の引手７によって前後に移動することが出来、
且つ、種球が通過することが出来る穿孔８を有する球保
溜板９と、その下方に上方から落下する球部り部４に転
送することの出来る斜面板１０を設ける外、台１の先端
にスコアーポート１１を設けたる野球式種球競技台。