JPS5820283A - 石炭灰の固化方法 - Google Patents

石炭灰の固化方法

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JPS5820283A
JPS5820283A JP56118408A JP11840881A JPS5820283A JP S5820283 A JPS5820283 A JP S5820283A JP 56118408 A JP56118408 A JP 56118408A JP 11840881 A JP11840881 A JP 11840881A JP S5820283 A JPS5820283 A JP S5820283A
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JP
Japan
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coal ash
hopper
matter
caked
coal
Prior art date
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Pending
Application number
JP56118408A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Murase
村瀬 保
Shintaro Fujimoto
藤本 新太郎
Yoshitoku Kasuga
春日 至徳
Hajime Sasaki
一 佐々木
Katsumi Yoshiji
吉次 克己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は石炭を高温燃焼して生成する微細な石炭灰をベ
レット状に固化するための石炭灰の固化方法に関するも
のである。
石油の代替エネルギとして石炭の使用が急激にクローズ
アップされ、海外炭を使用し電大型発電が操業されるの
に伴い1石炭が大量に使用されるようになってきた。し
かし、この結果発生する石炭灰の処理は国土の狭い我国
によっては悩みの種であ夛、その解決策を確立しなけれ
ば石炭を大量に使用することはできない。たとえば、我
国では第1表に示すように昭和55年度の石炭灰の発生
量は200万トンであシ、その利用率は約30%といわ
れ、残シの70%は埋立てなどに利用されている。そし
て、昭和65年には石炭灰発生量は1500万トンにも
達すると予想される。この全量を有効に使用することは
極めて困難であり、大部分は埋めたてなどによって処分
しなければならない。
第1表からも明らかなように、米国その他の各国におい
てもほとんど同様な状況にある。
第1表 各国の石炭灰発生状況 しかし1国土の狭い我国にとっては陸上埋立ては殆んど
不可能に近い状態にあるため、海洋投棄または海上埋立
てなどによる一理を実施しなければならない。これにつ
いては、海上埋立ては産業廃棄物処理法、公有水面埋立
法等による厳しい規制をうけるため、将来海洋投棄せざ
るを得ないのではないかと思われる。
石炭灰を太平洋の海域に海洋投棄する場合2石炭灰を粉
末のままで投−すると、海洋汚染、環境破壊につながる
ため、これを固化し、粉解しないような形態で投棄しな
ければならない。このため。
海上保安庁では第2表に示すように海洋投棄に関する基
準・を設け、これにもとづいて処理を行なわなければな
らないことになっている。
第2表 集中型排出方法 石炭灰を投棄(例えば船底を開き、パケットエレベニタ
を使用して石炭灰を投棄する方法など)する場合には、
第2表に示す排出基準にしたがうことは勿論、さらに形
状2粒径、比重、沈降速度・耐圧強度6000?Fl程
度の深海における破壊強度などが適性でなければならな
い。
一方2石炭を使用する火力発電所などにおいて。
国内炭および外国炭の工業分析値を第6表に、また石炭
灰の組成を第4表に示す。
、石炭灰の主成分はシリカ(SiOz)+アルミナ(A
L203) 、酸化鉄(FezOs) テある。これら
3者で80〜90%を占め、他にカルシウム(Oak)
 + マグネシウム(MグO)・アルカリの酸化物(N
a2O+に20)’さらに燐の酸化物(P2O3)l硫
黄の酸化物(SOS)を含有する。
また2石炭焚きボイラは、現在は微粉炭バーナ焚きボイ
ラが主流を占め、その燃焼状況から炉内は十数百度とい
う高温にさらされるため、半溶融状態になった後、冷却
され、ガラス状になって石炭灰ができる。石炭灰は炭種
や捕集場所の相異によっても異るが、ボトムアッシュ、
シンダーアッシュ、フライアッシュに分類され、その生
成比率は第5表に示すとおシであシ、またその特性およ
び粒度分布は第6表および第7表に示すとおシで′ある
第5表 微粉炭ボイラの発生灰の分布 第6表 石炭灰の性状 以上説明したような各種の組成、性質をもった石炭灰を
粒状のべしとトとするのが本発明の目的である。
本発明においては、この目的を達成するために石灰9石
こう系およびセメント系の添加剤を混入し、さらにこれ
に合成樹脂エマルジョンの水溶液を加えて造粒し、水利
によって固化する方法を採用した。
以下1本発明の石炭灰の同化方法を詳細に説明する。
石炭灰を固化するには各種の方法があるが2本発明者は
各種の実験の結果2石炭灰を造粒してペレットにする方
法が最適であるという結論に達した。
ペレットにするには、転勤造粒方法、流動造粒方法、圧
縮造粒方法、押出し造粒方法などが行なわれているが、
同一の条件下で同一の粒径の製品を造粒する場合、造粒
機の能力は機種によっても異なるが、それぞれの造粒面
積に比例し、これによって造粒機の仕様と能力との関係
が推定できるため、転勤造粒方法が処理能力などから判
断して大量処理には最適であるものと考えられる。この
内、ディスク型造粒機は使用実績が最も多く、能力その
他と仕様との関係も確立されている。第1図および第8
表に宇部ロッシェ造粒様の標準寸法と仕様および能力を
示した。
第8表 宇部ロッシエ造粒機能力標準寸法表「 [・ [・ [・ [・ [・ 「・ l・ l・ [・ 「 [ [ [ 第2図および第3図は本発明の石炭灰の固化方′□法の
概略を示す工程図と装皺の概略構成を示すものである。
まづ2石炭灰と石灰1石こう系およびセメント系粘結剤
を原料ホッパ1に投入し、それぞれのホッパの下に設け
られたロータリフィーダ2を介してスネークコノベヤ6
および)(ケットエレベータ4によってホッパ5に投入
する。そして、混合された被固化物はホッパ5からコン
スタントフィーダ6によって所定量づつバッグミル7に
供給され。
ここで適当に混合され、たとえば宇部ロッシェ造粒機な
どのディスク型造粒機8に投入される。
このディスク型造粒機8において被固化物は。
合成樹脂エマルジョン含有の水溶液をスプレーしながら
粒径6〜10簡に造粒される。造粒された固化物(石炭
灰など)はガイド9を介してベルトコンベヤ10上に落
下し、バイブレーティングシーブ11に送られる。
このパイプレーティングシーブ11によって3間以下の
ペレットはふるい分けられ、再びバッグミル7に返送さ
れ、解砕される。
粒径31m1i以上のものは、ベルトコンベヤ12によ
ってパケットエレベータ13に送られ、ベレットホッパ
14中に供給される。
ペレットホッパ14に供給されたペレットはホッパ下部
よシ定量づつ取出される。
このようにして加熱ガスなどによる乾燥工程を一切必要
とせず9石灰2石こう、セメントおよび水とによる水和
作用によって短時間のうちに必要強度を保持することが
できる。
すなわち、原料は造粒機内で造粒されながら水和作用に
よる凝結と、圧密とにより強度を次第に増し、造粒機出
口においては、すでに相当の強度をもったペレットとな
り、さらに最終ホッパに至るまでの篩分、輸送工程の極
めて短かい時間で。
必要強度を保持するペレットになることが必要である。
つぎに実施例−について説明する。
まづ2石炭灰60〜85部2石こう12〜5部。
セメント12〜5部、消石灰5〜6部を混合して。
よく混練し、これをディスク型造粒機に投入し。
合成樹脂エマルジミン2部と水35部を添加しながら粒
径3〜10■に造粒し2石炭灰ベレットを製造した。製
造した石炭灰ベレットの嵩密度、押潰し強度、沈降速度
、空隙率、細孔容積などを測定した結果は下記のとおシ
であった。
このような特性を有するペレットは深海に投棄しても形
状は破壊されずに耐圧強度、も十分保持することが確認
された。
なお、押潰し強度はペレットに一定荷重を加えてペレッ
トが破壊されたときの全荷重量によって表したものであ
る。
また、沈降速度は内径1001m+高さろoo。
簡のガラス製円筒に海水を注入し、ペレットが長さ20
0 owOllの間隔を通過する落下時間を測定して単
位時間当たりの速度として表わしたものである。
また、嵩密度は内径40111111高さ167mのガ
ラス製円筒にペレットを充填して、これを軽くたたき、
内容積2000mA’にして重量を測定して表わしたも
のである。
深海での耐圧試験は60oomの深海を想定し。
内径4501111.高さ2000gの高圧水槽にペレ
ットを投入し、これに加圧媒体として水道水を注入し、
6soKy/−まで30分間加圧し、一定時間維持し、
その後これを減圧してペレットが崩解するか否かを確認
する試験を行った。
細孔容積はペレット約11(数20個はど)をとり、水
銀ポロシメータを使用し、水銀圧入法によシ(max 
125o Kg/crA )細孔容積を測定した。
以上の説明から明らかなように9本発明によれば2石炭
灰に石灰2石こう系およびセメント系添加剤を混合し、
さらにこれに合成樹脂エマルジョンの水溶液を加えて石
炭灰を造粒し、水利によって固化する方法を採用してい
るため、極めて簡単にペレットを形成することができ、
海洋投棄の基準を十分に満たし、深海投棄されても破壊
されないペレットを得ることができ、大量に発生する石
炭灰の大量処理が可能となるなどの優れた効果をあげる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の石炭灰の固化方法を実施した一実施例を説
明するものである。 第1図はディスク型造粒機の能力を示す線図。 第2図は本発明の概略工程図、第3図は本発明を実施し
たー実施装置の概略系統図である。 1は原料ホッパ、6はスネークコンベヤ、4はパケット
エレベータ、5はホッパ、6はコンスタントフィーダ、
7はバッグミル、8はディスク型造粒機、10.12は
ベルトコンベヤ、11はバイブレーティングシープ、1
3はパケットエレベータ、14はホッパである。 特許出願人  宇部興産株式会社 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 石炭を高温燃焼して生成する微細な石炭灰に石灰1石こ
    う系およびセメント系添加剤を混合し。 これに合成樹脂エマルジョンの水溶液を加えて石炭灰を
    造粒し、水利によって固化させることを特徴とする石炭
    灰の固化方法。
JP56118408A 1981-07-30 1981-07-30 石炭灰の固化方法 Pending JPS5820283A (ja)

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JP56118408A JPS5820283A (ja) 1981-07-30 1981-07-30 石炭灰の固化方法

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