JPS58200132A - 地盤横方向反力試験装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 従来杭を打設する地盤の横方向極限地盤反力を推定する
には、種々の土質試験を行ない、これらの試験で得られ
た土質データを用いて各種設計法における算定式に基づ
いて行なわれて来た。

し゛かしながらこれらの算定式には種々のものがあり、
土質試験データに基づいた極限地盤反力を一義的に定め
難いという欠点があった。

本発明は、杭基礎地盤の横方向地盤反力に関しては従来
全く類例のない模型試験用試験装置に係るものであり（
杭の鉛直方向極限支持力試験機が市販されているが、杭
の鉛直支持力と、横方向地盤反力とは全く異なるもので
あり、本発明は従来類例のない全く新しい発明である）
、水平抵抗抗設計に用いられる極限地盤反力を、他の土
質試験データを用いた算定式によることなく、簡便な試
験を行なうことにより直接に得られるような試験機の実
現を目的とするものである。

即ち、本発明・の杭基礎地盤横方向極限地盤反力試験装
置は、任意のサーチャージ（地盤の任意深さにおける土
かぶり圧に相当する圧力を云う）を負荷出来る土を収納
する気密容器と、抗体モデルおよびこれを水平方向に変
位させるための載荷機構と、このときの反力を測定する
ためのロードセルを有し、任意の拘束圧下における杭基
礎地盤の横方向地盤反力が載荷試験から得られるという
特長を有する地盤横方向反力試験装置を提供せんとする
ものである。、　　　　　　　　　　　　　　　　１以
下本発明の実施例を図面について説明すると、本発明の
試験装置は第１図の実施例に示すように、土槽（１）の
中に設置された抗体モデル（２）と、これに連結され同
抗体モデル（２）を変位させる載荷機構（３）から成る
。

土槽（１）は空気圧用パルプ（４）、排気パルプ（５）
、およびロードセルリード線ｌ用孔（６）を有する上板
（７）と、ピストンロッドブツシュ（８）を有する側板
（９）、および底板（１０）とからなり、それぞれポル
トネジθ１）と、パツキン（１２１を用いて組み立てら
れ、テストベッド０３）に固定されている。

また抗体モデル（２）は、第２図および第８図に示すよ
うに、円筒状ダミ一部分（１４）　（第８図のように径
りの円筒上下が矩形断面ロッドで結合された形のもの）
と、この円筒と同径を有するテストピース（＋５）から
なる。ダミ一部分０．０には、ロードセルリード線ｌ用
孔α０が穿たれておう、この孔α６）は矩形断面ロッド
中央のロードセル取付部（１７）まで通じている。また
円筒部前面には載荷用ロッド取付具（国が設けられてい
る。

ザストヒース（１５１は、外径Ｄ１内径りのパイプ状て
あり、その内壁にロードセル用荷重受座（＋９）を有し
ている。このテストピース（１勺は抗体組立て前に（１
２つ割のものとし、ダミ一部分に挾み込むように１１１
立てられて２つ割のものを接合しパイプ状とする。この
ようにテストピース（ｌ■は第２図に示すようにダ′ミ
一部分の中央に位置するよう加工され、硬質ゴムの０リ
ングもしくはハイボンテープ（２０）、およびロードセ
ル（２１）によって保持されている。

載荷機構（３）は、抗体モデル（２）に連結される載荷
ロッド（２２）と、これを引張るワイヤ（２３）　、ワ
イヤ巻取用ブーＩＪ　（２，０及びモーターＣ最から成
る。そして以上結ばれるエアーコンプレッサー（図示せ
ず）などが取付られる。

以上説明した如く本発明の地盤横方向反力試験　　　　
）装置は構成されているので、エアーコンプレッサーに
より土を収納する気密容器内に任意のブーチャージ（拘
束圧）を与えることができる。またこのブーチャージの
もとで、同気密容器内に設置された抗体は、減速モータ
ーとこれに取り付けられたワイヤ巻取用プーリー、およ
び載荷ロッドを介して水平に移動させられる。

このとき同載荷ロッドは、抗体モデルのダミ一部分に取
り付けられ、また抗体モデルダミ一部分とテストピ・−
スとの接触はロードセルのダイヤフラムとテストピース
内壁の荷重受座のみであるので、載荷にともなう地盤反
力のみがテストピースに伝えられ、この力をロードセル
によって検出することになる。

載荷ロッドは側板にとりつけられたピストンロッドブツ
シュを通じて土を収納する気密容器外の載荷ワイヤに連
結されるので、同気密容器内の気密は保たれ、空気圧に
よるブーチャージも一定に保たれる。また載荷ロッドの
出入量が抗体モデルの水平変位さして変位計により測定
される。

本発明の杭基礎地盤の横方向反力試験装置を用いて、抗
体モデルの載荷試験を行なえば、地中の任意深さの土か
ぶり圧を空気圧によるブーチャージによって再現でき、
しかも測定される地盤反力は、機械的摩擦などの影響を
受けないテストピー４前面の抵抗土圧のみであるため、
杭基礎地盤の横方向反力の算定に有用な情報を容易に提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（イ）は本発明の実施例を示す地盤横方向反力試
験装置の正面図、同（Ｏ）は平面図、第２図は第１図（
Ｌｌ）　０）　Ａ　−Ａ断面図、第８図は第２図におけ
る抗体モデルの斜視図、第４図は第２図のＢ部詳細図で
ある。 図の主要部分の説明 ■・・・土槽（気密容器）２・・、抗体モデル４・・・
空気圧用パルプ　５００．排気パルプ■４・・・ダミ一
部分　　　１５・・・テストピース２１・・・ロードセ
ル　　２２・・・載荷ロッド特許　出願人　三菱重工業
株式会社 復代理人　弁理士　唐　木　貴　ｉ外１銘し− 、；

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 土を収納する気密容器と、同容器内の気相部に圧縮空気
   を送る手段と、前記気密容器の側壁を気密に貫通し水平
   方向に移動するロッドと、同ロンドの挿入端に取り付け
   られるダミ一部材と、同ダミ一部材を囲繞するリング状
   のテストピースと、同テストピースとダミ一部材の間に
   介装されるロードセルとからなることを特徴とする地盤
   横方向反力試験装置。