JPS582000B2 - ハイキブツシツノ ムガイカホウホウ - Google Patents

ハイキブツシツノ ムガイカホウホウ

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JPS582000B2
JPS582000B2 JP49064480A JP6448074A JPS582000B2 JP S582000 B2 JPS582000 B2 JP S582000B2 JP 49064480 A JP49064480 A JP 49064480A JP 6448074 A JP6448074 A JP 6448074A JP S582000 B2 JPS582000 B2 JP S582000B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は廃棄物質、特に使用済みの油および油状物質の
無害化に関する。
油および油状物質ならびに特に高分子物質のような疎水
性物質の使用がますます多くなったため、とりわけこれ
ら物質の取り扱いから生じる新しい問題が起って来た。
特に古い油、加熱油、潤滑油、ディーゼル機関油の使用
はしばしば故意または不注意により、また時には緊急事
態から危険な環境汚染を起す。
単一相としてまたは多相系として環境を必然的に危険に
陥れる油および油状物質の無害化に関する多数の方法が
ある。
たとえば油を燃やしまたは生物学的に分解することによ
り、これを化学的に変換することができる。
しばしば油害防除のときに利用せられる燃焼法は、燃焼
が高価な燃焼装置中で行われず、開放状態で行なわれる
ときは、著しい空気汚染を引き起す。
吸着剤の使用は、油が化学的に変化されずに存在しても
環境に対して全く危険を生じないか、または生物学的分
解を受けやすいような具合に吸着剤によって固定される
ときだけこの問題を解決する。
たとえば廃油のようなものは活性炭、けい藻土、または
ベントナイトのような公知の吸着剤とは容易に吸着的に
結合しない。
特に、粘度の高い油の場合には多量の油が吸着剤を粘結
させ、そのため後処理を困難にする。
また、多孔質の鉱物性材料を、その吸着性を改良する目
的で疎水性物質で前処理する方法がいくつか提案されて
いる。
この方法では疎水性の廃棄物質は優先的に結合されるが
、水はもはや原則的に吸収されない。
しかしながらこのような吸着剤、たとえば疎水化された
バーライトの場合には吸収能力は著しく低下する。
なぜなら鉱物性原料は表面処理によって疎水性物質で部
分的に封鎖されるから内部の空所はもはや入り込むこと
ができないようになっているからである。
従来の方法によって吸着結合された物質は、環境に対し
て危険をもはや生じないように吸着剤に固定されている
ことが特に重大である。
本発明は簡県な方法によって廃棄物質、特に使用済みの
油および油状物質を安全に無害化できる方法を創造する
ことを発明課題の根本とするものである。
本発明の主題は、水との反応を遅延する胃面活性物質で
処理された酸化カルシウムを廃棄物質に加え、廃棄物質
を担持した酸化カルシウムをほぼ化学量論量の水で水酸
化カルシウムになるまで反応させ、そして得られた固形
物を堆積するかまたは工業用途に供給することを特徴と
する廃棄物質の無害化方法にある。
本発明の範囲内において廃棄物質というときにはこれは
最も広い意味において理解されるべきものである。
本発明方法の利用性は廃棄物質の物理的状態によって著
しく左右されることはない、たとえば殆ど大部分が有機
物である廃棄物質が低温下にあり更に水中に懸濁する固
体として存在し、そして温度上昇によりまたは溶剤の力
によってようやく液状になるとき]こもその利用性は可
能である。
それらは水および水と混合し得ないか限定的に混合し得
る有機液体よりなる単一相および二相系のみでなく、ま
た微細な固体を含有している多相系であってもよい。
また、廃棄物質を含有する相の粘度は本発明方法の利用
性に対して決定的な役割を演じるものではない。
このことは廃棄物質の化学的性質についてもあてはまる
なお、それらは重合体、重縮合体、および重付加化合物
と同様に単量体化合物であってもよい。
これらの物質は天然または合成材料であつてもよい。
実際上エマルジョンの形としても生じる廃棄物の例には
、使用済みのモーター油、切削油、穿孔油、植物および
動物脂肪のような廃油、たとえば自動車のワックス除去
のときのようなワックスおよびワックス類似物質、クー
ル油、樹脂、瀝青質物質およびピッチ、酸樹脂、合成樹
脂、石油、ベンジンおよび灯油のような石油溜分、なら
びに機械油、シリンダー油、潤滑油、およびベンゾール
、トルオールのような有機化合物がある。
工業的工程において廃生成物としてときには多量に生じ
、本発明方法によってその無害化の可能な多相系の例と
しては次のものが挙げられる。
即ち、酸樹脂、穿孔グリース、穿孔油、切削油、エナメ
ルエマルジョン、繊維工業における使用済みの防水加工
エマルジョン、ならびに製紙工業における樹脂エマルジ
ョン、金属の後処理において生じるような合成樹脂エマ
ルジョン、ボールベアリングや軸受けの洗浄装置からで
る油脂含有廃水、電気メッキスラツジおよび黒い鉱油、
脂およびワックスの脱色のときに生じる油分含有漂白士
、などである。
本発明方法を実施するためには、カルシウムの酸化物が
適する。
本発明目的に対して市販の生石灰、たとえば白い微粉上
の酸化カルシウムが好まれるが大きな粒状のものも多く
の場合使用できる。
生石灰は18重量係までの酸化マグネシウムまたは他の
異成分を含有してもよい。
酸化マグネシウムの含有量が増大するに従い、前処理さ
れかつ有機物を吸収した生石灰の水による消和は遅くな
り、そして熱発生は少くなる。
これは多くの用途に有利である。
生石灰は水と激しく発熱的に反応する。
それ故それは特別の前処理なしには水系中で水によって
消和され水酸化カルシウムに移行する。
この水酸化カルシウムは直接に加えられた消石灰と同様
に油性物質を不十分にしか吸着しない。
疎水化された水酸化カルシウムでも油性物質に対しては
比較的低い吸着能しか持っていない。
今や驚くべきことには酸化カルシウムを疎水化剤によっ
て前処理した後、廃棄物質の存在下で、水酸化物形成の
ために必要な化学量論的最少量ですでに系内に存在する
かまたは液状の廃棄物質を吸収した後加えた水と反応さ
せるとき、酸化カルシウムは全く異なった挙動をするこ
とが判った。
これは何が原因であるかは詳しく説明できない。
しかし疎水化剤と結合した酸化カルシウムのミセルは水
による消和に対して保護されることは明らかである。
それ故、水酸化物の形成は著しく遅延される結果となる
その程度は疎水化剤の量および種類に左右される。
そのように疎水化された酸化カルシウムと水との反応は
数分間後でも起らず、それどころか一時間またはそれ以
上の時間までも遅延され得る。
そのような酸化カルシウムが有機の廃棄物質たとえば油
と接触した状態になった後では再び水と反応し得るとい
うことはなお一層驚くべきことである。
疎水化剤の分子が先ず酸化カルシウムのミセル表面を被
い、そうすることによってそれを水の侵入に対して保護
するものと考えられる。
非水性相内に含有された有機物質の作用の下で疎水化剤
の分子は段階的に不活性化される。
即ち有機相によって吸収される。
それ故、水の分子はCaO格子に近寄り、そして著しく
容積を拡大しむがら水酸化カルシウムを形成し、その一
部分は発生期状態で有機物質を吸収する。
本発明方法によって、カルシウム水酸化物形成の際の表
面は有機相の存在下で20倍以上に拡大する。
詳しくいうと、表面拡大は、そのとき用いられる界面活
性を有し水との反応を遅延する酸化カルシウム前処理用
の物質と、吸着されるべき物質の種類に左右される。
界面活性物質は生石灰中に0.001から10重量%、
好ましくは0.01から5重量%までの量で含有される
界面活性剤は特に均一に分散されて存在するとき特別の
効力を示す。
均一分散は例えば界面活性物質の存在下に生石灰を均質
粉砕にするか、または低粘度の液体であるならばそれを
含浸させるか、または界面活性物質の溶液を含浸させる
ことによって達成される。
含浸はたとえば酸化カルシウムを混合ドラム.の中に入
れて攪拌し、その中へ噴射することによって行ってもよ
い。
本発明の目的に対しては最も広い意味での界面活性物質
が有用である。
明らかに重要なことは界面活性物質が、特に水系の多相
系の場合、水との.反応が始まる前に分離されるべき廃
棄物質との優先的交換作用が起るように、分離されるべ
き廃棄物質に対して特別の親和性を有すことである。
原則的にはアニオン活性およびカチオン活性ならびに非
イオン界面活性物質が使用できる。
これら助剤としては化学的には次の化合物の種類が包含
される。
即ちステアリン酸およびパルミチン酸のような脂肪酸、
アルキルサルフエート、アルキルアリールスルホネート
、アルキルスルホネート、スルホコハク酸エステル、カ
ルボン酸の塩、真正の石鹸、スルホスクシンアミド、エ
ーテルサルフ工一ト、ノニルフエノールホリクリコール
エーテル、脂肪アルコールポリグリコールエーテルなら
びにその硫酸化物などである。
しかしまたポリグリコールエーデル、脂肪族アミン、ア
ミンオキシド、脂肪族アルコール、およびセルローズ誘
導体ならびに重合体化合物も使用できる。
前述の助剤の分離されるべき有機物に対する選択性は官
能基および分子の鎖長を選ぶことによって極めて正確に
調節することができる。
吸着されるべき物質が単一でなく異った由来の物質、た
とえば乳化剤、潤滑剤添加物等を含有するとき、かかる
選択は特に重要である。
好適な助剤を決定するには同族列の代表的化合物から出
発するのが好都合である。
ある列が完全に役立たないときは別の列を試験する。
簡単な実験室の試験によって、一般に好適な代表的化合
物がたとえばアルカン列、脂肪族カルボン酸列、または
脂肪族アルコール列のような公知の同族列から見出され
る。
酸化カルシウムに添加された助剤の選択的挙動の正確さ
は技術者にきっても驚くべきことである。
たとえば、在来の手段によって分離できなかったエマル
ジョンはn−オクヂルアミンによって前処理された微粉
石灰を用いるならば数秒以内に分離されるが、エマルジ
ョンの分離は同族のC12アミンを用いたときには起ら
ない。
助剤は、分離されるべき多相系内に存在している乳化剤
の種類の作用を消すよう選択してもよい。
たとえば、アニオン活性の乳化剤(たとえば石鹸)はた
とえば長鎖アンモニウム塩のようなカチオン活性の添加
剤によって無害化される。
そのためエマルジョンの分離は非常に速く起る。
同じことは他の助剤たとえば炭化水素を加えるときにも
あてはまる。
疎水性廃棄物質を無害化するためには、脂肪酸またはパ
ラフィン油で処理された酸化カルシウムを使用するのが
望ましい。
これらまたは他の疎水化剤で前処理された酸化カルシウ
ムはたしかにそれ自身格別に疎水性ではないが、疎水性
廃棄物が水性の多相系内にあるとき、明らかにこれをよ
く吸収する。
水性の多相系内に含有された、または化学量論的必要量
に応して加えられた水によって、有機の廃棄物を吸収し
た酸化カルシウムが徐々に水酸化カルシウムになる反応
過程において、有機物質は極めて細かく均一に吸着され
る。
疎水性助剤と廃棄物質を含有する水酸化カルシウムは異
状に強い疎水的挙動を示すため、それはおそらく残留す
るであろう水相から困難なしに分離できる。
その上、形成される水酸化カルシウムは長時間水に放置
しても実質的には溶解しないで残る。
本発明方法によって生ずる最終生成物の性質を考慮して
、疎水化剤単独でまたは吸収された有機物との結合状態
において水酸化カルシウムに疎水性を付与するような疎
水化剤を特に選択する。
この目的のためにはたとえばステアリン酸、パルミチン
酸のような脂肪酸が適するが、パラフィン油のような石
油溜分もまた適する。
添加すべき疎水化剤の選択および量は、最終生成物、即
ち廃棄物を吸着した形で含有している水酸化カルシウム
によって何が行われるべきかによって決定的に左右され
る。
一般に、望ましい作用は0.1〜5重量係、特に1〜3
重量係の疎水化剤を添加することによって達成される。
疎水化剤および場合によっては他の助剤で前処理された
酸化カルシウムは、それが系内において存在するかまた
は添加された水によって有機物を吸着的に結合しながら
水酸化カルシウムに変換される前に、廃棄物質を吸収す
るから、前処理され:た生石灰を廃棄物質によく混合す
ることで十分である。
液体が含まれる場合には前処理された生石灰を入れてか
きまぜるかまたは片状の生石灰をそれで含浸させること
で十分である。
廃棄物質が更に固形物を含有するときは、前処理された
酸化カルシウムが系内によく分散されるよう適当なミキ
サーまたはニーダーで処理してもよい。
廃棄物質を無害化するための、前処理された生石灰の必
要社は本質的には最終生成物の所望の状態ないしは可能
な後続用途に左右される。
液体の場合、廃棄物質を吸着的に結合含有する水酸化カ
ルシウムが疎水性のために乾いた粉末の形となるような
量の前処理された酸化カルシウムを加えることで十分で
ある。
実際の応用の多くの場合、無害化されるべき廃棄物質に
対する前処理された酸化カルシウムの重量割合は1:1
ないし約1:10の範囲である。
驚くべきことには、最終生成物として生ずる疎水性水酸
化カルシウムは含有された廃棄物質と共に極めて容易に
炭化されうろことが判った。
このことはおそらく本発明方法によって生じた水酸化カ
ルシウムの微分砕に帰因するものであろう。
空気中に数日間放置した後では既にもはや全くアルカリ
性の水酸化カルシウムは存在せず、炭酸カルシウムが存
在するだけである。
疎水化剤を適当に選択することによって、疎水化剤およ
びこれと同様に微分砕状態で存在する吸着された有機の
廃棄物質は生物学的に分解することができる。
廃棄物質の生物学的分解が可能な場合にはそれ自身も生
物学的に分解されるような助剤を選ぶ。
それには、たとえばステアリン酸、パルミチン酸のよう
な天然脂肪酸ならびにパラフィン油のようなアルカンを
含む。
また前述のことは廃棄物質がその上固体相を含有してい
るとき、たとえば地中に存在する原油が問題となるさき
にもあてはまる。
この場合には、極微分砕された状態でたとえば0.4重
量係のステアリン酸と0.2重量係のパラフィン油を含
有する疎水化された生石灰を用いる。
これは油層の厚さに応じてその上に拡げる。
地上にある油は直ちに滲透して行き、地中にある油は機
械的に、たとえば耕耘機によって、前処理された生石灰
と接触状態にさせる。
土壌の湿度が反応に十分でないときは水酸化物形成に必
要な量の水を散布し、なじませる。
ここにおいて、疎水性の酸化カルシウム中に存在した油
は生成物(即ち水酸化カルシウム)の大きな表面での分
散を生起する。
油を吸収した粉状の吸収剤は地下にすき込まれ、そこで
油は極めて微細な分散のため生物学的分解を受けやすく
なる。
水酸化カルシウムは時間の経過と共に炭酸カルシウムに
変換される。
酸樹脂または乳化された廃油が大きな部分を占めている
水性の多相系を堆積可能にせねばならないときには、最
終生成物として固形物を生ずるような量の疎水化された
酸化カルシウムを添加するのが好ましい。
もはや水で濡れない生成した乾いた高度に疎水性の粉末
は数米までの厚い層の形で油含有材料の堆積の被覆とし
て用いられる。
この強い疎水性の粉末は特によく油を吸い取るから油の
汚染はもはや地下水に達することはできない。
たとえば本発明方法によって得られた最終生成物中に水
酸化カルシウムと廃油が1:1の重量比率で存在してい
ても、それ以上の油および油状物質がなお多量に、即ち
二倍重量まで吸着される。
疎水性の最終生成物がたとえばステアリルアミン、また
はジメチルベンジルステアリルアンモニウムクロリドの
ような生物学的に分解し得ない助剤を含有するとき、そ
れは前述の利用目的に特によく適している。
なお、それは市街道路および産業道路建設のための建材
として、特に霜防御層として特別の長所を以て使用され
る。
最後に、廃棄物質たとえば使用済みの潤滑油、モーター
油の如きものを、場合によっては化学的に変換すること
は大きな意味がある。
本発明による吸着は、油を吸い取った反応力のある生石
灰の水による反応熱が自発的炭化工程開始まで蓄積され
るよう進行させる。
この目的のために、廃棄物質を吸い取った、必要な量の
水を含有するがまだ完全に水酸化カルシウムに変換され
ていない生成物を穴の中に入れ、それを薄い土の層で被
う。
数時間後、この小さい堆積物の内容物は殆ど煙の発生な
しに炭化する。
炭化はその量によって数時間または数日間かかる。
あとには肥料として使用し得る灰が残る。
本発明の方法は液体の廃棄物質の無害化に有用であるば
かりでなく泥状物をも無害化させる。
たとえば電気鍍金によって生ずる泥状物または黒い鉱油
や油脂を脱色する際油を吸着した漂白士として得られる
泥状物を無害化する。
そのためには本.発明に従って用いられるべき酸化カル
シウムを約1=1の割合で廃泥中に入れてかきまぜ、次
いで本発明の方法によって更に加工する。
また、地下水または雨水が存在することによって水性多
相系を生成する水上に存在する油、ならびに廃油のあら
ゆる湖沼は本発明方法によって無害化される。
このためには、できるだけ長くかつ有効に水酸化物形成
を抑圧するよう、やや大量、即ち1〜5重量%の疎水化
助剤で前処理された疎水化生石灰を選択する。
そのようにして前処理された生石灰は水の上に浮んでる
ほど疎水性である。
この生石灰はその生成由来に応じて異った速さで油を吸
収し、油で飽和すると沈む。
ある時間後、広い開放された水上ではたとえば数時間後
、水との化学反応が始まる。
この際、吸着剤として働く水酸化カルシウムが生じる。
これは発生期状態において油を極めて細かい微粒子状で
固定する吸着剤として作用する。
生石灰の前処理に用いる助剤を適当に選ぶことによって
、この最終生成物はある時間後生物学的に分解される。
深い水上で油を防除する場合には、前処理された酸化カ
ルシウムに、化学分解だけでなく生物学的分解をも促進
する適当な酸素搬送体を加えてもよい。
それらとしてはたとえば硝酸塩および硫酸塩が挙げられ
る。
それらも反応後は粒子内に固定ざれ、疎水性の外皮のた
め水によって溶出されない。
実施例 1 190kgの使用済みのモーター油(廃油)を処分する
ため、1重量%のステアリン酸と0.2重量%のジイソ
オクチルスルホこはく酸ナトリウムを含有する190k
gの生石灰をこれに混合した。
続いて酸化カルシウムを80lの水と反応させた。
約30分後、粉末状の乾いた固体が生じた。
これの1kgは更に約0. 5 kg以上の廃油を吸着
し得た。
実施例 2 約20重量%の無機および有機成分と80重量%の水を
含有する電気メツキ泥漿物100kgは、その粘稠性の
ためもはやきれいな水層を分けて分離することはできな
かった。
1. 5 0 kgの前処理された生石灰(1%の脂肪
酸)を攪拌しながら加えた。
存在する水は水酸化物形成により、また反応熱による蒸
発により、完全に除去された。
強い疎水性の粉末が得られた。
これは電気メツキ泥漿物の成分を強く固定含有していた
から堆積生成物は表面水および地下水によってもはや濡
れなかった。
実施例 3 2 4 0 kgの種々な有機物を含有するペースト状
のエマルジョン5 0 0 1<gを、ステアリン酸と
パルミチン酸の混合物で前処理された白い微粉の石灰5
00kgと攪拌下に混合した。
反応後、乾いた堆積しうる粉末が形成された。
実施例 4 工業的に生じた酸樹脂副生成物を供給装置によつて二−
ダー内に入れ、その中で樹脂中に存在する硫酸を先ず未
処理の生石灰で中和した。
その後4kgの水と10kgの白い微粉の石灰を加えた
この石灰はステリアン酸とパルミチン酸の混合物2重量
%とこはく酸塩0.5重量%で処理されたものである。
捏和のときには疎水化された酸化カルシウムによって先
ず樹脂のみが吸収された。
更に機械的処理を行うと20分後にやつと水との反応が
起った。
よく堆積し得る粉末が生じた。実施例 5 100kgのディーゼル機関油を砂浜から取り除くこと
となった。
ステアリン酸とパルミチン酸の混合物1重量%とパラフ
ィン油0.5%を含有する約1 O O kgの白い微
粉の石灰を計量装置を備えた撒布車によって砂浜上に散
布した。
その後、滲み込んだディーゼル機関油全部が前処理され
た白い微粉の石灰と接触するような深さまで耕耘機で耕
やした。
80lの水を散布した後、更に土を耕やした。
形成された最終生成物はディーゼル機関油を極めて微細
な粒子として、即ち容易に分解し得る形で、含有してい
たから土の中に残留させておいてもよかった。
実施例 6 探鉱ポーリングの堆積物からのエマルジョン1m3とノ
ニルフエニルホリクリコールエーテル 5 %を含有す
る前処理された酸化カルシウム600gとをプロペラ攪
拌機を有する容器内で混合した。
次いでプロペラ攪拌機を約1分間運転した。
エマルジョンは凝集し、約10秒後沈澱物が形成された
そのとき上部の液体は透明な水になっていた。透明な水
相を傾瀉し、沈澱物を含有する残渣を帯状ろ過機を通し
て瀘過した。
沈澱物が化学反応を起した後ではエマルジョンの油相か
らの疎水性成分は、最終生成物が乾いた粉末として堆積
し得るような状態で吸着剤の中に固定された。
実施例 7 約7%の合成樹脂を含有する合成樹脂分散液1m3を前
処理された酸化カルシウム(2%パラフィン油)lkg
と共に数分間強く攪拌した。
合成樹脂は直ちに凝集し吸着剤に付着して沈降した。
帯状ろ過機でろ過すると透明になった水相と(沈澱物が
化学反応を起した後)乾いた粉末が得られた。
実施例 8 2kgの穿孔油を含む水性の中性のエマルジョン100
lの中へ2重量%のパラフィン油を含む生石灰よりなる
吸着剤2kgを入れた。
数分後、完全な透明化が起った。
生成した沈澱物をろ別した。水性媒体のpH価ははじめ
は11であったが空気をしばらく吸込むと容易に低下し
た。
実施例 9 金属加工工場より出た水性エマルジョン(100lの水
の中に2kg油を含む)を6重量%のノニルフェノール
テイラグリコールエーテルを含む2kgの生石灰と共に
攪拌した。
2分後、エマルジョンの完全な透明化が起った。
生成した固形の最終生成物はろ別した。
実施例 10 1l当りエポキシ樹脂400gを含有する合成樹脂分散
液を分離するため、吸着剤として1重量%のパラフィン
油と1重量%のノニルフェノールテトラグリコールエー
テルを含有する酸化カルシウムと酸化マグネシウムの混
合物(10%MgO)を選んだ。
この吸着剤50gを前記合成樹脂分散液1l中に入れて
攪拌した。
5分後、分散液の透明化が起った。
生成した固体はろ別した。実施例 11 耕地上にありその一部分は地中に滲み込んでいる約50
tの原油を次のように処理した。
ステアリン酸とパルミチン酸の混合物0.5重量%と0
.2重量%のパラフィン油を極めて微細な粒子として含
有する粉末の酸化カルシウム50tをサイロ車から送風
器で原油表面(約15cmの厚さ)に吹き付けた。
約30分後、前処理された酸化カルシウムによって遊離
の油は吸収された。
このとき前処理された酸化物と油から薄い粥状物が生成
した。
その後で土を耕耘機で耕やし、滲み込んだ油が全部すき
込まれた酸化カルシウムと接触するような深さまで耕や
かした。
土壌水分が存在するにもかかわらず、すべての油が機械
的処理で酸化カルシウムによって吸収されるまでは土壌
水との反応は早く起らなかった。
化学反応中、地中の油粥状物から乾いた疎水性の粉末が
生じた。
一部分は地上表面に、一部分は地中に存在する最終生成
物は、あらかじめ横わきに押しやられた母体土壌の下へ
約50cmの深さにブルドーザーによって持ち込まれ、
そこにおいてはもはや相として認められないこの油は微
粒子状になっているから水酸化カルシウムの炭化後は生
物学的分解を受けやすくなっていた。
実施例 12 水の表面が約10cmの厚さの油の層で被われている貯
水池から、攪拌機を備えた約5m3容積の円錐状の容器
へ油と水とをポンプで汲み入れた。
容器は下部の円錐のところに排出弁を備えていた。
更に第二の排出弁が取り付けられていたが、それは上部
にある液体を排出した後なお600lが残るようになっ
ていた。
水・油混合物を汲み入れると油は容器内で水表面に浮ん
だ。
側弁から過剰の水を排出し、容器内に約1600lの油
(取りつけた目盛りで側定できる)が集められるまでこ
のポンプ操作を何回もくりかえした。
油の下には600lの必要な水が必然的に存在した。
スクリューコンベーヤーの上に1600lの粉状の前処
理された酸化カルシウム(C14−C18の脂肪酸の混
合物1重量%含有)を加え攪拌機を動かした。
酸化カルシウムは先ず油と速やかに混合し、水に濡れな
かった。
10分間攪拌後やつと水は懸濁液から吸収された。
うずい粥状物が生成した。生成物を更に加工しなければ
ならないときはこの粥状物を直ちに下の排出弁から反応
容器内へ排出し、また最終生成物を堆積せねばならない
ときは直ちに堆積床の上へ排出した。
ここで少時間後(約1/2時間〜数時間後)化学反応が
起り、乾いた疎水性の粉が生成し、その中でもはや油相
は認められなかった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 天然または合成の油状または高分子有機廃棄物質に
    、界面活性を有し水との反応を遅延させる物質で処理さ
    れた18重量%まで酸化マグネシウムまたは他の異成分
    を含有していてもよい酸化カルシウムを加え、上記廃棄
    物質を吸収した上記酸化カルシウムをほほ化学量論的量
    の水で水酸化カルシウムになるまで反応させ、得られた
    固形物を堆積するかまたは工業用途に供給することを特
    徴とする天然または合成の油状または高分子有機廃棄物
    質の無害化方法。
JP49064480A 1973-06-06 1974-06-05 ハイキブツシツノ ムガイカホウホウ Expired JPS582000B2 (ja)

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AT (1) AT335375B (ja)
CA (1) CA1041127A (ja)
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DD (1) DD112969A5 (ja)
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GB (1) GB1477209A (ja)
IT (1) IT1013360B (ja)
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