JPS5819987A - 飲料自動販売機 - Google Patents

飲料自動販売機

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JPS5819987A
JPS5819987A JP11780881A JP11780881A JPS5819987A JP S5819987 A JPS5819987 A JP S5819987A JP 11780881 A JP11780881 A JP 11780881A JP 11780881 A JP11780881 A JP 11780881A JP S5819987 A JPS5819987 A JP S5819987A
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syrup
vending machine
container
containers
bag
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泰雄 清水
池田 静雄
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Tsugami Corp
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Tsugami Corp
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、カップ内でシロップを希釈して販売するか
あるいはブリミックス飲料のごとく希釈することなく販
売するカップコールド飲料自動販売機に関する。
一般に、この種の飲料自動販売機においてはシロップ(
ブリミックス飲料を含む。以下同じ)の腐敗・変質を防
止するためにシロップを10℃以下に保冷するかまたは
密封して外気と遮断することが要求される。このため、
従来よりシロップをポリエチレン製の開放型シロップ容
器に充填し、このシロップ容器を自販機内の冷却水槽内
に設置してシロップを10℃以下に保冷している。羨メ
開放型容器は°、2〜′5ガロン程度の容積のもので、
これが冷却水槽内に4〜6本収納されるようになってい
る。
通常、良く売れる飲料種類と余り売れない飲料種類には
かなりの差があり、しかも設置場所、季9節によってか
なりの変動がある。現在ではこれに対応するため2種類
程度の容積のシロップ容器を用意し、例えば、良く売れ
る飲料はそのシロップを3ガロン容器に、売れない飲料
はそのシロップを2ガロン容器に充填しているが、それ
でも対応できない場合には飲料種類を減らして、例えば
飲料が6種類販売のものにおいて飲料を5種類販売とし
、良く売れる飲料のシロップはシロップ容器を2本使用
するようにしている(飲料選択押ボタンが6個あるもの
において、そのうち2個を同一種類の飲料選択用に、他
の4個は各々異なった種類の飲料選択用にしている)。
−いずれの場合も売れ行きに応じての効率的かつ弾力的
な運用は困難である。しかもシロップ補充時にはシロッ
プ容器内に残ったシロップは捨てるかあるいはこれにつ
ぎ足すことになり、前者ではシロップのロス、後者では
シロップ容器内の古いシロップとつぎ足した新しいシロ
ップが混じりあい、シロップが腐敗する可能性が強く非
常に不衛生である等の欠点がある0 上記の解決策としてシロップ容器を密閉型耐圧容器とし
、これを自販機内の常温の場所に飲料の種類に応じて多
数設置し、炭酸ガスの圧力によってシロップを放出販売
するものがあるが、シロップ容器が特殊な専用耐圧容器
であるため容器の重量が大であり、自販機に対するセツ
ティングが極めて困難なものである。それと自販機の奥
の方に設置されているシロップ容器が空になってこれを
新しいものと交換する場合、前面に設置されているシロ
ップ容器を自販機内から取り出す必要があり、自販機側
配管パイプとの接続が困難となる欠点がある。また、密
閉型耐圧容器の場合は炭酸ガス圧によって放出するため
、炭酸ガスが混入して味が劣化するコーヒ    □−
等の飲料は販売できず販売する飲料が限定さ 。
れる。さらに容器が高価になると共に容器の回収運送、
洗浄、消毒、シロップ充填設備等かなりの費用が必要と
なる欠点がある。
この発明は以上の点に鑑谷て考えられたものであり、自
販機内のシロップ収納庫に複数の棚を設置し、該棚に使
い捨てまたは軽量のシロップ容器をそのシロップ放出口
が自販機の作業前面に向くように多数収納させたことを
特徴とするものである。
以下、この発明を図面に示した実施例に従って説明する
第1図は、この発明による自販機の前面扉を開放した外
観図で、第2図は一部を断面した側面図である。図にお
いて1は自販機本体で、該本体1の右下方に前面が開放
されたシロップ収納庫10が側板10a、10a=天井
10bおよび後板10c(必要に応じて)によって区画
して設けられている(第3図参照)。左右一対の側板1
0a、10aの内側には各々係止ピン101.101が
両サイド前後において上下に等間隔で多数突設されてい
る(側板10aの一つは本体1で代用してもよい)。1
1はシロップ容器(後記する)の載置棚で、その前後が
折り曲っており、該折曲部11a、11aが前記4本の
係止ピン101(左右一対の側板10a。
10aの前後に突設された4本)に係止されてシロップ
収納庫10に取りつけられる。これら載置棚11は図示
のごとく等間隔に多数(図示の例では4枚)取りつけら
れるものであるが、載置棚11は単に係止ピン101に
係止されているため、また係止ピン101は等間隔に多
数突設されているためシロップ収納庫10に対して簡単
に取り外しができ、かつ水平に対する傾斜角も自由に設
定することができる。図では載置棚11を前方が上方を
向くように傾斜させている。これら載置棚11.11・
・・には多数の使い捨てまたは軽量のシロップ容器3.
6・・・を載せることができ、図では1枚の載置棚11
に3本のシロップ容器3が載せられており、載置棚11
け4枚設けられているのでシロップ容器3は12本まで
収納させた状態を示している。第2〜4図で分かるよう
にシロップ容器6.3・・・の後端はシロップ収納庫1
0の後板10c(本体1で代用してもよい)に当接して
シロップ容器3.3・・・の各放出口31.3i・・・
が自販機10作業前面において斜め上方を向いてかつ垂
直平面に整然と揃うようになっている。
11、1!1・・・は切替パルプで、収納庫10の天井
10b上に4個設けられており、各切替パルプ16から
は3本の配管パイプ12.12゜12が6本のシロップ
容器3.3.6のシロップ放出口31.31.31に接
続されている(第1図参照)。各切替パルプ13.13
・・・では3本の配管パイプ12.12.12が1本の
配管パイプに集合され、図示してないが、これら1本の
配管パイプは各々シロップリザーバに接続され、次いで
、シロップポンプ21.21に接続される。即ち、各切
替パルプ13.13・・・は3本のシロップ容器3.3
.3を切替える餅のもので、これによって全体として独
立したシロップラインが4系統構成されている。14は
製氷機で、15はカップディスペンサー、16は前記カ
スプディスペンサ15から取出口17に放出されたカッ
プ、18はコントロールポ。
クス、19は炭酸水製造用の炭酸ガスボンベ、20は排
水バケツである。また、22は自販機の前面扉で、23
は照明ランプで、24はその照明カバーである。
次に第4図によってシロップ容器乙に配管パイプ12を
接続する状態を説明する。
シロップ容器3は、シロップ5を充填しているポリエチ
レン等の軟質材料でつくられる袋32と該袋52を保護
するべくこれを包囲する外箱36とで構成される。シロ
ップ放出口61はシロップ容器乙のやや下方において袋
32に溶着されてこれと一体となっている。袋32内に
はシロップ5を吸馳上げる吸上げバイブロ4が長手方向
に延長しておシ、吸上バイブロ4のフラット部が放出口
31.の段部に溶着され、その上にシール膜55が溶着
されている。−吸上パイプ64の先端部は折れ曲がり、
シロップ5の吸込口34aが開放されている。尚、吸上
パイプ34およびシール膜65は袋32内にシロップ5
が充填された後、放出口31の段部に溶着して袋62を
外気と遮断された密閉状態にする。
また、シロップ5を袋62に充填する際にはエアレス状
態にて充[L4てJも・・よいし、あるいは所定量の清
浄空気または不活性ガス(例えば窒素)を封入するよう
にしてもよい。このように構成されたシロップ容器3は
安価で、かつ軽量であり自販機へのセツティングが容易
となる。そしてこのシロップ容器3を載置棚11に載置
して放出口61の防塵用キャップ(図示せず)を取り外
してから、配管パイプ12先端に設けられた継手4を放
出口61より挿し込む。継手4は放出口61と嵌合する
本体41、該本体41内においてスプリング43にて付
勢されて偏移している弁体42、パイプ12に設けられ
たスプリング受12aおよびナツト47からなっている
継手4の先端は鋭利な切断部44となっており、この近
辺にはシロップ吸込穴45が複数個穿設されている。4
6はシール部材で、12bはパイプ12のシロップ通過
穴である。今、継手4をシロップ容器乙の放出口61に
挿し込むことにより本体41と放出口31はシール部材
46でシールされながら押し進み、先端の切断部44が
シール膜35を突き破り、シロップ吸込穴45が袋32
内に入り込む。次いで、ナツト47を放出口61のねじ
部に締めつけることによってシール部材46が放出口3
1のテーパ部に押しツケられて継手4をシロップ容器乙
に固定する0かくしてシロップ容器6は継手4を介して
外気と遮断された状態で簡単に配管パイプ12と接続さ
れる。
継手4がシロップ容器乙に結合されても通常の状態では
弁体42がスプリング4′5によって弁座を構成する本
体41の段部に当接している(この状態の弁体42を2
点鎖線で示す)。シロップ5′J&:放出する場合は配
管パイプ12の先に接続されているシロップポンプ21
(第4図に図示していない)が作動することによって弁
体42がスプリング46を押し縮めて弁を開放するので
(図において実線で示す)、シロップ5は矢印のごとく
吸上パイプ34の吸込口34aからパイプ34内、継手
4の吸込穴45、シロップ通過穴12bt−経て配管パ
イプ12内を流出してカップに販売される。
このようにしてシロップ容器3を多数載置棚11.11
・・・に載置して配管パイプ12先端の継手4を次々に
シロップ容器6の放出口61に挿し込んでいく。前記し
たようにシロップ容器3は載置棚11,11・・・上に
整然と載置され、その放出口31は全て自販機1の作業
前面に向けられているので、継手4の押込作業は極めて
容易に行なうことができる。尚、継手4がシロップ容器
6の放出口31に結合される際、前記したごとくシール
部材46によってシールされながら行なわれるので外気
が袋32内に入り込むことはない。また、放出口31先
端のねじ部を多条ねじ等にすればナツト47をわずかに
回転させるだけで継手4が放出口31に容易に着脱でき
るようになる。また、継手4の放出口31に対する着脱
は継手4が放出口51に外気と遮断された状態で行なえ
るなら何でもよく、とくにナツト47に限定されること
はない。
第5〜7図はシロップ収納庫10の載置棚11゜11・
・・がこれまで述べた場合と逆に傾斜するように係止ピ
ン101に係止させて取りつけたもので、シロップ容器
3の放出口31が斜め下方に向くようになっている。図
からも分るようにシロップ容器6.3・・・が前方に向
けて下方に傾斜しているため、シロップ容器3,3・・
・が自販機前面に滑り落ちることがないように各シロッ
プ容器5に対応して各々ストッパ部材1o2゜102・
・・が載置棚11.11・・・に取りつけられている。
ストッパ部材102は例えば第6図a1第6図すに示す
ように長方形状の板部材103をピン104にて載置棚
11の折曲部11aに回動自在に軸着すると共に該板部
材103が回動してシロップ容器3との係止を゛解除し
たときこの状態を保持させる板バネ(載置棚11に取り
つけられる)105とからなる。シロップ容器3を載置
棚11に載置するには、先づ板部材103を第6図aの
2点鎖線で示すように各板バネ105に係止させてシロ
ップ容器6を挿入する際、これと干渉しないような状態
にしておく。この状態で一つのシロップ容器3を載置し
たら板バネ105を押して板部材103を自重により下
方に回転させてシロップ容器3前端部に係止させる。以
下、同様の手順を繰シ返しながら全てのシロップ容器3
を載置棚11に載置する。かくしてシロップ容器3が全
て載置棚11に載置されたら、継手4を前記と全く同様
に放出口31より挿し込んで自販機側配管パイプと結合
する。この場合のシロップ容器6はこれまで述べたもの
とほぼ同じであるが、放出口31が下方に向いているた
め第7図に示すように吸上バイブ34を必要としない。
放出口61が斜め下方に向いているが、継手4はシール
部材46によってシールされながら挿し込まれ、シール
膜35を突き破るようになっているので袋32内のシロ
ップ5が外部に流出することはない。
シロップ容器乙の交換は継手4を放出口31より取り外
し、ストッパ102(板部材103)を板バネ105に
係止させた状態で行なう。このように各シロップ容器3
は個別に載置棚11より取りつけ取り出しが可能となる
第8図はシロップ収納庫10に対する載置棚11の別の
取付方法を示すものである。シロップ収納庫10の左右
一対の側板10a、10aの前端部を折り曲げ、ここに
切欠10dを等間隔に多数穿設し、切欠10d、10d
の間に支持部1’Oeをシロップ収納庫10内に向って
突設する。またシロップ収納庫10の後方端(本体1で
代用)に支持板10fを支持部10eの間隔と等しい間
隔で多数設けている0載置棚11はこれら支持部10e
、10fによって支持され、その取付は切欠10dの間
から挿し込んで行なう、っ優た載置棚11は側板1[]
a、10aの折曲部に係止されて自販器前面に滑り出す
ことがなく前方下向傾斜も自在であり、またシロップ容
器6も載置棚11の前方折曲部11aに阻止されて滑り
出すことがないため前記のようなストッパ部材は必要な
い。
尚、載置棚11はこれまで傾斜させた状態のみ説明した
が水平にも設置できるもので、この場合はデッドスペー
スが小なくなる。
第9図は切替パルプ13の一例を示す図であり、以下こ
れについて簡単に説明する。
160は切替パルプ13のハウジングで、3本の配管パ
イプ12,12.12が取シつけられ(図では他の1本
はかくれて見えないため2本しか示していない)、これ
に対峠する側にはパイプ161aを有する集合受口16
1が固定されている。とのパイプ131aは前記したご
とくシロップリザーバ、シロップポンプに接続されるも
のである。3本のパイプ12.12゜12はハウジング
130内ではフレキシブルに構成され、この7レキシプ
ルパイプ12c。
12c、12eに直交する方向にカム軸132が回転自
在にハウジング130に軸支されている。カム軸132
には一対のプッシャーカム133.133およびこれと
位相がずれて同じく一対のプッシャーカム134,13
4が各々取りつけられている。尚、カム軸162には図
示されていないが、モータ等によって回転駆動されるよ
うになっており、またプッシャーカム133.134の
停止位置規制用のフルサイクルカムが設けられている。
135はプッシャーで、各パイプ12c、12c、12
cに対応し、各々ブツシャ−ガイド136内においてス
プリング167の働きにより各パイプ12c、 12c
12cを押圧する方向に付勢されている。第9図aから
分るようにプッシャー135はその両サイドに前記一対
のプッシャーカム155.1!+3が作用するフラット
部135a、135aが設けられ、またフレキシブルパ
イプ12cを閉塞する中央突起部165bが設けられて
いる。
168は各プッシャー165に対応する位置に固定して
設けられた受部材で、前記中央突起部135bと共に7
レキシプルバイプ12cを挾持してこれを閉塞するよう
になっている。
第9図の状態は一対のプッシャーカム133゜133が
プッシャー165のフラット部135a・135ai介
して該プッシャー165を後退させてフレキシブルパイ
プ12C(図の右側)を開放させ、他の2本のフレキシ
ブルパイプ12C912cはプッシャーカムがいずれも
作用していないためそのプッシャー135がスプリング
167の弾力によって前進し、閉塞されている。
カム軸132が図の状態から時計方向に90゜回転され
るとプッシャーカム163はブツシャ−165を作用さ
せなくなるためプッシャー135は前進してパイプ12
cを閉塞すると共に、プッシャーカム164が別のプッ
シャー135(図において右側のパイプ12cの裏側に
配置されているパイプ12cに対応している)を後退さ
せるため、該当するパイプ12cを開放する。尚、左側
のパイプ12cは依然として閉塞された′!iまとなっ
ている。さらにカム軸162が時計方向に90°回転さ
れるとプッシャーカム166が左側のプッシャー135
t−後退させるため左側のパイプ12cが開放され、他
の2本のパイプはそれに対応するプッシャーに上って閉
塞される。かくしてカム軸162の回転により3本のパ
イプ1.2c、12c、12cのうち1本が順次開放さ
れ、時局シロップ容器3が切替パルプ16によって順次
切替わることになる。尚、切替パルプ13は図のものに
限定されることはなく複数のパイプ12′f:切替える
ものであるならどのようなものでもよい。
次にこのような飲料自販機のシロップラインの一例につ
いて第10図に基づいて説明する。
図ではシロップラインは2系統しか示していないが、他
の2つも同様である。
図において24.24は密閉構造のシロップリザーバ、
25.25は冷却コイル、26.26はガス抜きパイプ
、27.27は負圧検知、28.28は電磁弁、29は
ガス抜きポンプである。2つの切替パルプ13.13に
は各々6本のシロップ容器、5.5.3が継手4.4.
4およびパイプ12.12.12を介して接続され、各
切替パルプ13に接続される6本のシロップ容器6には
同一種類のシロップが充填され、切替パルプ16によっ
てシロップ容器3は切替わる。シロップラインは皆同じ
のため1系統のシロップラインについて述べる。シロッ
プポンプ21の販売動作によりシロップリザーバ24内
のシロップが販売されるとリザーバ24内が負圧(大気
圧に対してマイナスの状態)になるのでこれに見合う量
だけシロップがシロップ容器6から継手4、パイプ12
を経てリザーバ24内に供給される。即ち、袋62には
大気圧が作用しているため(外箱33は単に袋62を保
護しているだけのため外箱33と放出口51の隙間から
空気が入り込む。)、リザーバ24内が大気圧と等しく
なるまで袋62が縮少しながら内部に充填されているシ
ロップ5を放出することになる。販売が継続されてシロ
ップ容器6内のシロップ5が空になると袋32内に封入
されていた清浄空気あるいは不活性ガスがリザーバ24
内に入ってくる。そのため、リザーバ24内のシロップ
レベルが下がるのでこれによって切替パルプ16を作動
させてシロップが充填されている隣のシロップ容器6が
切替パルプ13に接続され、シロップ容器が切替わる。
切替ったところで電磁弁28を開放すると同時にガス抜
きポンプ29を動作させシロップリザーバ24内に入り
込んだ清浄空気あるいは不活性ガスをガス抜きパイプ2
6から抜き去り、シロップリザーバ24内を負圧にさせ
てシロップ容器乙のシロップをシロップリザーバ24に
放出してシロップレベルを復帰させてガス抜きポンプ2
9を停止させる。かくして空になったシロップ容器から
シロップが充填されているシロップ容器に切替わる。
尚、シロップがシロップ容器(袋62)内にエアレス状
態で充填された場合でも通常の販売動作は前記と全く同
じであるが、シロップ容器6の切替においてはリザーバ
24内にガスが入り込むことがないため、ガス抜き作業
は不要となる。この場合、シロップ容器3内のシロップ
が空になると、即ち袋32がぺしゃんこにつぶれてしま
うとシロップリザーブ24内は負圧状態のままとなるの
で負圧検知270作用により切替パルプ13を作動させ
て前記同様シロップ容器3′f:交換して再び販売を開
始する。このようにシロップ容器にシロップをエアレス
状態で一充填・密封することによってシロップライン中
に全く空気が混入することがないシステムができる。
尚、袋62内のシロップが残り少なくなって袋62の四
隅がしわになって、ここにシロップが売れ残ることがな
いように予じめ袋32の四隅を斜めに切断するか溶着し
ておけばシロップロスはほとんどなくなるg この発明は以上詳述したごとく構成されているので、次
のような効果を有するもので極めて有益なものである。
(1)多数のシロップ容器を自販機内に設置した場合、
そのシロップ放出口が全て作業前面に揃うため、他のシ
ロップ容器を移動させることなく容器の格納、交換作業
が行なえ極めて楽になる。
(2)  前記シロップ容器を多数載置させる載置棚は
取外し自在でかつ傾斜角も自在に設定できるのでシロッ
プ容器を各種状態に載置できる。即ち、載置棚を水平に
設置した場合はデッドスペースが小となり、傾斜角を大
きくとるとデッドスペースは大となるがシロップ残量は
小となる。また、シロップ容器の放出口が上方になるよ
う傾斜させた場合は自販機継手とのシールが不充分でも
シロップ洩れは余りなく、放出口が下方になるよう傾斜
させた場合はシロップ容器内の吸上パイプが不要になり
容器コストが小になる。
(3)シ占ツブ容器を小さめにつくり、これを多数シロ
ップラインに接続させることによってロケーション先の
販売状況に応じてシロップの種類別収容量を効果的かつ
弾力的に変化させることが可能となる。
(4)また、シロップ容器を小さめにすることによって
自販機に対するセツティングも楽になる。
(5)シロップ容器は自販機側配管パイプの継手と結合
できる放出口を備えた軟質材の袋を造りさえばよく、か
つこの袋を保護する外箱を用意するだけでよいので従来
のプレッシャーライズのごとく高価な容器と異なり、安
価なものとすることができる。
(6)さらにシロップ容器は密閉状態となっているので
保冷の必要はなく、自販機内の適当な場所にセツティン
グできると共に配管パイプと外気と遮断された状態に接
続できるのでシロップライン中に外気が侵入することが
なく衛生的である。
の また、シロップ容器は袋と外箱からなる安価で軽量
な容器のため、これを使い捨てとすることもでき、従来
のごとく容器回収、洗浄、消毒等の設備がいらなくなる
(8)載置棚に多数載置されるシロップ容器を切替パル
プ等によって切替えれば常にシロップは先入れ先出し方
式とすることができ、従来のごとくシロップを°つぎ足
すことによる欠点は解消される。
(9)従来のプレッシャーライズと異なり、シロップ送
り出しに炭酸ガスを使用することがないので販売する飲
料が限定されない。
(10)また、シロップ容器はシロップが袋に充填され
るようになっているため、大気圧によってシロップの減
少量に応じて袋はその容積を減少することになりシロッ
プロスがない。
(11)さらに本発明によればシロップ収納庫全体を1
0℃以下に空冷することによって硬質合成樹脂等の開放
型シロップ容器を使用することも可能となる0この場合
該容器を小容量で多数にすることにより、取扱いが容易
で、かつ衛生的なシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による飲料自動販売機の前面扉を開放
した外観図で、第2図は一部を断面した側面図。第6図
はシロップ収納庫の斜視図で、第4図は第2図の一部を
拡大した断面図0第5図、第6図は載置棚を前方下向傾
斜としたシロップ収納庫を示すもので、第5図は正面図
で第6図は側面図。第6図aおよび第6図すはストッパ
部材を示す図。第7図は第6図の一部を拡大した断面図
。第8図はシロップ収納庫の別の実施例を示す斜視図。 第9図および第9図aは切替パルプの一例を示す図。第
10図はシロップラインを示す概略図。 図において、1は自販機本体、10はシロップ収納庫、
11は載置棚、12は配管パイプ、16は切替パルプ、
6はシロップ容器、61は放出口、32は袋、33は外
箱、4は継手、5はシロップ 特許出願人 株式会社 津  上 第6図b

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、飲料自動販売機内に設けられたシロップ収納庫に複
    数の棚を設置し、該棚にシロップ容器をそのシロップ販
    売放出口が自動販売機の作業前面に向くように多数収納
    したことを特徴とする飲料自動販売機る 2、飲料自動販売機内に設けられたシロップ収納庫に複
    数の棚を設置し、該棚にシロップ容器をそのシロップ販
    売放出口が自動販売機の作業前面に向くように多数収納
    すると共にシロップ容器をシロップを充填した軟質の袋
    とこれを包囲する硬質の外箱とからなる2重構造とし、
    前記軟質の袋を配管継手にズー外気1□と遮断された状
    態で結合するようにしたことを特徴とする飲料自動販売
    機。 3、特許請求の範囲第1項および第2項記載の複数の棚
    を水平もしくは水平に対して一定の角度をもって傾斜さ
    せたことを特徴とする飲料自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6435236A (en) * 1987-03-12 1989-02-06 Toshiba Corp Fault point direction discriminator
JP2018513817A (ja) * 2015-02-13 2018-05-31 アマゾン テクノロジーズ インコーポレイテッド モジュール式多機能スマート保管コンテナ

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JPS6435236A (en) * 1987-03-12 1989-02-06 Toshiba Corp Fault point direction discriminator
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