JPS5819787B2 - 繊維製品の液流式染色処理装置 - Google Patents
繊維製品の液流式染色処理装置Info
- Publication number
- JPS5819787B2 JPS5819787B2 JP55139541A JP13954180A JPS5819787B2 JP S5819787 B2 JPS5819787 B2 JP S5819787B2 JP 55139541 A JP55139541 A JP 55139541A JP 13954180 A JP13954180 A JP 13954180A JP S5819787 B2 JPS5819787 B2 JP S5819787B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fabric
- liquid flow
- section
- liquid
- textile products
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Treatment Of Fiber Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は布帛の液流式染色装置に係り、その目的とする
ところは、超低浴比にて染色可能な装置を提供せんとす
るものである。
ところは、超低浴比にて染色可能な装置を提供せんとす
るものである。
従来この目的のため、各種の装置が提案されているが、
何れも少ない液で布を順調に前へ移動させることに苦労
をしている。
何れも少ない液で布を順調に前へ移動させることに苦労
をしている。
例えばネットコンベアーで布を移動させる方法は、装置
的に複雑になるため、機械的障害、布帛の運行不良等が
発生し易く、又機械価格も高価になる。
的に複雑になるため、機械的障害、布帛の運行不良等が
発生し易く、又機械価格も高価になる。
又、槽全体に傾斜をつける方法も提案されているが、こ
れは液の流れと傾斜による重力差で布全体を下降側に押
しつけるため、押し込み皺や布同志の摩擦によるすれ等
の染色不良が発生しやすかった。
れは液の流れと傾斜による重力差で布全体を下降側に押
しつけるため、押し込み皺や布同志の摩擦によるすれ等
の染色不良が発生しやすかった。
又、上記傾斜式のもので傾斜角を小さくすると液溜り部
が大きくなり、低浴比化ができなくなる等の欠点があっ
た。
が大きくなり、低浴比化ができなくなる等の欠点があっ
た。
この様な欠点を解消するため、本発明は前傾角度を持っ
た上記の問題点を解決するため、この発明は布帛滞溜部
を、布帛の進行方向に低くなる段底に形成して高低差の
ある複数の部分に分は一番低い部分に重点的に処理液を
溜めるようにし、更に、上記滞溜部における一番低い部
分の上流側の滞溜部分に布帛の進行を促進するための強
制駆動される揺動板を設けたことを特徴とするものであ
る。
た上記の問題点を解決するため、この発明は布帛滞溜部
を、布帛の進行方向に低くなる段底に形成して高低差の
ある複数の部分に分は一番低い部分に重点的に処理液を
溜めるようにし、更に、上記滞溜部における一番低い部
分の上流側の滞溜部分に布帛の進行を促進するための強
制駆動される揺動板を設けたことを特徴とするものであ
る。
以下実施例として示した図面に従ってその構成を説明す
る。
る。
第１図において、１は２段底に形成された布帛滞溜部の
第１の部分、２は第２の部分、３は第１、第２部分の連
結部分で前下りの斜面に形成されている。
第１の部分、２は第２の部分、３は第１、第２部分の連
結部分で前下りの斜面に形成されている。
４は滞溜部と移送部とをつなぐ連結部分、５は移送部で
その上流端が前記連結部分４に、又下流端が布帛衝突板
８を介して滞溜部上原端に連通して環状の移行通路を形
成している。
その上流端が前記連結部分４に、又下流端が布帛衝突板
８を介して滞溜部上原端に連通して環状の移行通路を形
成している。
６は被処理布帛、７は被処理布帛の移送部５への送り込
みを行なうリールロール、２３は処理液噴射部、１１は
滞溜部の第２部分２に連通ずる液吸込口、１２は吸込量
調節弁、１３は第１部分１に開口する吸・込口、１４は
吸込量調節弁、１８は前記吸込口１１．１３にて吸込ま
れた処理液を循環ポンプ１９に導く集合管、２０はポン
プ１９の吐出側と移送管５の上流端とを連通ずる吐出配
管で配管途中にフィルター２１、熱交換器２２が設けら
れて、いる。
みを行なうリールロール、２３は処理液噴射部、１１は
滞溜部の第２部分２に連通ずる液吸込口、１２は吸込量
調節弁、１３は第１部分１に開口する吸・込口、１４は
吸込量調節弁、１８は前記吸込口１１．１３にて吸込ま
れた処理液を循環ポンプ１９に導く集合管、２０はポン
プ１９の吐出側と移送管５の上流端とを連通ずる吐出配
管で配管途中にフィルター２１、熱交換器２２が設けら
れて、いる。
吸込口１１，１３より吸込まれた液は集合管１７、吸込
配管１８、ポンプ１９、吐出配管２０、フィルター２１
、熱交換器２２、処理液噴封部２３を経て移送部５、滞
溜部の第１、第２部１，２へ戻るようになっている。
配管１８、ポンプ１９、吐出配管２０、フィルター２１
、熱交換器２２、処理液噴封部２３を経て移送部５、滞
溜部の第１、第２部１，２へ戻るようになっている。
２５は処理液面、２６は孔あきケーシング、２７は第１
部分１内に設けた衝突板８を一体に形成した多孔の揺動
板で該板は一端を支点Ｃとし、他端がモーター等の駆動
源にクランク機構２８を介して結合され上下方向に揺動
するようになっている。
部分１内に設けた衝突板８を一体に形成した多孔の揺動
板で該板は一端を支点Ｃとし、他端がモーター等の駆動
源にクランク機構２８を介して結合され上下方向に揺動
するようになっている。
上記実施例においては、被処理布帛６は連結部分４にて
液面より引上げられ、処理液噴射部２３を経て移送部５
内を移行し、衝突板８に当り向きを変えて多孔ケーシン
グ２７を経て第１部分１へと導入される。
液面より引上げられ、処理液噴射部２３を経て移送部５
内を移行し、衝突板８に当り向きを変えて多孔ケーシン
グ２７を経て第１部分１へと導入される。
この時移送部内を高速にて流入してきた被処理布帛と処
理液は、多孔ケーシング２７より処理液が流出すること
によりその速度を減少する。
理液は、多孔ケーシング２７より処理液が流出すること
によりその速度を減少する。
又一部の処理液は第１部分の布帛の前進駆動力として作
用する。
用する。
多孔ケーシング部と第１部分１で充分速度を減じた被処
理布帛と一部処理液が前傾角度をもった連結部分３によ
り再び槽内を前方へと移動し第２部分２へと導かれる。
理布帛と一部処理液が前傾角度をもった連結部分３によ
り再び槽内を前方へと移動し第２部分２へと導かれる。
このとき揺動板２７が上下に動くことにより綿のように
水に沈むものでも第２部分への移行が良好に行なわれる
が、布帛の前進力は揺動板による水平と傾斜姿勢の反復
動作で行なわれるので、在来の固定傾斜路のように押し
付は皺の発生することが少ない。
水に沈むものでも第２部分への移行が良好に行なわれる
が、布帛の前進力は揺動板による水平と傾斜姿勢の反復
動作で行なわれるので、在来の固定傾斜路のように押し
付は皺の発生することが少ない。
第２部分２内に導かれた被処理布帛は滞溜液の中を整然
と浮遊して前方へ移行、連結部分４を経て再び移送部５
へと入って行く。
と浮遊して前方へ移行、連結部分４を経て再び移送部５
へと入って行く。
この実施例のように処理液は滞溜部の第２部分２にのみ
必要で従来の染色機のように処理液を増すことなく染色
不良の欠点をなくすることができた。
必要で従来の染色機のように処理液を増すことなく染色
不良の欠点をなくすることができた。
本発明は以上の如き構造を持っているので、少ない液量
で従来機に見られたような押しつけ皺及びロープ皺の発
生を防ぐことができ染色不良の発生を大巾に減少するこ
とができるもので実用上極めて有効なものである。
で従来機に見られたような押しつけ皺及びロープ皺の発
生を防ぐことができ染色不良の発生を大巾に減少するこ
とができるもので実用上極めて有効なものである。
第１図及び第２図はこの発明の２つの実施例を示す断面
説明図である。 １・・・・・・滞溜部の第１部分、２・・・・・・第２
部分、３・・・・・・連結部分、５・・・・・・移送部
、２７・・・・・・揺動板。
説明図である。 １・・・・・・滞溜部の第１部分、２・・・・・・第２
部分、３・・・・・・連結部分、５・・・・・・移送部
、２７・・・・・・揺動板。
Claims (1)
- １ 繊維製品（以下布帛という）を無端状で移送部と滞
溜部とを有する環状の移行通路を循環させて染色処理を
行なうようにしたものにおいて、布帛滞溜部を、布帛の
進行方向に低くなる段底に形成して高低差のある複数の
部分に分は一番低い部分に重点的に処理液を溜めるよう
にし、且つ上記滞溜部における一番低い部分の上流側の
滞溜部分に布帛の進行を促進するための強制駆動される
揺動板を設けたことを特徴とする繊維製品の液流式％式
％
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55139541A JPS5819787B2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 繊維製品の液流式染色処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55139541A JPS5819787B2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 繊維製品の液流式染色処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766165A JPS5766165A (en) | 1982-04-22 |
| JPS5819787B2 true JPS5819787B2 (ja) | 1983-04-20 |
Family
ID=15247662
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55139541A Expired JPS5819787B2 (ja) | 1980-10-06 | 1980-10-06 | 繊維製品の液流式染色処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819787B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54160812A (en) * | 1978-04-28 | 1979-12-19 | Argelich Termes & Co | Moistening treatment apparatus of rope shaped fabric |
| JPS5653266A (en) * | 1979-10-03 | 1981-05-12 | Sakai Textile Mfg Co Ltd | Treating method and apparatus of fabric by liquid |
-
1980
- 1980-10-06 JP JP55139541A patent/JPS5819787B2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54160812A (en) * | 1978-04-28 | 1979-12-19 | Argelich Termes & Co | Moistening treatment apparatus of rope shaped fabric |
| JPS5653266A (en) * | 1979-10-03 | 1981-05-12 | Sakai Textile Mfg Co Ltd | Treating method and apparatus of fabric by liquid |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766165A (en) | 1982-04-22 |
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