JPS5819510Y2 - 時計のスイツチ装置 - Google Patents

時計のスイツチ装置

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Publication number
JPS5819510Y2
JPS5819510Y2 JP1977035537U JP3553777U JPS5819510Y2 JP S5819510 Y2 JPS5819510 Y2 JP S5819510Y2 JP 1977035537 U JP1977035537 U JP 1977035537U JP 3553777 U JP3553777 U JP 3553777U JP S5819510 Y2 JPS5819510 Y2 JP S5819510Y2
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JP
Japan
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circuit
timer
gear
switch
main shaft
Prior art date
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Expired
Application number
JP1977035537U
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JPS53131371U (ja
Inventor
光治 関根
一義 諸野脇
Original Assignee
日本電産コパル株式会社
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は時計のスイッチ装置に関する。
時計にアラーム、電気機器のオート制御、スリーブ制御
及びオン、オフ等の各種の機能を持たせた時、その制御
機構が複雑となると共に、多数のスイッチを必要とし、
コストアップの要因となっていた。
本考案は、各種の役割を分担する回路をプリント基板上
にプリントパターンによって形成し、そのプリント基板
上に各回路の切換スイッチ機構、スリーブタイマー機構
及びタイマースイッチを直接的に対向配置することによ
り構成を簡略化し、低コスト化を実現した時計のスイッ
チ装置を提供せんとするものである。
以下図面を参照して、本考案をラジオ組込用のスリーブ
装置及びアラーム装置を備えた数字板式デジタル時計に
適用した場合の実施例につき説明する。
1はプラスチック材料により形成されたフレームで、底
壁部110、右側壁部120、左側壁部130、上壁部
140及び背壁部150により構成されている。
このフレーム1には、各壁部に弾性作用を持たせている
即ち、後述する各部材との結合状態の説明により明らか
となるが、先ず底壁部110には、左方端にフックを備
えた突片110 a 、110 bを形成している。
また、土壁部140にも同様の突片140 aを形成し
ている。
更に、右側壁部120.左側壁部130には、前面から
背壁部150に向って切欠き溝120a、130aが形
成され、その底部の手前には突起120 b 、130
bが形成されていると共に、その底部に隣接した両側
壁部120,130には切欠き120c、130Cが形
成されている。
また両側壁部には、上面から底壁部110に向ってもう
一つの浅い切欠き溝120d、130dが形成されてい
る。
そしてその溝を形成する一方の壁が薄板120 e 、
130 eによって形成され、薄板120 e 、13
0 eの溝側の一部に三角溝120 f 、130 f
が形成されている。
更に、右側壁部120には、孔120 gと雌ネジを施
した柱120hが形成されている。
なお、この柱120hは図面では見えないが対角線上の
位置にも形成されている。
また、左側壁部130には孔130 gが形成されてい
る。
更に、底壁部110には、単なる突片110Cと長孔1
10dが形成されている。
また、土壁部140には、単なる突片140bと、下方
へ向って延びた雌ネジ穴140Cと、上方へ突出した雌
ネジを施した柱140 dが形成されている。
2は主軸で、一端2aの近傍にはつば2bと表面が粗面
化された径の多少太い部分2Cが形成されている。
3はプラスチック材料によって形成されたボビン状の分
ドラムで、この分ドラム3は、後述する如く主軸2に固
着され得るように主軸2の部分2Cの外径よりも内径が
多少小さい軸孔3Cと、一方の側壁3aと主軸2のつば
2bとの間に所定の空間を形成させるためのリブ3dと
、側壁3aの外表面上に円環状をなすように形成された
ラチェツト歯3eと、両側壁3 a 、3 bの周縁部
近傍に夫々等間隔に配設された60個の孔3f、3gと
を有している。
4はプラスチック材料によって形成されたギヤで、主軸
2のつば2bと分ドラム3の側壁3aとの間に回転可能
に介挿され、分ドラム3の側壁3aとの間に所定の空間
を形成させるためのリブ4aと、バネ性を持ってラチェ
ツト歯3eに噛合する三つのラチェツト爪4bとを有し
ている。
5は60枚の分表示数字抜群で、分ドラム3の孔3f、
3gに揺動自在に取付けられている。
6 a 、6 bは時間ドラム6の側壁で、周縁部近傍
には夫々48個の孔が形成されていると共に、側壁6b
側にはギヤ6Cか゛−一体的形成されている。
7は48枚の時間表示数字抜群で、時間ドラム6の上記
孔に揺動自在に取付けられている。
8は主軸2に固着されたピニオン、9は分ドラム3と時
間ドラム6との間に配置された同期片、10は数字板押
え板バネ、11は板バネ取付板で、両端部に夫々3字状
の切欠き11 aと、突出しllbを形成している。
12はモータ、13はギヤボックス、14は出力ピニオ
ンである。
15はギヤで、両側にピニオン16.17が一体的に形
成されている。
18はワッシャ、19は圧縮コイルバネ、20は時針車
で、カム21 aを備えたクラッチカム板21を一体的
に形成している。
22はタイマーセット用の目安車で、周面にタイマーセ
ット時刻目盛22 aが付設されていると共に、側壁部
にはクラッチカム溝22 bが、また内周面部にはラチ
ェツト歯22 Cが、更に中心部には筒部22 dが夫
々形成されている。
23は側板で、五つの四角形の孔23 a〜23 eと
主軸2のための透孔23 fが形成されている。
24は側板23に取付けられた支軸、25はプラスチッ
ク材料によって形成されたU字状のタイマーセット指示
部で、指針25 aを形成していると共に、該支軸24
に嵌挿されている。
26はラチェツト爪でタイマーセット指示部材25のU
字状部の間に入るように支軸24に嵌挿される。
27はプリント基板で、切欠き27 a〜27 C及び
孔27 dが形成されていると共に、タイマー回路、ス
リーブタイマー回路及びアラームとラジオの切換え並び
にラジオのオン、オフの切換回路を構成し得る回路パタ
ーンを形成している。
即ち、パターン28 a 、28 bによりタイマー回
路が、パターン28a、28Cによりスリーブタイマー
回路が、更にパターン28 a〜28 eにより切換回
路が構成される。
29 、30はパターン28 a 、28 bに直接電
気的に接続されるようにプリント基板27に取付けられ
たリーフスイッチ片で、切欠き27 aを通して下方へ
折曲げられ、リーフスイッチ片30は後述する如く、時
針車20の右側面に対向するようになっている。
31はプラスチック材料により形成されたスリーブタイ
マーのセット摘みで、下面外周部にはある角度範囲を除
き連続して半球形を伸ばした如き多数の突起31 aが
形成され、また上面には回転範囲を制限するための突起
31 bが形成されている。
32は二つの接点32 a 、32 bを備えた摺動接
片で、該摘み31の下面中心部に形成されている見えな
い矩形状の突起に嵌合され、接点32 aがパターン2
8 aの環状部28a−1に常接し、接点32 bがパ
ターン28 Cの円弧状部28C−1に接触し得るよう
になっている。
33はプラスチック材料により形成された切換スイッチ
摘みで、そこには回転範囲を制限するための扇形状の突
起33 aと、内側が切除されてバネ性を持った位置決
め用の突起33 bが形成されている。
34は二つの接点34 a 、34 bを備えた摺動切
換接片で、該摘み33の下面中心部に形式されている見
えない矩形状の突起に嵌合され、接点34 aがパター
ン28 a −2,28C−2,28blに切換接触さ
れ、接点34 bがパターン28 C−3,286−1
,28C−4,28d−1に切換接触されるようになっ
ている。
35はプラスチック材料により形式された各摘み31,
33の支持を兼ねたプリント基板27のカバーで、ネジ
孔35 a 、35 bと、各摘みの軸部31C,33
Cを貫通させるための孔35C,35dと、プリント基
板27の切欠き27 b 、27 Cに係合するフック
を備えるバネ性を持った突片35 e 、35 fと、
セット摘み31の回転範囲を制限するためのストッパー
ピン35g、35hと、切換スイッチ摘み33の回転量
を制限する駒35 i 、35 jと、該摘み33の位
置規制を行うためのクリックピン35 k〜35 nが
夫々一体的に形式されている。
以上の如き構成要素からなる時計装置は、次のように組
立てられ、各部において夫々の機能を果す。
先ず、時刻表示ブロックは、第2図に示す如く、主軸2
にギヤ4を嵌挿し、続いて分ドラム3を嵌挿して、軸孔
3Cよりも外径の多少太い軸部分2Cをこれに圧入させ
ることにより、分ドラム3をノブ3dがつば2bに当接
した位置で偏走支持させる。
これにより、ギヤ4は主軸2のつば2bと分ドラム3の
側壁3aの間に適正に支持され、ラチェツト爪4bがラ
チェツト歯3eに噛合する。
ここで、分ドラム3の側壁3aから突出したリブ3dの
寸法を、ギヤ4のリブ4aを含んだ厚みを考慮して設定
することにより、主軸2のつば2bとの間にギヤ4を適
正に支持することができる。
従って、ラチェツト歯3eに対するラチェツト爪4bの
噛合の弾性力を一定に保たせることができると共に、後
述する出力ピニオン14との噛合位置を安定させること
ができる。
また、主軸2につば2bを一体的に形成させであるため
、Eリング等による抜止めの組立工程を省略することが
゛できる。
更に、分ドラム3は圧入により主軸2に固着されるので
、軸孔3Cにキー溝を形成し、主軸2にキーを形成する
如き加工が不要となると共に、側壁3b側における位置
決め並びに抜止めピンを不要とし、その組立工程を省略
することができる。
次に、この分ドラム3を固着した主軸2に時間ドラム6
を嵌挿(時間ドラムはその軸孔の内径が主軸2の径より
も大きく、主軸2に対して回転自在である)シ、更にピ
ニオン8を主軸2に嵌挿し、固定する。
また、同期片9を図示していない中間部を主軸2にまた
がせるようにして、分ドラム3と時間ドラム6の間に配
置する。
以上によって構成された時刻表示ブロックを、今度は主
軸2をもって、フレーム1の右側壁部120と左側壁部
130に形成した切欠き溝120a。
130aに、主軸2のつば2bの右側面が右側壁部12
0の左側面に対向し、ピニオン8のつば8aが左側壁部
130の左側面に対向する状態で挿入する。
この時、切欠き溝120 a 、130 aの幅は、主
軸2の径よりも多少広く、突起120 b 、130
bの部分はその径よりも狭くなっているが、切欠き12
0 C。
130Cが形式されているので、強く押すとその肉薄部
が撓わみ、軸2が通り過ぎるとバネ性によって復元し、
軸2の抜けを防止する。
従って、主軸2は切欠き溝120 a 、130 aの
底部において回転自在に支持される。
また、同期片9は、その下方端9aがフレーム1の底壁
部110に形式された長孔110dに挿入され、切込み
片を折曲げることによりその抜止めが行われる。
従来、この時刻表示ブロックのフレームに対する支持は
、フレームの左、右側壁部に軸孔が形式されている形式
であるので、先ず主軸を左側壁部の軸孔に挿入して少し
づつ押し込み、狭い空間内においてその先端部から時間
ドラム、分ドラムの順に嵌挿し、分ドラムを主軸に固定
した後、先端部を右側壁部の軸孔へ挿入して、抜止め処
置をするようにしていたので、その組立作業が非常に面
倒であった。
以上の如く、本実施例による時刻表示ブロックのフレー
ム1に対する組付けは頗る簡単で、また修理の際の解体
作業も同様に簡単である。
次に数字抜挿え板バネ10を支持した板バネ取付板11
を、切欠き11a、突出し11 bを形式した両端部を
もって、フレーム1の左、右側壁部120゜130の切
欠き溝120 d 、130 dに嵌合させて固定し、
分数字抜群59時間数字板群7の夫々の一部を押えさせ
、その落下を防止させる。
即ち、第3図に示す如く、取付板11の端部を溝120
d 、130 dに嵌め強く押すと、突出し11 b
が薄板120 e 、130 eを押すことになるので
、その薄板120 e 、 130 eが矢印方向に撓
わみ、突出し11 bが三角溝120 f 、130
fに対向すると薄板120 e 。
130eがバネ性によって復元し、取付板11を、軽く
引っ張った程度では抜けないように固定する。
また、この固定状態において、コ字状の切欠き11 a
が溝120 d 、130 dの底部を挾んでいるので
、突出し11 bと三角溝12Of 、130 fの弾
圧とも相俟って、取付板11は横方向にも移動しない。
次に、出力ピニオン14をフレーム1の右側壁部120
の孔120gに通すようにして、モータ12とギヤボッ
クス13の一体物を、ビスにより雌ネジを施した柱12
0hに取付ける。
これにより出力ピニオン14はギヤ4と噛合する。
また次に、ギヤ15をピニオン16の部分をフレーム1
の左側壁部130の孔130gに通してギヤ6Cに噛合
させ、その後に主軸2の端部2dからワッシャ18.コ
イルバネ199時計車20.目安車22の順に嵌挿する
これにより、ギヤ15がピニオン8に噛合し、ピニオン
17が時針車20に噛合する。
そして、側板23を、抜は孔23 fに主軸2の端部2
dと目安車22の筒部22 dを通すようにして、7L
23 a 〜23 eを7L/−ム1の底壁部110と
上壁部140ノ突片110a〜110C及び140 a
、140 bに嵌めてフレーム1に取付け、ギヤ15
から目安車22までのブロックの抜けを防止する。
これにより第4図に示す如く、時針車20はコイルバネ
19の弾力によって目安車22へ押し着けられる。
また、側板23は、その取付けの際、孔23 a 、2
3b、23dが突片110 a 、110 b 、14
0 aのテーパ一部分を押して各突片を撓わませ、孔が
フックに到達した時突片がバネ性により復元することに
より、その抜けが防止される。
なお、側板23の取り外しは、突片の先端をつまんで撓
わませることにより行う。
更に、側板23の取付けにより、タイマーセット指示部
材25の指針251が目安車22の外周面において目盛
22 aに対向し、該部材25のU字状部に挾まれてい
るラチェツト爪26は目安車22の内周面に施されてい
るラチェツト歯22 Cに弾圧的に噛合する。
更にまた、目安車22の筒部22 d及び主軸2の端部
2dには、図示していないタイマーセット摘み及び時刻
修正摘みが夫々取付けられる。
次に、プリント基板ブロックにおいて、スリーブのセッ
ト摘み31及び切換スイッチ摘み33の下面の矩形状突
起(見えない)に夫々接片32及び34を嵌合させたそ
の夫々の摘み31及び33を、軸部31C及び33 C
をもってカバー35の孔35 C及び35dに通し、そ
のカバー35を、突片35 e 、35 f ノアツク
を切欠き27b、27Cに嵌めることによりプリント基
板27に取付ける。
これにより、接片32の接点32aがパターン28a−
1に常接することになり、接点32 bが切欠き27a
に対向し、パターン28C−1に接触し得る軌道に置か
れる。
また接片34の接点34 aがパターン28 a −2
,28C−2,28b−1のいずれかに接触し、接点3
4 bがパターン28 C−3,286−1,28C4
,28d−1のいずれかに接触する。
そして、このプリント基板ブロックを、孔35a。
27 d及び孔35 bにビスを通して、フレーム1の
土壁部140の雌ネジを施した穴140 C、柱140
dに取付ける。
これにより、第4図に示す如くリーフスイッチ片30が
時針車20の右側面に当接し、時針車20が図示の位置
にある状態では撓わまされていてリーフスイッチ片29
から離れている。
。また、ギヤ15はフレーム1の土壁部14
0よりも突出し、プリント基板ブロックの取付は状態に
おいて切欠き27 aを経てスリーブセット摘み31の
下面外周部に形成した突起31 aの軌道内に臨む。
なお、プリント基板ブロックにおけるリーフスイッチ片
29 、30によるタイマースイッチS1と、接片32
.パターン28 a 、28 Cによるスリーブスイッ
チS2と、接片34.パターン28 a’ 、28 b
、28 C,28d、28eによる切換スイッチS3
の等価回路は第5図に示す通りである。
次に動作を説明する。
モータ12の回転により、ギヤボックス13を経て、出
力ピニオン14は左旋し、ギヤ4を右旋させる。
これにより分ドラム3はラチェツト爪4bとラチェツト
歯3eとの噛合により1時間で一回転するように右旋さ
せられる。
また時間ドラム6は主軸2−ピニオン8−ギヤ15−ピ
ニオン16−ギヤ6Cのギヤ系並びにそのギヤ比によっ
て24時間で一回転するように右旋させられる。
また同様に時計草20もギヤ15−ピニオン17によっ
て24時間で一回転するように右旋させられる。
ここで、時刻表示の修正は、図示していない時刻修正摘
みにより主軸2をギヤ4・によって回転させられる方向
と同じ方向、即ち右旋させることにより行う。
即ち、この右旋によりラチェツト歯3eがラチェツト爪
4bを撓ませるようにしてその両者の間にスリップが行
われ、分ドラム3及びその減速比に従って時間ドラム6
が、ギヤ4と無関係に右旋する。
また、目安車22によるタイマーセット時刻が到来する
と、時計草20と一体のクラッチカム板21に形成され
たカム21 aがクラッチカム溝22 aに対向し、こ
れによって時計草20は第4図に示す如く、コイルバネ
19の弾力により目安車22側へ移動する。
従ってリーフスイッチ片30はバネ性により二点鎖線で
示す如く復元し、リーフスイッチ片29に接触する。
ここで、第5図に示す如く、切換スイッチS3がオート
アラーム位置に合わせられている時には電気的なアラー
ム装置が動作する。
なお、時計草20とピニオン17の歯幅は広く作られて
おり、時計草20が目安車22側へ移動してもその噛合
は外れないようになっている。
このタイマーの作動時間は、刻時動作の進行に伴いカム
21 aの斜面によりクラッチカム溝22 bの端面を
押すようにして時計草20がコイルバネ19の弾圧に抗
して右方へ抜は出て右側面によりスイッチ片30を再び
押し、スイッチ片2つから離すまでの例えば1時間から
1時間半継続せしめられる。
従って、アラーム装置の動作を途中で止めたい場合には
、アラーム装置内のオン、オフスイッチをオフによるか
切換スイッチS3をオフ位置に切換えれは゛よい。
また、切換スイッチS3がオートラジオ位置に置かれて
いたとすると、タイマーセット時刻にラジオが動作する
更に、ラジオは、切換スイッチS3をオン位置、オフ位
置に合わせることにより、タイマーとは無関係に動作さ
せたり、動作を停止させたりすることか゛できる。
更にまた、切換スイッチS3をオフ位置に合わせておき
、スリーブセット摘み31を操作すると、ラジオを設定
時間動作させておくことができる。
即ち、スリーブセット摘み31を左旋させると、接片3
2の接点32 bがパターン28C−1に接触して第5
図のスイッチS2が閉成されてラジオへの給電回路が構
成される。
また摘み31の左旋により下面外周部の突起31 aが
ギヤ15に噛合する。
このセット方向の操作には摘み31自身のバネ性による
撓みによりその突起31 aが順次にギヤ15を乗り越
え、摘み31の操作を止めた位置で突起31 aがギヤ
15に噛合する。
そして、刻時動作に伴うギヤ15の左旋により、摘み3
1は突起31 aの噛合によって徐々に右旋させられ、
その左旋させておいた設定時間にその噛合が外れると共
に、接点32 bがパターン28C−1から離れてスイ
ッチS2が開放され、ラジオの動作が停止する。
このスリーブタイマーの動作時間は、摘み31の左旋量
によって決まり、最長は例えば90分であると共に、そ
の左旋は、突起31 bがケース35のストッパーピン
35 hに当接することにより制限される。
また、切換スイッチ摘み33は、オートアラーム。
オートラジオ、オン、オフの選択によって、パターン2
8b−1・28 d −1,28b −1・28 C−
4,28C2−28e −1,28a −2−28C−
3の接続を切換えるが、その左右の回転は扇形状の突起
33 aがケース35の駒35 i 、35 jに当接
することにより制限される。
また、摘み33の中心から突起33 bの先端までの距
離は、ケース35の孔35 dの中心からクリックピン
35 k〜35 nまでの最短距離よりも多少長く設定
されているので、摘み33の回転させると、突起33
bは各ピン35 k〜35 nに当接した時内側に切欠
きを形成している肉薄部分が撓んで退き、ピン35 k
の右側と各ピンの間において復元し、その夫々の切換位
置を半固定化する。
なお、実施例においては、モータ12の回転出力を、分
ドラム3に対して、出力ピニオン14とギヤ4のギヤ連
結により連続的に伝達する構成となっているが、例えば
1分毎に結合して分ドラム3を度宛送る如き間欠送り機
構としてもよく、ラチェツト爪4bはその回転伝達部材
に一体形成される。
また、取付板11の両端における突出し11 bとフレ
ーム1の左、右側壁部130,120の切欠き溝130
d 、120 dにおける三角溝130 f 、12
0 fとは逆に形成してもよい。
更に、この突出しを形成した端部と、三角溝を形成した
切欠き溝の嵌合機構は、種々の脱出防止機構として利用
できる。
更にまた、ラジオ組込用の時計を実施例としているが、
電気機器としてはラジオに限らず、テレビ等、その他の
電気機器にも組込めるものである。
以上の如く本考案のスイッチ装置は、各種の役割りを持
つ回路を総てプリント基板上にプリントパターンによっ
て形成しているので、回路配線が簡略化され、そのプリ
ント基板上に切換スイッチ機構、スリーブタイマー機構
及びタイマースイッチを直接的に対向配置させているの
で機構も確略化され、廉価にこれを製作することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るデジタル時計の全体斜視図、第2
図は主軸2、分ドラム3及びギヤ4の取付部分の断面図
、第3図は板バネ取付板11の取付部分の断面図、第4
図は時針車20.目安車22及びリーフスイッチ片30
の関係を示した説明図、第5図はプリント基板のパター
ンとスイッチ片及び各接点の関係を電気的にした等他回
路図である。 1・・−・・−71/ −ム、120 a 、130
a 、120 d 、130 d・・・・・・切欠き溝
、120 C,130C・・・・・・切欠き、120
e 。 130e・・・・・・三角溝、2・・・・・・主軸、2
b・・・・・・つば、2C・・・・・・肉厚部、3・・
・・・・分ドラム、3d・・・・・・リブ、3e・・・
・・・ラチェットギヤ、4・・・・・・ギヤ、4b・・
・・・・ラチェツト爪、5・・・・・・分表示数字抜群
、7・・・・・・時間表示数半板群、10・・・・・・
数字抜挿え板バネ、11・・・・・・板バネ取付板、1
2・・・・・・モータ、13・・・・・・ギヤボックス
、14・・・・・・出力ピニオン、19・・・・・・コ
イルバネ、20・・・・・・時針車、22・・・・・・
目安車、23・・・・・・側板、27・・・・・・プリ
ント基板、28・・・・・・パターン、29,30・・
・・・・リーフスイッチ片、31・・・・・・スリーブ
セット摘み、33・・・・・・切換スイッチ摘み、32
.34・・・・・・接片、35・・・・・・ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. オートアラーム回路、電気機器のオート回路、電気機器
    のオン及びオフ回路、前記オートアラーム回路と前記電
    気機器のオート回路に連なるタイマー回路、前記電気機
    器のオン及びオフ回路に連なるスリーブタイマー回路を
    時計機構の上部に配置されたプリント基板上にプリント
    パターンによって形成して−ブロックとなし、前記オー
    トアラーム回路、電気機器のオート回路、電気機器のオ
    ン及びオフ回路の切換スイッチ機構と前記スリーブタイ
    マー回路のスイッチ機構とを前記プリントパターン上に
    並列して対設し、前記プリントパターンにタイマー機構
    によって制御されるタイマースイッチを接続した時計の
    スイッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116310U (ja) * 1974-07-23 1976-02-05
JPS5132915U (ja) * 1974-09-02 1976-03-11

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5116310U (ja) * 1974-07-23 1976-02-05
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