JPS5819467B2 - サクサンセンイソセンイマツトノ セイケイホウ - Google Patents
サクサンセンイソセンイマツトノ セイケイホウInfo
- Publication number
- JPS5819467B2 JPS5819467B2 JP9523675A JP9523675A JPS5819467B2 JP S5819467 B2 JPS5819467 B2 JP S5819467B2 JP 9523675 A JP9523675 A JP 9523675A JP 9523675 A JP9523675 A JP 9523675A JP S5819467 B2 JPS5819467 B2 JP S5819467B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- seikeihou
- imatsutono
- sakusan
- isose
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は酢酸繊維素繊維マットを素材とし、通気性繊維
質成型品を製造する場合の加工方法に関するものである
。
質成型品を製造する場合の加工方法に関するものである
。
更に詳しくはアセトン可溶性の酢酸繊維素繊維に可塑剤
を添加し、繊維相互を部分的に溶着させた繊維マットを
短時間に精度よく加工する方法に関するものである。
を添加し、繊維相互を部分的に溶着させた繊維マットを
短時間に精度よく加工する方法に関するものである。
酢酸繊維素は可塑物質であるから従来該繊維を成型加工
するには熱プレスによって加圧成型する方法が考えられ
ているが、単なる熱圧による場合は温度、時間条件が高
温長時間を要し経済的に不利である上、成型品の形状に
よっては、寸法の安定性に乏しく、エツジが鋭角になら
ない上、部分的にケロイド状を呈するなどの欠点があっ
た。
するには熱プレスによって加圧成型する方法が考えられ
ているが、単なる熱圧による場合は温度、時間条件が高
温長時間を要し経済的に不利である上、成型品の形状に
よっては、寸法の安定性に乏しく、エツジが鋭角になら
ない上、部分的にケロイド状を呈するなどの欠点があっ
た。
本発明者はかかる欠点を改良すべく鋭意研究の結果本発
明を完成した。
明を完成した。
即ち、本発明の要件は酢酸繊維マットに水分を添加して
加熱成型を行なうことにある。
加熱成型を行なうことにある。
本発明の水分添加の方法としては、水分をマットに噴霧
するか、濡れ布巾を使用する等により熱板側のマット表
面に水蒸気を与える方法などがある。
するか、濡れ布巾を使用する等により熱板側のマット表
面に水蒸気を与える方法などがある。
本発明の方法により酢酸繊維素マットを加工することに
より温度、時間、条件は低温且つ短時間で行なえるばか
りか、エツジも正確に賦与することが可能となる。
より温度、時間、条件は低温且つ短時間で行なえるばか
りか、エツジも正確に賦与することが可能となる。
したがって熱圧のみで加工する場合に比較し、本発明の
如き水分添加条件下で熱圧する場合には生産性並びに品
質（寸法、外観）を顕著に向上せしめ得る。
如き水分添加条件下で熱圧する場合には生産性並びに品
質（寸法、外観）を顕著に向上せしめ得る。
即ち、熱圧のみでマットを成型するには、プレス温度を
１００〜１７０℃、更に詳しくは１３０〜１５０℃、加
圧時間を１０〜４０分間、圧力を１０〜５０ ｋｙ／
ｃｖｔ ｇにする必要があるが、これに対して本発明の
水分添加マットを加熱成型する方法においてはプレス温
度、９０〜１３０’Ｃ１加圧時間１０秒〜３０秒、圧力
、１ｋｇ／ｃｒ／１ｇ以下の条件で容易に成型が可能と
なる。
１００〜１７０℃、更に詳しくは１３０〜１５０℃、加
圧時間を１０〜４０分間、圧力を１０〜５０ ｋｙ／
ｃｖｔ ｇにする必要があるが、これに対して本発明の
水分添加マットを加熱成型する方法においてはプレス温
度、９０〜１３０’Ｃ１加圧時間１０秒〜３０秒、圧力
、１ｋｇ／ｃｒ／１ｇ以下の条件で容易に成型が可能と
なる。
上述したように本発明による成型加工方法によれば単な
る熱圧加工に比較し、生産性の向上、固定設備費の軽減
、寸法安定性あるいは繊維の熔融によるケロイド症状が
ない等のメリットが期待できる。
る熱圧加工に比較し、生産性の向上、固定設備費の軽減
、寸法安定性あるいは繊維の熔融によるケロイド症状が
ない等のメリットが期待できる。
本発明で使用する酢酸繊維素繊維マットには、例えば、
アセトン可溶性の酢酸繊維素繊維に可塑剤を繊維重量の
５〜３０％添加して得られるウェッブを加熱乾燥するか
、あるいは過熱水蒸気の貫通処理を行々って得られる酢
酸繊維マット（特開昭５０−２０７７号公報参照）など
がある。
アセトン可溶性の酢酸繊維素繊維に可塑剤を繊維重量の
５〜３０％添加して得られるウェッブを加熱乾燥するか
、あるいは過熱水蒸気の貫通処理を行々って得られる酢
酸繊維マット（特開昭５０−２０７７号公報参照）など
がある。
又、ここで用いられる可塑剤としては種種のものが用い
られるが、好ましくは炭素数４個以上よりなる直鎖又は
分岐状の脂肪族２価アルコールの酢酸エステル（特願昭
４９−５３５９６号明細書参照）などがある。
られるが、好ましくは炭素数４個以上よりなる直鎖又は
分岐状の脂肪族２価アルコールの酢酸エステル（特願昭
４９−５３５９６号明細書参照）などがある。
以下に実施例を示し本発明を更に詳述する。
実施例 １
アセトン可溶性の酢酸繊維素繊維に可塑剤を添加して得
られるウェッブに、加熱水蒸気の貫通処理を行なって得
られる繊維マット（厚み２０／ｍ、高密度３ｏｋｌｌｉ
ｌ／ｍ）を材料とする。
られるウェッブに、加熱水蒸気の貫通処理を行なって得
られる繊維マット（厚み２０／ｍ、高密度３ｏｋｌｌｉ
ｌ／ｍ）を材料とする。
第１図に示す如く、繊維マット１の一面にスプレーで水
を適当量噴霧２し、木製雄型３の上に置き、その上から
電気アイロンを押圧４した。
を適当量噴霧２し、木製雄型３の上に置き、その上から
電気アイロンを押圧４した。
約ＩＣ秒后熱圧を解除し、美麗に成型された製品５を得
た。
た。
実施例 ２
実施例１に於いて使用したと同様のマット１を材料とし
、第２図に示す如く、マットの一面に濡れ手拭６を置き
、前述の木型３の上に於いて電気アイロン押圧処理４を
同一条件で行なった。
、第２図に示す如く、マットの一面に濡れ手拭６を置き
、前述の木型３の上に於いて電気アイロン押圧処理４を
同一条件で行なった。
得られた成型品７は実施例１で得られたものと同様であ
った。
った。
実施例 ３
アセテート繊維マット、高密度３０ｋｇ／ｍ、厚み３０
″ｒｒ！／ｒｌＬ を、第３図に示す如く１２０℃に加
熱した水蒸気逃げ穴９を有する金型８上に置きその上に
水に濡らしたガラス・クロスを乗せてから１２０℃でプ
レスした。
″ｒｒ！／ｒｌＬ を、第３図に示す如く１２０℃に加
熱した水蒸気逃げ穴９を有する金型８上に置きその上に
水に濡らしたガラス・クロスを乗せてから１２０℃でプ
レスした。
その結果第３図に示す如き、天井用吸音板１０を得た。
プレス時間は約１５秒であった。
実施例 ４
アセテート繊維マット、高密度３０ ｋｇ／ ｍ、厚み
２ｏ’！３’ｍ、樹脂塗装品を２枚塗装面を外側にして
合せこれを第４図に示す如き型に入れ水を金型１１側の
マット表面に噴霧し１０秒〜３０秒１３０’Ｃで押圧し
た。
２ｏ’！３’ｍ、樹脂塗装品を２枚塗装面を外側にして
合せこれを第４図に示す如き型に入れ水を金型１１側の
マット表面に噴霧し１０秒〜３０秒１３０’Ｃで押圧し
た。
型通りの成型品１３が得られた。雄型は木型１２、雌型
はヒーター付金型１１である。
はヒーター付金型１１である。
第１図は本発明の成形方法の一例を示す図、第２図は本
発明の成形方法の他の一例を示す図、第３図は実施例３
で用いた金型及び得られた成型品を示す図、第４図は実
施例４で用いた金型及び得られた成型品を示す図。 １・・・繊維マット、２・・・噴霧水、３・・・木型、
４・・・押圧、５・・・成型品、６・・・濡れ手拭、７
・・・成型品、８ａ・・・金型、８ｂ・・・８ａのＡ−
Ａ断面図、８ｃ・・・金型、９・・・水蒸気逃げ穴、１
０・・・天井用吸音板、１１・・化−ター付金型、１２
・・・木型、１３・・・成型品。
発明の成形方法の他の一例を示す図、第３図は実施例３
で用いた金型及び得られた成型品を示す図、第４図は実
施例４で用いた金型及び得られた成型品を示す図。 １・・・繊維マット、２・・・噴霧水、３・・・木型、
４・・・押圧、５・・・成型品、６・・・濡れ手拭、７
・・・成型品、８ａ・・・金型、８ｂ・・・８ａのＡ−
Ａ断面図、８ｃ・・・金型、９・・・水蒸気逃げ穴、１
０・・・天井用吸音板、１１・・化−ター付金型、１２
・・・木型、１３・・・成型品。
Claims (1)
- １ 酢酸繊維マットに水分を添加して加熱成型を行なう
ことを特徴とする酢酸繊維素繊維マットの成型法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9523675A JPS5819467B2 (ja) | 1975-08-05 | 1975-08-05 | サクサンセンイソセンイマツトノ セイケイホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9523675A JPS5819467B2 (ja) | 1975-08-05 | 1975-08-05 | サクサンセンイソセンイマツトノ セイケイホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5218775A JPS5218775A (en) | 1977-02-12 |
| JPS5819467B2 true JPS5819467B2 (ja) | 1983-04-18 |
Family
ID=14132114
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9523675A Expired JPS5819467B2 (ja) | 1975-08-05 | 1975-08-05 | サクサンセンイソセンイマツトノ セイケイホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5819467B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH037890Y2 (ja) * | 1984-03-30 | 1991-02-27 |
-
1975
- 1975-08-05 JP JP9523675A patent/JPS5819467B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH037890Y2 (ja) * | 1984-03-30 | 1991-02-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5218775A (en) | 1977-02-12 |
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