JPS5819106B2 - 空気式演算器 - Google Patents

空気式演算器

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Publication number
JPS5819106B2
JPS5819106B2 JP5183077A JP5183077A JPS5819106B2 JP S5819106 B2 JPS5819106 B2 JP S5819106B2 JP 5183077 A JP5183077 A JP 5183077A JP 5183077 A JP5183077 A JP 5183077A JP S5819106 B2 JPS5819106 B2 JP S5819106B2
Authority
JP
Japan
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arm
bellows
pneumatic
armrests
connecting rod
Prior art date
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Expired
Application number
JP5183077A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53137383A (en
Inventor
謹爾 原田
俊明 三好
透 丹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Yokogawa Electric Works Ltd filed Critical Yokogawa Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は空気圧信号相互間の乗除算、開平算および2乗
算を行う辛気式演算器の改良に関するものである。
本発明の1的は精度が高く、小形で安価なこの種の装置
を提供するにある。
第1図は本発明の詳細な説明図である。
第1図において、Bは本発明の力平衡機構を構成する平
衡ビームである。
平衡ビームBは4つの腕枠b1〜b4よりなり、各腕枠
は連結部b5〜b7で従属的に連結されている。
第2腕桿b2と第3腕桿b3とは等しい長さtに選ばれ
ている。
そしてこれらの腕枠b2とb3の連結部b6は幾分上に
張り出していて図示のように0−0線と等しい底角θを
もつ2等辺三角形を形成している。
ここで上記平衡ビームにおける第1腕桿と第2腕桿を対
象にして、図のように第1腕桿に縦方向の力F1と横方
向の力F2とを与えて平衡状態にあるとすれば、下式が
成立する。
F2=F、 tanθ 同様に第4腕桿b4に力F3とF4を与えたときはF3
=F4 tanθ となる。
上記の2式は常に成立するので、これら両式から次式が
導かれる。
F1F3−F2F4 この式のF1=1とすると F、−F2×F4(乗算)・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(1)F4=F3÷F2 (除り・・・・
・・・・曲・・曲(2)また、F4−F2とすると、次
式が成り立つ。
F3−(F2)2 (2乗算)・・・・・・・・・・
・・・・・(3)F2=77′;″ (開平算) ・
・・・(4)即ち、本発明は上記各式の原理を利用して
、空気圧信号相互間の乗除、開平および2乗の各演算を
行うようにしたものである。
第2図は本発明実施例の構成説明図である。
第2図において、1〜4は第1乃至第4ベロー、5は平
衡ビーム、6は外側に力を与える拡張バネである。
平衡ビーム5は前述したように腕枠51〜54が連結部
55.56.57で連結され、連結部56が僅かに上方
に張出していて内側の2つの腕枠52と53がくの字状
になって、前述と同じように傾斜角θを形成する。
そしてこの平衡ビーム5の両端はバネ6と第3ベロー3
に結合され、第1と第4の煕桿51と54の途中にベロ
ー1と2が固定されると共に連結部56には第4ベロー
4の可動端が連結されている。
7と8は第1と第2のノズルフラッパー機構である。
ノズルフラッパー機構7と8のノズル71と81は前記
腕枠51と54で構成するフラッパー72と82に対向
する。
9はノズル8の背圧を増巾する空気圧増巾器である。
γ1とγ2は絞り、A/Sは供給圧、P1〜P2は入力
圧、Poは出力圧である。
上述構成の装置において、第1腕桿51にはバネ6によ
る縦方向の力と第1ベロー1による横方向の力が与えら
れる。
第1ベロー1に導入される空気圧P1が増加すると腕枠
51が上に押され、第1ノズルフラッパー機構7のノズ
ル71を塞ぐ。
ノズル71が塞がれると背圧が高くなり、上昇した空気
圧が第4ベロー4に送られて傾斜角θが大きくなる。
また、空気圧P1が下がると、それにつれて傾斜角θも
小さくなる。
よって空気圧P1と傾斜角θとの間に、前記第1図の場
合と同様な次の;関係式が成立する。
P1=K tanθ ただし、上式におけるKはスケールファクタで、その値
はバネ6によって定まる。
また第2と第3ベロー2と3の空気圧P2またはF3が
増減すると腕枠54が移動してノズル81の背圧が変化
し、この背圧が増巾器9を介して第3または第2のベロ
ー3または2に供給される。
一方、第3腕桿の傾斜角θは前述の第4ベロー4によっ
て与えられている。
よってPまたはF3を供給すると他方のF3またはF2
が下式を成立させるように変化する。
P2=P3 tanθ 上記の2式から、次の P1P3=KP2 という前記の原理と同一の式が成りたつ。
したがって空気圧増巾器9の出力端に生じるP。
所定の演算出力として取出すことができる。
なお、第3ベロー3に入力信号を供給する場合は、第2
図の破線に示すような接続が構成される。
また、Pl−F3を構成する場合は、2点鎖線に示す帰
還回路を設ければよい。
第3図は本発明実施例装置の上面図、第4図はその側面
図である。
第3図と第4図において、Bは基板である。
基板Bは上面に突出した保持部B1、第1平面部B2、
支持部B3および第2平面部B4とを備えた断面はぼF
字状に作られている。
1〜8は前述した第2図の場合と同じ素子で、同一記号
が用いられている。
そして第1ベロー1と第2ベロー2は第1平面部B2に
並んでとりつけられ、第4ベロー4は第2平面部B4の
中央部に配置されている。
また、第3ベロー3とバネ6は法持部B1の側面部に設
けられている。
基板B上に設けられた平衡ビーム5を第5図のイ〜ハに
示す。
このビーム5は並列に設けられた腕枠51.52および
53.54と、腕枠52,53を対辺で囲んで基辺に連
結してこの両腕枠を変位できるように支持したコ字形の
連結杵58と、この連結杵58を両腕枠52,53から
無関係に第4ベロー4に結合するためにビーム5の裏側
に4本のネジで固定された取付板59とから構成されて
いる。
即ち、平衡ビーム5は4つの腕枠を従属的に連結してい
て原理的には共通しているが、第1、第2の腕枠と第3
、第4の腕枠を連結杵58を介して折返えした、いわゆ
る“折返し形″に構成されている。
そして各腕枠の連結部55.56.57(56は腕枠5
2,53と連結杵58との連結部)は可撓性をもたせる
ために、スリ割で削り取って薄くした可撓部が形成され
ている。
61〜63はベロー1゜2.4の可動端を連結するため
の孔、64.65は連結杵58の両開放端を前記支持部
B2に固定するための孔である。
また、66は後で述べるスパン調バネ16の係合する孔
、67.68はバネ6と第3ベロー3との連結用の孔、
69は零調ネジの通る孔である。
第3,4図の11はバネ6のバネ圧を変えて前出のスケ
ールファクタKを調整する調整機構である。
12と13は結合板で、これらは共に前述したと同様の
可撓部を介して第1平面部B2の段部に固定され、一方
の結合板12はバネ6と腕枠51とを結合し、他方13
はベロー2と第4腕桿54とを直列的に連結する。
14と15は腕枠51と54の零調ネジ、16は基板1
と連結杵58との間に配置されたバネである。
バネ16の上端部付近は連結杵58に設けられた9字状
の孔66の円孔内にあって端部が溝孔に挿し込まれて回
り止めされている。
17はストッパーで このストッパーにはバネ16の下
端が引掛けられている。
18はバネ16の調整機構である。この機構18は上か
ら回せるネジ19と下から回すことのできるネジ20が
設けられ、ネジ19によってバネ16の有効ターン数が
変えられ、下のネジ20によってバネ16が伸縮する。
そしてこレラのネジ19と20によってスパン調整と零
調整を行うことができる。
21は連結部58の変位範囲を規制するストッパーであ
る。
31,32(32は明示されていない)は2つ並べられ
た絞り機構で、ネジを回して絞り機構を取出して清掃す
ることができる。
なお空気圧増巾器9は基板Bの裏側(第4図の下側)に
ガスケットを介してとりつけられる。
このほか空気回路の切換えも、この基板Bの裏面にとり
つけられる切換え回路板とガスケットにより実施できる
ように構成されている。
そして第3〜5図構成の装置は、第1図に示した原理を
利用していて第2図説明と同様に動作するので、その動
作説明は省略する。
以上説明した本発明によれば、次に述べるような効果が
ある。
(1)従来のこの種の演算器の力平衡機構に、sinθ
或はtanθを利用するものがある。
そしてsinθキθ或はtanθキθの近似式を用いる
ため、基本的に誤差を生じるという問題点があった。
しかもこの原理上の誤差に更に構造上の許容誤差が加っ
て出力信号に大きな誤差を生じるという欠点があった。
これに対し、本発明は前記(1)〜(4)式から明らか
のようにtanθは完全に消去されており式中θが含ま
れていないので原理的には誤差は全く生じない。
(2)力平衡作用を司る平衡ビームを連結杵を介して中
央部から折返えす”折返し形′”にしたので、原理的に
装置の大きさを1/2に作ることができ、全体構成を小
形に構成できる。
また、上記の゛′折返し形パによって支点間の距離は2
倍に拡大でき駆動トルク1/2で済み、ベローやバネ等
の材料費を安(することができ、る。
したがって、本発明によれば高精度で、小形にできる等
の利点を有する空気式演算器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明図、第2図は本発明実施例
の構成説明図、第3図は本発明実施例装置の上面図、第
4図は第3図の側面図、第5図イ。 口、ハは第3,4図装置に用いられる平衡ビームの説明
図である。 Bまたは5・・・・・・平衡ビーム、1〜4・・・・・
・ベロー、6・・・・・・バネ、7.8・・・・・・ノ
ズルフラッパ機構、9・・・・・・空気圧増巾器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 等長の第2および第3腕桿を含む第1乃至第4腕桿
    からなり前記第2と第3腕桿の連結部が第1と第4腕桿
    より張り出して2等辺3角形状を構成する平衡ビームを
    備え、前記第1と第2の腕枠に加える縦方向および横方
    向の力をFlとF4およびF2とF3とし前記第3と第
    4の腕枠で作る底角をそれぞれθとしたときに下記の(
    1)式と(2)式から導いた(3)式の原理を利用する
    空気式演算器。 F2=F1tanθ ・・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・(1)F=Ftanθ ・・・・・・・・・・・
    ・・・・・・・(2) 4 F F =F F ・・・・・・・・・・・・・・
    ・・・・(3)1 3 2 4 2 等長の第2および第3腕桿を含む第1乃至第4腕桿
    とコ字形の連結桿とからなり前記第1および第2腕桿と
    第3および第4腕桿とを並列に設けて第2腕桿と第3腕
    綽を前記連結桿で囲んで基辺に連結してこの連結桿が第
    1と第4腕桿より張出して傾斜角θを設けて配置された
    折返し形の平衡ビームを具備した空気式演算器。 3 等長の第2および第3腕桿を含む第1乃至第4腕桿
    とコ字形の連結桿とからなり前記第1および第2腕桿と
    第3および第4腕桿とを並列に設けて第2腕桿と第3腕
    桿を前記連結桿で囲んで基辺に連結してこの連結桿が第
    1と第4腕桿より張り出して傾斜角θを設けて配置され
    た折返し形の平衡ビームと、前記第1および第4腕桿の
    外端部に連結され該各腕枠に縦方向の力を与えるバネお
    よび第3ベローと、前記第1腕桿および第4腕桿の側面
    部に連結され該各腕枠に横方向の力を与える第1および
    第2ベローと、前記第1腕桿と第4腕桿の変化を検出し
    て該変位に対応する空気圧信号を発生する第1と第2の
    ノズルフラッパー機構と、前記連結桿に連結され第1ノ
    ズルフラッパー機構から供給される空気圧信号によって
    前記傾斜角θを変化させる第4ベローと、前記第2ノズ
    ルフラッパー機構のノズル背圧を増巾してこの増巾した
    空気圧信号を第1、第2または第3ベローに供給する空
    気圧増巾器とを具備し、前記第1乃至第3ベローのうち
    の2つのベローに演算すべき空気圧信号を導入して前記
    空気圧増巾器の出力信号を所定の演算信号とする空気式
    演算器。
JP5183077A 1977-05-06 1977-05-06 空気式演算器 Expired JPS5819106B2 (ja)

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JP5183077A JPS5819106B2 (ja) 1977-05-06 1977-05-06 空気式演算器

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JPS53137383A JPS53137383A (en) 1978-11-30
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317045Y2 (ja) * 1983-10-28 1991-04-11

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0317045Y2 (ja) * 1983-10-28 1991-04-11

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