JPS58190890A - 油中水型エマルシヨン爆薬組成物 - Google Patents

油中水型エマルシヨン爆薬組成物

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JPS58190890A
JPS58190890A JP6948682A JP6948682A JPS58190890A JP S58190890 A JPS58190890 A JP S58190890A JP 6948682 A JP6948682 A JP 6948682A JP 6948682 A JP6948682 A JP 6948682A JP S58190890 A JPS58190890 A JP S58190890A
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JP
Japan
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emulsion explosive
explosive composition
type emulsion
water
emulsifier
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JP6948682A
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文雄 竹内
正雄 高橋
淳 吉村
光一 林
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NOF Corp
Original Assignee
NOF Corp
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は油中水型エマルション爆薬組成物(以下W10
型エマルション爆薬組成物と略記すル)fこ係り、W1
0型エマルションを形成する新規な乳化剤を含む爆薬組
成物に関するものであって、小口径(2bmg)及び低
温に於る起爆感度の経時安定性及び耐死圧性を改良した
W10型エマルション爆薬組成物(こ関するものである
0N10型工マルシヨン爆薬組成物Qこついては、古く
から研究されており、初期のものはW10型エマルショ
ンの形態が不安定であったため(即ち分散相と連続相の
接触面積が比較的小さかったため)ニトロクリセリン等
の火薬類鋭感剤又はモノメチルアミン硝酸塩等の非火薬
類鋭感剤等(以下鋭感性物質等と略記する)あるい(ま
、原子番号13以上でかつ周期律表の第1族、第2族以
外の金属の化合物又(ま水溶性ストロンチウム化合物等
の爆轟触媒的鋭感剤又はアンモニウム又はアルカリ金属
の過塩素酸塩、均索酸塩等の鋭感性酸化剤等(以下補助
鋭感性物質等と略記する)を配合して小口径における起
爆感度を改良したものがほとんどであった。
しかしこの様な鋭感性物質もしくは補助鋭感性物質等を
配合したW10型エマルション爆薬組成物は、例えは製
造時、使用時(こ何等かの要因により上記の様な鋭感性
物質等が分離した場合(こは極めて鋭感1こなってしま
うとかあるいは上記の様な鋭感性物質等の毒性等の潜在
的危険性かあった。
この様な意味で前記の鋭感性物質もしくは袖助鋭感性物
質を一切含有させないで、小口径における起爆感度を改
良(雷管起爆可能)したW10型エマルション爆薬組成
物も数件開示されている。
例えは、米国特許第+、tto、ta4号明細書によれ
ば、乳化剤としてソルビタン脂肪酸エステル、クリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンエーテル、ポリオキ
シアルキレンオレイン酸エステル、ポリオキシアルキレ
ンラウリル酸エステル、リン酸オレイン酸エステル、置
換オキザブリン及びリン酸エステルを配合しかつ気泡保
持剤としてカラスマイクロバルーンを配合して約1.2
5インチ(al、5irn)の築後で製造から18〜2
4時間後に6号雷管で最高1.25の仮比重まで完爆す
る(薬温21.1 ’C〜26.7℃)旨のことが記載
されている。
才た米国特許第4,149,917号明細曹によれば、
乳化剤としてソルビタン脂肪酸エステル、グリセリン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸
エステル、ポリオキシエチレン(4)ラウリルエーテル
、ポリオキシエチレン(2)エーテル、ポリオキシエチ
レン(2)ステアリルエーテル、ポリオキシアルキレン
オレイン酸エステル、ポリオキシアルキレンラウリル酸
エステル、リン酸オレイン酸エステル、置換オキサプリ
ン、リン酸エステル及びこれらの混合物を配合し、気泡
保持物質を含有せずに微小気泡により仮比重を0.95
1こ調整し、1.25インチ(81,8關)の築後で製
造から2力月経過しても6号雷管で完爆しく薬温21.
1℃)、8力月経過でも8号雷管で完爆する(薬温21
.l’c)ことが記載されている。□また特開昭55−
75998号公報、55−75994号公報、及び55
−75995号公報なこよれば、乳化剤としてイミタゾ
リン訪導体、メルカプタン及びオキシエチレンオキシプ
ロピレンブロック共重合体を配合したW10型エマルシ
ョン□爆薬組成物は、やはり鋭感性物質、補助鋭感性物
質を配合せずに温度サイクル(0°Cの4時間と40℃
の7時間で1サイクル)の80サイクル後でも一108
C〜−20℃で6号雷管で完爆している。
しかし、前記米国特許明#I曹及び公開特許公報Qこ記
載の乳化剤を用いたW10型エマルション爆薬組成物は
、発明者らが行なった常温(10’C〜80℃)経時を
良(反映する温度サイクル試験(60℃の24時間と一
15℃の24時間のサイクル後−5℃で6号雷管で起爆
する。1サイクルが略常温経時1カ月に相当する。)に
おいては6〜29サイクル(6〜29力月)であり、経
時安定性の点では日本の使用状況を考えると一応満足テ
キルモのもあった。しかしW10型エマルション爆薬は
元来、熱力学的(こ不安定な形態であるため経時以外の
多くの要因により破壊され、その程度1こ伴なって起爆
感度か減少し最終的には雷管不漏Qこまで至る。その中
でも一番問題となる現象(ま隣接孔からの爆轟波や燃焼
ガス等の作用をこよるエマルションの形態の破壊船こ基
づく不漏現象(一般をこは「元圧現象」と呼ばれている
。)である。その意味で前記の温度サイクル試験で6〜
29サイクル(6〜29力月)でLt、W10型エマル
ションの形態の安定性という点及び前記の不爆現象(元
圧現象)を考慮、すると今だ不十分であり、より小口径
(25朋径)で低温(こ於る起爆感度の経時安定性及び
W10型エマルションの耐死圧性の強い物が望まれてい
た。
本発明者等は、前記の様な問題点を考慮しながら、長期
間なこ渡り鋭意研究した結果、従来、W10型エマルシ
ョン爆薬組成物の乳化剤として考えられなかった物質が
、硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと他の無機酸
化酸塩と水からなる酸化剤水溶液と、燃料油及び/又は
ワックス類からなる可燃剤とをW10型エマルション★
こ形成し得ることを見出し、しかもこれをこよって得ら
れたW10型エマルション爆薬組成物は、小口径及び低
温における起爆感度の経時安定性及び耐死圧性Oこおい
て従来の公知の乳化剤以上の性能を有するものであるこ
とが判明し本発明を完成した。
即ち、本発明のW10型エマルション爆薬組成物は、硝
酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと他の無機酸化酸
塩及び水からなる酸化剤水溶液の分散相、燃料油及び/
又はワックス類からなる可燃物の連続相、乳化剤、及び
微小中空球体又は微小気泡からなる油中水型エマルショ
ン爆薬組成物において、乳化剤が下記の一般式であるこ
とを特徴とする油中水型エマルション爆薬組成物である
本発明のW10型エマルション爆薬組成物の酸化剤水溶
液は、硝酸アンモニウムを主成分とじ必要(こ応じて他
の無機酸比酸塩を含有させてなるものである。ここで他
の無機酸化酸塩とは、例えば硝酸ナトリウム、硝酸カル
シウム等のアルカリ金属又は、アルカリ土類金属の硝酸
塩である。又アルカリ金属又はアルカリ土類金属の過塩
素酸塩、塩累酸塩等の補助鋭感性物質又はモノメチルア
ミン硝酸塩等の鋭感性物質は起爆感度の経時安定性及び
耐死圧性の点で必須成分ではないが配合してもさしつか
えない。これらの無機酸化酸塩は、1種又は2種以上の
混合物として用いる。硝酸アンモニウムの配合量は、一
般に全体の48チ〜94.7チ(重量基準、以下同様)
であり、必要に応じて他の無機酸化酸塩を硝酸アンモニ
ウムを含む無機酸化酸塩全体の40%以下で含有させて
もよい。
前記硝酸アンモニウムの配合量が、下限未満だと酸素バ
ランス(酸化剤と可燃剤との酸素の過不足の関係)が悪
く(酸素不足)なり過ぎて、爆発性及び後ガスが悪くな
る。上限を越えると硝酸アンモニウムの水への最低溶解
温度か高くなり過ぎて製造性が悪くなるのと、硝酸アン
モニウムの爆発反応性が悪くなるため起爆感度が悪い。
又前記の他の無機酸比酸塩壷こついては、若干量配合す
ること(こより酸素供給量が増やせるし、水への最低溶
解温度も低下できるため爆発性及び製造性が改善される
が、40q6を越えると爆発後の固体残渣が増えるため
威力が低くなったり、経済性の面で不利となる。
なお、酸化剤水溶液に用いる水は、原則として、5%〜
25%である。
5チ未満だと硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと
他の無機酸化酸塩の最低溶解温度が高くなり過ぎて製造
性が悪くなるのと爆発反応性が悪くなるため起爆感度が
悪くなる。
25チを越えると硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウ
ムと他の無機酸化酸塩の最低溶解温度が低下するため製
造性は改善されるが、爆発後の生成ガス量、熱量等が減
少するため起爆感度が悪く、威力が低い。
燃料油及び/又はワックス類の燃料油は炭化水素、例え
ばパラフィン系炭化水素、オレフィン系炭化水素、ナフ
テン系炭化水素、芳香族系炭化水系、飽和又は不飽和炭
化水素、石油、精製鉱油、潤滑剤、流動パラフィン等及
び炭化水素誘導体、例えばニトロ炭化水素等である。又
ワックス類(ま石油から誘導されるマイクロクリスタリ
ンワックス、ペトロラタム、パラフィンワックス等、鉱
物性ワックスであるモンタンワックス、オシケライト等
、動物性ワックスである鯨ロウ等、及び昆虫ワックスで
ある蜜ロウ等である。これらの燃料油・ワックス類は1
種又は2種以上の混合物として1用いる。燃料油及び/
又はワックス類の配合量は一般曇こ0.1チ〜10チで
ある。
燃料油及び/又はワックス類が、o4%未満で4i W
 / O型エマルション爆薬組成物の安定性が悪<、1
(1%を越えると酸素バランスが悪くなり過きて爆発性
及び後ガスが悪くなる。
本発明のW10型エマルション爆薬組成物の乳化剤であ
る下記の一般式の化合物は例えは、でんぷんの脂肪酸エ
ステル、でんぷんを希酸又(ま熱で分解した物(以下で
んぷん分解物と略す)の脂肪酸エステル、アルキレンオ
キサイド付加のでんぷんの脂肪酸エステル、アルキレン
オキサイド付加のでんぷん分解物の脂肪酸エステル、セ
ルロースの脂肪酸エステル、セルロースを希酸又は熱で
分解した物(以下セルロース分解物と略す)の脂肪酸エ
ステル、アルキレンオキサイド付加のセルロースの脂肪
酸エステル、アルキレンオキサイド付加のセルロース分
解物の脂肪酸エステル、天然ガムの脂肪酸エステル、天
然ガムを希酸又は熱で分解した物(以下天然ガム分解物
と略す)の脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレン天然
ガムの脂肪酸エステル及びポリオキシアルキレン天然ガ
ム分解物の脂肪酸エステル等をあげることができる。な
お、前記一般式のくり返し単位中のROO基の割合をa
として、H(R′0)、r1基の割合をbとして、以下
に用いる。すなわち、前記の一般式のくり返し単位中の
XのうちのROO基の平均的個数の割合をa、Xのうち
のH(R’ 0 )□基の平均的個数の割合をbとする
これらの乳化剤は1種又は2m以上の混合物として用い
る。乳化剤の配合量は、一般(こは0.1 %〜7チで
ある。好ましく&10.5−〜4チである。
これらの各種乳化剤が、0.1%未満ではW10型エマ
ルション爆薬組成物の小口径及び低温(こおける起爆感
度の経時安定性及び耐死圧性が悪く、7%を越えると酸
素バランスが悪くなって爆発性及び後ガスが悪くなり、
経済性の面でも不利となる。
また本発明のW10型エマルション爆薬組成物は仮比重
調整剤により、その仮比重を0.80〜1.85(好ま
しくは、1.00〜1.20)をこ調整される。その仮
比重調整剤は、微小中空球体又は微小気泡であり、微小
中空球体とは、例えはガラス、アルミナ、頁岩、シラス
、硼砂、火山岩、ケイ酸ナトリウム、ホウ砂、真珠岩、
黒曜石等から得られる無機質系微小中空球体、ピッチ、
石炭等から得られる炭素質系微小中空球体、フェノール
樹脂(ポリ塩化ビニリデン、エポキシ樹脂、尿素樹脂等
から得られる合成樹脂系微小中空球体等であり、これら
の微小中空球体は1種又は2wi以上の混合物として用
いる。微小中空球体の配合−Jiil一般(こ0.1%
〜10チである。微小気泡とは、例えば化学発泡剤を含
有させて発泡させて得られる微小気泡、又はW10型エ
マルションの形成時又は形成後の工程で機械的をこ空気
又はその他のガスを吹き込んで得られる微小気泡等であ
る。化学発泡剤とGハ、例えばアルカリ金属ホウ素水累
fヒ物や亜硝酸ナトIJウムと尿素りを組合せて用いる
もの等の無機系化学発泡剤、又はN、N’−ジニトロペ
ンタメチレンテトラミン、アゾジカルホン酸アミド、ア
ゾビスイソブチロニトリル等の有機系1ヒ学発泡剤等で
ある。これらの化学発泡剤は1種又は2種以上の混合物
として用いる。化学発泡剤の配合量は、一般(こ0.0
1%〜2%である。
しかして、前記の仮比重調整剤1こついては、微小中空
球体0.1チ未満又Gま化学発泡剤0.01%未満又は
W10型エマルション爆薬組成物の仮比重が1.35を
越えるような空気又はその他のガスの童の場合(こ瘉マ
、起爆感度が悪いことと爆発しても爆速か低い。
微小中空球体が10チを越えると、又は化学発、泡剤が
2チを越えると、又はW10型エマルション爆薬組成物
の仮比重が0.80未満となるような空気又はその他の
ガスの量の場合船こけ、起爆感度は良好であるが爆速か
低いため威力が小さい。
本発明のW10型エマルション爆薬組成物の製造方法は
、例えば次のとおりである。即ち硝酸アンモニウム又は
硝酸アンモニウムと他の無機酸化酸塩との混合物を約9
0℃〜95°Cで水に溶解させた酸化剤水溶液を得る。
一方、本発明で規定す  ゛る乳化剤と燃料油及び/又
はワックス類とを90℃〜95°Cで溶融混合させた混
合物(以下可燃剤混合物と略記する)を得る。次をこ一
定容量の保温可能な容器内に才す可燃剤混合物を入れ、
酸化剤水溶液を徐々(こ添加しながら通常使用されるプ
ロペラ羽根式攪拌機を用いて約1.600 rpmで約
5分間混合攪拌して約90℃のW10型エマルションを
得る。次に微小中空球体又はfヒ学発泡剤を前記のW1
0型エマルション縦型捏和機を用いて約8 Orpmで
混合することOこよりW10型エマルション爆薬組成物
を得る。なお微小中空球体又は化学発泡剤をこよる微小
気泡の代りに空気等のガスによる微小気泡を含有させる
場合壷こは、前記のW10型エマルションに空気等のガ
スを吹き込みながら攪拌すること憂こよってW10型エ
マルション爆薬組成物を得る。
次(こ本発明のW10型エマルション爆薬組成物を実施
例及び比較側番こよって具体的曇こ説明する。
なお各例中の部数及び%はすべで重量基準である。
4″f′l” ) 第1表に示すような配合組成のW10型エマルション爆
薬組成物を下記のようtこして製造した。
ます、硝酸アンモニウム881.5部(76,80%)
及び硝酸ナトリウム22.85部(4,57チ)を水5
5.25部(11,05%)に加えて加温することによ
り溶解させ、約90°Cの酸化剤水溶液を得た。一方、
本発明で規定するでんぷん分解物のラウリン酸エステル
〔q=8〜10  、a ” a、b−■、m=o)8
.75部(1,75%)とマイクロクリスタリンワック
ス(ワックスレックス602;モービル石油社製)17
.05部(8,41%)とあ混合物を加温して溶融させ
約90℃の可燃剤混合物を得た。
次に保温可能な容器内をこまず可燃物混合物を入れ、次
に酸化剤水溶液を徐々醗こ添加しながら、プロペラ羽根
式攪拌器を用いて、約1600 rpmで5分間、混合
攪拌して、約90℃のW10型エマルションを得た。次
に平均粒径75μのガラス微小中空球体(B15/25
0;8M社製)14.60部(2,921%)を前記の
W10型エマルション縦型捏和機を用いて約8 Orp
mで混合することによりW10型エマルション爆薬組成
物を得た。このW10型エマルション爆薬組成物は、直
径25朋、長さ約170111+ILで薬量100.i
i’rfこなるように成形し、ビスコース加工紙で包装
した薬包となし各性能試験に供した。性能試験としては
(イ)製造1日後の仮比重の測定、(ロ)試料薬包を6
0°Cで24時間保ちその後−15℃で24時間保って
、これを1サイクルとした温度サイクルを繰返して行な
うという強制劣化貯蔵試験を行なった後、6号雷管を用
いて一5℃で起爆試験を行なった時に完爆しつる温度サ
イクル回数を求め、その回数を常温(10〜80°C)
放、!貯蔵における完爆可能貯蔵月数として推定(前記
l温度サイクルが常温放置貯蔵の略1カ月(こ相当する
ことを実験向暑こ確認したことから推定した。)した起
爆感度経時安定性試験、及び(・→前記(ロ)の起爆試
験時の仮比重測定及び(ニ)ビスコース加工紙で包装し
た薬包(薬量100g)と509rのダイナマイトとを
ある距離離して吊し、50.!9rのダイナマイトを完
爆した後1秒後に試験薬を起爆し、完爆する最小距離か
ら完爆最大水中圧力(kVCm2)を換算した耐死圧性
試験を行なった。それらの結果Gi第1表に示すとおっ
てあった。
実施例2〜11 第1表に示すような配合組成のW10型エマルション爆
薬組成物(ま実施例1のでんぷん分解物のラウリン酸エ
ステル(q−3〜102、a−÷、b−11m−0)!
こ代えてでんぷん分解物のオレイン酸エステル(q−1
02〜104、 =i、b:’、m = 0 ) 、セ
ルロース分解物のリノール酸エステル(q =3〜10
  、 a=”、   工、6 b=−m 二〇)、セルロース分解物のステアリン酸エステル(q
−10〜10、a−1、b−老、m−0)、8 天然ガム分解物のオレイン酸エステル(q=io’〜1
0 、a二÷、b  2 X m二〇 ) 、でんぷん
のリノール酸エステル((1=106〜108、a−÷
、b−1m二〇)、エチレンオキサイド付加2 ) (m=4 )のでんぷん分解物のオレイン酸エステル(
(1=10 〜lo  、a=−L  b=  )、エ
チ8ル ンオキサイド付加(m=6)のセルロース分解物のエル
カ酸エステル(Q=10 〜10  、a:=÷、b−
T)、プロピレンオキサイド付加(m−10)の天然ガ
ム分解物のエルカ酸エステル(q=102〜lO4、a
=H1b−’ )及びそれらの混合物を用いた以外は第
1表に示される実施例2〜11の配合組成で実施例11
こ準じて製造した。
これらのW10型エマルション爆薬組成物を実施例1f
こ記載されている方法と同一方法〔こて試料薬包を作成
し、同一項目の性能試験を行なった。その結果は第1表
に示すとおりであった。
実施例12 第1表曇こ示すような配合組成のW10型エマルション
爆薬組成物ハ笑施例1のガラス微小中空球体に代えて、
N、N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミンを用い
た以外は実施例1に準じて製造した。このW10型エマ
ルション爆薬組成物を実施例1&こ記載されている方法
と同一方法Oこて試料薬包を作成し、この試料薬包を約
50°Cの恒温槽で2時間加温して配合した化学発泡剤
(N、N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミン)を
分解発泡させ仮比重を調整したもの(こついて、実施例
1と同一項目の性能試験を行なった。
実施例18 第1表曇こ示すような配合組成のW10型エマルション
爆薬組成物を、以下のような方法で製造した。即ちまず
実施例11こ準じてW10型エマルションを得た。次を
こ前記のW10型エマルションに空気を細いノズルから
吹き込みながらプロペラ羽根式賃攪拌器を用いて、約1
600 rpmで2分間混合攪拌を行ない空気の微小気
泡を導入し、所要の仮比重のW10型エマルション爆薬
組成物を得た。
このW10型エマルション爆薬組成物を実施例1曇こ記
載されている方法と同一方法瘉こて、試料薬包を作成し
、同一項目の性能試験を行なった。その結果は、第1表
Qこ示すとおりであった。
比較例1−11 第2表に示すような配合組成のW10型エマルション爆
薬組成物を実施例1をこ準じて製造した。
このW10型エマルション爆薬組成物を実施例1をこ記
載されている方法と同一方法をこて試料薬包を作成し、
同一項目の性能試験を行なった。その結果は、第2表曇
こ示すとおりであった。
比較例12及び18 第2表をこ示すような配合組成のW10型エマルション
爆薬組成物を実施例12及び18tこ準じて製造した。
このW10型エマルション爆薬組成物を実施例1(こ記
載されている方法と同一方法1こて試料薬包を作成し、
同一項目の性能試験を行なった。その結果は、第2表(
こ示すとおりであった。
本発明で規定する乳化剤として、でんぷん分解物のラウ
リン酸エステル(q−8〜10 、a−一、b−■、m
−0)、でんぷん分解物のオレイン酸エステル(q=1
02〜10’、a=A、b−11m二〇)、セルロース
分解物のリノール酸エステル(q=8〜10  、a=
”  b−÷、m−1 0)、セルロース分解物のステアリン酸エステル(q−
102〜104、a=H1b−÷、m−0)、天然ガム
分解物のオレイン酸エステル(q=10’〜lO6、a
 =”  b :〜8. m、= 0 ) 、でんぷん
2 隻 のリノール酸エステル(q=io  〜10  、a=
)、m=11m=0)、エチレンオキサイド付加(m=
4)のでんぷん分解物のオレイン酸エステル(q= 1
0’ 〜10’、a=奮、b−÷)、エチレンオキサイ
ド付加(m=6)のセルロース分解物のエルカ酸エステ
ル(q=1o  〜IO、a−’、m=)及びプロピレ
ンオキサイド付加(m8 〜10)の天然ガム分解物のエルカ酸エステル(q =
 10” 〜10’、a=4、b−))を配合したW1
0型エマルション爆薬組成物(実施例1〜9)の場合は
6号雷管を用いて一5℃での完爆貯蔵月数は86力月〜
89カ月であり完爆最大圧力G197 kg/cnL”
 〜124 kg/cm2であった。
一方公知の乳化剤を配合したW10型エマルション爆薬
組成物(比較例1〜10)の場合はそれが6力月〜26
カ月であり完爆最大圧カバ40に97Cm2〜751c
g/crrL”でアッタ。
又、硝酸アンモニウム以外の無機酸化酸塩として硝酸ナ
トリウム及び硝酸カルシウム、可燃剤として流動パラフ
ィン、気泡保持剤としてシリカ微I小中空球体(シリカ
バルーンNL;釧路石炭乾溜製)及び乳化剤として1−
ヒドロキシエチル−2−アルキル(ヌカ油)−2−イミ
ダシリンを2.50チ配合したW10型エマルション爆
薬組成物(比較例11)の場合は、6号雷管を用いて一
5℃での完爆可能貯蔵月数は29力月であり完爆最大圧
力I’l 97 kg/Crn2であったが、本発明で
規定される乳化剤としてでんぷん分解物のオレイン酸エ
ステル(q二IO2〜104、a ” ’  b ” 
a、m−0)6 ) を2.50%配合したW10型エマルション爆薬組成物
(実施例No)のそれは41力月であり完爆最大圧力は
170 kg/am”であった。又本発明で規定される
乳化剤としてでんぷん分解物のオレイン酸エステル(q
 = 10 〜10  、a =1b==’6 箋  
    61 m−0)と天然ガム分解物のオレイン酸エステル(q=
lθ 〜10 、a一台、b−1%m−0)とをそれぞ
れ0.8%とプロピレンオキサイド付加(m=10)の
天然ガム分解物のエルカ酸エステル(q = 10” 
〜104、a=4、m=))を0.9係とを配合したW
10型エマルション爆薬組成物(実施例11)のそれは
40力月であり完爆最大圧力は192 kg7am”で
あった。又、気泡保持剤は配合せす昏こ化学発泡剤とし
て、N、N’−ジニトロソペンタメチレンテトラミンを
0.20%配合して仮比重を調整しかつ乳化剤としてド
デシルメルカプタンを1.80%配合したW10型エマ
ルション爆薬組成物(比較例12)の場合は、6号雷管
を用いて一5℃での完爆可能貯蔵月数は21力月であり
完爆最大圧力G;! 50 k417aL”であったが
ドデシルメルカプタンの代り瘉こ本発明で規定されるで
んぷんの分解物のオレイン酸エステル(q=102〜I
O、a−11b=11m−0)を1.80%配合したW
10型エマルション爆薬組成物(実施例12)のそれは
81力月であり完爆最大圧力は70kg7cm”であっ
た。
又、気泡保持剤は配合せずに機械的に微小気泡を導入し
て仮比重を調整しかつ乳化剤としてオキシエチレンオキ
シプロピレンブロック共重合体(分子量7000、エチ
レンオキサイドの含量80%)を1,80%配合したW
10型エマルション爆薬組成物(比較例13)の場合は
、6号雷管を用いて一5℃で完爆可能貯蔵月数は20力
月であり、完爆最大圧力は48 kg/cm2であった
がオキシエチレンオキシプロピレンブロック共重合体(
分子量7000、エチレンオキサイドの含量80チ)の
代りに本発明で規定される乳化剤としてでんぷん分解物
のオレイン酸エステル(q=102〜104、a=H1
b=÷、m−0)を1.80チ配合したW10型エマル
ション爆薬組成物(実施例1a)のそれは82力月であ
り完爆最大圧力は79 kg/cm2であった。
以上、各実施例及び各比較例に基づいて説明したように
本発明で規定される乳化物を配合したW10型エマルシ
ョン爆薬組成物は、従来の乳化剤を配合したW10型エ
マルション爆薬組成物に比べ小口径(25龍径)及び低
温に於ける起爆感度の経時安定性及び耐死圧性が大幅に
改善されたものである。
特許出願人   日本油脂株式会社 同出願人   千葉製粉株式会社 −520=

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 L 硝酸アンモニウム又は硝酸アンモニウムと他の無機
    酸化酸塩及び水からなる酸化剤水溶液の分散相、燃料油
    及び/又はワックス類からなる可燃物の連続相、乳化剤
    、及び微小中空球体又は微小気泡からなる油中水型エマ
    ルション爆薬組成物において、 乳化剤が下記の一般式で示される化合物であることを特
    徴とする油中水型エマルション爆薬組成物 λ 乳化剤の割合が油中水型エマルション爆薬組成物全
    量の061〜7重量係である特許請求の範囲第1項に記
    載の油中水型エマルション爆薬組成物。
JP6948682A 1982-04-27 1982-04-27 油中水型エマルシヨン爆薬組成物 Pending JPS58190890A (ja)

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