JPS5819075B2 - ケ−ブルノジコテンソクテイホウホウ - Google Patents

ケ−ブルノジコテンソクテイホウホウ

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JPS5819075B2
JPS5819075B2 JP15379875A JP15379875A JPS5819075B2 JP S5819075 B2 JPS5819075 B2 JP S5819075B2 JP 15379875 A JP15379875 A JP 15379875A JP 15379875 A JP15379875 A JP 15379875A JP S5819075 B2 JPS5819075 B2 JP S5819075B2
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JP
Japan
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cable
voltage
waveform
fault point
point
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JP15379875A
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JPS5276811A (en
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角田美伯
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Dainichi Nippon Cables Ltd
Original Assignee
Dainichi Nippon Cables Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は地中に布設され先革心電カケープル等のケーブ
ル線路におけるケーブルの事故点測定方法の改良に関す
る。
事故点を有する地中ケーブル線路において、測定点から
事故点までの距離を簡便に測定する方法として直流パル
スあるいは衝撃波パルスをケーブル線路に送出し、事故
点より生じる反射パルスを受信して距離を測定するいわ
ゆるパルスレーダ法が広く用いられる。
このパルスレーダ法においては、測定点から事故点まで
の距離は次の三方法の何れかによって算出されている。
すなわち、第1の方法としてケーブル内のパルスの伝搬
速度が既知の場合、事故点までの距離tは次式で与えら
れる。
ここにV:ケーブル中のパルスの伝搬速度t:測定点と
事故点の間をパルスが往復伝搬する時間 これに対する第2の方法としては、事故を起していない
(あるいは健全相の)ケーブルにおける反射を利用する
ものであって、事故点までの距離tは次式で与えられる
、ff=LX−・・・・・・・・・・・ (2)ここに
L:ケーブル全体の長さ T:ケーブル全長をパルスが往復伝搬する時間 t:測定点と事故点との間をパルスが往復伝搬する時間 上記の三方法のうち、前者の方法はパルス伝搬速度Vが
既知でなければならないが、伝搬速度Vはケーブルの種
類によって異なるため直ちに適用できるとは限らず、し
たがって後者の全長との比;較により事故点を算出する
方法が多用されている。
ところで、後者の方法においては低抵抗の地絡事故があ
る場合には低電圧のパルスを用いて事故相、健全相の夫
々についてあらかじめ伝搬時間を測定し、高抵抗の地絡
事故がある場合には事故相・のケーブルを低電圧のパル
スを用いてケーブル全長に対する伝搬時間を、高電圧の
パルスを用いて事故点までの伝搬時間を夫々求めるとい
う操作が必要であって手数がか5す、測定時間を要する
欠点がある。
1 本発明は特に地絡事故点を有する地中型カケープル
の事故点測定に際し上述した二度にわたる操作を省いた
能率的な事故点測定法を提案しようとするもので、その
要旨は事故点を有する長尺ケーブル線路に、事故点にお
ける放電開始電圧以上の1波高値を有する緩波頭衝撃電
圧を印加し、前記緩波頭衝撃電圧の昇圧時に発生する波
頭部の階段状波形よりケーブル全長を、事故点において
放電後に発生する、前記階段状波形とは逆極性の立上り
部を有し交互に極性を反転して減衰するパルス状振動波
形より事故点までの距離を測定するケーブルの事故点測
定方法に存する。
以下図面を用いて本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の1実施例を示す回路図、第2図は本発
明の他の実施例を示す回路図、第3図は第2図の実施例
の装置の各部の動作を示すタイムチャートである。
第1図において1は緩波頭衝撃波電圧を発生するインパ
ルスゼネレータ、2は事故点Pを有する被測定ケーブル
、3は分圧回路、4は微分分圧回路、5はトリガ一式オ
シロスコープである。
インパルスゼネレータ1は高電圧直流電源11、抵抗1
2、コンデンサ13、ギャップ14、放電抵抗15、限
流抵抗16から構成されている。
特に本発明に用いるインパルスゼネレータ1は通常の標
準衝撃電圧発生用のゼネレーク吉異なり、コンデンサ1
3の容量が静電容量の大きい長尺の被測定ケーブルの事
故点において更に放電を起させるに充分な電荷を供給す
る必要から、被測定ケーブル1の静電容量に比べて十分
に大きい値に選ばれており、かつ限流抵抗16は事故点
Pでアーク放電を起すのに必要な電流を流し得る範囲で
大きな値が選ばれている。
両者で構成される時定数は極めて大きくされていて、そ
の結果得られる衝撃波の波尾の形状は、例えば第2図に
示すような長い波形を有するものである。
ところで、このような緩波頭衝撃電圧を長尺の被測定ケ
ーブル2に印加したときに得られる波形の波頭部には、
第3図に示すように上昇する階段状部分が表われる。
この階段状部分の高さ、すなわち初期注入電圧の初期値
e。
は、電源電圧Eを抵抗16と被測定ケーブル2のサージ
インピーダンスZにより分圧したものであり、階段状部
分の長さすなわちパルス持続時間は被測定ケーブル中を
進行波パルスが1往復する時間に等しい。
例えば第1図においてケーブル2に同軸ケーブル5C−
2V、400mを用いた場合、ケーブルのパルス伝搬速
度が200 m/μSであるとき、往復800mの伝搬
時間は4μsである。
第1図において、抵抗16がケーブルのサージインピー
ダンスZに比べて太きければ、初期注入電圧e。
は、コンデンサー13の充電々圧すなわち直流電源11
の電圧Eよりも小さくでき、衝撃電圧の波高値がコンデ
ンサー13の充電々圧あるいは事故点の放電々圧に達す
るまでに数度にわたる進行波の反射の影響を受けて、波
頭部の電圧は階段状に上昇する。
したがって事故点の特性、すなわち絶縁破壊電圧に応じ
て適当な印加電圧Eを選定すれは、第3図に示す進行波
による階段状の電圧変化を必ず得るこ吉ができる。
このことは事故点の抵抗が高い場合のみならず、低抵抗
である場合においてもケーブルの絶縁破壊電圧が初期注
入電圧(以上であれば、波頭部に少くとも1往復以上の
進行波による階段状電圧を形成させることができる。
以上に説明したこの階段状電圧における進行波伝搬時間
Tは、ケーブルがその事故点で放電を起す以前に近端遠
端間を往復伝搬する距離に対応するものであり、これは
従来のこの種測定法において被測定ケープ/l/線路の
健全相について求めたパルス往復伝搬時間と同じもので
ある。
したがって、事故相ケーブルを用いても事故点における
放電開始以前に健全時の全長りを知ることができる。
第4図はケーブル2において事故点Pで放電を生じた場
合におけるケーブル近端における電圧波形、第5図は同
じ場合における微分電圧波形を示すグラフである。
図において電圧の波頭部は上述したように階段状に電圧
が上昇した後、ケーブル事故点Pに生じた放電により事
故点は短絡状態となり、事故点に・よる反射波すなわち
、階段状波形の立上りとは逆の極性を有し近端へ向う進
行波を生じる。
この進行波はケーブルの近端において同極性で反射され
、再び事故点に達した後事故点において逆極性の反射波
となり再び近端に帰ってくる。
上記のように進行波は往復反射をくり返しつS減衰する
すなわち電圧波形は放電後、その極性を交互に反転しつ
5、進行波が消滅するまで接続する。
したがって、放電開始後のパルス状振動波形の繰返し接
続時間tより近端と事故点間の進行波の往復伝搬時(間
が得られる。
以上の説明より明らかなように、第1図の実施例におい
ては事故点における放電開始電圧以上の電圧を有する直
流電源を備えた緩波頭衝撃電圧発生器と、トリが一式オ
シロスコープとを用いてケ−プル2に電圧を印加したと
きに生じる第4図、あるいは第5図の波形測定から得ら
れた時間Tおよびtと、概知であるケーブル線路の長さ
しとを用いて前出の(2)式から近端と事故点との間の
距離tを直ちに測定することができる。
以上詳述した実施例は、トリガ一式オシロスコープを用
いて時間T、tを測定するものであるが、この場合ブラ
ウン管の時間軸の精度、あるいは読取り誤差等のために
ある程度の誤差(±3%)を含むことは避けられない。
この欠点を除いたディジタル式測定技術を用いた本発明
の他の実施例について図面を用いて説明する。
第6図は本発明の他の実施例の構成を示す配線図、第7
図は第6図の実施例の各部の動作関係を示すタイムチャ
ートである。
図において1はインパルスゼネレータ、2は事故点を有
するケーブル、3は分圧器、4は微分分圧器、5は監視
用のオシロスコープ、6がケーブル事故点測定装置6は
波形弁別回路21、時間測定回路22 、23、データ
処理装置40からなる。
以下本実施例におけるケーブル事故点測定装置の動作に
ついて説明する。
第5図又は第7図aに示すように、観測波形を微分した
波形において負のパルス列およびそれに続(正負交互に
繰返すパルス列は波形弁別回路21により分離される。
波形弁別回路21は負極性のパルスを通過させるダイオ
ード31、正極性のパルスを通過させるダイオード32
.33、遅延回路34、ゲート回路35,36から構成
されている。
ゲート回路35は第7図すに示すように常時は開放され
ており、負極性のパルスのみを通過させるが事故点で発
生したパルスに基づく正極性のパルスがダイオード32
を通って印加されると閉となり、以後、後続するパルス
を遮断する。
ゲート回路36はゲート回路35とは反対に常時非導通
であるが、事故点で発生したパルスに基づく正極性パル
スがダイオード33を経て印加されると第7図りに示す
ように導通し、第7図iに示すように遅延回路34を通
って来た正極性のパルスに始まる正負交互に連続するパ
ルス列を通過させる。
絶対値回路37は第7図1に示すような正負交互にくり
返すパルスを第7図」に示すようにパルス間隔の等しい
負のパルス列に変換する。
健全時の時間測定回路22および事故時の時間測定回路
23は全く同じ構成からなるもので、対応する部分番号
は同じとし、サフイクスA、Bをつけて区別している。
波形弁別回路21から送られる負のパルス列は、第7図
Cに示すように整形回路41Aで一定振幅にされた後二
分され、一方は直ちにフリップフロップ42Aに、他方
は遅延回路43Aを経てANDゲート44に印加される
フリップフロップ42Aの出力、遅延回路43Aの出力
、ANDゲ゛−ト44A、ノリツブフロップ45Aの出
力関係は第7図d、e、−f2gに夫々示す通りである
パルスゼ゛ネレータ24の出力と7リツプ70ツブ45
Aの出力により第2のANDゲートは導通し、期間Tの
長さがパルス数として計数される。
事故点の放電開始以降に発生した第7図」に示すパルス
列も、前出の計数回路22と同様に構成された計数回路
23の各部、すなわちフリップフロップ42B、遅延回
路43B、ANDゲート44B、フリップフロップ45
Bの働らき(各部は第7図に、l、m、nに夫々示すと
おりに動作する)と、ゲート46Bの動作により時間t
の長さがパルス数として計数される。
以上のようにして時間Tおよびt内に計数されたパルス
数はメモリー付計数器25A、25Bにより記憶される
と同時に表示器26A、26Bに数字表示される。
メモリー付計数器25A、25Bからの出力は除算回路
27にてt/Tの値が求められ、ケーブル長設定器27
により設定された長さLと乗算されて、その結果が発光
文字板30に表示される。
以上第6図に示した実施例の装置は、ケーブルの健全時
および事故時における長さの測定を第4図もしくは第5
図に示した波形の夫々第1の波形から測定できるように
したものであるが、夫々第2の波形から測定してもよい
場合、遅延回路43A。
43Bは省略することができる。
以上詳述した本発明の事故点測定方法は、事故点が高抵
抗地絡であろうと低抵抗地絡であろうと、1回の緩波頭
衝撃電圧の印加だけで健全時のケーブル全長と事故点ま
での距離とを同時に求めることができるもので、従来の
ように2回に分けて夫々の距離を測定する、あるいは印
加電源の種類を更えて測定する等の煩わしさを除き、事
故点測定の迅速化、省力化をもたらす優れた効果を生じ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例を示す配線図、第2図および
第3図は本発明において使用する緩波頭衝撃電圧の波形
を示すグラフ、第4図は事故点を有するケーブルに緩波
頭衝撃電圧を印加したときに生じる波形を示すグラフ、
第5図は第4図の微分波形を示すグラフ、第6図は本発
明の他の実施例を示す配線図、第7図は第6図の装置に
おける各部の動作を示すタイムチャートである。 図において1は緩波頭衝撃電圧発生装置、2は被測定ケ
ーブル、3は分圧回路、4は微分分圧回路、5はトリガ
一式オシロスコープ、6はディジタル式ケーブル事故点
測定回路である。 図において同一番号は同一部分又は対応する部分を示す

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 事故点を有する長尺ケーブル線路に、事故点におけ
    る放電開始電圧以上の波高値を有する緩波頭衝撃電圧を
    印加し、前記緩波頭衝撃電圧の昇圧時に発生する波頭部
    の階段状波形よりケーブル全長を、事故点において放電
    後に発生する、前記階段状波形とは逆極性の立上り部を
    有し交互に極性を反転して減衰するパルス状振動波形よ
    り事故点までの距離を測定することを特徴とするケーブ
    ルの事故点測定方法。
JP15379875A 1975-12-22 1975-12-22 ケ−ブルノジコテンソクテイホウホウ Expired JPS5819075B2 (ja)

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