JPS58187Y2 - 発音教育用口腔模型 - Google Patents

発音教育用口腔模型

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JPS58187Y2
JPS58187Y2 JP1979118118U JP11811879U JPS58187Y2 JP S58187 Y2 JPS58187 Y2 JP S58187Y2 JP 1979118118 U JP1979118118 U JP 1979118118U JP 11811879 U JP11811879 U JP 11811879U JP S58187 Y2 JPS58187 Y2 JP S58187Y2
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JP
Japan
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tongue
oral cavity
jaw
education
upper jaw
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JP1979118118U
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JPS5635644U (ja
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豊道 中野
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、外国語教育やろう教育等の発音教育用に使
用する口腔模型に関するものである。
従来、各音声を形成する構音器官である口蓋、舌、歯列
の位置関係を、口腔を前後方向に垂直に切断した説明図
を利用して発音教育を行なっているが、十分な説明をす
るのが困難であった。
それ故、これらの構音器官の位置を立体模型によって説
明できるようにすれば、より効果的な発音教育を行なう
ことができる。
このため、この考案は、上顎、下顎相互間の位置を任意
に設定できるようにするとともに、舌を柔軟な材料で作
り、いろいろな形や前後及び上下位置を設定できるよう
にし、また模型の一側面例えば左側面は、口腔内部が十
分観察できるように、はぼ横幅の左３分の１を切り除い
た形状とし、さらに模型の上面、前面、側面のいずれの
面からも口腔の内部が見易いように、上顎、下顎、歯列
を形作っている材料を透明なものとし、発音教育用の優
れた口腔模型を提供しようとするものである。
図面についてこの考案の実施例を説明すると、上顎１と
下顎２は無色もしくは有色の透明な硬質合成樹脂製で、
両者はともにその左側面が全幅の約３分の１切り落した
形状に作られ、上顎１には上歯３とひだ４が、下顎２に
は下歯５がそれぞれ同質の透明な材料で一体的に成形さ
れている。
上顎１と下顎２とは、軸６、ナツト７により、開閉自在
に取付けられており、例えば机上において、上顎１を任
意の角度に開きその状態を保つことができる程度に、相
互間に適度な摩擦力を与えて締付けられている。
舌８は、その上面に沿って鉛等よりなる変形プレート９
を内在し、ゴムやスポンジ等の可塑材で形成されており
、下面に突設した係止部１０により、下顎２の上面中央
に設けた長穴１１内に挿入され位置決めされる。
この舌８の位置決めを調整容易にするため、長穴１１は
下方に貫通しあるいは貫通しない溝状のもので前後に細
長い形とする一方、舌８の係止部１０は前後方向の長さ
が長穴１１の長さより短く、その側方に盗み１２を設け
て、舌８を前後及び上下に移動自在とし、固定の際に隣
り合う盗み１２間のゴム等に適切な圧縮を与え、適度な
摩擦力を保持させて取付けるようにしている。
使用に当っては、まず上顎１を大きく開き、舌８を取外
しあるいは取付けた状態で変形し、所望の形状に調整し
た上、これを長穴１１内で係止部１０で位置決めした後
、上顎を適当角度まで閉じて、意図した口腔形状を得る
ものである。
この場合、舌８は前後及び上下に適宜調整できるため、
元来個人差に合せて高さの異なるもの数種類を用意すべ
きところその必要がなく、また空隙１３を設けているの
で、その変形も容易である。
しかして、口腔内部を観察するときの妨げとならないよ
うにするため、模型の外形面の曲線を極力少なくして平
滑な面とし、外部光線の乱反射を少なくすることが好ま
しい。
また教育を受ける者に心理的な恐怖感や不快感を与えな
いように、人体の現実的な形状を模式化して抽象的な形
状にすることが好ましく、さらには、模型各部の色彩を
現実から離れて、不快感を与えないような、それぞれの
色彩とすることが好ましい。
実験の結果、特に幼児に対して使用する場合、親しみを
もたす観点からも重要といえる。
上述したことから明らかなごとく、この考案によれば、
立体的な口腔模型に基づいて、ろう教育や外国語教育が
行なえるので、発音習得上、大きな効果を奏することが
できる。
また、ただ１個の模型によって各種の立体的口腔形状を
採らすことができるので、実用上非常に有利な口腔模型
として利用し得る。
さらに舌は取り出して、個人差に合わせて、所望の形状
に調整しかつ前後及び上下位置に設定できるので、取扱
いは著しく容易である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示すもので、第１図は一部
切断側面図、第２図は背面図、第３図は上顎の下面を示
す第１図Ａ−Ａ線断面図、第４図は舌の断面図である。 １・・・・・・上顎、２・・・・・・下顎、６・・・・
・・軸、８・・・・・・舌、９・・・・・・変形プレー
ト、１０・・・・・・係止部、１１・・・・・・長穴。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. （１）−側部を切り落した上顎１と下顎２とを透明な硬
    質合成樹脂製とし、両者を軸６により開閉自在に軸着す
    る一方、舌８を変形プレート９を内在した可塑性の軟質
    材料製とし、下顎２の上面中央に設けた前後に細長い長
    穴１１に舌８の下面に突設された前後方向の長さが長穴
    １１の長さより短い係止部１０を挿入することにより、
    舌８を長穴１１内で前後及び上下に移動自在に取付けて
    なる発音教育用口腔模型。
  2. （２）上顎１及び下顎２がエポキン樹脂製であり、両者
    が上顎後端位置で軸着されている実用新案登録請求の範
    囲第１項記載の発音教育用口腔模型。
  3. （３）舌８が鉛の変形プレート９を内在したゴム製であ
    り、該舌８の下面に突設した係止部１０に、側方に盗み
    １２をまた上方に空隙１３を設けている実用新案登録請
    求の範囲第１項記載の発音教育用口腔模型。
JP1979118118U 1979-08-27 1979-08-27 発音教育用口腔模型 Expired JPS58187Y2 (ja)

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JP1979118118U JPS58187Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 発音教育用口腔模型

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Publication Number Publication Date
JPS5635644U JPS5635644U (ja) 1981-04-06
JPS58187Y2 true JPS58187Y2 (ja) 1983-01-05

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ID=29350331

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JP1979118118U Expired JPS58187Y2 (ja) 1979-08-27 1979-08-27 発音教育用口腔模型

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939608A (ja) * 1972-08-22 1974-04-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4939608A (ja) * 1972-08-22 1974-04-13

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Publication number Publication date
JPS5635644U (ja) 1981-04-06

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