JPS58186066A - 方位空中線装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は無線方向探知機に用いる空中線装置（以下、
方位空中線装置という）に関するものである。

電波の方向探知に使用する空中線装置として複数のニレ
メントラ切換接続してその出力位相を検出し到来方向を
示す方位成分を抽出する構成のものがある。

この種のものでは、使用周波数範囲をできる限り広帯域
にすることが望まれるが、しかし複数のニレメンＩｆ使
用することにより相互干渉が発生するので位相誤差を生
じる。

この結果到来方向を示す方位成分にも誤差が生じてしま
う。対策として公開特許公報昭５１３−１４５５９６の
ようにアンテナエレメントのインピーダンスとほぼ整合
するようにした整合負荷をアンテナエレメントの非動作
時に接続し、アンテナエレメントの第１図の構成図に示
すように等間隔の距離りで円形ｒに配列したアンテナエ
レメント（Ａｌ−Ａ４　）を使用する、ｔはアンテナエ
レメント長を示す。

各アンテナニレメン）（Ａｌ−Ａ４）の出力は、第２図
の構成図に示すように各々のエレメント基部にある切換
器（８１−８４）に接続され、切換器（Ｓｌ−Ｓ４）は
制御信号（ＸＩ、Ｘ２）により対応するアンテナニレメ
ン）ｋ切り替え、同じ電気位相に整合されたそれぞれの
給電線によって切換器ｓ５に接続され、切換器Ｓ５は各
切換器（Ｓｌ−Ｓ４）に対応する制御信号（ＸＩ、Ｘ２
）に応じて対応する給電線を切り替えて受信器ＲＸに接
続するように構成されている。

第４図は全体の回路構成を示す具体回路図で、第３図は
第４図の回路を制御するだめの制御信号のタイミングチ
ャートであり、制御信号Ｘ１はアンテナニレメン）Ａｌ
、Ａ３の回路の切換制御を行ない、制御信号Ｘ２はアン
テナニレメン１−Ａ２．Ａ４の回路の切換制御を行なう
。

ＲＡＩ　、　ＲＡ２は各アンテナニレメン）Ａｌ〜Ａ４
出力端子、ＤＩ　、　Ｄ２およびＤＩｌ〜Ｄ１４はダイ
オード、ＣＩ。

Ｃ２は直流阻止コンデンサ、Ｔはアンテナニレメン）Ａ
ｌ−Ａ４と給電線Ｗ１〜Ｗ４の整合をとる平衡−不平衡
変換トランスである。

給電線Ｗ１〜Ｗ４は同軸ケーブルで、その各出力端子は
ＰｌとＪｌ、Ｐ２とＪ２　、　Ｐ３とＪ３．Ｐ４とＪ４
のコネクター、に経て切換器Ｓ５に接続され、アンテナ
エレメントＡ１〜Ａ４のうちのいずれかの出力を受信機
ＲＸに伝送するようにダイオードＤＩ　、　Ｄ２　、　
ＤＩｌ〜Ｄ１４が制御信号ＸＩ、Ｘ２にＪ：つてスイッ
チ制御を受ける。

つまり、各アンテナエレメントＡ１〜Ａ４の出力はダイ
オードＤｉ、Ｄ２と動作時には給電線に接続するよう制
御する手段が提案されているが、この手段をほどこして
もアンテナエレメントの長さが約λ／２となる周波数で
はＱの小さい共振が発生し位相に乱れが生じてしまう。

本発明は、」：り相互干渉を減少させるために、アンテ
ナエレメントを非動作時アンテナエレメント基部で開放
させることによりアンテナエレメントの長さが約λ／２
となる周波数で共振が発生しないことを特徴としている
。

従来の方位空中線装置では使用周波数帯域の最高周波数
に対し、ダイポールの長さがλ／２以下となるようにア
ンテナエレメントの長さを定めていたが、本発明を適用
すれば使用周波数の帯域の最高周波数に対し、ダイポー
ルの長さが約１λ付近までなるようにアンテナエレメン
トの長さを定めることができる。

一方、受信感度についてはアンテナエレメント長を長く
することができるので使用周波数の下限で十分な感度が
得られる。これらのことから使用可能な周波数帯域を拡
大することができる。

以下、実施例により説明する。

ＤＩｌ〜Ｄ１４のいずれかに順バイアスとなる向きの電
流が制御信号ＸＩ　、　Ｘ２によって供給された回路の
ものだけが平衡−不平衡トランスＴを介して受信機ＲＸ
に伝送される。

この伝送が行なわれている時間をアンテナニレメン）Ａ
ｌ−Ａ４の動作時とすると、非動作時には、逆向きのバ
イアス電流が供給されるダイオードＤＩ。

Ｄ２とＤｌｌ〜Ｄ１４のいずれかが開放状態になり、各
アンテナニレメン）Ａｌ−Ａ４の出力は、各平衡−不平
衡トランスＴの回路で出力端子ＲＡ、１　、　ＲＡ２か
ら切りはなされる。つまり、各アンテナエレメントＡ１
〜Ａ４　（ｄ％その基部で各給電線Ｗ１〜Ｗ４への接続
を切りはなされる。

このように非動作時のアンテナニレメントラ無負荷にす
ることにより、アンテナエレメントの長さｔが約λ／２
となる周波数での共振が発生しないので共振による再放
射を防げ、動作状態のアンテナエレメントへの干渉を抑
制して受信信号の位相の乱れを防止できる。

壕だ、各給電線Ｗ１〜Ｗ４をその非動時にはダイオード
Ｄｌｌ〜Ｄ１４のいずれかによって動作中の給電線から
開放状態に切りはなしているため、給電路のインピーダ
ンスが一定に保たれ、且つ、非動作中の各給電線Ｗ１〜
Ｗ４から受信される信号による位相誤差が防止できる。

この発明は各部の具体的な構成を次のように変形して同
様の効果を得ることができる。

（１）切換器８１〜Ｓ４の構成を第５図〜第６図のよう
に変動する。

第５図のものは直流阻止用のコンデンサＣ１ｌ　ｅ設け
ることにより、また、第６図のものはスイッチ制御用の
ダイオードをＤ２１のように、平衡−不平衡トランスＴ
の２次側に設けることにより、制御信号Ｘｉ、Ｘ２用の
給電線Ｗ５〜ｗ８を給電線ｗ１〜Ｗ４と兼用させたもの
である。

なお、第６図のものでは、平衡−不平衡トランスＴを２
次側が開放状態になると１次側のインピーダンスが大幅
に犬きぐなるものを用いて、非動作時には出力端子ＲＡ
Ｉ〜ＲＡ２間が開放に近いインピーダンスになるように
しである。

第７図のものは、制御線Ｗ５〜Ｗ８を第４図の構成とし
、直流阻止用のコンデンサＣ１ｌを設けて、スイッチ制
御用ダイオードＤ２１を第６図の構成と同様にしたもの
である。

（２）制御信号Ｘｉ、Ｘ２の構成を第９図の制御信号Ｘ
ｌｌ〜Ｘ１４の構成に変形し、また切換器Ｓ５の構成を
第８図の構成に変形して、各制御信号Ｘｌｌ〜Ｘ１４を
それぞれ各制御信号端子ＴＢ７〜ＴＢＩＯに与える。

この場合、第４図の切換器８３〜Ｓ４のダイオードＤＩ
、Ｄ２を逆向きに変更する。

また、第８図の構成は第１０図の構成に変形して直流阻
止用のコンデンサ０１〜Ｃ４を除去することもできる。

この場合、第８図のものは切換器８１〜Ｓ４が第４図、
第７図のものに、また第１０図のものは切換器８１〜Ｓ
４が第５図、第６図のものに適用し得る。

【図面の簡単な説明】

図面は実施例を示し、第１図はアンテナエレメント配列
の斜視略図、第２図はブロック構成略図、第３図、第９
図は制御信号の波形図、第４図は具体的回路構成図、第
５図〜第７図はアンテナ基部の切換器の変形構成図、第
８図、第１０図は中央の切換器の変形構成図である。 Ａ１−Ａ４・・アンテナエレメント、ＲＡ１〜ＲＡ２・
・・出力端子、Ｌｌ・Ｌ２　、　ＬＬｌ〜Ｌ１５・・・
直流バイアス用チョークコイル、ＤＩ・Ｄ２　、　ＤＩ
ｌ〜Ｄ１４　、　Ｄ２１・・・ダイオード、Ｃ１〜Ｃ４
・Ｃ１ｌ・・・直流阻止用コンデンサ、Ｔ・平衡−不平
衡トランス、 ＴＢ　、　ＴＢＩ〜ＴＢ１２・・制御信号端子、Ｐ１〜
Ｐ６　、　Ｊｌ〜Ｊ６・・・コネクタ、Ｗ１〜Ｗ４．Ｗ
９・・・給電線、 Ｗ５〜Ｗ８．ＷＩＯ・Ｗｌｌ・・・制御線、８１〜Ｓ５
・・・切換器、ＲＸ・受信機。 特許出願人 木　５圓 オ６図 木　７図 Ｌ　　　　　　　　　　　　　　　　−Ｊ本８記 オ　９回 木１０図 勲Ｅ□ し 手続補正書（方式） 昭和５７年８り／７日 特許庁長官　殿 １、　事件の表示 特願昭５７−６８８２２ ２、　発明の名称 方位空中線装置 ３、補正をする者 車重ぞ関係　　特許出願人 マ１４１　　東京部品用区上犬崎２−ＩＣＩ−４５昭和
５７年７月２７日（発送日） ５、補正の対象 明細書・図面 ６、　補正の内容 明細書・図面の浄書 （内容に変更なし） ＝３６１−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数に配列したアンテナエレメントと、これらアンテナ
   エレメントを接続するそれぞれの給電線とからなる方位
   空中線装置において、アンテナエレメントをアンテナ基
   部で給電線への接続を切りはなし制御する切換手段を設
   け、この切換手段をアンテナエレメントの非動作時にア
   ンテナニレメントラ切りはなし、アンテナエレメントの
   動作時には給電線に接続するよう制御することを特徴と
   する方位空中線装置。