JPS58185890A - シャッター兼用ブラインド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、シャッターを兼用できるブラインドの羽根
板を自在に傾動し得る装置に関する。

近時、窓部の外側全面に固定して嵌め込まれたルーバー
（通風鎧戸）の各羽根を０〜９０度の角度に適宜に調整
出来る可動ルーバーが提供されているが、ルーバー自体
は窓部の外側に固定的、であるため、火事等の不意の状
況下に窓より避難することが出来ない欠点がある。

この発明は上記の欠点を解決するもので、その目的とす
るところは、窓部より外側又は内側７ｃ択−的牽引して
それぞれシャッター又はブラインドとして張設出来るよ
うにすると共に、ブラインドとして使用する場合、羽根
板の傾斜角度を自在に調整し得るようにしたシャッター
兼用のブラインドにおける羽根板の傾動装置を提供する
ことである。

以下、この訊明を添付図面に示す実施例に従って説明す
る。

遮蔽体（１）は、窓部（２）の両側に垂直状に配設され
た案内溝（３）を自在に摺動する横架軸（４）と、この
横架軸（４）の両側部に突出片（５）を有し且つその中
央部を軸支され、若干回動し得るようにされた水平状の
受板（６）と、この受板（６）の下部にあって、後端部
を上記横架軸（４）に回動自在に支承されると共に、前
端両側に切欠き凹所（７）を設けてなる羽根板（８）と
、上記受板（６）の後部を順次に連設し且つ下端にて自
在に掛止（６）シ得るようにした引きバネ（９）のよう
な伸縮材とからなっている。

この遮蔽体（１）を窓部（２）の上がまち（１０）の上
部に設置されたドラム又は弧状案内部（１１）に自在に
滑動せしめ、窓部の外方部又は内方部のいずれにも任意
に択一的に牽引し得ると共に、窓部の外方部（室外側）
に遮蔽体（１）を牽引するとき上記各羽根板（８）の下
辺部（１２）はその下方の羽根板（８′）の上辺部ｔ１
３）前面に重合する。更に窓部の内方部（即ち室内側）
に遮蔽体（１）を牽引しブラインドとして使用する場合
突出片（５）の係止を解くと上記各羽根板Ｃ８）　（８
１は相互に離間して水平状態を維持するようにしである
。

各羽根板；８）　：８）の両端には突起片（１４Ｊが設
けられている。

（１５１Ｕレバーであって、その先端は固定部に軸＋１
６）をもって枢支され、その−側には嵌合突片（１７１
全前記７１＜子状態にある羽根板（８１ｉ８’）の両端
に突設した突起片−と縦列に同位置となるように形成し
である。

レバー（１５）の後端にある摘み１８）を回動すればそ
れに応じて嵌合突片０ηは上下動する。擁１み北に沿っ
て固定位置に凹部α印を設けた目盛シ板■が固定される
と共に上記凹部（１９）に係止する固定片（２１Ｊが摘
み（１８）の下辺に上下動自在に設けられている。

前記の突起片（ｉ４１及び嵌合突起ｔ１７１に隣接する
位置には伸長時の遮蔽体（１）の上記突起片−及び嵌合
突起ＩＪ７）と係合する孔（財）の如き係合部がそれぞ
れの対応位置に穿設されている。

従って、室内側にてブラインドとして使用するべく、遮
蔽体（１）を内方部にて伸長した状態において更に上下
方向にも摺動するようにされているため上記の停台状態
にあるとき、レバーａｓを回動させると、当初水平位置
にある各羽根板ｆ８１１８’）は同時的にレバーの回動
範囲に応じた傾斜状態となる。

傾斜した羽根板＋８）　（８）はレバー（１５）の固定
片１２１）を目盛り板（澱の凹部ｄ９）に係止すること
にょシ羽根板ｉ８）　ｉ８’）は該傾斜位置にセットさ
れる。

羽根板（８１（８１が受板（６）に支持される平行位置
から垂直重合位置とするには最下段の羽根板（８）を垂
直方向に起立させれば下方から順次に全ての羽根板（８
）は起立する。

回動杆（１８）は引きバネ（９）に連結されており、回
動杆（１８）を下げると引きバネ（９）が受板（６）の
後方を牽引し受板（６）の前端部に設けられた突出片（
５）を上方に持ち上り、各突出片（５）が羽根板（８）
の凹所（７）に保色するとき引きバネ（９）の引張を解
くと、羽根板（８）は垂直重合状態となる。遮蔽体（１
）を室内側でブラインドとして張設するとき、遮蔽体（
１）の他端把Ｊ　１２６）は室内側の上辺に位置するよ
うにしである。

又ブラインドとして使用した室内にあって、羽根板（８
）が水平となった状態で掛ｔＩ：、（２５＋を外し下方
からの牽引を解くと、引きバネ（９）の引張によって遮
蔽体（１）は上方に跳ね上げられ、窓部（２）が露出す
る。

遮蔽体（１）を室外側で降下させてシャッターとじて開
用するとへ、羽根板１８）　（８）は上方の羽根板（８
）の下辺部（１２）は、その下方の羽根板（８）の上辺
部の前面が重合するので、雨、風又は泥棒等の進入を有
効に防止できる。

窓の丈が丈高である場合、ドラム内にコイルバネを装着
し、遮蔽体の上げ降ろしを容易にすべくドラムを回転す
るようにする。

この発明は、上述のように、遮蔽体を窓部の前方に降下
としてシャッターと使用するとき遮蔽体を構成する各羽
根板の下辺部はその下方に位置する羽根板の上辺部に重
合し、且つ各羽根板の下部は受板の突出片にて係止する
ため、各羽根板は外部から開枚することは出来ないので
、風、雨又は泥棒等の進入を完全に阻止できる。

又遮蔽体を窓部の後方即ち部屋側に降下させてブライン
ドとして使用するとき、各羽根板の上辺部に於ける突出
片との係合を解くと、羽根板は水平状の受板にそれぞれ
水平状となり、形光、通風が可能となる。

水平状態に・あるブラインドの羽根板に対してその端部
に摺動棧を係合させ、レバーの回動により摺動棧を上下
方向に摺動すれば、各羽根板はその支点を中心に同時的
に同角度だけ確実に傾斜する。

羽根板と摺動棧との係合を解き、且つ引き・くネの掛止
を外すと水平状態となった羽根板は踏ね上り窓部が露出
するので、火事等の不測の状況下でやむを得ず窓部から
避難する場合には便利である。

【図面の簡単な説明】

図面は、この発明の実施例を示すもので、第１図は、遮
蔽体を窓の外側でシャッターとして使用した状態の概略
断面図、第２図は要部を拡大して示した部分斜視図、第
３図は遮蔽体を窓の内側でブラインドとして使用した状
態の概略断面図、第４図は羽根板を傾斜状態で示した断
面図、第５図は、受板の前方を持ち上げ突出片と羽根板
の凹所との係合を解く状態を示す断面図、第６図は羽根
板を跳ね上げた状態の概略断面図、第７図は羽根−。 板を水平状態で示した斜視図、第８図は羽根板の傾斜状
態を示す拡大部分斜視図、第９図は要部拡大断面図、第
１０図はシャッターを内側からみた一部省略の正面図で
ある。 （１）・・遮蔽体　　　（２）・・窓　部　　　（３）
・・・案内溝（４）・・横架軸　　　（５）・・・突出
片　　　（６）・・・受　板（７）・・・凹　所（８）
−・・羽根板　　　　、９）・・・引きバネ００）・・
上がまち　　（１１）・・・ドラム　　　（功・・・下
辺部；１３）・・上辺部　　　１．１ω・・・突起片　
　　（１５１・・・レバー（１６）・・・軸　　　　　
ｑ′７）・・・嵌合突片　　杷・・凹　所（支））・・
・目盛り板　　ｆ２１）・・・固定板　　　の・・・摺
動棧以上 第１図 ｎ 第す図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）窓部の両側に配設された案内溝を自在に摺動する
   横架軸と、この横架軸の両側部に突出片を有し且つ若干
   回動するようにほぼ中央部に軸支された水平状の受板と
   、この受板の下部にあって、後端部を上記横架軸に回動
   自在に支承され１つ両端に突起片を突設すると共に前端
   両側（切欠き凹所を設けてなる羽根板と、上記受松の後
   部を順次に連設し、且つ下端にて自在に掛止し得るよう
   にした伸縮材とからなる遮蔽体となし、この遮蔽体を窓
   部の上がまちの上部に設置された弧犬案内部に自在に滑
   動せしめ、窓部の外方部又は内方部のいずれにも任意に
   択一的に牽引し得ると共に、窓部の外方部に遮蔽体を牽
   引するとき上記各羽根板の丁辺部はその下方の羽根板の
   上辺部に重合し、（財）に窓部の内方部に遮蔽体を牽引
   するとき上記各羽根板は相互に離間した水平状態を維持
   するようになすと共に、前端を固定部に枢支したし・・
   −〇−側に嵌合突片を前記羽根板に設けた突起咋と縦方
   向に同列となるように形成せしめる一方、窓部の外方部
   に遮蔽体を伸長するとき、上記羽根板の突起片及びレバ
   ーの一側に設けた嵌合突片に適宜に係合する摺動賎をレ
   バーの回動により上下方向に摺＠するようにしたことを
   特徴とするシャッター兼用のブラインドにおける羽根板
   の傾動装置。
2. （２）　　レバーは複数個所に掛止し得るようにしたこ
   とを特徴とする特許 のンヤノター兼用のブラインドにおける羽根板の傾動装
   置。
3. （３）　　羽根板の突起片及びレバーの側に設けた嵌合
   突片は摺動棧に穿設された孔に係合するようにした／ヤ
   ツター兼用のブラインドにおける羽根板の傾動装置。