JPS58185868A - 墓におけるカロ−トの不潔解消方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は墓におけるカロート（納骨室）内部の不潔を簡
易に且つ半永久的に解消する有効な方法に関する。

一般に，墓におけるカロート内部は極めてお粗末でしか
も非衛生的であり，霊魂，遺骨などの安眠，安住できる
ような状態でないことは自明である。

そこで，本発明はカロートは来世の家であるという観点
に立脚し特に衛生面から検討を加えた結果，本発明を完
成するに至ったのである。

すなわち，本発明の要旨とするところは，カロート内部
に天然放射線鉱物を存在せしめることを特長とする墓に
おけるカロートの不潔解消方法である。

次に，本発明について詳細に説明する。

本発明においては天然放射線鉱物が極めて重要な役割を
演じているのであるが具体的にはウラン系鉱物，トリウ
ム系鉱物，ラジウム系鉱物などがあげられるが，これら
の鉱物は長期に亘りα線，β線，γ線を出し続けるがこ
れらの放射線は殺菌，腐敗防止，殺虫，消臭等の強力な
作用を有するのでこれらの天然放射線が絶えずカロート
内部で発生，充満するようにすると従来カロート内部で
惹起される雑菌の繁殖，腐敗物の発生，各種虫類の発生
，これらに基づく異臭の発生等が効果的に減少するので
不潔の解消に役立つのである。

勿論，実際に使用する天然放射線鉱物は線■，線量の人
体に対する影響等を十分に考慮して選定しなえればなら
ないが通常はラジウム鉱石，ラジウム・ラドン鉱石が入
手し易く無難である。

本発明の場合これらの天然放射線鉱物をカロート内に存
在せしめる形態としては次の通りである。

（１），カロート内の底部にこれらの鉱物の破砕物など
を敷きつめるようにする。

（２），カロート内にこれら鉱石の一定量を吊り下げる
ようにする。

（３），カロートの構成材質中に埋めこむようにする。

例えば，セメント製の場合にはセメント，骨材などと一
緒に混入して水で練って硬化せしめるようにするとよい
。

（４），カロートの内面，カロートの内面及び外面にこ
れら鉱物の粉状物，粒状物などを結合剤で塗布，固定せ
しめる。

なお，カロート内にある骨壷自体をより衛生的にするた
めには次のようにすると非常に効果的である。

（イ）骨壷自体の構成材質中にこれらの鉱物を埋めこむ
ようにする。

例えば，陶磁器製の場合は粘土などの原料中にこれら鉱
物の粉末などを混入し，整形後，通常の一定温度で焼く
ようにするとよい。

（ロ）骨壷の底部にこれらの鉱物の砕石，粒状物などを
そのまま並べるか固定するようにし，又はその一定量を
容器などに入れて置くようにする。

（ハ）上記（イ）と（ロ）を組み合わせるようにすると
より効果的である。

本発明の構成は以上の通りであるが，要は天然放射線鉱
物の特性をカロートの不潔解消に応用し半永久的にカロ
ート内の衛生面の向上を計り，霊魂，遺骨などの安眠，
安住に寄与したものである。

特許出願人　中　富　美　■

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. カロート内部に天然放射線鉱物を存在せしめるようにし
   たことを特長とする墓におけるカロートの不潔解消方法
   。