JPS58183495A - 給油装置のホ−ス巻取枠 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば航空機に燃料を供給する給油装置の
ホース巻取枠に関するもので、長いホースを別々に迅速
に巻装できるようにしたことを特徴とするものである。

一般に複数の航空機へ同時に安全にかつ大量にしかも迅
速に給油するためには太くて長し・ホースを使用するこ
とが要求される。つまた、これらホースは補給する航空
機の数だけの数量が必要である。そこで、従来では各種
のホースを巻装するリール装置を給油装置の側部等に複
数個装備して、使用時にホースを引き出して給油作業を
行った後、再びリール装置にホースを巻装するようにな
っていた。しかし、この構造のものではホースが幾重に
も巻装されるためねじれや圧迫を受けることとなり、損
傷をきたすばかりか、給油作業及びホースの収納時の巻
き取り作業に多くの労力及び時間がかかり、給油作業を
安全かつ迅速に行うことができなかった。

この発明は、上記問題を解決することを企図してなされ
たもので、給油装置の上部に各吐出配管を互いに段差状
に突設するとともに、各吐出配管の高さ位置にそれぞれ
給油装置のほぼ全域に延在する水手段差枠部を形成する
ことにより、各吐出配管に接続する各ホースを各水平段
差枠部ごとに巻装させ、給油のための繰り出し作業及び
収納時の巻き取り作業を迅速に行うことができ、しかも
、ホース自体の損傷原因を除去せしめて安全な給油作業
を行えるようにしたことを特徴とする給油装置のホース
巻取枠を提供しようとするものである。

以下にこの発明の実１例を図面に基づいて詳′　　　　
細に説明する。

図面はこの発明のホース巻取枠の平面図及びその側面図
の一例を示すもので、図示しない走行機体上に架装され
る給油装置ｌのＬ部において、２つの吐出配管２，３が
互いに段差を設けて突設されており、そして、各吐出配
管２．３の高さ位置にそれぞれ前記給油装置１のほぼ全
域に延在する水手段差枠部４，５が形成され、各吐出配
管２．３に接続する各ホース６．７がそれぞれ各段差枠
部４，５どとに巻装されている。この場合、前記水平段
差枠部４，５は、給油装置１の形状に合せた矩形状に形
成されており、各水平段差枠部４，５のＦ部に位置する
外周矩形枠４ａ　、　ｓａと内周矩形枠４ｂ　、　５ｂ
との間には適宜等間隔ごとに連結枠４Ｃ，４Ｃ・・・及
び５ｃ　、　５Ｃ・・・が配設されている。

なお、上記実施例では吐出配管が２つの場合を示したが
、必ずしも２つある必要はなく、同時に補給する航空機
の数に合わせて例えば３つ、あるいは４つ等少なくとも
２つ以上の場合は同様に形成することができるものであ
る。また、水平段差枠部の形態は矩形状である必要はな
く、例えば円形、四角形等その形態は任意であることは
いうまでもない。

以上に説明したように、この発明のホース巻取枠によれ
ば、給油装置の上部に各吐出配管を互いに段差状に突設
するとともに、各吐出配管の高さ位置にそれぞれ給油装
置のほぼ全域に延在する水手段差枠部を形成し、各吐出
配管に接続する各ホースを各水平段差枠部ごとに巻装さ
せることができるので、比較的太くかつ長いボースであ
っても幾重にも重ねて巻装させる必要がなく、ホースの
繰り出し及び巻き取りを迅速に行うことができ、しかも
、ホースは巻装時のねじれや圧迫によって損傷を受ける
おそれがなく、その寿命の増大が図れ、また、危険物を
扱う給油作業においても安全を確保できるなどの優れた
効果が得られ、その利用価値は顕著である０

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明のホース巻取枠の一例を示す平面図、
第２図はその側面図である。 図において、 １　　　　給油装置 ２．３　　吐出配管 ４．５　　水平段差枠部 ６．７　　ホース である。 特許出願人　　東急車輛製造株式会社

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ２以上の吐出配管を有する給油装置の上部に前記吐出配
   管を互いに段差を設けて突設するとともに、各吐出配管
   の高さ位置にそれぞれ前記。 給油装置のほぼ全域に延在する水平段差枠部を形成し、
   前記各吐出配管に接続する各ホースを各水平段差枠部ご
   とに巻装するようにしたことを特徴とする給油装置のホ
   ース巻取枠。 （