JPS58180289A - 汚水の二次処理水による土壌の潅漑法 - Google Patents

汚水の二次処理水による土壌の潅漑法

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JPS58180289A
JPS58180289A JP6176082A JP6176082A JPS58180289A JP S58180289 A JPS58180289 A JP S58180289A JP 6176082 A JP6176082 A JP 6176082A JP 6176082 A JP6176082 A JP 6176082A JP S58180289 A JPS58180289 A JP S58180289A
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JP
Japan
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soil
treated water
trench
value
seepage
Prior art date
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Pending
Application number
JP6176082A
Other languages
English (en)
Inventor
Norimasa Nonaka
規正 野中
Yasuo Aikami
相神 泰夫
Tomio Baba
馬場 富雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DICK PLANT KK
Kawamura Institute of Chemical Research
DIC Corp
Original Assignee
DICK PLANT KK
Kawamura Institute of Chemical Research
Dainippon Ink and Chemicals Co Ltd
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Publication date
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  • Treatment Of Biological Wastes In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は汚水の二次処理水を浸潤トレンチで土壌に浸透
させて浄化すると同時に畑のIll氷水して利用する方
法に関するものである。
更に詳しくは、汚水の二次処理水をトレンチにより土壌
浸透させるに際して、浸透部分に生ずる土壌の目詰りを
解消して常に土壌水分を作物栽培に適した範囲に保つよ
うにした製氷法に関するものである。
土壊に汚水を浸透させて浄化する方法は従来から行われ
ているが、従来からトレンチによる土壌浸透法は衛生面
からは病原■の飛散がなく好ましい方法であったが、長
期の浸透により必ず土壌の目詰りが生じた。
そして、土壌が目詰りしている状態での汚水の浸透は浸
透量の酒量化を引き起し、作物栽培が不可能な状態を創
り出して了うため、土壌の目詰りが生じた際には汚水の
浸透を長期間停止せざるを得なかった。
従って、針−的な潅概水への利用並びに1両的な汚水の
浄化は不可部であった。
土壊孔隙の1詰りは、一般家庫或いは畜舎等から排出さ
れる汚水の二次処理水の場合は処理水中に含まれている
有機性の浮遊固形物(53)の蓄積によるケースが殆ど
である。
それ故、土壌浸透させる汚水の二次処理水は有機性浮遊
固形物(33)の少ない状態のものが好ましいことけ言
うまでもない。
しかしながら、従来においては斯かる状態の二次処理水
にあっても長期の連続通水を行うと土壌の目詰りは必ず
生じて了うのであった。
本尭明者等はかかる間層を解決するべく種々実験を行っ
て本発明を充威した。
これを本発明の実施例を示す図面にもとづいて説明する
と、汚水の二次処理水を浸潤トレンチで土壌浸透させ、
間二次処理水の高次処理を行うと同時に畑の製氷水とし
て利用する方法に於て、トレンチ側縁より40〜60c
m、、llさ30〜50clIの距離の土壌のpp値が
1.4〜2.4の11囲となるように処理水の土壌浸透
量を調節し、長期の浸透によって土壌の目詰りが生じて
pF値が1.4以下に低下した時には過酸化水素水をト
レンチ導入処理水に添加することによって処理水の浸透
を停止させることなく土壌の目詰りを解消し、pF値を
回復せしめることを特徴とする汚水の二次処理水による
土壌の製氷法である。
本発明における浸潤トレンチは従来から知られているも
のとほぼ同一であり、その構造は畑地に掘った横長の溝
の最下部に不透膜(4)を敷き、この不透膜の上に砂や
籾から(3)を入れ、この上に周囲に散水孔を有し且つ
一方の側端は導入管(5)から処理水を受ける処理水筒
(6)に連通し、他方の側端は点検筒(8)に連通した
麿4110cm位の散水管(7)を入れ、その上に小石
(2) 、1選土壌(1)を入れたものである。
このトレンチによる処理水の土壌浸透は次の如く行われ
る。
即ち、一般家庭或いは畜舎等から排出された汚水を他の
装置にて二次処理した処理水は導入管(5)によって処
理水筒(6)に導入され、次に散水管(7)に流入した
処理水は間数水管に多数投けられた散水孔を通じて砂や
籾がら(3)、小石(2)に浸透し、次いでトレンチの
両側縁部並びに上部の浸透土壌(1)に少しづつ浸透し
て行くのである。
本発明においては、このような土壌浸透をトレンチ側縁
から40〜60Cs、深さ30〜501の距離の土壌の
pP値(植物水分適性値)が1.4〜2.4の範囲にな
るように処理水の土壌浸透量を調節しつつ行う。このp
F値の測定は市販の測定!!(11)をトレンチの側縁
から40〜60cmの部分に刺して測定する。
L記のpp値1.4〜2.4は作物の栽培に適した水分
を有する土壌として知られている数値である0本発明者
等が種々実験を行った結果ではトレンチの側縁から40
〜60cs、深さ30〜503の距離の土壌のpPPI
34〜2.4の範囲内にある間は、土壌の目詰り状態は
良好であって、連続浸透が可能であることが判明した。
そして、本発明においては1期の連続浸透により浸透土
壌のpF値が1.4以下に低下した場合、即ち土壌の目
詰り状態が悪化した場合にはタンク(9)内の過酸化水
素水(10)を少しづつトレンチ導入処理水に添加し、
浸透土壌のpp値が1.4〜2.4にII復するまで添
加を続けるものである。
前述の通り、一般家庭或いは畜舎から排出される汚水の
二次処理水には有機性の浮遊固形物(55)が含まれて
おり、土壌の目詰りはこの固形物が蓄積することにより
発生するのが通例である0本発明者等は、この有機性の
浮遊固形物を分解することに着目して、種々実験を行い
過酸化水嵩水を選定したのである。過酸化水素水は有機
性浮遊固形物の愉力な分解剤であるばかりでなく、その
上土壌中では酵素の働きにより完全に水にまで分解して
了うから土壌中に残留することもない。
従って、過酸化水素水は土壌の目詰りを防止或いは解消
するための最も効果的な薬剤といえる。
なお、本発明の方法は長期の浸透により土壌の目詰りが
発生したとしても、二次処理水に過酸化水素水を少しづ
つ添加しながら目詰りを解消するものであるから、二次
処理水の土壌浸透は連続的に実施し得るというすぐれた
幼果を奏するものである。
亦、本発明の方法は作物栽培に量も適した土壌水分の維
持が容易にできる上、二次処理水中に含まれている11
秦や燐は作物の栄養源として利用されるため肥料施用量
の減少をも計ることができる一挙両得の製氷法といえる
〔実施例〕
図に示した長さ5mのトレンチに一般的家麿雑排水の二
次処理水を、トレンチの長さ1m当り751/日を連続
して導入した。導入時のpF値は約1.6であり、導入
を連続的に開始して約lOケ月後にpP値が1.3迄低
下したので、30%過鹸化水素水をトレンチの長さ1m
当り100ml/日となるように処理水に少しづつ添加
した。更に2日後、4日後にトレンチの長さ1m当り5
0m11日添加した処理水を導入した処pp値は約1.
6に回復した。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであり、第1図はトレ
ンチの縦断面、第2図は第1図のA−A ’線に沿った
縦断面である。 1−−−−−一浸透土壌、  4−−−−−一不透膜、
5−−−−−一導入管、   6−−−−−一処理水筒
、7−−−−−散水管、   10−−−−−一過酸化
水素水、11−−−−−一瀾定S。 特許出願人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 汚水の二次処理水を浸潤トレンチで土壌浸透させ、同二
    次処理水の浄化を行うと同時に畑のS*水として利用す
    る方法に於て、トレンチ側縁より40〜60am、深さ
    30〜50cmの距離の土壌のpF値が1.4〜2.4
    の@目となるように処理水の土壌浸透量を調節し、長期
    の浸透によって土壌の目詰りが生じてpp値が1.4以
    下に低下した時には過酸化水素水をトレンチに導入処理
    水に添加することによって処理水の浸透を停止させるこ
    となく土壌の目詰りを解消し、pFI値を闘層せしめる
    ことを特徴とする汚水の二次処理水による土壌の製氷法
JP6176082A 1982-04-15 1982-04-15 汚水の二次処理水による土壌の潅漑法 Pending JPS58180289A (ja)

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JP6176082A JPS58180289A (ja) 1982-04-15 1982-04-15 汚水の二次処理水による土壌の潅漑法

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JPS58180289A true JPS58180289A (ja) 1983-10-21

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ID=13180420

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