JPS5817794A - 波形ひずみ低減装置 - Google Patents

波形ひずみ低減装置

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JPS5817794A
JPS5817794A JP57120035A JP12003582A JPS5817794A JP S5817794 A JPS5817794 A JP S5817794A JP 57120035 A JP57120035 A JP 57120035A JP 12003582 A JP12003582 A JP 12003582A JP S5817794 A JPS5817794 A JP S5817794A
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signal
phase
amplitude
signals
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JP57120035A
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English (en)
Inventor
Esu Reezefusukii Teodooru
テオド−ル・エス・レ−ゼフスキ−
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS5817794A publication Critical patent/JPS5817794A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/14Picture signal circuitry for video frequency region

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 、  本発明は伝送されたテレビ又はテレテキストデー
タの波形ひずみを自動的に補償する技術に関するもので
ある。
送信すれたテレビ又はテレテキスト信号の波形ゝは、送
信器からテレビ又はテレテキストの受信器に至る信号の
伝搬経路の特性によりひずみを生じることがある。伝送
路の多重Mf (マルチノくス)ひずみと呼ばれるある
種のひずみは建物や山による信号の反響や、受信アンテ
ナとケーブル又はケーブルとテレビ又はテレテキスト受
信器の間のインピーダンス不整合によって起きること力
;ある。
マルチパス現象は遅延時間の短かいエコーをづ1き起こ
すことがある。遅延時間の短いエコーはテ ・レビやテ
レテキスト信号の振幅と位相のひずみを引き起こし、ビ
デオ波形のオーツ(−シュート、スミア、リンギングに
よる画像のぼやけや不明瞭、テレテキストデータの損失
を引き起こす。マルチパスひすみは受信ビデオにゴース
トのような外観を与える遅延時間の長いエコーも生み出
す。遅延時間の短いエコー、遅延時間の長いエコーに起
因するビデオ波形のひずみを補償する一つの手段は、波
形等止器としてトランスバーサルフィルタを使用するこ
とである。通常、トランスバーサルフィルタは多数の遅
延素子(20個前後)を直列につないだ遅延回路から成
り、各々の素子がビデオ信号をT秒遅延させている。
複数の振幅、極性調整回路が各々の遅延素子に用意され
ており、個々の遅延素子からの出力の振幅と極性を独立
的に調節しているO加算回路を使用して調整回路の出力
を加算する。振幅及び極性回路を適切に制御すれば、加
算回路の出力は実質的に遅延時間の短い又は遅硫時間の
長いエコーを生じない。
振幅及び極性調整回路を制御する幾つかの技術が提案さ
れている。例えば、米国特許第4,044,381号は
水平又は垂直の同期信号のような、送信の前に既知の一
定波形を持つ信号の存在に着目したもれ、これら二つの
信号の比較により、送信中に生じた波形のひずみが両者
の差を検出することにより求められる。検出されたひず
みは、トランスバーサルフィルタにおける振幅、極性調
整回路を制御するのに利用される。
別の技術である、米国特許第4,127,874号では
伝送ビデオ信号の中に含まれる、垂直同期信号のような
、単位ステップ状信号中の変動を検出する。
理想的には同期信号は一定振幅を持っているものだが、
ひずみが生じた場合、同期信号の振幅は時間と共に変化
する。この信号を短い周期でサンプルして、各サンプル
値を次に続くサンプル値と比較する。これらのサンプル
レベルが異なりひずみが生じていることが示される場合
、サンプリング部の出力が位相と振幅の情報を出し、こ
れにより制御回路を制御する。
個々のタップの各々について振幅極性調艷回路を制御す
るこれら従来の技術は、極めて複雑で高価な回路を必要
とし、その結果上述のエコー消去器の使用を非常に高価
な受信器のみに限定するものであった。
遅延時間の長いエコーは元の信号とエコーとの間、の長
時間遅れにより生じるため、遅延時間の長いエコーを除
去するためには、長時間遅延回路及び多数のタップを持
つトランスバーサルフィルタが必要であり、このため従
来のシステにτは複雑な制御回路が使われていた。しか
しながら、二つのエコーのうち、テレビ信号又はテレテ
キスト信号の好ましくないひずみを引き起こすのは遅延
時間の短いエコーであることがわかった0つまり、遅延
時間の短いエコーが生じない限り、テレビ信号は鮮明で
はっきりとした画面をもたらし、テレテキストデータも
信頼性を持つ。ビデオ信号の遅延時間の長いエコーが存
在するとゴーストがある画面になるが、視聴者は一般的
に、ゴーストがあっても画面がはっきりしている限り、
遅延時間の短いエコーはど画質をひどく悪くするとは思
って時間の短いエコーは遅延時間の長いエコーより大き
な障害を引き起こす。
遅延時間の長いエコーとは異なって、遅延時間の短い′
エコーは元の信号とエコー信号との短時間遅れによって
生じるものであり、トランスバーサルフィルタに短時間
遅れのみを必要とする。遅延時間の短いエコーに起因す
るひずみは、ビデオ信そスト信号の高周波域の振幅と位
相の両方に変化をもたらす。故に、遅延時間の短いエコ
ーを消去するには、トランスバーサルフィルタはテレビ
信号又はテレテキスト信号の低周波域に比較してテレビ
信号又はテレテキスト信号の高周波域での振幅と位相を
等化するよう機能しなければならない。
本発明は、この問題全克服するために従来は必要であっ
た複雑な回路を除去して遅延時間の短いエコーを消去す
る方法を提供するものである。
遅延時間の煙いエコーを消去するため、テレビ信号又は
テレテキスト信号の低周波域に比較して高周波域の振幅
と位相を等化するひずみ削減回路を提供することが本発
明の具体的な目的である。
以下、本発明の詳細について実施例とともに説明する0
第1図は本発明の一実施例のひずみ削減のだめの自動等
什器である。この装置はテレビ又はテレテキスト受信器
中に配置され、図の如くゼロ、T、2Tの相対遅れを出
す3つのタップを持つ遅延線3でビデオ信号を入力する
。ビデオ信号は検出N路1にも印加される。遅延線3に
印加された信号は遅延素子4.及びゼロ遅延タップを通
して調整回路6にも印加される0遅延素子4の出力は遅
延素子6.及びT遅延タップを通して制御回路7に印加
される。遅延素子6の出力は2T遅延タツプを通して調
9回路8に印加される。
調整回路6〜8はよく知られた構造の増幅器から成り、
入ってくる信号入力の振幅と極性を調節する機能を持つ
。回路6と8の利得と極性は、検出回路1からの検出出
力を受信する制御回路2により制御され、回路7の利得
と極性は固定されている0調−回路6〜8の出力は加算
器9に印加され、この加算器9の出力が、実質的に遅延
時間の短いエコーのないビデオ信号をテレビ受信器の残
りの部分に送る。
本発明を理解するためには、遅延時間の短いエコーによ
るビデオ信号のひずみの性質をまず理解してかからねば
ならない。遅延時間の短いエコーによるひずみは、ビデ
オ信号の低周波部分に対してビデオ信号の高周波部分の
振幅と位相の両方に変化をもたらす、更に具体的には、
信号の高周波部分(色副搬送波3.58MHz前後の周
波数)はビデオ信号の低周波部分に比して減衰される傾
向が強く、更に低周波より位相が進む傾向にある0こ 
 ゛のため、ビデオ信号の高周波の利得を低周波に較べ
て増加させ、高周波を低周波より時間的に遅らせること
により、ビデオ信号の等化が可能となり、遅延時間の短
いエコーを削減又は除去することができる。
この振幅の均等化は制御回路7に「1」の正の係数を与
え(出力信号の極性は入力信号の極性と同じ)、回路6
と回路8の増幅定数を均等に負の係数で調節しく出方信
号の極性は久方信号の極性の逆)、回路6と8の利得を
回路7の利得より小さいか又は同じにして達成すること
ができる。この条件下で第1図の回路の伝達関数は次式
で定義される。
Hija+戸1−に1(2jo)T+e    )==
1−2に1CO5(IJT・・・・・・・・・・・・・
・・ (1)ここに、−に、= Cに03 は調9回路
6及び8の増幅定数、Tは遅延素子4,5がそれぞれ生
み出す時間遅れであるー 周波数の関数としての振幅特性H(iω)は第2図に示
されている。式(1)と第2図を調べてみると、H(j
ω)Kは虚の項がないので、振幅等化用のひずみ削減回
路によって位相変化や位相ひずみが起こらないことがわ
かる。このように、上述の方法で作動されるひずみ削減
回路は、位相ひずみ尋位相変化をもたらすことなくi=
1/2Tの周波数を持つ信号を強調することになる。
第2図に示す振幅特性は、振幅が1−2に1と1+2に
1との間で変化する正弦変化を示している〇ω=Oの時
、出力は最低で1 2 K、となり、ω=π/T(f=
1/2T )の時、フィルターは最大振幅1+2に1 
を出す。ビデオ信号を等化するのに必要な高周波数の振
幅の増加は、Tを調整して曲線の頂点が輝度信号の上限
周波数又はその付近にくるようにすればよい。本発明で
は、色副搬送周波数s、ssM)(zを基本として、時
間遅れTは約0.14マイクロ秒(1/(2xa、sa
MHz)を選んでいる。
前記のようなひずみ削減回路を作動させることにより低
周波域に対して信号の高周波の振幅の調整が可能になり
、遅延時間の短いエコーが補償され、係数01と03が
同等に調整されればこの補償による位相ひずみは生じな
い。
一方、低周波に比して高周波ビデオの位相を調節するた
めには、回路6及び8の増幅を同等の振幅でしかも逆の
極性で調整しなければならない。
つまりC=−Cs=−に2とすることにより、トランス
バーサルフィルタには伝達関数 H(jal t )=1 x2ajy”T +x2ej
wT ==1−32に2suy+T・・・・・・・・・
・・・・・・(2)が与えられる。
この伝達関数は振幅と位相の変化を周波数の関数の関数
として与えるものである。振幅特性は第3図に示されて
おり、次式で示すことができる。
以下余白 iH口ω)1=b−可一可「 一方、位相特性は次式で表わされる。
φ==m  (−2に2sh+cc+T)  曲+++
+m++%m+・聞14このように係数01及びC2を
逆の極性で調整することにより、トランスパーサルフィ
ルタの位相特性は式(萄に従って変化させることができ
る。
但し、式(4)による位相調整は、式(3)によるひず
み削減回路の振幅特性に変化をもたらす。幸いなことに
第3図に示すように、式(3)に従って生じる振幅の変
動は式(1)に従って生じるそれの変化よりもかなり小
さい〇 式(4)の位相特性により生じる低周波に比しての高周
波の時間遅れは次のように見積もることができる。色副
搬送波周波数3.58 MHz=%Tで、角周波数ωは
π/T と同じになる。つまり−ωT−sfn。
=0となる。回路は358 MHz前後で作動されてい
るので、sInωTは0又は低い値となる。小さな1数
Iに対して、アークタンジエン)xは約、Xとなる。K
2の絶対値は1又は1以下であるので式(4)は次のよ
うに近似することができる。
φゝ−2に2sinωT ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(5)時間
遅れ目はdφ/dωに等しい。故に、t a=aφ/d
ω= −2K2 TQ)SωT・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(6)回路はωT=π 付近で作動され
るので、部ωTは約−1となる。故に、 td ” 2に2T  ・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(7)
以上で、位相調整の第1の効果は3.58 MHz付近
のビデオ信号の高周波部分を低周波部分に比較して、簡
単に時間的に遅らせることである。遅れ量は、2Tが定
数であるために値を変化させて調覧する。
第4A図は、回路6と7の利得を負の極性で同等に調蔓
した場合を示した、ものである。この方法で回路6及び
8を調整することにより、式(1)によりひずみ削減回
路に印加された信号の振幅を等化することか出来、この
振幅の等化によって位相シロ及び8の利得を等しく、シ
かも逆の極性で行なって式(4)に従い位相等化を行っ
た場合を示している。
第4C図は、ひずみ削減回路か、式(1)と式(4)に
従い、ビデオ信号の位相と振幅の両方を等化する場合を
示している。位相調整のための回路6及び8の利得は、
利得調整のための回路6及び8の利得に重畳される。つ
まり、位相調整は6′と8の間の利得の差に関連づけ、
利得調整は、ゼロに対する6及び8の利得の平均である
。式(3)に従う位相調整による利得の変動は、式(1
)に従う利得調凱が中心になっているため現段階では前
置しないことを今一度特記しておく。
ビデオ波形における位相と振幅のひずみを検出するだめ
の検出回路1oを第5図に示す。受信ビデオ信号の一部
分と、伝達されたビデオ信号と同じ振幅、位相特性を持
つ再生信号とを比較することにより、マルチパスにより
生じる受信ビデオ信号の位相、振幅ひずみを求めること
ができる。上述の予め定められた位相、振幅特性を持つ
信号の一つに、色副搬送波バースト信号がある。よく知
られているように色副搬送波パース叶は水平同期信号の
後にあり、色副搬送波周波数3.58MHzにおいて約
8〜11サイクルの間存続する。この上、うに、色副搬
送波バーストを検出回路で抜き取るために必要なタイミ
ング信号を作るに際し、色副搬送波バーストを10サイ
クルと想定する。但し、この技術に精通している人にと
っては、具体的な抜き取る方式を作成するためのタイミ
ング信号発生の他の回路方式が簡単に利用できることは
、明らかである。
第6図に関して、輝度、色、同期信号を含む複合ビデオ
信号がアナログゲート1oに印加される。
このアナログゲートは、水平同期信号をモノステーブル
マルチパイプレーク又はワンショット11に印加するこ
とによりゲート信号が作られている時だけ、複合ビデオ
信号を受は入れる。ワンショット11は水平同期信号の
後縁によりトリガーされて2.8マイクロ秒遅れたパル
スを発生し、このパルスがアナログゲート10に印加さ
れる。ゲート信号の長さ2.8マイクロ秒はa、ssM
Hz  における色同期バーストの10サイクルに相当
する。
抜き取られた色副搬送波バーストは同期検出器12及び
13の第1人力に印加される。同期検出器12の出力は
ローパスフィルター14に印加され、代ってこのフィル
ターが出力をアナログゲート15に印加する。ゲート1
6の出力は振幅比較器16に送られ、これがローパスフ
ィルター17に出力信号を送る。ローパスフィルター1
7は第6図の制御回路2に振幅調整信号を送る。同期検
出器13の出力はローパスフィルター18に印加され、
このフィルターが出力信号をアナログゲート19に、位
相調整信号を第6図の制御回路2に送る。ゲート19は
ローパスフィルター20に出力信号を送り、この後者が
電圧可変移相器21の第1人力に出力信号を送り、この
移相器21が第2人力で標準テレビ回路からの再生色搬
送波を受信する。移相器21の出力は、一方では同期検
出器13の第2人力へ、他方では移相器22で90゜位
相変化して同期検出器12の第2人力へ印加される。
アナログゲート10の出力での色副搬送波バーストは実
質的に負のB−Y位相になっている。
つまり、B−Y(青のマイナスルミナンス)信号から位
相が1800回転している。一方、移相器21の出力は
実質的にR−Y(赤のマイナスルミナンス)信号と同位
相である0このR−Y信号は負のB−Y信号と90’位
相が異なっているQ故に負のB−Y信号と同位相の信号
を作るために移相器22の中で移相器21の出力を90
°位相変化することにより、検出器12はほぼ同じ位相
の二つの信号を持つことになる。一方、同期検出器22
は90’位相の異なる二つの信号、つまり、色副搬送波
バーストと移相器21の出力が印加される。
同期検出器36笈び13の各々の出力は次式で表わされ
る。
v(t)= I (t)邸θ+Q(t)*θ  ・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・+8)こ
こで、V(t)は検出器の出力、I (t)は同相信号
成分、Q(t)は直交信号成分、θは各々の同期検出器
に印加される二つの信号間の角度である。θ=00の時
、v(t)=I(t)、つまり信号の同相信号成分トナ
リ、θ=906ノ時、V (t) = Q (t)、つ
1)(i号の直交信号成分となる。遅延時間の短いエコ
ーにより色副搬送波バーストの伝達時に位相誤差が発生
するものと仮定すると、各々の検出器に印加される信号
間の角度θはdと96の間にな9、両方の検出器の出力
で同相信号成分と直交信号成分の両方が生成される。検
出器が発生する直交信号は直流成分を持たない交流信号
であるのに対し、同相信号成分の項は検出器に印加され
る信号の位相関係によって、正又は負の直流信号を持つ
このように、同期検出器12の出力を、交流直交信号成
分の周波数と比較して長い時定数を持つローパスフィル
ター14に印加することにより、直交成分が消去され、
ビデオ信号の振幅を示す同相成分のみが残る。出来る限
りどの直流信号はその交流成分とアナログゲート1oに
印加されるゲート信号の始めと終りのエッチによるリン
ギングを除いた状態で、アナログゲート15に印加する
個々の応用の仕方と希望される感度に応じてアナログゲ
ート15は省略しても良い。同相成分を示す直流信号は
、振幅調整信号を制御回路2に送る機能を持つ振幅比較
器16に印加される。振幅比較器16はよく知られてい
る設計のもので、電圧レベルが入力の電圧レベルと正比
例する出力を出すように機能する。アナログゲート16
の入力が適度の振幅になった時に比較器16が信号レベ
ル範囲の中間で出力を出すように基準信号が設定されて
いる。信号レベルが極端に大きいか小さい場合、比較器
16の出力は、それぞれ、範囲の中間より高くなるか低
くなるかのいずれかである。振幅比較器16゛め出力は
ローパスフィルター17に送られ、このフィルターは副
搬送波バーストタイミングと比較して長い時定数を有し
ており、バーストとバーストの間で制御回路に実質的に
一定の振幅信号を送るようになっている。
以上簡単に説明したように、アナログゲート10の出力
は実質的に負のEl−Y位相であり、一方、可変移相器
21の出力はR−Y位相であり、このR−Y位相は負の
B−Y位相と90°位相が回転している。このように、
検出器13からの主な出力は正弦曲線状に変化する直交
成分である。しかしながら、ビデオ信号の位相ひずみが
起った場合、負のB、−Y位相からの位相変位という形
で現象があられれる。このように、色副搬送波バースト
信号の位相誤差に対応する同相成分は出力検出器13に
も存在する。直交成分とは違って、この同相成分は直流
信号である。検出器13の出力は、比較的短い時定数を
持ち高調波とスイッチングノイズを除去するだけの機能
を持つローパスフィルター18に印加される。位相ひず
みを示す正弦変化する直交成分は位相調節信号として制
御回路2に印加される。直交成分は、複合信号(同相成
分と直交成分)をアナログゲート34に印加し、正弦波
の1サイクルの開信号をゲートすることにより、。
信号から除去することができる0正弦波である直交成分
は積分除去され、その結果直流分である同相成分のみが
残る。アナログゲート出力は次に、副搬送波バーストの
反復周波数に比して長い特定数を持つローパスフィルタ
ー20に印加される。
次にこの信号は電圧可変移相器21に送られ、この移相
器21は再生副搬送波の位相を微調整して出来るだけR
−Y位相に近づくように機能する。
使用される電圧可変移相器21の型式によってはローパ
スフィルター20は必要でないこともある。
更に、ローパスフィルター20を使う場合、交流成分は
基本的にローパスフィルタ、−20内で除去されるので
、アナログゲート19は応用次第で省略することも可能
である。
以上説明したように、ローパスフィルター18の出力は
複合ビデオ信号中の位相ひずみを示す信号であり、第6
図に示す位相調整回路に印加さへる。位相ひずみは約a
、ts s MHz  を中心とする色バースト信号中
にどれだけの直交ひずみが生じているかを基にして検出
されるので、位相ひずみを補正できる周波数範囲は我々
が選択するバースト信号の帯域幅に依存する。色同期バ
ーストを選択することにより、3.58 MHz  を
中心に±400KHz範囲内の位相ひずみを検出できる
。補正は3.58 MHz  を中心に±500 KH
z  O範囲内で有効であるので、色同期バースト信号
を用いる場合は補正可能範囲のほぼ全域を補正すること
になる。一方、例えばVIR信号の色基準がひずみの検
出用に用いた場合は、3.58MH2を中心に±50K
Hz  の範囲でのみ補正が可能となる。但し、色副搬
送波バーストはここでは必要とされる振幅と位相の情報
を提供する信号の一例としてのみ描かれており、本発明
はこれだけに限定されているのではないことを了解して
おくべきである。
その他の信号についてもこの技術を熟知しておられる方
々は十分御理解をいただいているはずである。
第6図1d)ランスバーサルフィルターに振幅と位相の
調整を行う制御回路2の具体例を示している。第6図を
参照すると、制御回路2はNPN)ランシスター23及
び44のベース部分にあるローパスフィルター17から
振幅調整信号を受信する。トランジスター23のエミッ
ターはN、PN)ランシスター24のエミッターに直結
されており、同様にトランジスター26のエミッII−
はNPNトランジスター26のエミッターに接続されて
いる。トランジスター24及び26のベースハ電圧源v
1に直結されており、トランジスター26及び24のコ
レクターは抵抗27および28を経由して電圧源vBK
接続されている。トランジスター23及び26のコレク
ターは正の電圧源V+に接続されている。NPN)ラン
シスター29のコレクターはトランジスター23及び2
4のエミッタに接続され、同トランジスターのベースは
基準電圧v2に接続されている。NPN)ランシスター
3oのコレクターはトランジスター26及ヒ26のエミ
ッタに接続されている。トランジスター29及び3oの
エミッターは共に抵抗31を介してアースされている。
第5図のローパスフイにター18からの位相調整信号は
アナログゲートに印加され、このケートは一対の1.4
マイクロ秒ワンショット32及び33から成るタイミン
グ回路からのタイミング信号より制御される。アナログ
ゲートの出カバレジスターR4を介してトランジスター
62のベースに印加され、トランジスター62のベース
はコンデンサ6oを介してアースされる。
調整回路6及び8への制御入力はそれぞれトランジスタ
ー24及び26のコレクターから直接取られる。回路6
及び8に印加される電圧はトランジスター24/29及
び26 / 30を流れる電流の量に比例することがわ
かる。トランジスター29及び3oが二重バランススイ
ッチを構成シ、トランジスター30のベースに印加され
る信号がトランジスター29のベースに印加される基準
電圧v2を超えると、トランジスター30がオフになり
始め、トランジスタ=30がオンし始めるようになって
いる。その結果、トランジスター24 / 50を流れ
る電流は低下し、トランジスター26/30を流れる電
流は増加する。一方、トランジスター30に印加される
信号が1.を下回ると、トランジスター24729を流
れる電流は、トランジスター26/30を流れる電流と
対比して増加する。
この種の制御によシ、第6図に示“すような、式(4)
に従う位相調整ができることがわかる。つまり、回路6
に対する制御信号が増加−(正)すると、回路8に対す
る制御信号は同量減少(負)する。ローパスフィルター
18からの位相制御信号はアナログゲート34に印加i
れ、同ゲートはワンショット回路32及び33からのタ
イミング信号で制御される。検出器、3で生成さiる直
交信号は正弦波であるので、検出器の出力信号の第1又
は第2の部分でゲートすることが必要であり、さもなく
−ばトランジスター30のベースに印加された信号は一
定期間積分に対し、ゼロとなる。ローパスフィルター1
゛8δ出力は、ワンショット11により出−されるゲー
ト信号により制御され約2.8マイクロ秒の間出力され
る。この時間の%(1,4マイク′口秒)の時間を持つ
一対のワンショットを準備し、主ゲーティング信号の第
2゛部分の間、主ゲート信号の%に等しい期間を有する
ゲート信号を生成する。アナログゲート34の出力はレ
ジスター3−5及びコンデンサー36で構成するローパ
スフィルターで積分され、上述の位相調整を可能とする
0 振幅調整信号はトランジスター23及び26のベースに
印加されるoトランジ゛スター23〜26から出来てい
る回路の対称性より゛、トランジスター24及び2.6
を流れる電流は振幅調整信号に従って同等に変化し、第
4A図に示すが如く、式(1)に従って振幅調整を可能
にすることがわかる。制御回路2のトランジスターに印
加される振幅、位相調整信号は第4C図に示す振幅、位
゛相調整を可能にする。電圧v1及びv2の値、第4A
〜40図に示す調節を行うために調整回路6及び8に必
要なバイアスは、この技術に精通している方々には明白
なことである0 なお、本発明は上記実施例に限るものでは逐<、詳細な
説明に記された回路及び技術に様々な変更を加えること
ができる。例えばよく知られた方法で正確なタイミング
を出すための追加的なタイミング回路を併用することに
より、ワンショット回路11,32.33を女史する゛
ことができる。更に、上述の説明では色刷″搬送波バー
ストを使っているが、受信ビデオ信号の振幅特性と位相
特性を決定するのに他の類似信号を使えることも明らか
である。
以上のように本発明はビデオ信号あるいはテレテキスト
信号のマルチノ、クスひすみは高周波成分の影響が大き
いことを明らかにし・トランスバーサルフィルタを用い
て極めて簡単な回路でひずみを低減するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、遅延時間の短いエコーにより生じる第2図は
振幅ひずみを削減するべく作動させた場合の第1図の波
形等イ瞥器の振幅と周波数レスポンスを対比させて描い
た図、第3図は位相ひずみを削減するべく作動させた場
合の第1図の等比容の振幅と周波数レスポンスを対比さ
せた図、第4四八、E3.Cは4#l#、S乱るυ下前
低減装置としての第1図の動作説明−、第6図は第1図
の構成要素である振幅位相ひずみ検出回路のプロ?り図
、第6図は検出された振幅、位相ひず今に従ってトラン
スバーサルフィルタを制御する制御回路の構成図である
。 1・・・・・・検出回路、2・・・・・・制御回路、3
・、・・・・遅延1.4,5・・・・・・遅延素子、6
〜B・・・・・・調整回路、9・・・・・・加算器0 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)  テレビ信号あるいはテレテキスト信号である
    入力信号を複数の遅延素子に加え、遅延時間の異なる複
    数の遅延された信号を調整回路を介して加算する手段と
    \前記入力信号中から送信前に予め定められた振幅と位
    相をもつパイロット信号を抽出し、前記パイロット信号
    と所定の位相関係にある既知の信号から前記入力信号の
    波形ひずみ量を検知する手段と、前記検知手段の出力に
    よシ前記調整回路を制御する手段を具備し、前記制御回
    路は前記入力信号の高周波成分のゲインを低周波成分の
    ゲインより増加させ、前記高周波成分を前記低周波成分
    より大きく遅延させるものである波形ひずみ低減装置。 (2)  パイロット信号は色副搬送波バーストであり
    、  既知の信号を実質的に負のB−Y位相に位相変化
    した再生色副搬送波とし、検出手段がl’i1期検出器
    である特許請求の範囲第1項記載の波形ひずみ低減装置
    。 (3)所定の位相関係は同相である特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の波形ひずみ低減装置。 (4)  所定の位相関係は90であり、検出手段は交
    流である直交位相信号を発生することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項または第2項に記載の波形ひずみ低減
    装置〇 (6)パイロット信号は色副搬送波バーストで4D、既
    知の信号を実質的にR−Y位相に位相変化した再生色副
    搬送波とし、検出手段が明期検出器である特許請求の範
    囲第4項に記載の波形ひずみ低減装置。 (6)入力信号に対し、それぞれ第1.第2.第3のタ
    ップ信号を出力する連続的な第1.第2.第3の遅延タ
    ッグを持つ遅延線含有するトランスバーサルフィルタを
    設け、前記第1と第3のタップ、  信号の振幅を同等
    に調節し、前記第1と第3のタップ信号の極性を同じま
    たは逆に調節して、受信信号の位相の等化を行う手段か
    ら成る特許請求の範囲第1項記載の波形ひずみ低減装置
    。 (7)調整回路は、各々が第1及び第3のタップ信号の
    関連する方を受信する一対の可変利得極性増幅器、及び
    、位相調!信号を受信する1゛個の制御入力及びそれぞ
    れが制御信号を前記の一対の増幅器の関連のある方に送
    って前記の第1と第3のタップ信号の利得と極性を制御
    する二つの出力信号を有する二重バランススイッチから
    成る特許請求の範囲第6項記載の波形ひずみ低減装置。 (8)  第1及び第3のタップ信号の振幅と極性がそ
    の制御入力と前記第1及び第2の増幅器にそれぞれ第1
    及び第2の制御信号を送る2つの信号出力を持ち、前記
    第1及び第3のタップ信号の利得及力しかつ構成上前記
    二重ノ;ランススイッチに結合され、前記振幅調1信号
    に従って前記の第1及び第2の制御信号の振幅を同様に
    変化させる第1及る特許請求の範囲第7項I記載の波形
    ひずみ低減装置。
JP57120035A 1981-07-10 1982-07-09 波形ひずみ低減装置 Pending JPS5817794A (ja)

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