JPS58177459A - ニツケル、クロム合金拡散浸透法 - Google Patents
ニツケル、クロム合金拡散浸透法Info
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- JPS58177459A JPS58177459A JP5962882A JP5962882A JPS58177459A JP S58177459 A JPS58177459 A JP S58177459A JP 5962882 A JP5962882 A JP 5962882A JP 5962882 A JP5962882 A JP 5962882A JP S58177459 A JPS58177459 A JP S58177459A
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- chromium
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- vapor
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C10/00—Solid state diffusion of only metal elements or silicon into metallic material surfaces
- C23C10/28—Solid state diffusion of only metal elements or silicon into metallic material surfaces using solids, e.g. powders, pastes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Solid-Phase Diffusion Into Metallic Material Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はニッケルおよびクロムの拡散浸透処理方法、更
に詳細には、鋼表面に気相でニッケルおよびクロムを拡
散浸透させる鋼製品のニッケル、クロム合金拡散浸透処
理方法に関する。
に詳細には、鋼表面に気相でニッケルおよびクロムを拡
散浸透させる鋼製品のニッケル、クロム合金拡散浸透処
理方法に関する。
特に、本発明は1例えば火力発電用ディ2チスープなど
のように、高温腐食の激しい環境下で使用される鋼製品
の表面処理方法に関する。
のように、高温腐食の激しい環境下で使用される鋼製品
の表面処理方法に関する。
当業界において既に知られているように、高温下で使用
される各檀ボイラ、ガス化装置、熱交換器、加熱炉管1
反応管、耐熱部材等にあっては、11!l温腐★、硫化
、酸化、溶融塩腐食などによる腐食、さらには水蒸気に
よる水蒸気酸化などが問題となっている。これらの対策
としては、このような環境下での腐食防止に有効なCr
、 Aj、Slなどの合金元素の含有量を高めた高温用
鋼材料を使用することが考えられるが、高温部材として
抹規格鋼でないと使用しにくいこと、およびコスト高と
なるなどの問題がある。一方1表面処理も有効な対策で
あり、そのような方法としてはクロムメッキ、Aj、S
tなどt含む耐熱塗料による被覆、Cr。
される各檀ボイラ、ガス化装置、熱交換器、加熱炉管1
反応管、耐熱部材等にあっては、11!l温腐★、硫化
、酸化、溶融塩腐食などによる腐食、さらには水蒸気に
よる水蒸気酸化などが問題となっている。これらの対策
としては、このような環境下での腐食防止に有効なCr
、 Aj、Slなどの合金元素の含有量を高めた高温用
鋼材料を使用することが考えられるが、高温部材として
抹規格鋼でないと使用しにくいこと、およびコスト高と
なるなどの問題がある。一方1表面処理も有効な対策で
あり、そのような方法としてはクロムメッキ、Aj、S
tなどt含む耐熱塗料による被覆、Cr。
AI など音高濃度で含む材料の溶射、さらにはクロマ
イズド法がある。しかし、かかる表面処理法にあっても
、性能上信頼性が高く長時間の使用に酎えるような表面
処理層が得られないこと、得られ丸材料の加工性が十分
でないこと、さらにはコスト高となる丸め、特に処理後
に高度の加工性が要求される管体については未だ実用化
されていない。
イズド法がある。しかし、かかる表面処理法にあっても
、性能上信頼性が高く長時間の使用に酎えるような表面
処理層が得られないこと、得られ丸材料の加工性が十分
でないこと、さらにはコスト高となる丸め、特に処理後
に高度の加工性が要求される管体については未だ実用化
されていない。
ところで、管体1例えば前述のような火力発電用yIで
イラチューブは管外面が重油、石炭、I、NGなどの燃
焼ガスにさらされるが、燃料中にはNa。
イラチューブは管外面が重油、石炭、I、NGなどの燃
焼ガスにさらされるが、燃料中にはNa。
K、S、Vなど高温腐食を加速する要因となる元素が含
まれているために激しい腐食が起り、チューブが減肉す
る。このような高温腐食対策としてはクロムを高めるこ
とが有効であるため、特にクロマイズド処理鋼の適用が
検討されている。
まれているために激しい腐食が起り、チューブが減肉す
る。このような高温腐食対策としてはクロムを高めるこ
とが有効であるため、特にクロマイズド処理鋼の適用が
検討されている。
従来、オーステナイトステンレス鋼tりa”vイズド処
理して40〜60−以上のCrt含有するクロム拡散層
を鋼製品表面に形成し、それにより耐高温腐食性を高め
ることは知られているが、高温下での処理時および使用
時に一相が析出して脆化する欠点を有している。一方、
巌素鋼および25チ以下のCr 含有鋼をクロマイズド
処理すると、クロマイズド処理中に地金中のFeが拡散
し、9008C以下の温度において使用するとクロマイ
ズド層に一相が析出し、その時果、クロマイ、leV層
は脆化し、?イン−運休時の検査保修などでハンマリン
グ、曲げ加工などを受けると、クロマイズド層が剥離ま
たは割れを起し、その後の使用に際して十分な耐食性を
示すことが不可能となるという欠陥を有する。
理して40〜60−以上のCrt含有するクロム拡散層
を鋼製品表面に形成し、それにより耐高温腐食性を高め
ることは知られているが、高温下での処理時および使用
時に一相が析出して脆化する欠点を有している。一方、
巌素鋼および25チ以下のCr 含有鋼をクロマイズド
処理すると、クロマイズド処理中に地金中のFeが拡散
し、9008C以下の温度において使用するとクロマイ
ズド層に一相が析出し、その時果、クロマイ、leV層
は脆化し、?イン−運休時の検査保修などでハンマリン
グ、曲げ加工などを受けると、クロマイズド層が剥離ま
たは割れを起し、その後の使用に際して十分な耐食性を
示すことが不可能となるという欠陥を有する。
従来技術にあっても、上述のよりなC脆化を防止するた
めに、CrおよびNiの合金で鋼表面を被覆することが
提案されている0例えば、鋼表面にNi−Cr合金、N
1−Cr−F@金合金たはNi。
めに、CrおよびNiの合金で鋼表面を被覆することが
提案されている0例えば、鋼表面にNi−Cr合金、N
1−Cr−F@金合金たはNi。
CreFelL合粉末を溶射、浸°漬あるいは粘着剤と
ともに混合塗布した後、焼鈍し、N i + Crおよ
びFeを鋼表面に拡散させることを特徴とする処理方法
(特開111855−85665号)、および耐熱合金
表面に予めNi粉末をバインダーと混合して輩布した後
、焼付し、さらにクロムを化学気相蒸着法により被覆す
ることを特徴とする処理方法(4I開昭55−8277
2号)である。
ともに混合塗布した後、焼鈍し、N i + Crおよ
びFeを鋼表面に拡散させることを特徴とする処理方法
(特開111855−85665号)、および耐熱合金
表面に予めNi粉末をバインダーと混合して輩布した後
、焼付し、さらにクロムを化学気相蒸着法により被覆す
ることを特徴とする処理方法(4I開昭55−8277
2号)である。
しかし、これらの従来法はいずれも、Ni粉末をバイン
ダー塗布嘱しくけ溶射などの方法により被覆し、焼付け
た後、クロム被覆するものである。このような方法で得
られる被覆は鋼表面との合金化が不十分で、密着性が悪
く、使用途中で剥離することがある。また、粉末をバイ
ンダー塗布もしくは溶射した後、焼鈍して拡散させるだ
けでは、被覆層がかなりの多孔質となり、ガス腐食およ
び済融塩による腐食に対しでは十分な保護被膜として機
能しない。
ダー塗布嘱しくけ溶射などの方法により被覆し、焼付け
た後、クロム被覆するものである。このような方法で得
られる被覆は鋼表面との合金化が不十分で、密着性が悪
く、使用途中で剥離することがある。また、粉末をバイ
ンダー塗布もしくは溶射した後、焼鈍して拡散させるだ
けでは、被覆層がかなりの多孔質となり、ガス腐食およ
び済融塩による腐食に対しでは十分な保護被膜として機
能しない。
また、従来のクロマイズド処理法において、予め鋼表面
にニッケルを電気メッキすることも知られている。しか
し、ニッケルの電気メッキで社均−な厚みのニッケルメ
ッキが困難であること、メッキ時の水素の侵入が避けら
れないためクロマイズド層の部分的な剥離を起しやすく
、しかもメッキ処理によるコスト高が著しいことなどか
ら、実用化には至っていない。
にニッケルを電気メッキすることも知られている。しか
し、ニッケルの電気メッキで社均−な厚みのニッケルメ
ッキが困難であること、メッキ時の水素の侵入が避けら
れないためクロマイズド層の部分的な剥離を起しやすく
、しかもメッキ処理によるコスト高が著しいことなどか
ら、実用化には至っていない。
かぐして、本発明は、前述したような従来技術の欠陥を
一挙に解決し、耐高温腐食性のすぐれたNi−Cr合金
表面層を形成する方法管提供することを目的とする。
一挙に解決し、耐高温腐食性のすぐれたNi−Cr合金
表面層を形成する方法管提供することを目的とする。
ここに本発明は、揮発性ニッケル化合物の蒸気および揮
発性クロム化合物の蒸気の共存下で気相からニッケルお
よびクロム被処理鋼表面に還元・析出させて、該表面か
らこれらのニッケルおよびクロムを拡散浸透させること
を特徴とする、ニッケル、クロム合金拡散浸透法である
。
発性クロム化合物の蒸気の共存下で気相からニッケルお
よびクロム被処理鋼表面に還元・析出させて、該表面か
らこれらのニッケルおよびクロムを拡散浸透させること
を特徴とする、ニッケル、クロム合金拡散浸透法である
。
ここに「揮発性ニッケル化合物」および「揮発性クロム
化合物」とは、1200℃以下で蒸発するニッケル化合
物およびクロム化合物を意味し、例えばハロダン化物、
カルざニル化合物などである。
化合物」とは、1200℃以下で蒸発するニッケル化合
物およびクロム化合物を意味し、例えばハロダン化物、
カルざニル化合物などである。
このような揮発性化合物の蒸気を、本発明にあっては、
好ましくは蒸発温度ないし1250℃の温度で非酸化性
雰囲気下に皺処理鋼製品と接触させ、それによりニッケ
ルおよびクロムを気相からその鋼表面に還元析出させ、
該表面から拡散浸透させるのである。
好ましくは蒸発温度ないし1250℃の温度で非酸化性
雰囲気下に皺処理鋼製品と接触させ、それによりニッケ
ルおよびクロムを気相からその鋼表面に還元析出させ、
該表面から拡散浸透させるのである。
ニッケルおよびクロムの鋼製品表面への還元析出は、ニ
ッケル化合物蒸気およびクロム化合−蒸気の共存下で行
なわれるが、そのためKはニッケル化合物およびクロム
化合物を別々に加熱蒸発させて、その蒸気を被処理鋼製
品表面に導いてもよく、あるいはこれらの化合物の混合
物を加熱蒸発させ、混合蒸気として被処理鋼製品表面に
導いてもよい。
ッケル化合物蒸気およびクロム化合−蒸気の共存下で行
なわれるが、そのためKはニッケル化合物およびクロム
化合物を別々に加熱蒸発させて、その蒸気を被処理鋼製
品表面に導いてもよく、あるいはこれらの化合物の混合
物を加熱蒸発させ、混合蒸気として被処理鋼製品表面に
導いてもよい。
また、別法として、例えば金属ニッケルおよび/または
クロムに高温化で塩素ガスあるいはNH4C/ガスを導
入して接触させ、生成し九ノ10ゲン化物の蒸気を直接
被処理鋼製品表面に導いてもよく、こうするとニッケル
化合物および/またはクロム化合物の加熱蒸発工程が省
略できる。
クロムに高温化で塩素ガスあるいはNH4C/ガスを導
入して接触させ、生成し九ノ10ゲン化物の蒸気を直接
被処理鋼製品表面に導いてもよく、こうするとニッケル
化合物および/またはクロム化合物の加熱蒸発工程が省
略できる。
本発明による拡散浸透処理は、厚さ5μm以上のNi−
およびCr−富化拡散浸透層が得られるに十分なだけ行
なえばよいが、これには一般に1000〜1300℃で
30分以上の処理時間が必要である。
およびCr−富化拡散浸透層が得られるに十分なだけ行
なえばよいが、これには一般に1000〜1300℃で
30分以上の処理時間が必要である。
なお、本発明の好適態様では、ノ・ロゲン化物を原料と
して、原料加熱蒸発帯、拡散浸透処理帯および原料回収
帯を備え友装置を利用し、加熱蒸発帯で生成したニッケ
ル化合物とクロム化合物の志気を拡散浸透処理帯に導入
して、そこに予め装入されている被処理鋼製品と接触さ
せ、それによりニッケルおよびクロムの還元析出と拡散
浸aを行なう。未反応の蒸気は、原料回収帯で冷却によ
り固体として回収され、繰返し使用される。この場合、
キャリアガスおよび雰囲気ガスとして、不活性ガスもし
くは還元性ガスなどの非酸化性ガス(例、Ar ガス)
を使ってもよい。
して、原料加熱蒸発帯、拡散浸透処理帯および原料回収
帯を備え友装置を利用し、加熱蒸発帯で生成したニッケ
ル化合物とクロム化合物の志気を拡散浸透処理帯に導入
して、そこに予め装入されている被処理鋼製品と接触さ
せ、それによりニッケルおよびクロムの還元析出と拡散
浸aを行なう。未反応の蒸気は、原料回収帯で冷却によ
り固体として回収され、繰返し使用される。この場合、
キャリアガスおよび雰囲気ガスとして、不活性ガスもし
くは還元性ガスなどの非酸化性ガス(例、Ar ガス)
を使ってもよい。
加熱蒸発帯を別個に設ける代シに、揮発性ニッケル化合
物とクロム化合物の混合粉末中に被処理材を埋設し、角
化合物の蒸発rIA度以上に加熱することによって、蒸
気と被処理材との接触を行なってもよい。
物とクロム化合物の混合粉末中に被処理材を埋設し、角
化合物の蒸発rIA度以上に加熱することによって、蒸
気と被処理材との接触を行なってもよい。
このようにして1本発明法によシ得た拡散浸透処理鋼製
品は、更に必要に応じて後熱処理することによって拡散
浸透層と地鉄との密着力を高め、加工性を向上させるこ
とができる。この後熱処理は、炭素鋼およびCr鋼につ
いては600〜1000℃、オーステナイトステンレス
鋼およびそれ以上の高合金鋼では1000〜1200℃
で行なうのが好ましい。
品は、更に必要に応じて後熱処理することによって拡散
浸透層と地鉄との密着力を高め、加工性を向上させるこ
とができる。この後熱処理は、炭素鋼およびCr鋼につ
いては600〜1000℃、オーステナイトステンレス
鋼およびそれ以上の高合金鋼では1000〜1200℃
で行なうのが好ましい。
添付図面は、ハルダン化物を原料として本発明に係る方
法を実施するための装置の1例の模式図である0図示の
ニッケル、クロム合金拡散浸透処理装置は、原料加熱帯
ム、拡散浸透処理帯Bおよび原料回収帯Cから構成され
、原料加熱帯ムには揮発性ニッケル化合物と揮発性クロ
ム化合物との混合物の加熱蒸発装置1が、また原料回収
帯Cにはこれらの化合物の回収装置4がそれぞれ設杖ら
れている。
法を実施するための装置の1例の模式図である0図示の
ニッケル、クロム合金拡散浸透処理装置は、原料加熱帯
ム、拡散浸透処理帯Bおよび原料回収帯Cから構成され
、原料加熱帯ムには揮発性ニッケル化合物と揮発性クロ
ム化合物との混合物の加熱蒸発装置1が、また原料回収
帯Cにはこれらの化合物の回収装置4がそれぞれ設杖ら
れている。
原料加熱帯Aに設けられた加熱蒸発装置1には適当、な
ハロゲン化ニッケル(例、塩化ニッケル)およびハりダ
ン化クロム(例、塩化クロム)の混合物が収容されてお
り、これを適宜加熱手段(図ボせず)に゛よって蒸発さ
せ、発生した蒸気を経路2を経て処理帯域Bに送る。キ
ャリアガスおよび雰囲気ガスとして不活性ガス(例、A
rガス)を利用する。NiC4およびCrC4を使用す
る場合、N i Cl! / Cr CIt O比(
重量)は好ましくは。、2処理帝埴Bには被処理材(鋼
製品)が予め収容され、12500C以下の所定温度(
一般には1000〜1300°C)に加熱されている。
ハロゲン化ニッケル(例、塩化ニッケル)およびハりダ
ン化クロム(例、塩化クロム)の混合物が収容されてお
り、これを適宜加熱手段(図ボせず)に゛よって蒸発さ
せ、発生した蒸気を経路2を経て処理帯域Bに送る。キ
ャリアガスおよび雰囲気ガスとして不活性ガス(例、A
rガス)を利用する。NiC4およびCrC4を使用す
る場合、N i Cl! / Cr CIt O比(
重量)は好ましくは。、2処理帝埴Bには被処理材(鋼
製品)が予め収容され、12500C以下の所定温度(
一般には1000〜1300°C)に加熱されている。
還元されなかったハロゲン化ニッケルおよびハりダン化
クロムはキャリアガスと共に経路3を経て原料回収帯C
のニッケル化合物およびクロム化合物回収装置4に達し
、回収される。ニッケルおよびクロム拡散浸透処理が終
了してから、弁5および6を閉じ、゛冷却後に処理帯域
から処理済み鋼製品を取シ出す。
クロムはキャリアガスと共に経路3を経て原料回収帯C
のニッケル化合物およびクロム化合物回収装置4に達し
、回収される。ニッケルおよびクロム拡散浸透処理が終
了してから、弁5および6を閉じ、゛冷却後に処理帯域
から処理済み鋼製品を取シ出す。
場合により、冷却の前に、上述したような後熱処理管処
理帯域において行なってもよい。
理帯域において行なってもよい。
また、既に述べたように、原料加熱帯Aには、揮発性の
ニッケル化合物およびクロム化合物のそれぞれの加熱蒸
発装置を設け、得られた各蒸気を所望の比率で混合して
処理帯Bに送ってもよい。
ニッケル化合物およびクロム化合物のそれぞれの加熱蒸
発装置を設け、得られた各蒸気を所望の比率で混合して
処理帯Bに送ってもよい。
さらに、原料回収帯CKあっても、使用したニッケル化
合物とクロム化合物の蒸発温度に和尚な差がある場合に
は、回収装置を2つ用意し、それぞれ異なる適宜温度に
冷却保持することにょシ、両者を個別に回収することが
できる。
合物とクロム化合物の蒸発温度に和尚な差がある場合に
は、回収装置を2つ用意し、それぞれ異なる適宜温度に
冷却保持することにょシ、両者を個別に回収することが
できる。
次に、本発明を実施例によってさらに説明する。
実施例1
第1表に化学組成を示す各種鋼材の試験片(寸法15X
15X3am)を、第1図に示す装置を使って、本発明
方法によシ処理した。このと亀の処理条件は次の通シで
6つ九、塩化ニッケルと塩化り、ロムとの重量比は1:
2であった。
15X3am)を、第1図に示す装置を使って、本発明
方法によシ処理した。このと亀の処理条件は次の通シで
6つ九、塩化ニッケルと塩化り、ロムとの重量比は1:
2であった。
ニッケル化合物:塩化ニッケル
クロム化合物 :塩化クロム
蒸発加熱温度 :1300℃
処理炉温度 :1200℃
原料回収温度 2900℃
ただし、塩化ニッケルと塩化クロムにはいずれも焼結防
止希釈剤としてそれぞれにA40s粉(重量で20−)
を混合した。この混合物を1300℃に加熱し、得られ
九塩化ニッケル蒸気と塩化クロム蒸気との混合物を、1
200℃に加熱保持した処理炉内に導き、試験片に接触
させ九、接触処理時間は1時間であつ九、未反応の混合
蒸気は。
止希釈剤としてそれぞれにA40s粉(重量で20−)
を混合した。この混合物を1300℃に加熱し、得られ
九塩化ニッケル蒸気と塩化クロム蒸気との混合物を、1
200℃に加熱保持した処理炉内に導き、試験片に接触
させ九、接触処理時間は1時間であつ九、未反応の混合
蒸気は。
900℃に冷却保持されている1収帯に導かれ、そこで
塩化ニッケルと塩化クロムの固体混合物を得られ九ニッ
ケル、クロム合金拡散浸透処理試験片について、水蒸気
中での耐酸化性、アルカリ硫酸塩中での耐高温腐食性お
よび650℃で1000時間加熱後の扁平性能を評価し
た。結果をそれぞれ第2.3.4表にまとめて示す、N
1゜Cr拡散浸透層の厚さも併せて示す。
塩化ニッケルと塩化クロムの固体混合物を得られ九ニッ
ケル、クロム合金拡散浸透処理試験片について、水蒸気
中での耐酸化性、アルカリ硫酸塩中での耐高温腐食性お
よび650℃で1000時間加熱後の扁平性能を評価し
た。結果をそれぞれ第2.3.4表にまとめて示す、N
1゜Cr拡散浸透層の厚さも併せて示す。
第 2 表 −
耐水蒸気酸化性は、純水(鋭気済み)をエバIレータに
よシ蒸発させて得た水蒸気を試験炉に導入し、650〜
700”Qの水蒸気雰囲気下に1000時間加熱保持し
たときに生成した水蒸気酸化スケールの厚みによシ評価
した6本発明にょシ処理した鋼祉比較用の未処理鋼に比
べて耐水蒸気酸化性が著しく改善されていることは上か
ら明らかである。
よシ蒸発させて得た水蒸気を試験炉に導入し、650〜
700”Qの水蒸気雰囲気下に1000時間加熱保持し
たときに生成した水蒸気酸化スケールの厚みによシ評価
した6本発明にょシ処理した鋼祉比較用の未処理鋼に比
べて耐水蒸気酸化性が著しく改善されていることは上か
ら明らかである。
第 3 表
表中に示した厚みのNi、Cr 拡散浸透層を有する試
験片(寸法は前記の過少)を用いて、次の方法によシ試
験を行なった。試験片にに@ S04− Nag Sへ
−FelO@混合物(モル比で1.5 : 1.5 :
1 )からなる合成灰を3osv/−の量で塗布し、
1%Sヘー5チへ一1s S C0t−残部N、雰囲気
中において(Pt触媒使用)650℃に5時間加熱保持
し、脱スケール処理した後の腐食減量によ)評価し丸。
験片(寸法は前記の過少)を用いて、次の方法によシ試
験を行なった。試験片にに@ S04− Nag Sへ
−FelO@混合物(モル比で1.5 : 1.5 :
1 )からなる合成灰を3osv/−の量で塗布し、
1%Sヘー5チへ一1s S C0t−残部N、雰囲気
中において(Pt触媒使用)650℃に5時間加熱保持
し、脱スケール処理した後の腐食減量によ)評価し丸。
表から明らかなように、本発明によシ処理し丸鋼は未処
理の褌材に比べて耐高温腐食性もすぐれている。
理の褌材に比べて耐高温腐食性もすぐれている。
(注)※ 粉末ノック法(拡散浸透層厚さsejlm)
扁平試験は、直径45誌、厚み6騙、長さ6゜鵡の5U
S347H鋼管に本発明の処理にょシ沓種の厚みでNi
、Cr拡散浸透層を形成した試験材を、650℃で10
00時間時効し死後に行なった。比較のために、同じ銅
管を従来法(粉末パック法)によルクロマイジンダ処理
したりqマイズド材についても同様に試験した6本発明
にょシ処理した鋼はいずれも密着まで可能であるが、従
来法によるクロマイズド材は5チ扁平後に割れを生じた
。したがって、本発明の方法はこの点でもすぐれた性質
を鋼製品に付与する。
扁平試験は、直径45誌、厚み6騙、長さ6゜鵡の5U
S347H鋼管に本発明の処理にょシ沓種の厚みでNi
、Cr拡散浸透層を形成した試験材を、650℃で10
00時間時効し死後に行なった。比較のために、同じ銅
管を従来法(粉末パック法)によルクロマイジンダ処理
したりqマイズド材についても同様に試験した6本発明
にょシ処理した鋼はいずれも密着まで可能であるが、従
来法によるクロマイズド材は5チ扁平後に割れを生じた
。したがって、本発明の方法はこの点でもすぐれた性質
を鋼製品に付与する。
添付図面は、本発明方法全実施する丸めの装置の1例を
示す略式説明図である。 A:原料加熱帯 B:拡散浸透処理帯 C:原料回収帯
示す略式説明図である。 A:原料加熱帯 B:拡散浸透処理帯 C:原料回収帯
Claims (1)
- 揮発性ニッケル化合物の蒸気および揮発性クロム化合物
の蒸気の共存下で気相からニッケルおよびクロムを被処
理鋼表面に還元・析出させ、該表面から該ニッケルおよ
びクロムを拡散浸透させることを特徴とする、ニッケル
、クロム合金拡散浸透法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5962882A JPS58177459A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ニツケル、クロム合金拡散浸透法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5962882A JPS58177459A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ニツケル、クロム合金拡散浸透法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58177459A true JPS58177459A (ja) | 1983-10-18 |
Family
ID=13118683
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5962882A Pending JPS58177459A (ja) | 1982-04-12 | 1982-04-12 | ニツケル、クロム合金拡散浸透法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58177459A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8557397B2 (en) * | 2011-12-29 | 2013-10-15 | Arcanum Alloy Design Inc. | Metallurgically bonded stainless steel |
US8628861B2 (en) * | 2011-12-29 | 2014-01-14 | Arcanum Alloy Design Inc. | Metallurgically bonded stainless steel |
US8790790B2 (en) * | 2011-12-29 | 2014-07-29 | Arcanum Alloy Design, Inc. | Metallurgically bonded stainless steel |
US10876198B2 (en) | 2015-02-10 | 2020-12-29 | Arcanum Alloys, Inc. | Methods and systems for slurry coating |
US11261516B2 (en) | 2016-05-20 | 2022-03-01 | Public Joint Stock Company “Severstal” | Methods and systems for coating a steel substrate |
-
1982
- 1982-04-12 JP JP5962882A patent/JPS58177459A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8557397B2 (en) * | 2011-12-29 | 2013-10-15 | Arcanum Alloy Design Inc. | Metallurgically bonded stainless steel |
US8628861B2 (en) * | 2011-12-29 | 2014-01-14 | Arcanum Alloy Design Inc. | Metallurgically bonded stainless steel |
US8784997B2 (en) * | 2011-12-29 | 2014-07-22 | Arcanum Alloy Design, Inc. | Metallurgically bonded stainless steel |
US8790790B2 (en) * | 2011-12-29 | 2014-07-29 | Arcanum Alloy Design, Inc. | Metallurgically bonded stainless steel |
US10876198B2 (en) | 2015-02-10 | 2020-12-29 | Arcanum Alloys, Inc. | Methods and systems for slurry coating |
US11261516B2 (en) | 2016-05-20 | 2022-03-01 | Public Joint Stock Company “Severstal” | Methods and systems for coating a steel substrate |
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