JPS5817695Y2 - シヤ−プレス刃物保護機構 - Google Patents
シヤ−プレス刃物保護機構Info
- Publication number
- JPS5817695Y2 JPS5817695Y2 JP1979085373U JP8537379U JPS5817695Y2 JP S5817695 Y2 JPS5817695 Y2 JP S5817695Y2 JP 1979085373 U JP1979085373 U JP 1979085373U JP 8537379 U JP8537379 U JP 8537379U JP S5817695 Y2 JPS5817695 Y2 JP S5817695Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower blade
- protrusion
- blade slide
- stopper
- shearing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Shearing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は連続鋳造または熱延厚肉鋼片を剪断するシャー
プレスにおいて上部と下部の剪断刃が前後に重なって剪
断作動を行う時の少くとも直前に両刃の前後間隙が最適
のクリアランスに保たれるようにする機構に関する。
プレスにおいて上部と下部の剪断刃が前後に重なって剪
断作動を行う時の少くとも直前に両刃の前後間隙が最適
のクリアランスに保たれるようにする機構に関する。
剪断機により鋼材を切断する場合、上下剪断刃間にクリ
アランスを設けることが絶対に必要である。
アランスを設けることが絶対に必要である。
剪断機の組立当初にこのクリアランスが適当に調節設定
保持されていても長期の使用によるガイド面の摩耗の結
果、上刃スライドおよび下刃スライドが中心に寄り前記
のクリアランスが小なくなりあるいはなくなる。
保持されていても長期の使用によるガイド面の摩耗の結
果、上刃スライドおよび下刃スライドが中心に寄り前記
のクリアランスが小なくなりあるいはなくなる。
この場合、剪断力が過大になったり、あるいは被剪断材
の存在しない状態で作動させると刃が衝当して損傷した
りすることも起り得る。
の存在しない状態で作動させると刃が衝当して損傷した
りすることも起り得る。
これに鑑み本考案はシャープレスの剪断作動時に自動的
に適当な前記クリアランスが保たれるようにしたもので
あって、以下本考案を添付図に示すダウン・アンド・ア
ップカット方式の液圧式シャープレスの実施例により詳
細に説明する。
に適当な前記クリアランスが保たれるようにしたもので
あって、以下本考案を添付図に示すダウン・アンド・ア
ップカット方式の液圧式シャープレスの実施例により詳
細に説明する。
第１図は本考案を包含するシャープレスの正面図であっ
て、断面により示される厚肉の被切断鋼材Ｓは前後のロ
ーラテーブル（図示せず）により紙面直角方向に移送さ
れシャープレスの機枠内を通過する。
て、断面により示される厚肉の被切断鋼材Ｓは前後のロ
ーラテーブル（図示せず）により紙面直角方向に移送さ
れシャープレスの機枠内を通過する。
機枠は鋼材両側に配置したスライド引出開口を有するサ
イドフレーム１に上部フレーム２および下部主シリンダ
フレーム３を結合した強剛な枠体に形成する。
イドフレーム１に上部フレーム２および下部主シリンダ
フレーム３を結合した強剛な枠体に形成する。
機枠内には上刃４を取付けた上刃スライド５と下刃６を
取付けた下刃スライド７とが鋼片通路の上下に配置され
サイドフレームのガイド面８に沿って上下動可能に設け
られる。
取付けた下刃スライド７とが鋼片通路の上下に配置され
サイドフレームのガイド面８に沿って上下動可能に設け
られる。
下部フレーム３には上向きの液圧式主シリンダ９が形成
されその主ラム１０に連接するブツシュロッド１１上に
下部クロスヘッド１２を載架し、その上に前記の下刃ス
ライド７がエヤーシリンダ式クランプ（図示せず）によ
り結合され、液圧により押上げられてその下刃６が上刃
４との間に鋼材の強力な剪断を逐行する、押上げられた
以上の下部構造はサイドシリンダ１４により引下げられ
る。
されその主ラム１０に連接するブツシュロッド１１上に
下部クロスヘッド１２を載架し、その上に前記の下刃ス
ライド７がエヤーシリンダ式クランプ（図示せず）によ
り結合され、液圧により押上げられてその下刃６が上刃
４との間に鋼材の強力な剪断を逐行する、押上げられた
以上の下部構造はサイドシリンダ１４により引下げられ
る。
鋼材Ｓに対し上刃４を約２０ｍｍの間隔の上位まで圧下
させるため、上刃スライド５は上部フレーム２上に設け
たエヤ一式バランスシリンダ１５に懸吊され圧力空気に
よりその重量と釣合せて軽く吊上げると共に、上部フレ
ームに設けた縦軸線の圧下ネジ用ナツト１６に圧下ネジ
１７を螺合してその下端を上刃スライド５の上面に当て
上部の軸受箱１８内において圧下ネジに取付けたウオー
ムホイール１９に正逆転モータ駆動のウオーム２０を噛
合わせる。
させるため、上刃スライド５は上部フレーム２上に設け
たエヤ一式バランスシリンダ１５に懸吊され圧力空気に
よりその重量と釣合せて軽く吊上げると共に、上部フレ
ームに設けた縦軸線の圧下ネジ用ナツト１６に圧下ネジ
１７を螺合してその下端を上刃スライド５の上面に当て
上部の軸受箱１８内において圧下ネジに取付けたウオー
ムホイール１９に正逆転モータ駆動のウオーム２０を噛
合わせる。
２１はアップカット剪断時に鋼片上面を押えるクランプ
シリンダを示す。
シリンダを示す。
特に本考案では上刃スライド５の下部面に突起部２２を
設は下端突角に下刃スライドストッパ２３を設け、また
下刃スライド７の上部面に突起部２４を設は上端突角に
上刃スライドストッパー２５を設け、圧下された上刃４
に液圧により上昇する下刃６が前後に重なって鋼材の剪
断作動に入る時の直前にこれらの突起物が係合し、すな
わち突起部２２とストッパ２５および突起部２４とスト
ッパー２３とがとれぞれ先行前後型なりの保合関係に入
り、これにより両刃４，６を前後に引離す方向の力Ｐが
作用し両刃間に適当なりリアランスα１が剪断時には保
たれるようにする。
設は下端突角に下刃スライドストッパ２３を設け、また
下刃スライド７の上部面に突起部２４を設は上端突角に
上刃スライドストッパー２５を設け、圧下された上刃４
に液圧により上昇する下刃６が前後に重なって鋼材の剪
断作動に入る時の直前にこれらの突起物が係合し、すな
わち突起部２２とストッパ２５および突起部２４とスト
ッパー２３とがとれぞれ先行前後型なりの保合関係に入
り、これにより両刃４，６を前後に引離す方向の力Ｐが
作用し両刃間に適当なりリアランスα１が剪断時には保
たれるようにする。
第３図は両刃の剪断直前位置の寸度関係を示し両刃スラ
イドとガイド面との隙間は長期使用の後は図示の隙間α
６が隙間α４より大きくなる。
イドとガイド面との隙間は長期使用の後は図示の隙間α
６が隙間α４より大きくなる。
この位置での両刃間の上下間隔α２は鋼材Ｓの厚さに相
当しこれより僅かに大きく、この状態で前記の突起部と
ストッパーとは既に距離α３だけ前後に重なっている。
当しこれより僅かに大きく、この状態で前記の突起部と
ストッパーとは既に距離α３だけ前後に重なっている。
剪断完了後の衝突停止のため各突起と対応ストッパーと
の間にこの位置で間隔α２すなわち鋼材厚さと余裕間隔
との和に等しい間隔α７があるようにする。
の間にこの位置で間隔α２すなわち鋼材厚さと余裕間隔
との和に等しい間隔α７があるようにする。
突起部、ストッパ間の隙間は０である。以上のようにす
ることによりガイド面が摩耗した状態であっても剪断作
動時には自動的に両刃間に適当なりリヤランスが保たれ
る。
ることによりガイド面が摩耗した状態であっても剪断作
動時には自動的に両刃間に適当なりリヤランスが保たれ
る。
従って考案によればシャープレスの所要剪断力が過大に
なったり剪断刃が損傷したりすることから保全される等
の効果が得られる。
なったり剪断刃が損傷したりすることから保全される等
の効果が得られる。
第１図は本考案実施例の１例であるシャープレスの縦断
正面図、第２図はその上下刃スライド部分の縦断側面図
、第３図は両刃の剪断直前位置の寸度関係を示す縦断部
分図、また第４図は第２図Ｘ−Ｘ線平面図である。
正面図、第２図はその上下刃スライド部分の縦断側面図
、第３図は両刃の剪断直前位置の寸度関係を示す縦断部
分図、また第４図は第２図Ｘ−Ｘ線平面図である。
Claims (1)
- 上刃スライド５の下面部に突起部２２を設は下刃スライ
ド７の上端突角に上刃スライドストッパー２５を設けて
剪断作動時に入る直前に両者２２゜２５が前後重なりの
係合干渉関係に入り、また上刃４と下刃６との剪断部に
関し前記突起部２２およびストッパー２５と点対称関係
の位置に下刃スライド７の上面部に突起部２４を設は上
刃スライドの下端突角に下刃スライドストッパー２３を
設けて剪断作動時に入る直前に両者２４ 、２３が前後
重なりの保合干渉関係に入り、かくして上刃スライド５
および下刃スライド７におけるそれぞれの摩耗による前
後方間の隙間α６とα４との差量を補償して上刃４と下
刃６との間に前後方向の最適のクリアランスα１を常時
保つようにしたことを特徴とするシャープレス刃物保護
機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979085373U JPS5817695Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | シヤ−プレス刃物保護機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1979085373U JPS5817695Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | シヤ−プレス刃物保護機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS562323U JPS562323U (ja) | 1981-01-10 |
| JPS5817695Y2 true JPS5817695Y2 (ja) | 1983-04-11 |
Family
ID=29318568
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1979085373U Expired JPS5817695Y2 (ja) | 1979-06-20 | 1979-06-20 | シヤ−プレス刃物保護機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5817695Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61177152U (ja) * | 1985-04-24 | 1986-11-05 | ||
| JPH0622886Y2 (ja) * | 1989-04-28 | 1994-06-15 | 株式会社イナックス | 多連洗面ユニット用の照明器具 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491498U (ja) * | 1972-04-11 | 1974-01-08 |
-
1979
- 1979-06-20 JP JP1979085373U patent/JPS5817695Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS491498U (ja) * | 1972-04-11 | 1974-01-08 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS562323U (ja) | 1981-01-10 |
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