JPS58169736A - 回路遮断器 - Google Patents

回路遮断器

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JPS58169736A
JPS58169736A JP5091882A JP5091882A JPS58169736A JP S58169736 A JPS58169736 A JP S58169736A JP 5091882 A JP5091882 A JP 5091882A JP 5091882 A JP5091882 A JP 5091882A JP S58169736 A JPS58169736 A JP S58169736A
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中野 邦光
忠沢 孝明
勝 大室
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は短絡時ないしは電格以上の過大電流が流れ続け
たとき回路な速断できる回路遮断器に係り、尚詳細には
限流効果を大巾に向上し、特に半導体の如き短絡電流に
対し弱体な素子を含む回路を確実に保護し得る回路遮断
器に関する。
この種の回路遮断器においては、例えば米国特許第3,
329.913号、日本特公昭41−18258に開示
されるように、固定接点を有した固定接触子と、前記固
定接点に接触可能な可動接点を有した可動接触子と、通
常可動接触子を固定接触子から離間するように作動し、
且可動接触子を固定接触子から強制的に離間させるトリ
ップ機構を含んだ手動開閉機構と、短絡電流ないしは過
大電流に応答して作動し、前記トリップ機構と連係する
接極子を吸着する電磁石装置と、固定接点と可動接点と
の開閉位置近傍に配設される消弧装置とを備えてなる。
しかし【通常は手動開閉機構を介し固定接触子に対して
可動接触子を開離することにより接点の開閉を行ない、
一方短絡時ないしは定格以上の過大電流が流れ続けると
きは電磁石装置が作動し、接極子を吸着してトリップ機
構を介し、固定接触子に対して可動接触子を開離するこ
とにより接点を開閉する。この接点開成時に生じたアー
クは消弧装置に向って移行され、ここで、分割され、冷
却され、消弧される。
しかしながら周仰の回路遮断器においては短絡電流によ
り電磁石装置が作動し接極子が吸着されてから、トリッ
プ機構を介して固定接触子に対し可動接触子が開離され
完全に消弧されるまでの時間が相対的に長かった。従っ
て遮断を実現する回路に耐電圧性の低い素子□、例えば
半導体素子が含まれている場合、短絡時に加わる高電圧
によって半導体素子等が破壊される問題があった。よっ
てこの種の回路遮断器では特に電磁石装置が短絡電流に
応答して作動するとき、固定接触子から可動接触子を急
峻に開離し消弧して、限流効果を大巾に向上せしめ、耐
電圧性の低い素子を含む回路に対しても円滑に適用可能
になすことが望まれていた。
しかして本発明の主たる目的は4に短絡時に、所定の定
格値以上の電流を検出する保護センサが作動してから固
定接触子に対し可動接触子が開離され消弧されるまでの
時間を大巾に短縮し、限流効果を大巾に向上する回路速
断器を提供するにある。
本発明の他の目的は短絡時に遮断を実現する回路に加わ
る短絡電圧の印加を最少限にし、当骸回路に耐電圧性の
低い素子が含まれていてもこれを充分に保護できる回路
遮断器を提供するにある。
本発明の別の目的は例えば短絡電流に応動してトリップ
機構を介し固定接触子から可動接触子を開離させるとき
、当該トリップ機構の動作を積極的に付勢して、保護セ
ンサの作動から固定接触子と可動接触子との開離までの
時間を大巾に短縮する回路遮断器を提供するにある。
本発明の他の目的と利点は図面に示した実施例に沿う以
下の詳細な説明から明らかになろう。
しかしながら本発明はこれらの実施例のみに限定される
ものではなく添付の特許請求の範囲に含まれる設計変更
を包有することは理解されよう。
図面を参照するに、保護センサに短絡電流に即動する機
能と所定の定格値以上の電流に時砥作用をもって応動す
る機能とを併有させるため、シリンダの中央部に配設さ
れた磁気ヘッドを挾んで一組のプランジャが具備される
。これを更に詳述するに、保護センサーには断面が実質
的にφ形の磁性体ヨーク(11並びに長手のシリンダ(
2)とが包鳴されている。前記シリンダ(2)は上端部
が開口した非磁性体、好ましくは真鋳でなる下部シリン
ダ体(ロ)と、両端部が開口した非磁性体、好ましくは
プラスチックでなり、下部シリンダ体より僅かに大径の
上部シリンダ体Q4とが具備され、前記下部シリンダ体
・1上端部の開口並びに上部シリンダ体(ロ)の開(5
) 口には両シリンダ体(2)、 04を相連結するように
磁気ヘッド晒が嵌着されている。また前記下部シリンダ
体(至)内には粘性流体、好ましくはシリコンオイルが
新入されると共に、磁性体のオイルプランジャー並びに
通常前記オイルプランジャーを下部シリンダ体(至)の
下端内面に向って弾圧するコイルスプリング初が収容さ
れ、且前記ヨーク(ロ)の下辺部(至)中央を貫通し一
部が下向きに突出せしめられ −て前記下辺部(至)に
対し固定されている。更に上部シリンダ体04には磁性
体の作動プランジャ(2)が内装され、繭記作動プラン
ジャ四にはヘッド部(ホ)が固設されたロンド部3υが
一体に設けられており、前記ロッド部Qυは上部シリン
ダ体α尋の0細の上端部から外方に延出可能に設けられ
ている。且前記−F部シリンダ体Cl40目測の上端部
はヨークαυの上辺部−の口唇部器を有する円穴に嵌合
され、固定されている。
また前記シリンダ@の周囲には実質的にその長手方向全
体に亘って検出コイル34が巻装されており、前記検出
コイルQ4の引出端(ハ)、器は一方がヨ(6) −ク01)の−側辺部−から実質的に水平に貫通し突出
せしめられて充分な可撓性をもつリードII@に接続さ
れ、他方がヨークaυの開放した側面から導出されて下
向きに折曲されると共に1本線断器の端子金具翰に固着
され【いる、更に前記作動プランジャ四には通常上向に
変位するように彼達するコイルスプリングのバネ力が加
えられ、通常時に作動プランジャQlの上面が上部シリ
ンダ体α尋の上端内面に当接されるように設けられてい
る。
上記ヨーク(ロ)の側辺部器の上端部にはトリップ機構
を含む手動開閉機構を支承するフレームc3υが一体に
且実質的に上辺部局の延長方向に延びるように設けられ
ている。フレームGυには垂直且互いに平行に延びる短
フレーム部(2)と長フレーム部間が具備されている。
前記短フレーム部C3aKは鰻先端の耳部(ロ)、稜縁
近傍の上角隅部に夫々軸穴(至)。
(至)が穿設され、且前記軸穴(至)より下位の稜縁近
傍に軸穴C1?)が穿設されている。一方″長フレーム
部(至)には短フレーム部(至)の耳部@4に相応する
位置に設けられた膨大部(至)に軸穴署が、且41緻近
傍の、短フレーム部(至)の軸穴(至)、G7)に対応
する位置に夫々軸穴(ト)、(4υが穿設されている。
また長フレー五部關には逆り字状の摺動窓03が、−辺
部に弧状縁(ハ)を持たせて形成され、月光端部は実質
的に直角に折曲されている。更に折曲M(44の上縁に
は係止部ttiが設けられると共に、下縁には水平方向
に小デイスク状のアーク走行耳部(へ)が延設されてい
る。
手動開閉機構のハンドルQηの円筒状の下部−には中心
部に軸穴(ハ)が穿設されると共に、周面の一部に透孔
間を鳴した膨大部6υが穿設されている。
AiJ 6dハンドル(4ηは短、長フレームSC+a
、(至)の軸穴(至)、檜に保持され6963を軸穴−
特に挿通することによりフレーム30に回動可能に支承
される。またP111記膨大部6υの透孔−にはU字状
のリンクピン關の一方の脚辺部(ロ)が挿通され、前記
脚辺部(ロ)の自由端は長フレーム部間のL字状の摺動
窓−内に遊合されていて、弧状縁(至)に沿い移動可能
に設けられている。リンクピン−の他方の脚辺S(ト)
はリンクアーム66)に対設された耳部(57) 、 
68)の軸太部υ、1に挿通され、且その自由端は摺動
窓@2に遊合されていて、その他辺部内におい【移動可
能に配設されている。
リンクアーム(至)自体は端面から見て逆U字状の基部
日を備え、前記基部−には係入窓−が形成されている。
また基部−〇前端からは一直且互いに平行に下向きに延
び、上記耳部67) 、 61Gが上向きに突設された
アーム部(へ)、at19が一体に延設されており、前
記アーム部(へ)、−の先端部には夫々軸穴671゜t
aが穿設されている。更に一方のアーム部の下縁からは
L字状に折曲され且−直方向に対し僅かに上向きに傾斜
した蹴り舌部6sが延設され、呈上縁からはL字状に折
曲され実質的に水平に延びる停止耳部συが延設されて
いる。前記両アーム部−2−先端の軸穴−、I19には
支軸6υが保持され、前記支軸συは検出コイル(至)
の一端とリード線(至)を介して接続された山形の可動
接触子σりの軸穴(73に挿通せしめられて、これによ
りリンクアーム(至)に灼し可動接触子ffaが枢支さ
れる。前記可動接触子Oの軸穴σJの上位には係止穴σ
尋を有する膨大部σりが上向きに突設されており、月光
端部下縁には好ましく9) くは高導電性の接点材料でなる可動接点ffeが固設さ
れている。
前記可動接触子ff2の可動接点σeは可動接触子ff
3の下位に配設される固定接触子ffηに付設された、
好ましくは高導電材の固定接点CFIと接触可能に配設
される。固定接触子(2)自体は前記固定接点fflが
固設されたU字状部(至)の−脚部から下向きに傾斜し
且前記フレーム01)のアーク走行耳部に)K対峙する
ように延びるアーク走行部−が延設され%U字状部四の
他脚部からL字状に折曲され且端子金具1811と一体
にされた連接部輸が延設されている。
本発明の一特徴によればトリップ機構の動作を積極的に
付勢して、可動接触子の開成動作を高速化する構成がと
られる。更にこのトリップ機構を詳述するにフレームG
1)の軸穴(至)、顛に保持される支軸(ハ)にはトリ
ップ機構の連動アーム(2)が枢支される。前記連動ア
ームは保饅センサJOのヘッド部Qυを係入する切欠(
ハ)を有した基部−を備え、且前記基部(至)の前端か
ら画直且互いに平行に一対のアーム部n、tmが延設さ
れ、前記各アーム部局、(ハ)(10) に穿設された軸穴■、−に支軸−が挿通されて、前述の
如くフレームr31)に連動アーム−が枢支される。ま
た一方のアー五郁■にはL字状に折曲して下向きに延び
、且連動アーム−の回動時にリンクアーム−の蹴り舌部
6優を打撃可能な蹴り足部19Dが突設されている。ま
た前記支軸&IKは前記連動アーム■と一体に動作する
側面から見”Cs L字状のラッチ金具翰が軸穴m、6
4)を介して接点の開成時K 13ンクアームから離れ
る方向に回動可能に枢支され、前記ラッチ金具翰の一辺
部は連動アーム(ロ)の基部−下面に当接可能なアーム
S(至)として設けられ、他辺部は下向きに延び、リン
クアーム(ト)の係入窓−にに突入してその縁部に係止
する引掛部−を有した足S−として設けられている。
一方上述のハンドル(4力の支軸6つにはコイルスプリ
ング(101珀t * *され【おり、前記コイルスプ
リング(1(n)はハンドル補の下部−の半環状のガイ
ド(47a)に案内されつ〜、その=端は摺動窓i43
の角隅部縁に係止され、他端はU字状のリンクピンQの
脚辺S(ロ)に係止されていて、ハンドル−ηに対し常
に接点の開成動作方向、即ち第2図の時計方向の回動力
を与えている。またフレームGυの長フレームSaの光
漏の係止部讃には復帰スプリング(xnz)の他端は可
動接触子63の係止穴σ◆に係入されていて、可動接触
子ff3に対し常に固定接触子−から開離する方向の力
を与えている。更に連動アーム(財)の支軸(ハ)には
連動アームスプリング(103)並びにラッチスプリン
グ(104)が巻装されており、前記連動アームスプリ
ング(103)の一端は連動アーム(財)の基s18+
染の下面に、他端はフレームGυの軸穴@、同に保持さ
れた係止軸(105)に係止されていて連動アーム(財
)を常に第2図の反時計方向、即ち作動プランジャ09
を引き上げる方向に作用している。また前記ラッチスプ
リング(104)の一端は前記係止軸(105)に、他
端はフレーム6υの適所、例えば長フレーム部(至)の
丸穴(106)の縁に係止されていて、ラッチ金具19
4)な常に第2図の反時計方向、即ちリンクアーム(ト
)と係止し得るように横能する。
ント1 フレームいυのアーク走行耳部に)と固定接触子−のア
ーク走行S−間には消弧装置(110)が配設されてい
る。消弧装置(110)は可動接触子Cl2)の先端が
通過可能な凹所(111)を備え、相互に小間隙を置い
て離間した多数のデアイオングリッド(112)を具備
する。また前記デア1オングリツド(112)群は一側
板(113) 、 (114) K保持されると共にそ
の端縁には前記側板(113) 、 (114)と固着
された端板(115)が配設されている。前記端板(1
15)にはアークガスの流出窓(116)が形成され、
前記流出窓(116)の中央にはデアイオングリッド(
li2)の凹所(111)に対応する個所に直放出抑止
黴部(l17)が設けられている。
上述の全構成部材を収容するケージング(120)は、
2分割されたゲージング半休(121)、(122)を
抱合したとき、消弧装置(110)を配設する側の一端
面に矩形の長大(123)を形成するように切欠が設け
られているIIs記長穴(123)は消弧装置(110
)の直放出抑止板(111)の背部に位置している。ま
た前記ケージング(120)にはノ・ンドルonを突出
させると共に所定の回転角内に七〇回動を規制し得るよ
うに設けられたノーンドル穴(124)が上IfI]m
に(13) 区−されると共に1前記ノ・ンドル穴(124)の直下
は前記ハンドルCηの下部−を回動可能に着座させるよ
うに設けられている。またゲージング(120)内部に
はリンクアーム−の停止耳部σOと当接し、リンクアー
ム(至)の回動範囲を規制する突部(125)が膨設さ
れ、且可動接触子ffaのU字状部翰が抱合され得る角
柱Is (126)が突設されている。更にゲージング
(120)内には保鰻センサー並びに消弧装置71(1
10)を夫々確実に着座させ得るように台座部(la7
)、(12B)が膨設されている。
更に本発明の詳細な説明する。いま第2図、第4図又は
第14図の位置、即ち手動開閉機構のノ・ンドル(4η
が図において時計方向に回動されているときは、リンク
ピン關の一方の脚辺部(が摺動窓(6)の弧状縁C3に
沿ってその上端部に位置すると共に、他方の脚辺部岐が
摺動窓(6)の他辺部の上部に位置していて、復帰スプ
リング(102)のバネカモ加わり、リンクアーム61
19韮びに可動接触子@が上動される。従って可動接触
子σりの可動接点σeが固定接触子(inの固定接点σ
均から開離される。即ち接点(14) 開成状態にある。この場合リンクアーム(ト)の必要以
上の上動はケーシングの突部(125) Kよって規制
される。一方、第2図、第4図又は第1番図の位置から
第5図又は第16図の位置、即ちハンドル偵ηを、ハン
ドルの支軸63に巻装したコイルスプリング(101)
並びに復帰スプリング(102)のバネ力に抗して回動
せしめれば、ハンドル下部(財)の膨大部6υの透孔■
に挿通されたリンクピン曽の一方の脚辺部(ロ)の位置
が、ハンドルの支軸62とリンクピン−の他方の脚辺部
(至)を結ぶ線を越えたとき、コイルスプリング(10
1)並びに復帰スプリング(102)のバネ力に打ち勝
ってハンドル+471が反時口1方向の回動位置に停止
され、保持される。これにより、リンクピンQの一方の
脚辺部(ロ)が摺動窓haの弧状縁の下部に、他方の脚
辺部−が摺動窓(6)の他辺部の下部に達する、即ちリ
ンクピン−が実質的に垂直に近い状態となり、且リンク
アーム(ト)の係入窓−縁にラッチ金具鏝の引□掛部(
至)が係止しているから、リンクアーム(ト)並びに支
軸συを介して前dピリンファーム団に連結された可動
接触子σ邊は共に下動しつ〜前傾し、可動接点σeが固
定接点q8に接触する。即ち接点閉成状態にある。この
場合電路は熾子金具@、検出コイル(至)、リード線弼
、可動接触子σり、可動接点σe1固定固定接点面定接
触子ση、端子金具侶υにより形成される。
また第5図、第15図の接点閉成時に、過大電流、例え
ば定格電流の1.15倍の電流が流れ続けると、先ず第
10図の如く保護センサσOにおいて検出コイルc!4
)を介して磁気ヘッド(至)が励磁され、第1ルプラン
ジヤ(資)がコイルスプリング功および下部シリンダ体
01に封入された第1ルの粘性に抗しつ〜相対的に緩徐
に磁気ヘッド(ト)に吸着される。
これにより時延作用が持たせられ起動電流の如き相対的
に短時間流れる過大電流を検出してもこれには応動しな
い、磁気ヘッド(ハ)にオイルプランジャ(資)が吸着
されると、ヨーク0υを介する磁気回路のパーミアンス
が増大して、連動アームスプリング(103)により連
動ア゛−ム(財)を介して常時上動位置に置かれた作動
プランジャQ9が第11図のように磁気ヘッド(至)に
吸着される。これに伴い連動アーム(2)、支軸(ハ)
を中心に回動し、且ラッチ金具(イ)も支軸(ハ)を中
心にリンクアーム(至)から離れる方向に回動して、ラ
ッチ金具−の引掛部−がリンクアーム輸の係止窓−縁か
ら外れ、且第16図に示す如く連動アーム(2)の蹴り
足部610が、ラッチ金具(ト)に加わるバネ力を全く
受けることなく、りンクアームーの蹴り舌部I優を打撃
する。従ってこの打撃によりリンクアーム(ト)にいわ
ば起動力が強固に与えられると共に、リンクアーム(ト
)の回動力が急速に高められ、且リンクアーム(ト)K
連結された可動接触子@に係止せしめた復帰スプリング
(102)の引張力が和装つ【、第1’F図に示すよう
に固定接触子−に対し可動接触子σ2が急速に開離され
る。
このとき接点開成時に生ずるアークは固定接触子σ力な
いし可動接触子σ4に流れる電流によって生ずる電磁駆
動力により消弧装置(110)に向って駆動され、消弧
される。且可動接触子σりが上動したとき、可動接触子
@の先端上部はフレーム3υに極めて近接して位置し、
接点開成俵はアーク走行耳部■を有するフレーム0υ並
びに7レーム61)と一体の(17) ヨークαηを介して電路が形成され得ることKなる。
また消弧時に生ずるアークガスは消弧装置(XXO)の
端板(115) Ic形成された放出窓(116)から
ケーシング(120)の長大(123)を経て外部に放
出され得るが、長穴(123) Ic対しゲージング(
120)の長手方向において整合せしめて、放出g (
116) K直放出抑止板(117)を付設しであるか
ら、アークガスは外部に直接放出されることなく直放出
抑止板(117)を迂回することになる。
史に第5図、第15図の接点開成時に、短絡電流、例え
ば定格電流の2,3倍の電流が流れたととは検出コイル
(2滲による励磁力が極めて大であるから、第12図に
示す如く作動プランジャQ9のみが11ちに磁気ヘッド
rJBlc向って吸着され始める。
このとき連動アーム(2)並びにラッチ金具(イ)は支
軸帖を中心に回動し、ラッチ金具−の引掛部(ホ)がリ
ンクアーム(ト)の係止窓−縁から外れると共に、第1
6 図に沿って上述したよ5に連動アーム(財)の蹴り
111)がリンクアーム(財)の蹴り舌部−を打撃する
。従って上述と同様この打撃によりリンファー(18) ム(ト)に、いわば強固な始動力が与えられて、第13
図に示す如く固定接触チーに対し可動接触子σ邊が急速
に開離される。他の作用は過大電流を検出した場合と同
様である。
上述の実施例による回路遮断器においてはその保護セン
サーが第18図に曲線Xで示す如く定格電流の2倍程度
までの過大電流では比較的緩徐に動作し、一方定格電流
の8倍を大巾に越えるような一流では接点開成が1.0
1秒以下で行なわれ得、更に定格電流の10倍を越える
大電流では接点開成が001秒より0.001秒に近い
時間、即ち一時に行なわれ得ることが判明している。こ
れに対し従来の保護センサにおいて時延作用を持たせる
ものでは、通常ムで示す如(定格電流の3倍程度の短絡
電流が流れても接点開成まで一部以上も要し、また例え
ば磁気特性等を改善して高速化を図った時延作用を持つ
従来の保護センサでも、定格電流の3倍を越える短絡電
流で、・接点開成まで一部近(を要している。従って速
断を実現する回路に半導体素子等の耐電圧性の低い素子
が含まれている場合適用できなかった。−刃部動性のみ
に重点を智いた従来の保護センサでは時延作用を持たな
いため定格tfiの1,25倍以下の電流が0,1秒S
度流れても動作してしまい、例えば起動電力でも応動す
る危惧があって汎用性に乏しい一ヒ、定格電流の10倍
を純える電流でも動作時間に001秒程度を要し、依然
として即動性の点でも劣っていた。
加えて上述の実施例による回路速断器では保護センサの
作動時にリンクアームな打撃することにより応動性を大
巾に向上し、延いてはアーク電圧のピーク値を極めて速
い時間にもたらしめるかも、限流効果を大巾に向上する
。従って第19図に示す曲1saの如く消弧装置を備え
ないときの消弧時間が実質的に10秒であり、且消弧装
置を備えたときの消弧時間が曲線すに示すように実質的
に6秒程度の従来の回路遮断器と同程度の通常の清断鼎
に本発明に適用した場合、消弧が実質的に4秒程度で実
現され得ることが判明している。
ト述のように構成された本発明の回路遮断器によれば、
保護センサが時延効果を持つ′と共に、充分な即動機能
を持ち、且固定接触子に対する可動接触子の開離動作時
間を顕著に短縮し得るから、多攬多様の回路に対し適用
でき、且総じて高度の限流効果を実現できるから、耐電
圧性の低い素子を含む回路にも採用でき、極めて高い汎
用性を持たせることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による回路遮断器の平面図、第一2図は
第1図の回路速断器の二分割体でなるケーシングの半休
を取り除いて示す側面図、第3図は同上の回路遮断器の
ケーシングを除いた構成部材を分解して示す斜視図、第
4図は第1図のu−■に沿って切断した断面図、第5図
は接点閉成時の第4図の主要部材のみを示す断面図、第
6図は第2図のVl−Vl線に沿って切断した断面図、
第7図は第2図の■−■鐘に沿って切断した断面図、第
8図は第5図の■−■線に沿って切断した断面図、第9
図は同上の回路遮断器の端面図、第10図は過大電流が
同上の回路遮断器の検出コイルに流れた当初の第5図と
一様の断面図、@11図は過大(21) w流により同上の回路遮断器の保護センサが完全に作動
した状態の、第5図と同様の断面図、第12図は短絡電
流が同上の回路遮断器の検出コイルに流れたときの、保
護センサ並びに手動開閉機構の動作の一過程を示す第5
図と同様の断面図、第13図は短絡電流により同上の回
路遮断器の保護センサが梵全に作動した状態の、第5図
と同様の断面図、第14図は同上の回路遮断器の主要部
材を簡略に示す第2図と同状態の線図、第15図は第5
図と同状態の、第14図と同様の線図、第16図は過大
電流が同上の回路遮断器の検出コイルに流れたときの動
作の一過程を示す第14図と同様の線図、第17図は第
11図と同状態の、第14図と同様の線図、第18図は
同上の回路連断器における保護センサへの通電電流と動
作時間の関係を従来品と比較して示す図、第19図は同
上の回路遮断器の消弧特性を示す図である。 lO・・・保護センサ、11・・・ヨーク、12・・・
シリンダ、13・・・下部シリンダ体、14・・修Iシ
リ/ダ体、15・・・磁気ヘッド、16・・・オイルプ
ランジャ、17・・・コイル(22) スプリング、18・・・下辺部、19・・・作動プラン
ジャ、20・・・ヘッド部、21・・・ロッド部、22
・・・上辺部、23・・・口唇部、24・・・検出コイ
ル、  25.26・・・引出端、27・・・側辺部、
28・・・リード線、29・・・端子金具、31・・・
フレーム、32・・・短フレーム部、33・・・長フレ
ーム部、34・・・耳部、3f5,36.37・・・軸
穴、38・・・膨大部、39,40.41・・・軸穴、
42・・・摺動窓、43・・・弧状縁、44・・・折曲
部、46・・・係止部、46・・・アーク走行耳部、4
7・・・ハンドル。 48・・・下部、49・・・軸穴、50・・・透孔、5
1・・・膨大部、52・・・支軸、53・・・リンクピ
ン、  54.S5・・・脚辺部、56・・・リンクア
ーム、5フ、58・・・耳部、  61.62・・・軸
穴、63・・・基部、64・・・係入窓、  65.6
6・・・アーム部、  67.68・・・軸穴、69・
・・蹴り舌部、TO・・・停止耳部、71・・・支軸、
72・・・可動接触子、フ3・・・軸穴、74・・・係
止穴、75・・・膨大部、フロ・・・可動接点、ママ・
・・固定接触子、78・・・し1定接点、79・・・U
字状部、SO・・・アーク走行板、81・・・端子金具
、82・・・連接部、83・・・支軸%84・・・連動
アーム、85・・・切欠、86・・・基部、8フ、88
・・ンアーム部、8Q、90軸穴、91・・・蹴り足部
、92・・・ラッチ金具、  93.94・・・軸穴、
95・・・アーム部、96・・・引掛部、97・・・足
部、101・・・コイルスプリング、102・・・復帰
スプリング、103・・・連動アームスプリング、10
4・・・ラッチスプリング、105・・・係止軸、  
106・・・丸穴、110・・・消弧装置%  111
・・・凹所、112・・・デアイオングリッド、113
.114・・・側板、115・・・端板、116・・・
流出窓、11フ・・・直放出抑止板、120・・・ケー
シング、121,122・・・ケーシング体、123・
・・長穴、124・・・ハンドル穴、125・・・突部
、126・・・角柱部、127,128・・・台座部特
許出願人 第1図 !−1」   ■− 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ケーシングと、前記ケーシングから一部突出し前記ケー
    シングに回動可能に保持されたハンドル、前記ハンドル
    に連係するリンク部材並びに前記リンク部材に係脱可能
    なトリップ機構を包有し、前記ハンドルを介して操作可
    能な手動開閉機構と。 前記手動開閉機構により揺動可能な可動接点を有した可
    動接触子と、可動接触子の可動接点が離接される固定接
    点を有した固定接触子と、可動接触子を固定接触子から
    離間するバネと、前記固定接点と可動接点との接触点近
    傍に配設された消弧装置と、過電流を検出する検出コイ
    ルを介して駆動され、前記トリップ機構をリンク部材か
    ら切り離す方向に移動せしめる保護センナとを備え、手
    動開閉機構のリンク部材は可動接触子に連結されるリン
    クアームを具備し、トリップ機構は保護センサと連係可
    能に設けられると共に前記リンクアームを押進可能な延
    長部を有した連動アーム並びに前記リンクアームに係脱
    可能なラッチ部材を具備し、且前記ラッチ部材は接点の
    開成時にリンクアームから離間する方向に回動可能に設
    けられてなることを特徴とする回路遮断器。
JP5091882A 1982-03-31 1982-03-31 回路遮断器 Granted JPS58169736A (ja)

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JPH0336263B2 JPH0336263B2 (ja) 1991-05-30

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53109181A (en) * 1976-12-30 1978-09-22 Texas Instruments Inc Breaker
JPS5727528A (en) * 1980-06-11 1982-02-13 Bbc Brown Boveri & Cie Automatic breaker

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53109181A (en) * 1976-12-30 1978-09-22 Texas Instruments Inc Breaker
JPS5727528A (en) * 1980-06-11 1982-02-13 Bbc Brown Boveri & Cie Automatic breaker

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