JPS58167459A - セメント板の製造方法 - Google Patents

セメント板の製造方法

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JPS58167459A
JPS58167459A JP4564582A JP4564582A JPS58167459A JP S58167459 A JPS58167459 A JP S58167459A JP 4564582 A JP4564582 A JP 4564582A JP 4564582 A JP4564582 A JP 4564582A JP S58167459 A JPS58167459 A JP S58167459A
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JP
Japan
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cement
alumina
added
aluminum hydroxide
fibers
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JP4564582A
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JPH0216261B2 (ja
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羽藤 美徳
満 元永
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Taiheiyo Cement Corp
Original Assignee
Nihon Cement Co Ltd
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Publication date
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  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 セメント板の製造方法に関する。
セメント板、たとえば石綿スレート板はセメントにアス
ベスト等の繊維類を加え、この配合物に5〜10倍量程
度の水を加えてスラリーとし、このスラリーを抄造して
製造される。石綿スレート板は汎用の建築材料として使
用されているが、長さ変化率が大きいことが欠点とされ
ている。すなわち長さ変化率が大きいことから施工後、
板が曲ったりあるいは板の突きつけ部分に隙間が生じた
シして性能ならびに養親を損つていた。このため長さ変
化率の小さいケイ酸カルシウム板等が開発されているが
,このものの製造にはオートクレープ養生を必要とする
など特殊な製法ならびに製造工程を要するため製品のコ
ストアップにつながり汎用性に欠ける欠点があった。従
って簡便な方法で安価に長さ変化率の小さいセメント板
を製造することが望まれてきた。
本発明はセメントにアスベスト等を配合してなる石綿ス
レート等のセメント板を製造するに際し、セメントに水
酸化アルミニウムおよび/またはアルミナ化合物の中か
ら選ばれた1種またはそれ以上を添加する製造方法に関
し、これKよって長さ変化率を大幅に低減し得る知見を
得たものである。しかもオートクレープ養生などの煩雑
な工程を必要とセず従来使用されてきた抄造法によって
安価に製造できるのが特徴である。
本発明に使用されるセメントは普通、早強、超早強,高
炉、フライアッシュ等の汎用のセメントが用いられる。
アルミナ化合物としてはアルミナセメント、アルミナ水
和物および含水アルミナケイ酸塩が挙げられる。アルミ
ナセメントには一般のアルミナセメントおよび高アルミ
ナセメントが示される。アルミナ水和物としてはダイア
スボア、ベーマイト、ノ1イドラルジライト、キブサイ
トの鉱物があり、さらにこれらをき有するポ゛−キサイ
ド、パン土頁岩等も使用できる。また含水アルミナケイ
酸塩としてはカオリン族、モンモリロナイト族、イライ
ト族、アロフェン族、・々イロフイライト族などを含む
粘土鉱物が挙げられる。
前記水酸化アルミニウムおよび/またはアルミナ化合物
の中から選ばれた1種あるいはそれ以上を組合わせて用
いることができる。その添加量はセメントに対して内側
で水酸化アルミニウムが2〜25%、好ましくは2.5
〜20%であり、アルミナ化合物は5〜40チ、好まし
くは10〜60チである。添加量がF限未満では長さ変
化・を低減の効果がなく、また上限を超えても長さ変化
率の低減効果は頭1’Jちとなり、逆に強度が大幅に低
ト°するので好ましくない。
ljt來繊維としてはアスベスト、耐アルカリ繊維等の
冊機質繊維やパルプ、ナイロン、ポリプロピレン等の汎
用の有機質繊維が用いられる。
こり、ら繊維類の添加量はセメントに対して内側で3〜
30L一般には10〜20%の範囲で用いられる。
さらに充填材として長さ変化率の低減効果の助長、増量
、補強、作業性等の目的から石灰石、ケイ右、タルク、
スラリ、フライアッシュ等の粉末を前記セメント、水酸
化アルミニウムおよび/またはアルミナ化合物、繊維類
からなる配合物に添加することができる。
水酸化アルミニウム、およびアルミナ化合物の粉末度は
プレーン値で2000〜7000 crt?/f/程度
か好ましい。200 (1+++2/fより粗すぎると
セメノドとの反応性が轢く、またスラリーとしたときに
分離を起す。また7 C100tm2/9よシ細かすぎ
ると抄造の際にメツシュを介しての固冴分嫡Vこ長時間
を要し生産性を低ドするのみでなく、11\分を多く含
んだ性状の悪い製品になりやすい。
上記の添加材のうちアルミナ化合物としてアルミナセメ
ントを添加する場合にはオキソカルボン酸およびその塩
類、たん自負あるいはそI)変性物およびその塩類等汎
用の遅鴫剤を適白°υ1;える。その他のアルミナ化合
物を使用した場合は遅延剤を用いる必要はない。
本発明において使用する水は配合物にχ=t t、 5
〜10倍量を用いる。水を加えてスラリーとするVこは
パルパー等の撹拌機で攪拌混合する。得られたスラリー
は汎用の丸網抄造機あるいは長網抄造機で抄造し、抄造
体を必要があればロールプレスあるいは面プレスを行な
ってセメント板とし、大気圧下で:貫用の方法にしたが
って養生する。
本発明によれば水酸化アルミニウムおよび/捷たはアル
ミナ化合物を添加することにより従来のセメント板の欠
点であった長さ変化率を大幅に低減し得た。セメントに
対して非活性な石灰イ1粉末の如き充填材を添加した場
合、長さ変化率はプレーンの場合よりも若干減少する。
しかし本発明においては′プレーンに充填材を添加した
場合に比べ長さ変化率の低減効果はより大きく、単なる
増晰材としての価m以上のものがあった。
さらに本発明においては水酸化アルミニウムおよび/ま
たはアルミナ化合物を添加することQこより、カサ比重
が低減するため、比強度(曲げNl鉗/比重の2乗)は
プレーンあるいはプレーンに石灰石粉末を添加した場合
より相対的に人きぐなり強度性状が向上するという好結
果が得られた。
また水酸化アルミニウムおよび/またはアルミナ化合物
は水利時にセメントのCa(OH)2ト反応しており、
Ca(OH)2のX線回折ピークが大幅に減少する。こ
のためロックウール、ガラス繊維等、従来、セメント等
に配合し得なかった繊維等も補強効果を十分有している
ことが判明した。従って、衛生上とかく問題のあるアス
ベストを上記繊維等で大部分代替しその使用酸を5幅以
下に、減少させてもセメント板として充分な強度を有す
るものを得ることができるようになった。
次に実施例を挙・ばて本発明を説明する。
実砲例 普通ボ′ルトランドセメントに対して表−+ +rc示
す水酸化アルミニウムまたはアルミナ化合物を添加し、
繊維類を配合しく表中、各チはセメントに対する内削重
量%を示す。)、こhらの配合物に10倍量の水を加え
てスラリーとし、このスラリーを丸網抄造機にて抄造し
1Q Q i97rm2のプレス成形を行なってセメン
ト板を製造した。
得られた製品から、サンプルを採取し、かさ比重、およ
び曲げ強度試験はJ工5A5403、掩さ変化率はJI
SA5418に従ってそれぞれ行なった。Ca(OH)
2の残存碕は、X線回折(Cu−Km、2θ二18,1
°)において、普通ポルトランドセメントの場合のピー
クを基準にした比較11N(ピーク比)として示した。
得られた結果を表−2に示す。
表−1 (注) 普通セメント 日本セメント社製アサノ普通セメントボ
ーキサイト オーストラリア産   プレーン値480
0rルタカオリン北朝鮮産     ’  4600粘
  土日高量   ’  5300 水酸化アルミニウム 紬薬一級品 クエン酸ナトリウム    〃 表−2 比較例 普通ポルトランドセメントおよびそのセメントに表−3
に示す各種材料を添加配合した以外は前記実施例の手順
にしたがって、セメント板を製造した。得られた結果を
表−4に示す。
表−3 (注)石灰石粉末 日本セメント社製(舗装用)ブレー
ン値 4900 cdl/ f 表−4 以上の実施例、比較例かられかるように本発明に基づく
水酸化アルミニウムおよび/またはアルミナ化合物を添
加することにより、長さ変化率が格段に改善された。
しかも、従来ロックウール等使用不0■能であったこの
種製品に上記手段を用いたことによって十分使用できる
ことが確認された。
11 特許出願人 日本セメント株式会社 代理人弁理士伊東 彰

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セメントに水酸化アルミニウムおよび/またはアルミナ
    化合物を添加し、これらに繊維類と水を加えてスラリー
    となし、該スラリーを抄造することを特徴とするセメン
    ト板の製造方法
JP4564582A 1982-03-24 1982-03-24 セメント板の製造方法 Granted JPS58167459A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4564582A JPS58167459A (ja) 1982-03-24 1982-03-24 セメント板の製造方法

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JP4564582A JPS58167459A (ja) 1982-03-24 1982-03-24 セメント板の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58167459A true JPS58167459A (ja) 1983-10-03
JPH0216261B2 JPH0216261B2 (ja) 1990-04-16

Family

ID=12725103

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6177687A (ja) * 1984-09-22 1986-04-21 エスケ−化研株式会社 耐火性能の優れた組成物

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325619A (en) * 1976-07-31 1978-03-09 Matsushita Electric Works Ltd Continuous process for production of glasssfibreereinforced cement products

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JPS6177687A (ja) * 1984-09-22 1986-04-21 エスケ−化研株式会社 耐火性能の優れた組成物
JPH0454634B2 (ja) * 1984-09-22 1992-08-31 Esu Kee Kaken Kk

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Publication number Publication date
JPH0216261B2 (ja) 1990-04-16

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