JPS5816721Y2 - 内視鏡の保護用マウスピ−ス - Google Patents
内視鏡の保護用マウスピ−スInfo
- Publication number
- JPS5816721Y2 JPS5816721Y2 JP1978020940U JP2094078U JPS5816721Y2 JP S5816721 Y2 JPS5816721 Y2 JP S5816721Y2 JP 1978020940 U JP1978020940 U JP 1978020940U JP 2094078 U JP2094078 U JP 2094078U JP S5816721 Y2 JPS5816721 Y2 JP S5816721Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mouthpiece
- tooth contact
- endoscope
- flat
- contact surfaces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内視鏡の可撓性導管部を口から挿入する際に用
いる保護用マウスピースの改良に関する。
いる保護用マウスピースの改良に関する。
胃カメラ或いは十二指腸ファイバースコープなどの内視
鏡装置を用いて体内被検部の観察及び標本採取などを行
う場合に、患者の口から被検部に向って差し入れられる
内視鏡の可撓性導管部を保護するために、マウスピース
が用いられることは周知の通りである。
鏡装置を用いて体内被検部の観察及び標本採取などを行
う場合に、患者の口から被検部に向って差し入れられる
内視鏡の可撓性導管部を保護するために、マウスピース
が用いられることは周知の通りである。
そして、従来のこの種マウスピースとしては、合成樹脂
材等からなる筒状の成形加工品で、内視鏡の可撓性導管
部に通し、筒列壁に唇及び歯を当てるようになしたもの
が多く用いられている。
材等からなる筒状の成形加工品で、内視鏡の可撓性導管
部に通し、筒列壁に唇及び歯を当てるようになしたもの
が多く用いられている。
ところが、この筒状のマウスピースによると、筒列壁歯
当り面が円弧状のものにあっては、使用中に筒例壁歯当
り位置から歯がずり落ちて、可撓性導管部に噛み当てて
これを破損させる事故が起き易い。
当り面が円弧状のものにあっては、使用中に筒例壁歯当
り位置から歯がずり落ちて、可撓性導管部に噛み当てて
これを破損させる事故が起き易い。
これに対処して、前記筒状7ウスビースの外周縁及び中
間域に鍔状の突堤を設ける等して、歯当り位置からの歯
のずり落ちを防ぐなどの構成が採られている。
間域に鍔状の突堤を設ける等して、歯当り位置からの歯
のずり落ちを防ぐなどの構成が採られている。
一方、このような筒状構成によると、内視鏡の使用(こ
先き立ち、予め筒状マウスピースを可撓性導管部に差し
通しておかなければならないが、このマウスピース附設
の予備作業を失念する場合が多く、その結果、被検部迄
達した内視鏡先端を弓き抜き、改めて挿入作業をしなけ
ればならず、そのために患者に余分な苦痛を強いること
となると共に再度被検部探索を行わなければならない等
の不都合な事態が生じる。
先き立ち、予め筒状マウスピースを可撓性導管部に差し
通しておかなければならないが、このマウスピース附設
の予備作業を失念する場合が多く、その結果、被検部迄
達した内視鏡先端を弓き抜き、改めて挿入作業をしなけ
ればならず、そのために患者に余分な苦痛を強いること
となると共に再度被検部探索を行わなければならない等
の不都合な事態が生じる。
そこで、この筒状のマウスピースを二つ割(こ構成し、
これ等を蝶着等により一体化し、使用に際しては、体内
挿入した内視鏡可撓性導管部に後から嵌め込む構成が開
発されているが、この場合には、蝶着部の組合せ操作が
煩雑になると共に、患者の噛み込みに対する強度が弱く
、更には、蝶着部又は結合係止部等の入り込んだ構成部
の清掃が困難であることから、衛生上の懸念が生じる。
これ等を蝶着等により一体化し、使用に際しては、体内
挿入した内視鏡可撓性導管部に後から嵌め込む構成が開
発されているが、この場合には、蝶着部の組合せ操作が
煩雑になると共に、患者の噛み込みに対する強度が弱く
、更には、蝶着部又は結合係止部等の入り込んだ構成部
の清掃が困難であることから、衛生上の懸念が生じる。
そこで、本考案では後嵌めが可能にして、充分な強度を
有し、且つ、簡単な清掃でもって効果的な洗浄を行ない
得る単純な形状構造からなるマウスピースを提供するに
ある。
有し、且つ、簡単な清掃でもって効果的な洗浄を行ない
得る単純な形状構造からなるマウスピースを提供するに
ある。
以下、図示の実施例を参照して本考案マウスピースの要
旨とするところを更に詳述する。
旨とするところを更に詳述する。
第1図は本考案マウスピースの一実施例を示す断面図及
び第2図は第1図上A−A線部分で縦断して示す側面図
で、比較的硬質の合成樹脂材等からなる胴体部1は厚底
の0字体を横倒しにした形であり、内視鏡の可撓性導管
部を差し入れ得る程度の胴体内空所2と、平坦な歯当り
而3を持つ胴体列壁及び胴体の前後両端縁を上下に突起
させた鍔状の唇当て4又は脱落防止壁5とから成り、内
視鏡導管部を横入れし得る開口部6を持ち、該開口部6
を前記胴体内空所2と連通せしめた構成からなる片持ち
構造体となしである。
び第2図は第1図上A−A線部分で縦断して示す側面図
で、比較的硬質の合成樹脂材等からなる胴体部1は厚底
の0字体を横倒しにした形であり、内視鏡の可撓性導管
部を差し入れ得る程度の胴体内空所2と、平坦な歯当り
而3を持つ胴体列壁及び胴体の前後両端縁を上下に突起
させた鍔状の唇当て4又は脱落防止壁5とから成り、内
視鏡導管部を横入れし得る開口部6を持ち、該開口部6
を前記胴体内空所2と連通せしめた構成からなる片持ち
構造体となしである。
そして、前記唇当て4と脱落防止壁5とは唇当て4の鍔
高さを脱落防止壁5のそれよりも高く構威しであると共
に、前記片持ち構造における残された起立壁γは、前記
胴体内空所2を構成する該壁1の内側端Pが前記歯当り
面3の平坦部端Qより中央側にあるように、その厚みを
構成しである。
高さを脱落防止壁5のそれよりも高く構威しであると共
に、前記片持ち構造における残された起立壁γは、前記
胴体内空所2を構成する該壁1の内側端Pが前記歯当り
面3の平坦部端Qより中央側にあるように、その厚みを
構成しである。
又、前記唇当て4及び脱落防止壁5は第3図扁平面図の
如く、歯列の彎曲度に応じて彎曲して構成する列、直線
的(こ又は第4図示の如く互に向い合った彎曲状態に構
成しても良い。
如く、歯列の彎曲度に応じて彎曲して構成する列、直線
的(こ又は第4図示の如く互に向い合った彎曲状態に構
成しても良い。
その他、図示していないが、前記実施例における胴体内
空所2又は開口部6の内側壁に、空所内に導入した可撓
性導管部の抜は落ち防止用の突起又は嵌合窪み等を設け
ても良い。
空所2又は開口部6の内側壁に、空所内に導入した可撓
性導管部の抜は落ち防止用の突起又は嵌合窪み等を設け
ても良い。
このような構成よりなる本考案マウスピースによれば、
先に体内に差し入れた内視鏡の可撓性導管部に対して、
胴体部1をその開口部6から横入れして、胴体内空所2
!こ摺嵌せしめ、これは口内に差し入れ、唇当て4に唇
外縁を押し当てるようにして歯当り面3,3′に緩く歯
を噛み当てた状態で口内に装着する。
先に体内に差し入れた内視鏡の可撓性導管部に対して、
胴体部1をその開口部6から横入れして、胴体内空所2
!こ摺嵌せしめ、これは口内に差し入れ、唇当て4に唇
外縁を押し当てるようにして歯当り面3,3′に緩く歯
を噛み当てた状態で口内に装着する。
このようにして用いられる本考案マウスピースは、筒状
の一部を開穿した片持ち状態にあるが、使用中における
患者の不意の強い噛み込みに対しても、噛み漬されない
程度の充分な強度を発揮する。
の一部を開穿した片持ち状態にあるが、使用中における
患者の不意の強い噛み込みに対しても、噛み漬されない
程度の充分な強度を発揮する。
即ち、本考案マウスピースにおいては、歯当り面3,3
′を平坦に構成してあり、一方、顔面3゜3′ニ噛み当
る歯はその歯列の先端が略平坦であること及び口を開け
た状態の顎の開きで前記平坦な歯列の左右両側域におけ
る上下歯列間間隔が前歯域のそれよりも狭いことから、
これ等歯列の上下間1こ噛み込まれる平坦な歯当り面3
、3’ !こ対して、歯列はその全域で路線接触状(
こ押し当り或いは歯列の左右両側域が顔向3,3′に強
く押し当ることとなるので、片持ち構成の起立壁γを上
下方向から噛み当てる状態となる。
′を平坦に構成してあり、一方、顔面3゜3′ニ噛み当
る歯はその歯列の先端が略平坦であること及び口を開け
た状態の顎の開きで前記平坦な歯列の左右両側域におけ
る上下歯列間間隔が前歯域のそれよりも狭いことから、
これ等歯列の上下間1こ噛み込まれる平坦な歯当り面3
、3’ !こ対して、歯列はその全域で路線接触状(
こ押し当り或いは歯列の左右両側域が顔向3,3′に強
く押し当ることとなるので、片持ち構成の起立壁γを上
下方向から噛み当てる状態となる。
そこで、この起立壁1で支えられている限り(こおいて
、歯当り面3,3′の他の域における歯当り力は胴体部
1の弾性をこよる吸収下に左程強力ではなくて、胴体部
1を変形させる程には至らない。
、歯当り面3,3′の他の域における歯当り力は胴体部
1の弾性をこよる吸収下に左程強力ではなくて、胴体部
1を変形させる程には至らない。
従って胴体内空所2に差し通した可撓性導管部への悪影
響は生じない。
響は生じない。
尚、片持ち構成の場合に第1図示の如く、起立壁1の厚
みを厚く構成することにより噛み込みに対する強度を更
に強くさせることができ、更に、唇当て4の鍔高さを高
くすることによって胴体部1の口内装着状態の安定性を
高めることが可能であるが、これ等の構成は必ずしも採
用が必要ではすく、その他本考案マウスピースの要旨と
するところを逸脱しない範囲で本体形状の自由な変換が
可能である。
みを厚く構成することにより噛み込みに対する強度を更
に強くさせることができ、更に、唇当て4の鍔高さを高
くすることによって胴体部1の口内装着状態の安定性を
高めることが可能であるが、これ等の構成は必ずしも採
用が必要ではすく、その他本考案マウスピースの要旨と
するところを逸脱しない範囲で本体形状の自由な変換が
可能である。
このよう(こ、本考案マウスピースは胴体部が厚底U字
体を横倒しくこした形状であり、内視鏡可撓性導管部を
差し入れ得る程度に開口しており、該導管部に対する後
嵌め可能に構成する一方、歯当り面を平坦に構成するこ
とによって、前記後嵌め可能構造における噛み当てに対
する強度を充分に保つことが出来るようになしたので、
内視鏡使用時におけるマウスピース装着の失念などGこ
よる再作業の煩わしさを解消し得ると共に、構造が単純
な構成であるので、洗浄作業を容易に且つ効果的に行な
い得る等の実用(こ供して極めて顕著な効果を発揮する
ものである。
体を横倒しくこした形状であり、内視鏡可撓性導管部を
差し入れ得る程度に開口しており、該導管部に対する後
嵌め可能に構成する一方、歯当り面を平坦に構成するこ
とによって、前記後嵌め可能構造における噛み当てに対
する強度を充分に保つことが出来るようになしたので、
内視鏡使用時におけるマウスピース装着の失念などGこ
よる再作業の煩わしさを解消し得ると共に、構造が単純
な構成であるので、洗浄作業を容易に且つ効果的に行な
い得る等の実用(こ供して極めて顕著な効果を発揮する
ものである。
第1図は本考案マウスピースの一実施例を示す断面図、
第2図は第1図上A−A線部分で縦断して示す側面図、
第3図は第1図示実施例の平面図、第4図は本考案マウ
スピースの他の実施例を示す平面図である。 1・・・・・・胴体部、2・・・・・・胴体内空所、3
,3′・・・歯当り面、4・・・・・・唇当て、5・・
・・・・脱落防止壁、6・・・・・・開口部、γ・・・
・・・起立壁。
第2図は第1図上A−A線部分で縦断して示す側面図、
第3図は第1図示実施例の平面図、第4図は本考案マウ
スピースの他の実施例を示す平面図である。 1・・・・・・胴体部、2・・・・・・胴体内空所、3
,3′・・・歯当り面、4・・・・・・唇当て、5・・
・・・・脱落防止壁、6・・・・・・開口部、γ・・・
・・・起立壁。
Claims (1)
- U字形の断面形状を有し、゛前記U字形の開口部に内視
鏡の導管部を遊挿可能で且つ上記U字形の両列側を一対
の平坦な歯当り面として形成した胴体部と、前記歯当り
面の前後の端部において両側外方に突出形成した鍔状の
肩当ておよび脱落防止壁とよりなり、上記U字形開口部
の内側底点が上記一対の平坦な歯当り面と前記一対の歯
当り面を連結している起立壁と交叉する平坦部の端より
上記開口側に位置せしめたことを特徴とする内視鏡の保
護用マウスピース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978020940U JPS5816721Y2 (ja) | 1978-02-21 | 1978-02-21 | 内視鏡の保護用マウスピ−ス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978020940U JPS5816721Y2 (ja) | 1978-02-21 | 1978-02-21 | 内視鏡の保護用マウスピ−ス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54124377U JPS54124377U (ja) | 1979-08-30 |
JPS5816721Y2 true JPS5816721Y2 (ja) | 1983-04-05 |
Family
ID=28852871
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978020940U Expired JPS5816721Y2 (ja) | 1978-02-21 | 1978-02-21 | 内視鏡の保護用マウスピ−ス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5816721Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4737429U (ja) * | 1971-05-15 | 1972-12-25 | ||
JPS5223336U (ja) * | 1975-08-09 | 1977-02-18 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5345512Y2 (ja) * | 1971-12-16 | 1978-10-31 |
-
1978
- 1978-02-21 JP JP1978020940U patent/JPS5816721Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4737429U (ja) * | 1971-05-15 | 1972-12-25 | ||
JPS5223336U (ja) * | 1975-08-09 | 1977-02-18 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54124377U (ja) | 1979-08-30 |
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