JPS58163799A - 導電性化粧板 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は導電性化粧板、詳しくはステンレス銅繊維の混
抄された加工紙が使用されていることを特徴とする導電
性化粧板に関するものである。

従来、各種実験に使用する実験台、各種作業に使用する
作業台等の表面材は導電性のない木材あるいは合成樹脂
系化粧材等が使用されてい友丸めに実験台上あるいは作
業台上で有機溶剤入り容器を移動したに、容器中へ有機
溶剤を移し替え九ヤし走時に静電気が発生し容器表面に
帯電することがあった１鱒に冬期には低湿度となるため
賽器に他の物品が接触した際に放電することがあ抄有機
溶剤、ガソリン等の蒸気が室内に存在する際には極めて
危険であった。

また精密電子部品（ＩＣ関係等）、精管機械部品（時計
等）の取扱い、組立て等作業時、該部品及び組立て品の
表面に帯電し、該帯電が室内のチリ、ホコリを誘発付着
させるため製品の品質を低下させた少不良品発生の原因
になってい丸。

本発明は上記の間層を解決せんとして研究の結果、成さ
れたものである。

本発明に係る導電性化粧板について実施例によ抄詳細に
説明する。

第１図は太さ１５〜２０μ、長さ２〜５ｓｍのステンレ
ス鋼線ｊ！６部の−に７＆／ロ一ズ繊維３４部、晒クラ
フト繊Ｍ６０部とから混抄された坪量１２０レゼの加工
紙に低線合皮のメラミン樹８ｉｉＩ溶液を処理し加工紙
重量対７０％含浸加工し九含浸紙（１）と坪量１４６ｇ
Ｍのクラフト紙にフェノ−μ樹脂を該グラフ１紙重量対
１００％含浸加工し九処理クラフト紙（２）３枚とを積
層し良状態断面図であり、該積層物を熱圧成１！（１４
０’ｂＸ４０＃／ｄｘ２５分）（？−て導電性化粧板（
３）が得られた。

第３図は太さ１０〜１５μ、長さ３〜７鱈のステンレス
鋼繊謔８部、晒クラフト５０部、未さらしクラフト４２
部より混抄された秤量１４０ｔ＆＆の加工紙に重合開始
剤としてペイシイルバーオキサイド１重量部を含むジア
リ〃フ！レート樹脂プレｄ／ＩＪマー配合物を該加°工
紙重量対８０％含浸処理した処理加工紙（４）と秤量１
００ｇ／４／のクラフト紙に不飽和ｌリエステル樹脂を
該クラフト紙重量対８０％含浸加工し九含浸クラフト紙
（５）１枚とを積層した状態断面図であって、該積層物
を熱圧成型（１３０’ｂＸ１０−Ｘ３０分間）して導電
性化粧板（６）を得た。

該導電性化粧板（３）、（６）の電気特性を測定した結
果、表面抵抗率がそれぞれ＆３Ｘ１０’立及び３．ｌＸ
１０Ω、体積抵抗率がそれぞれ７．９×ろ ｌＱｎａｗ、及び５，３　ｘ　１０ＪＬａｇであっ九。

本発明に使用される加工紙はステンレス鋼繊維３重量部
以上を一セ〃ローズ繊維、クラフト繊維、リンター繊維
等の天然繊維、ナイロン繊維、ビニロン繊維、アクリμ
繊維等の合成繊維ならびにアスベスト繊維等の無機質繊
維等と混抄するか、あるいはこれら複数の織ｍｌ［と混
抄されるかによって作られ丸ものであシ、該ステンレス
鋼繊維は太さ３０−以下で長さ０．５ｚ〜２０％のもの
が好ましく、混抄率社ｌ〜３％以上が望ましい。繊維長
が１０％以上であれば１％程度の混抄率でも低い表面抵
抗率が得られるが％１を以下の繊維長では３％以上混抄
しないと低い表面抵抗率は得られない、これはステンレ
ス銅繊維の絡み率が低下し局部的な導電性の欠落が発生
するためと予想される。

該加工紙に含浸処理される樹脂材料としてメラミン樹脂
、フェノ−μ樹脂、エポキＶ樹脂、ウレタン樹脂、ジア
リルフタレージ樹脂、不飽和ポリエステ＊５ｔａｉｔ等
の熱硬化性樹脂のほか、ポリ塩化ビーμ樹脂、ポリアク
リ〃樹脂等の熱可塑性樹脂も使用でき、樹脂処理手段と
して前記実施例の如く含浸処理のほか、―工部１ｌＴｏ
るいはｉｔｓフィルムのラミネート処理が実施されても
よい。

該導電性化粧板の導電性はステンレス鋼繊維の混抄率、
加工紙の坪量、樹脂処理率ならびにステンレス銅繊維が
混抄されていない通常（一般）処理紙の存在等により左
右される。一方導電性を確保するためには該導電性化粧
板の表面抵抗率が、１０〜１０Ω又は体積抵抗率が１０
〜１０ｎｅ１ｇであることが望ましいことから、該抵抗
率に適合させるべく混抄率、積層条件あるいは成型条件
が選定される必要がある。

本発明になる導電性化粧板は表面方向及び厚み方崗に適
度の導電性を有するため、有機溶剤等の危険物を取抄扱
う実験台、作業台、作業棚等の表面材として使用されれ
ば実験中、作業中に発生した静電気は作業具、容器等に
帯電することなく台脚及びアースを通じて地表に消失す
るため、放電火災等の事故がなくなるほか、漏電による
人身事故がなくな抄防災対策上有用な材料となる。また
壁面材として使用されると電波Ｖ−〃ド性が得られ高周
波加工を実施する工場峰には好適である。

更に床材に使用されれば発生した静電気が地表へ消失す
るため、可燃性危険物を取扱う作業室の床貯蔵庫の床等
に使用されれば前記同様防火、防災上有効である。

精密電子部品、精密機械部品等の作業台表面に該導電性
化粧板が使用されると発生した静電気が速やかにアース
を通じ地表へ消失するため部品表面へ静電気に起因する
ホコリ、チリ等の付着がなくなり製品の品質低下及び不
良品発生等の問題がなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図はステンレス鋼繊維の混抄され九加工紙に低縮合
度のメラミン樹脂を含浸処理し九含浸紙（１）と、クラ
フト紙にフェノール樹脂を含浸処理した処理クラフト紙
（２）３枚とを積層した状態断面図、第２図は第ｉｍｌ
の積層物を成型した導電性化粧板（３）の断面図、第３
図はシア９Ｊフタレート樹脂の処理加工紙（４）と不飽
和ポリエステル樹脂の含浸クラフト紙（５）とを積層し
た状態断面図、第４図は第３図の積層物を成型した導電
性化粧板（６）の断面図である。 ｌ・・・含浸紙　　　２・・・処理クラフト紙３．６＠
・・導電性化粧板 ロ＝＝ゴ＝＝＝＝コ〜ン ′り 第２図 トーーｇ 手続補正書（セ氏） 明相　タフ年り月／１日 ２　発明の名称　　　４’ｊ＋ｓ代杭才々、６　補正を
する者 事件との関係　　特許出願人 郵便番号　　４６０ 住　　所　　名古屋市中区丸の内二丁目２０番１９号名
　称　アイカニ業株式会社 明細書乃収４かも＾飲俸人肖帰 ６　補正の内容 別紙の如し。 １ね、大シー−１４なｌ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ステンレス鋼繊維の混抄された加工紙が樹脂処理加工さ
   れていることを特徴とする導電性化粧板。