JPS58163355A - 人工関節用支持材 - Google Patents
人工関節用支持材Info
- Publication number
- JPS58163355A JPS58163355A JP4527582A JP4527582A JPS58163355A JP S58163355 A JPS58163355 A JP S58163355A JP 4527582 A JP4527582 A JP 4527582A JP 4527582 A JP4527582 A JP 4527582A JP S58163355 A JPS58163355 A JP S58163355A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- artificial joint
- support
- force
- cement
- support material
- Prior art date
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- Granted
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-
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/30—Joints
- A61F2/30721—Accessories
- A61F2/30749—Fixation appliances for connecting prostheses to the body
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
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- A61F2/02—Prostheses implantable into the body
- A61F2/30—Joints
- A61F2/32—Joints for the hip
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61F—FILTERS IMPLANTABLE INTO BLOOD VESSELS; PROSTHESES; DEVICES PROVIDING PATENCY TO, OR PREVENTING COLLAPSING OF, TUBULAR STRUCTURES OF THE BODY, e.g. STENTS; ORTHOPAEDIC, NURSING OR CONTRACEPTIVE DEVICES; FOMENTATION; TREATMENT OR PROTECTION OF EYES OR EARS; BANDAGES, DRESSINGS OR ABSORBENT PADS; FIRST-AID KITS
- A61F2/00—Filters implantable into blood vessels; Prostheses, i.e. artificial substitutes or replacements for parts of the body; Appliances for connecting them with the body; Devices providing patency to, or preventing collapsing of, tubular structures of the body, e.g. stents
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、人工の股関節や膝関節を支持するために用い
られる人工関節用支持材に関するものである。
られる人工関節用支持材に関するものである。
従来、人工関節の固定支持材としては、ｘｉ図に示すよ
うにＰＭＭＡセメント（ポリメチルメタアクリレートセ
メント）Ａが用いられていたもので、人工関節の一例で
ある大腿骨人工関節Ｂを置換術によ抄施こす場合を説明
すると、まず置換すべき大腿骨Ｃ上部の関節部分を切除
し、同切除部分から大腿骨Ｃ内部ＫＰＭＭＡセメン）Ａ
（以下。
うにＰＭＭＡセメント（ポリメチルメタアクリレートセ
メント）Ａが用いられていたもので、人工関節の一例で
ある大腿骨人工関節Ｂを置換術によ抄施こす場合を説明
すると、まず置換すべき大腿骨Ｃ上部の関節部分を切除
し、同切除部分から大腿骨Ｃ内部ＫＰＭＭＡセメン）Ａ
（以下。
単にセメントと略称す。）を流し込み、同セメントムが
同化しないうちに大腿骨人工関節Ｂのステ上部すを挿入
して、第１図に示すように、大腿骨人工関節Ｂをセメン
トＡによ抄固定して置換術を施ヒしていたものでありた
。
同化しないうちに大腿骨人工関節Ｂのステ上部すを挿入
して、第１図に示すように、大腿骨人工関節Ｂをセメン
トＡによ抄固定して置換術を施ヒしていたものでありた
。
つ［Ｌセメントムに固定材としての固定機能と共に離床
後の歩行等により大腿骨人工関節ｌＢＫ加わる力に対す
る支持機能を担わせていたものでありた０ しかしながら、大腿骨人工関節Ｂａ一般にステンレスス
チール製であるために剛−性が約２００に〜であり、そ
して大腿骨Ｃの皮質骨部社剛性が約ｌＯ父−であるのに
対し、セメント人の剛性はわずかに約１８ ”４であり
剛性格差が大きいことと、大腿骨人工関節Ｂのステ上部
すは楔効果を発揮する先細り形状であることにより、セ
メントＡによる人工関節支持では以下に述べるような弊
害を招いていたものであった。
後の歩行等により大腿骨人工関節ｌＢＫ加わる力に対す
る支持機能を担わせていたものでありた０ しかしながら、大腿骨人工関節Ｂａ一般にステンレスス
チール製であるために剛−性が約２００に〜であり、そ
して大腿骨Ｃの皮質骨部社剛性が約ｌＯ父−であるのに
対し、セメント人の剛性はわずかに約１８ ”４であり
剛性格差が大きいことと、大腿骨人工関節Ｂのステ上部
すは楔効果を発揮する先細り形状であることにより、セ
メントＡによる人工関節支持では以下に述べるような弊
害を招いていたものであった。
まず、第１図矢印りに示すように、離床後の平常生活状
態では臼蓋ソケットＩＫ大きな力が加わるもので、この
力を大腿骨人工関節Ｂのステム部すを介してセメントＡ
で受けることになるが、この支持は主にカルカー係止突
部ｂ（矢印Ｆ）とステム部すの先端（矢印Ｇ）とに接す
る部分でなされる。
態では臼蓋ソケットＩＫ大きな力が加わるもので、この
力を大腿骨人工関節Ｂのステム部すを介してセメントＡ
で受けることになるが、この支持は主にカルカー係止突
部ｂ（矢印Ｆ）とステム部すの先端（矢印Ｇ）とに接す
る部分でなされる。
従って、ステム部すの先端からの力によａ、 ＠を図の
Ｈ断面で社惠メントムに大きな引張力が作用し、同引張
力によりチップ部分が横破断して、第２図に示すように
、セメントＡ′が下方に降下することがあり、その後は
ステム部すの先端支持力がなくなり残ったセメントＡＫ
より支持しなくてはならないために大腿骨Ｃの皮質前部
凹凸内面と七メン）Ａとの嵌合固定部に大きな剪断力が
作用し、この剪断力降伏でセメントムが破砕されてステ
ム部すとセメントＡ社下方に滑り落ちるようにして、
降下して、大腿骨人工関節Ｂ（Ｄｌｌ定支持がで
きなくなりていた。
Ｈ断面で社惠メントムに大きな引張力が作用し、同引張
力によりチップ部分が横破断して、第２図に示すように
、セメントＡ′が下方に降下することがあり、その後は
ステム部すの先端支持力がなくなり残ったセメントＡＫ
より支持しなくてはならないために大腿骨Ｃの皮質前部
凹凸内面と七メン）Ａとの嵌合固定部に大きな剪断力が
作用し、この剪断力降伏でセメントムが破砕されてステ
ム部すとセメントＡ社下方に滑り落ちるようにして、
降下して、大腿骨人工関節Ｂ（Ｄｌｌ定支持がで
きなくなりていた。
また、前述のようにセメントムの横破断が危いＫしても
、離床生活を長期間過る間には、大腿骨人工関節Ｂを支
持する力が大腿骨ＣとセメントＡとの剪断力として作用
し、七メン）Ａの剛性的弱さにより剪断破砕されて大腿
骨Ｃの内面とセメントムとに間隙が生じ、しかも大腿骨
Ｃのカルカ一部Ｃは切除によって脆くなり容易に吸収や
破損することから、第３図に示すように１大腿骨人工関
節ＢとセメントＡとはステム部すの横効果と相俟って全
体的に降下するもので、この場合も大腿骨人工関節Ｂの
固定支持ができなくなっていた。
、離床生活を長期間過る間には、大腿骨人工関節Ｂを支
持する力が大腿骨ＣとセメントＡとの剪断力として作用
し、七メン）Ａの剛性的弱さにより剪断破砕されて大腿
骨Ｃの内面とセメントムとに間隙が生じ、しかも大腿骨
Ｃのカルカ一部Ｃは切除によって脆くなり容易に吸収や
破損することから、第３図に示すように１大腿骨人工関
節ＢとセメントＡとはステム部すの横効果と相俟って全
体的に降下するもので、この場合も大腿骨人工関節Ｂの
固定支持ができなくなっていた。
以上述べえように、従来の大腿骨人工関節Ｂに於ては、
低剛性であってステム部すの先端支持力が不足している
セメントムを支持材としているために大腿骨人工関節Ｂ
の固定性が期間の経過と共に低下していたもので、１９
８０年米国のＪ、ＲＭｏｒｅ−１ａｎｄらが雑誌Ｔｈ・
Ｈ１ｐＫ発表した報告によれば置換術を施こした後、平
均４年で約４０％にレントゲン写真上、大腿骨人工関節
の緩みや固定性の低下が見られたことが報告されている
。
低剛性であってステム部すの先端支持力が不足している
セメントムを支持材としているために大腿骨人工関節Ｂ
の固定性が期間の経過と共に低下していたもので、１９
８０年米国のＪ、ＲＭｏｒｅ−１ａｎｄらが雑誌Ｔｈ・
Ｈ１ｐＫ発表した報告によれば置換術を施こした後、平
均４年で約４０％にレントゲン写真上、大腿骨人工関節
の緩みや固定性の低下が見られたことが報告されている
。
また、大腿骨人工関節Ｂと同様に１人工膝関節等もセメ
ントを固定支持材としてい友ために、長期間の後退では
固定性を失ない、人工関節部品の緩みや沈下が起ってい
た。
ントを固定支持材としてい友ために、長期間の後退では
固定性を失ない、人工関節部品の緩みや沈下が起ってい
た。
本発明は、上述のように従来の人工関節支持材としての
セメントは支持力不足である点に着目して研究し、全く
新しい球形の粒状体による支持材を開発したもので、本
発明の目的とするところは、人工関節を長期に亘って支
持できるという高い支持機能を有する人工関節用支持材
を提供することに存する。
セメントは支持力不足である点に着目して研究し、全く
新しい球形の粒状体による支持材を開発したもので、本
発明の目的とするところは、人工関節を長期に亘って支
持できるという高い支持機能を有する人工関節用支持材
を提供することに存する。
すなわち１本発明は、表両摩擦係数力に大きな高硬度材
による球形の粒状体でありで、人工関節の支持材として
皮質骨の内部に密閉充填した多数の粒状体へ人工関節か
らの力が加わった際にアーチングアクシ冒ンを起してこ
の力を支持することＩｔできるように粒状体の粒径・形
状・材質を設定；、たことを特徴とするものであるＯ 以下、本発明５を図面に示す実施例によりＷｉｌ＃４す
る。
による球形の粒状体でありで、人工関節の支持材として
皮質骨の内部に密閉充填した多数の粒状体へ人工関節か
らの力が加わった際にアーチングアクシ冒ンを起してこ
の力を支持することＩｔできるように粒状体の粒径・形
状・材質を設定；、たことを特徴とするものであるＯ 以下、本発明５を図面に示す実施例によりＷｉｌ＃４す
る。
第１図は、本発明支持材の実施−例を示す一部破断拡大
図である。
図である。
この実施−例は、素材をセラミックとした球形の粒状体
ｌであって、同粒状体ｌの粒径はα５ｕ〜７關の範囲内
としている。
ｌであって、同粒状体ｌの粒径はα５ｕ〜７關の範囲内
としている。
つｔす、実施−例は素材がセラミックであるために、高
硬度で高耐摩耗性を有し、かつヤング率りｔ大きく腐蝕
せず、さらに球形に成形した粒状体１の表面は特に表面
処理を施すまでもなく表面摩擦東 係数が大きく議も好ましい素材ということや（できるＯ 嬉２図社１本発明支持材の実施他側を示す一部破断拡大
図マある。
硬度で高耐摩耗性を有し、かつヤング率りｔ大きく腐蝕
せず、さらに球形に成形した粒状体１の表面は特に表面
処理を施すまでもなく表面摩擦東 係数が大きく議も好ましい素材ということや（できるＯ 嬉２図社１本発明支持材の実施他側を示す一部破断拡大
図マある。
この実施他側は、ステンレススチール等による金属球１
ａＯ表面にゴムや合成樹脂等の被覆材１ｂでコーティン
グした構造の粒状体ｌとしたものであるＯ つまｈ実施他側は、高い硬度を保有させるために金属球
１ｍを用い、表面摩擦係数を大きくし、かつ衝撃の吸収
効果を有し、さらに金属接触による摩耗看の発生や接触
電流が流れることによる腐蝕防止のために被覆材ｉｂを
用いているもので、好ましい実施例ということができる
。
ａＯ表面にゴムや合成樹脂等の被覆材１ｂでコーティン
グした構造の粒状体ｌとしたものであるＯ つまｈ実施他側は、高い硬度を保有させるために金属球
１ｍを用い、表面摩擦係数を大きくし、かつ衝撃の吸収
効果を有し、さらに金属接触による摩耗看の発生や接触
電流が流れることによる腐蝕防止のために被覆材ｉｂを
用いているもので、好ましい実施例ということができる
。
以上、本発明の人工関節支持材を図示する実施例により
説明してきたが、粒状体の粒径・形状・材質等は以下に
述べるように実施例に限定されるものではない。
説明してきたが、粒状体の粒径・形状・材質等は以下に
述べるように実施例に限定されるものではない。
まず、粒状体ｌの粒径に関しては、荷重が加わった際に
粒状体間の辷りが起りに〈〈、かつ充填の際に充填間隙
が形成されＫくい０．５ｕ以上とし、アーチングアクシ
謬ンが起るのは充填管径のＹ以下であることを大腿骨等
の骨内径に応用して７Ｍ以下としている実施例は好まし
いものであるが、・単にアーチングアクシ■ンを起して
支持できればよいという設定に基づいて判御すれば粒径
の許容範囲は上下限共Ｋｍ大される。
粒状体間の辷りが起りに〈〈、かつ充填の際に充填間隙
が形成されＫくい０．５ｕ以上とし、アーチングアクシ
謬ンが起るのは充填管径のＹ以下であることを大腿骨等
の骨内径に応用して７Ｍ以下としている実施例は好まし
いものであるが、・単にアーチングアクシ■ンを起して
支持できればよいという設定に基づいて判御すれば粒径
の許容範囲は上下限共Ｋｍ大される。
また、粒状体ｌの形状に関しては、球形や類球形以外の
未整形でもアーチングアクシ冒ンは成立す、 るが
、未整形であれば充填の際に空隙ができやすく、締固め
が困難で、空隙率の低下で長期間使用後には予期せぬ人
工関節の沈下を招く恐れがある。
未整形でもアーチングアクシ冒ンは成立す、 るが
、未整形であれば充填の際に空隙ができやすく、締固め
が困難で、空隙率の低下で長期間使用後には予期せぬ人
工関節の沈下を招く恐れがある。
従って、形状としては、軽度の締固めで充分く低い空隙
率とすることができる球や図示していないが類球形（例
として多面体）が好ましいものといえる。
率とすることができる球や図示していないが類球形（例
として多面体）が好ましいものといえる。
また、粒状体重の材質に関しては、荷重が加わった際に
相互に作用する圧接力や骨内面等に対する圧接力で破断
しない程度の硬度を有すればよいもので、金属材だけを
使用する場合やその他合成樹脂材等であってもよい。
相互に作用する圧接力や骨内面等に対する圧接力で破断
しない程度の硬度を有すればよいもので、金属材だけを
使用する場合やその他合成樹脂材等であってもよい。
さらに、粒状体１０表面摩擦係数に関しては、同摩擦係
数が大きい程より小さな側面圧でも充分な支持が可能で
あ抄、かつアーチングアクシ曹ンが形成されやすいこと
から好ましいものであるが、粒状体相互及び粒状体と骨
内面との辷りがほとんど生じない程度の表面摩擦係数を
有すれば表面処理等で特に大意くする必要はない。
数が大きい程より小さな側面圧でも充分な支持が可能で
あ抄、かつアーチングアクシ曹ンが形成されやすいこと
から好ましいものであるが、粒状体相互及び粒状体と骨
内面との辷りがほとんど生じない程度の表面摩擦係数を
有すれば表面処理等で特に大意くする必要はない。
次に、第６図及び第７図によ抄本発明の人工関節用支持
材の使用例を説明する。
材の使用例を説明する。
第６１ＩＩは人工股関節に対しての使用状態を説明する
図面であって、２は球頭部２１１首部２に、カルカー係
止突部２Ｃ及び先燗部を平面状にしたステム部２ｄとか
らなる大腿骨人工関節、３は同関節２を固定するための
セメント、ｌは本発明の人工関節用支持材である粒状体
、４はＰＭＭムセメントや合成樹脂勢を素材とし九閉塞
部材、５は大腿骨、６は前記球頒部２ａと球面嵌合する
ポリエチレン等を素材とし九臼蓋ソケット、７は同ソケ
ット６に付設した金属補強枠、８社寛骨である。
図面であって、２は球頭部２１１首部２に、カルカー係
止突部２Ｃ及び先燗部を平面状にしたステム部２ｄとか
らなる大腿骨人工関節、３は同関節２を固定するための
セメント、ｌは本発明の人工関節用支持材である粒状体
、４はＰＭＭムセメントや合成樹脂勢を素材とし九閉塞
部材、５は大腿骨、６は前記球頒部２ａと球面嵌合する
ポリエチレン等を素材とし九臼蓋ソケット、７は同ソケ
ット６に付設した金属補強枠、８社寛骨である。
第７図は人工膝関節に対しての使用状態を説明する図面
であって、９は大腿骨側膝関節、ｉｏ＃′ｉ脛骨側膝関
節、３はセメント、ｌは粒状体、４は閉塞部材、５は大
腿骨、１ｌＦｉ脛骨である。
であって、９は大腿骨側膝関節、ｉｏ＃′ｉ脛骨側膝関
節、３はセメント、ｌは粒状体、４は閉塞部材、５は大
腿骨、１ｌＦｉ脛骨である。
以上の使用例にあって社、人工関節の固定をセメント３
によって行ない、支持を粒状体１によって行なうという
ように機能分担をさせた使用を特徴とするものである。
によって行ない、支持を粒状体１によって行なうという
ように機能分担をさせた使用を特徴とするものである。
そこで、支持機能に関して説明すると、第８図に示すよ
うに１使用例はいずれも皮質骨■と閉塞部材４と人工関
節Ｊとによって形成される空間に多数の粒状体１を密閉
充填しているもので、この粒状体ＩＫ人工関節Ｊからの
力Ｋが加わると互いに当接する粒状体ｌであるために多
数のアーチを描きながら皮質骨■の内面へ向かつて力が
伝達される（これをアーチングアクシ１ンという）。そ
して、このアーチングアクシ璽ンによって形成されたア
ーチと皮質骨■の内面との間に摩擦力が生じるが、この
とき、（内面にかかる圧力）×（摩擦係数）がアーチを
下に押し下ける力よね大きければこのアーチは安定に荷
重を支持し得る。このようなアーチが多数形成されて人
工関節Ｊにかかる力には、粒状体アーチを介して、支持
力線図りに示すように、皮質骨ＩＫよって支持されると
とＫなるもので、セメントより強度的に大きい皮質骨Ｉ
で支持するものであるために人工関節Ｊからの力Ｋを十
分に支持できるものである。尚、閉塞部材４にはアーチ
ングアクシ１ンに関与しないわずかの粒状体１０重量し
か加わらないものである。
うに１使用例はいずれも皮質骨■と閉塞部材４と人工関
節Ｊとによって形成される空間に多数の粒状体１を密閉
充填しているもので、この粒状体ＩＫ人工関節Ｊからの
力Ｋが加わると互いに当接する粒状体ｌであるために多
数のアーチを描きながら皮質骨■の内面へ向かつて力が
伝達される（これをアーチングアクシ１ンという）。そ
して、このアーチングアクシ璽ンによって形成されたア
ーチと皮質骨■の内面との間に摩擦力が生じるが、この
とき、（内面にかかる圧力）×（摩擦係数）がアーチを
下に押し下ける力よね大きければこのアーチは安定に荷
重を支持し得る。このようなアーチが多数形成されて人
工関節Ｊにかかる力には、粒状体アーチを介して、支持
力線図りに示すように、皮質骨ＩＫよって支持されると
とＫなるもので、セメントより強度的に大きい皮質骨Ｉ
で支持するものであるために人工関節Ｊからの力Ｋを十
分に支持できるものである。尚、閉塞部材４にはアーチ
ングアクシ１ンに関与しないわずかの粒状体１０重量し
か加わらないものである。
つまり、本発明の人工関節用支持材を使用すれば、強度
的に弱く、かつ人工関節からの力の大きさ及び力の方向
がそのｔｌＫ伝達されるセメントを固定材兼支持材とし
て使用していた従来の固定支持構造から特に過大な負担
となっていた支持力を除去することができるものである
。
的に弱く、かつ人工関節からの力の大きさ及び力の方向
がそのｔｌＫ伝達されるセメントを固定材兼支持材とし
て使用していた従来の固定支持構造から特に過大な負担
となっていた支持力を除去することができるものである
。
以上、図示する使用例について説明してきたが、具体的
な使用状態はこの使用例に＠られるものでれなく、例え
ば第１図に示すような従来状態のセメント下部に本発明
の粒状体を閉塞部材によって密閉充填させた使用例等で
あってもよい。
な使用状態はこの使用例に＠られるものでれなく、例え
ば第１図に示すような従来状態のセメント下部に本発明
の粒状体を閉塞部材によって密閉充填させた使用例等で
あってもよい。
本発明の人工関節用支持材は、上述のようＫきわめて簡
潔な構成でありながら、人工関節を長期に亘りて支持で
き、この支持効果によって人工関節の固定性を長期間保
持し得る効果を有する。
潔な構成でありながら、人工関節を長期に亘りて支持で
き、この支持効果によって人工関節の固定性を長期間保
持し得る効果を有する。
第１図〜第３図は従来の人工関節固定支持構造を説明す
る断面図、第４図紘本発明の人工関節用支持材の実施−
例を示す一部破断拡大図、第５図は同支持材の実施他側
を示す一部破断拡大図、第６図は本発明の人工関節用支
持材を人工股関節に使用した使用例図、第７図は同支持
材を人工膝関節に使用した使用例図、第８図は同支持材
による支持状部を説明する説明図である。 １・・・粒状体。 特許出願人 有限会社 友信開発
る断面図、第４図紘本発明の人工関節用支持材の実施−
例を示す一部破断拡大図、第５図は同支持材の実施他側
を示す一部破断拡大図、第６図は本発明の人工関節用支
持材を人工股関節に使用した使用例図、第７図は同支持
材を人工膝関節に使用した使用例図、第８図は同支持材
による支持状部を説明する説明図である。 １・・・粒状体。 特許出願人 有限会社 友信開発
Claims (1)
- ｌ）表面摩擦係数が大きな高硬度材による球形の粒状体
であって、人工関節の支持材として皮質骨の内部に密閉
充填し九多数の粒状体へ人工関節からの力が加わった際
にアーデングアクシ冒ンを起してこの力を支持すること
ができるように粒状体の粒径・形状・材質を設定したこ
とを特徴とする人工関節用支持材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4527582A JPS58163355A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 人工関節用支持材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4527582A JPS58163355A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 人工関節用支持材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58163355A true JPS58163355A (ja) | 1983-09-28 |
| JPS618688B2 JPS618688B2 (ja) | 1986-03-17 |
Family
ID=12714757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4527582A Granted JPS58163355A (ja) | 1982-03-20 | 1982-03-20 | 人工関節用支持材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58163355A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4838731B2 (ja) * | 2004-01-22 | 2011-12-14 | メディシンロッジ インコーポレイテッド ディービーエー アイエムディーエス コーイノベーション | 大腿骨股関節補綴具および移植方法 |
-
1982
- 1982-03-20 JP JP4527582A patent/JPS58163355A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4838731B2 (ja) * | 2004-01-22 | 2011-12-14 | メディシンロッジ インコーポレイテッド ディービーエー アイエムディーエス コーイノベーション | 大腿骨股関節補綴具および移植方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS618688B2 (ja) | 1986-03-17 |
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