JPS5816285B2 - シンクウシヤダンキ - Google Patents

シンクウシヤダンキ

Info

Publication number
JPS5816285B2
JPS5816285B2 JP50036047A JP3604775A JPS5816285B2 JP S5816285 B2 JPS5816285 B2 JP S5816285B2 JP 50036047 A JP50036047 A JP 50036047A JP 3604775 A JP3604775 A JP 3604775A JP S5816285 B2 JPS5816285 B2 JP S5816285B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shield
electrode
insulating
fixed
electric field
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP50036047A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS51111671A (en
Inventor
玉川徹
村野稔
柳父悟
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP50036047A priority Critical patent/JPS5816285B2/ja
Publication of JPS51111671A publication Critical patent/JPS51111671A/ja
Publication of JPS5816285B2 publication Critical patent/JPS5816285B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は真空消弧室を改良した真空しゃ断器に関する。
一般に真空しゃ断器は30kV以下では特に問題になら
ないことでも60kV以上に使用する場合には種々の問
題が発生してくる。
その一つが電極間の距離である。
大電流しゃ断を行うのには電極は大きくなるが、他方真
空消弧室を形成する絶縁筒はその製作上大きくすること
に制限があるので電極間や電極とアークシールドの距離
の設定は難しくなってくる。
第1図は従来の一般的な真空しゃ断器を示し、1は固定
電極、2は固定電極1に接離自在な可動電極、3はガラ
スなどの絶縁筒、4は電極1,2を包囲するように設け
たアークシールドである。
短絡電流をしゃ断した場合に電極1,2間にアークが発
生するが、電極の陰極から発生した金属蒸気および陽極
から発生したイオンや粒子等は全てが対向する電極に向
かわずに、電極外に向かいこれらは電流が増加するほど
増え、絶縁筒3を汚損したり熱のため破損したりするの
で、電極と絶縁筒の中間にアークシールド4を設置して
いる。
電流しゃ断器は電極間に電圧が印加されて、アークシー
ルド4の電位は電極間電圧の50係となり、電界は電極
1,2とアークシールド4との中間を通り、破線で示す
ような分布を示し、等電位線は絶縁筒3の両端部附近を
斜に通過している。
このように電界が絶縁筒に対して直交しなかったり、一
部に集中するような電界分布は絶縁強度上高圧に耐えな
い原因になっている。
本発明は電界分布を改良し小さい絶縁部材で高圧に耐え
る真空しゃ断器を提供するのを目的とする。
以下本発明を図面に示す一実施例について説明する。
第2図においては11は固定電極、12は固定電極11
に接離自在な可動電極、13は固定電極11の導電軸、
14は可動電極12の導電軸である。
15は電極11,12を包囲して設ける円筒状の金属筒
、16.17は金属筒の端蓋を形成するように設けた円
錐形の絶縁部材で、金属筒15の端部から電極側内方に
向って傾斜し、金属筒15および金属部材18.19と
ともに真空容器を構成している。
20は可動電極12と絶縁部材17との間に設けたベロ
ーズ、21は固定電極11に固着し金属筒15にほぼ並
行してベローズを覆う筒状のシールド、22は固定電極
1に固着したシールドでシールド21とほぼ同形である
破線は電極1L12が開離した時の回路電圧による電界
分布を示したものである。
第3図は第2図の真空しゃ断器10をフレーム30に装
着した例であって13は固定電極の導電軸、14は可動
電極の導電軸で、それぞれフレーム30に固着したガイ
ド31,32で軸の水平方向の運動を押え、且つ可動導
電軸の垂直運動のガイドを行なっている。
33.34は絶縁支えロンドで両端部をフレーム30に
固着し中間部は金具35で真空しゃ断器10を固定して
いる。
破線は電界分布を示す等電位線である。
次に作用を説明する。
金属筒15は導電軸13゜14に対してシールド21.
22が同軸円筒状に配置されており、従来形の真空しゃ
断器のアークシールドに比較して大きな静電容量になっ
ているので金属筒15の電位は変動がなく電位は50係
土1優にほぼ一定である。
このためシールド21゜22と金属筒15との間を通っ
て外部へ出る電界は固定側、可動側共にほぼ同一の電界
となるので従来の真空しゃ断器よりも導電軸13.14
と金属筒15との間隔を少なくすることができる。
また金属筒15と導電軸13および14との間を通る電
界はそのまま直進して外部に引き出されるがフレーム3
0およびガイド3L32の影響を受けるため第3図の破
線のように電界が曲げられる。
これに対し絶縁部材16および17はこれらを配置する
位置における曲げられた電界に対して直交する表面をも
つように円錐形状に角度を設けであるので電界が一様と
なり短かい長さで高圧に耐えることができる。
しかも絶縁部材16および17゜は円錐形をしているの
で、金属部材18および19を導電軸13および14か
ら遠ざけて絶縁距離をとることができる。
例えば絶縁部材の沿面耐圧は60kVでは180mであ
れば充分であり、真空中では20〜30票の間隙で充分
である。
従で第1図の3に示すような長大な絶縁筒を使用しなく
ても、比較的小形な絶縁部材16.17により必要なだ
けの絶縁耐圧を得ることができる。
第4図は他の実施例で第2図と同一部品は同一符号で示
したので説明は省略する。
絶縁部材17aは平板状になっているが、この構造は第
3図のファレーム30が充分しゃ断器本体10から離れ
ていて、絶縁部材17aを設ける位置において電界が金
属筒15と平行に走り、従って平板状の絶縁部材7aに
垂直となる場合に有効である。
以上のように本発明によれば、真空しゃ断器に・おいて
固定電極と可動電極とにそれぞれ筒状のシールドを固着
して真空容器を形成する金属筒にほぼ並行するように配
置し、金属筒の両端開口部を閉塞する一対の絶縁部材を
金属筒と各シールドが形成する電界の等電位線に表面が
ほぼ直交するようにしたので、アークシールドは特に設
ける必要がなく、電位の変動を少なくすることができる
また絶縁部材を電界と直交するようにしたので短かい長
さで高圧に耐えると共に充分な沿面距離をとることがで
きる。
また絶縁部材を金属筒の端面から外部に出さないため機
械的衝撃にも強く、大容量化にともなって形が大きくな
っても金属筒を支持するようにすれば真空しゃ断器の支
持を簡単に行うことができるなどのすぐれた効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の真空しゃ断器を示す縦断面図、第2図は
本発明の真空しゃ断器を示す縦断面図、第3図は第2図
の真空しゃ断器の取付例を示す一部欠截正面図、第4図
は本発明の他の実施例の要部を示す縦断面図である。 11・・・・・・固定電極、12・・・・・・可動電極
、15・・・・・・金属筒、16,17・・・・・・絶
縁部材、21.22・・・・・・シールド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定電極と、この固定電極に接離自在な可動電極と
    、前記各電極を包囲して設ける金属筒と、この金属筒の
    両端開口部を閉塞する一対の絶縁部材とからなる真空し
    ゃ断器において、前記固定電極と可動電極とにそれぞれ
    筒状のシールドを固着し、かつ前記シールドは前記金属
    筒にほぼ並行するように配置し、前記絶縁部材はその取
    付位置において前記金属筒と各シールドとが形成する電
    界の等電位線にほぼ直交する表面をもつように配置した
    ことを特徴とする真空しゃ断器。
JP50036047A 1975-03-27 1975-03-27 シンクウシヤダンキ Expired JPS5816285B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50036047A JPS5816285B2 (ja) 1975-03-27 1975-03-27 シンクウシヤダンキ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50036047A JPS5816285B2 (ja) 1975-03-27 1975-03-27 シンクウシヤダンキ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS51111671A JPS51111671A (en) 1976-10-02
JPS5816285B2 true JPS5816285B2 (ja) 1983-03-30

Family

ID=12458786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50036047A Expired JPS5816285B2 (ja) 1975-03-27 1975-03-27 シンクウシヤダンキ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5816285B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1125705A (en) * 1964-12-31 1968-08-28 Ass Elect Ind Improved electrical switch of the vacuum type

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1125705A (en) * 1964-12-31 1968-08-28 Ass Elect Ind Improved electrical switch of the vacuum type

Also Published As

Publication number Publication date
JPS51111671A (en) 1976-10-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3185800A (en) Vacuum type circuit interrupter with improved vapor-condensing shielding
KR930011829B1 (ko) 진공 차단기
US4516006A (en) Puffer type gas-blast circuit breaker
CN111480212A (zh) 高压功率开关和用于电磁屏蔽绝缘子中的真空开关管的方法
US4088860A (en) Vacuum interrupter for high voltage application
US4020304A (en) Two-material vapor shield for vacuum-type circuit interrupter
JPS5816285B2 (ja) シンクウシヤダンキ
KR880002576B1 (ko) 진공 차단기
WO2023021842A1 (ja) ガス絶縁開閉装置
US3555222A (en) Vacuum switch with cylindrical guide means and annular field deflector means
US7589295B2 (en) Electrical switchgear
JP6953936B2 (ja) 接地開閉器・避雷器ユニットおよびガス絶縁開閉装置
US20080314874A1 (en) Vacuum Interrupter
JP3712456B2 (ja) ガス絶縁断路器
JPH0887931A (ja) ガス遮断器
US4740662A (en) Vacuum circuit interrupter
US4276455A (en) Vacuum envelope for current limiter
JPH0652645B2 (ja) 真空バルブ
US1159922A (en) Vapor electric device.
JPS598273Y2 (ja) 真空しや断器
JPS598274Y2 (ja) 真空しや断器
JP3237433B2 (ja) ガス遮断器
US3949341A (en) Power vacuum fuse using coaxial cylinders
JPH02168518A (ja) ガス絶縁開閉装置
JPS60151921A (ja) 真空しや断器