JPS5816125A - タバコの自動着火装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タバコの自動着火装置に関するものである。

自動車において、運転者がタバコに着火する場合、前方
に対する注意が一時的にせよ散漫になり、交通安全上、
極めて危険であった。

本発明は、このような点に鑑みなされたもので、簡単な
操作で、予め収納しておいたタバコに着火するとともに
、着火したタバコを着火部を下方に向けて起立させて運
転者が容易に取出せるようにし、これによって、安全の
確保を図ることを目的とするものである。

そして、本発明は、後端部から前端部に向かって傾斜し
たタバコ収納皿と、この収納皿の前端部−側方において
収納皿に向かって転倒可能に軸支され上端部にタバコ挿
入口を有するとともに内部に発熱体を設けた筒状の着火
器と、上記収納皿の前端部近くに設けられた送り体と、
この送り体の移動により回動して上記着火器を転倒させ
るカムレバーと、上記送り体と連動して上記収納皿の前
端部のタバコを上記着火器に挿入する押し棒とを具備し
たことを特徴とするものである。

次に、本発明の構成を図面に示す一実施例に基づいて具
体的に説明する。

、ｔ１図において、（１）はタバコ収納皿で、このタバ
コ収納皿（１）は、後端部から前端部に向かって傾斜し
ており、収納した紙巻タバコ（２）が常に前方に位置す
るようになっているとともに、前端−側部の側板にはタ
バコ（２）の送出口（３）が形成され、前端他側部の側
板および底板には切欠部（４）が形成されている。

（５）は着火器で、この后火器（５）は、タバコ（２）
より犬ぎな内径の筒状に形成され社記収納皿（１）の前
端に 部−側方において前装側固着された軸（６）（力を介し
て収納皿（１１の送出口（３）に向かって転倒可能に軸
支され、上端部にタバコ（２）と略同径のタバコ挿入口
（８）を有するとともに、内底部には発熱体としての電
気ヒータ（９）が設けられ、他側外部には、矛２図に示
すように、上記送出口（３）に対する遮蔽板００）が設
けられている。

そして、上記着火器（５）の前方の軸（６）にビニオン
α０が固着されているとともに、後方の軸（７）は着火
器（５）の内外に連通ずる中空状に形成され、この軸（
力に空気ポンプα２の吐出口がゴムチューブαＪを介し
て連結されている。

（財）は送りねじで、この送りねじ（１４）は、上記収
納皿（１）の前端部の下方にタバコ（２）と平行に横架
され、−側光端部が支持部材０５）に回動可能に支持さ
れているとともに、他側基端部がモータ０＠の回転軸に
連結されている。

そして、上記送りねじ０４）に送り体としての送りナツ
ト（１７１が螺合され、この送りナツト０７）が、上記
モータ（１すを駆動して送りねじ０４）を回動すること
Ｋより、送りねじ（１４）に清って移動するようになっ
ているとともに、送りナツトθ′７）の前後側にはロン
ド（１８）（１，１が取付けられている。

（２Ｇはカムレバーで、このカムレバー００は、上記収
納皿（１）の前方に設けられ、他側基端部が軸０υおよ
び支持部材（２２１を介して同動可能に支持され、−側
光端部に上記着火器（５）のピニオンａυに対するラッ
ク（ハ）が形成されているとともに、基端部下縁に上記
送りナツトα７）の前方のロンド（ＩＩＨＣ対するカム
部Ｑ４が形成され、上記送りナツト（ｉηの移動によっ
て軸（２Ｉ）を中心に回動して上記着火器（５）を転倒
させるよさになっている。

そして、上記送りねじθ荀に略コ字形のスライド板（ハ
）の両側端部が、送りねじα４０回動と無関係に、摺動
可能に係合され、このスライド板（２最の両側端部間に
上記送りナツト（１７）が位置され、スライド板Ｃ最が
送りナツト０７）に連動するようになっているとともに
、スライド板（ハ）に押し棒シロ）が取付けられ、この
押し棒ｃ２Ｇ）が上記収納皿（１）の切欠部（４）を移
動してタバコ（２）を−側方に押動するようになってい
る。

なお、上記スライド板（２つの両端部間の間隔は上記送
りナツト（Ｌηの巾より広く形成され、図示の状態から
送りナツトαθが一側方に移動した場合、カムレバー（
鏡が図示反時計方向に回動して着火器（５）が転倒した
後にスライド板り、！■が送りナツト０７）に連動して
タバコ（２）が着火器（５）に挿入されるようになって
いる。

（２７）　（２８）はマイクロスイッチで、このうち他
側方のスイッチ（２７）は、常閉で、上記送りナツト０
７）が送りねじθ荀の基端部側に位置してスライド板（
至）の押し棒（２６）が上記収納皿（１）の切欠部（４
）の他側部外方に位置しているときに後方のロッド翰に
よって開放されるようになっており、また、−側方のス
イッチ（２樽は、常開で、上記送りナツト（１７）が送
りねじα荀の先端部側に移動してスライド板Ｑツの押し
棒Ｃ６）がタバコ（２）を着火器（５）に挿入したとき
に後方のロッドＨにより閉成されるようになっている。

なお（２卸は回路板である。

また、この実施例の回路構成は、１７３図に示すように
、自動車のバッテリのプラス端子０υに接続したプラス
の電源ライン（３４にスタートスイッチ（至）と上記他
側方の常閉スイッチ（５）とを並列に接続し、このプラ
スの電源ラインＣＩとバッテリのマイナス端子にシャシ
Ｃ３４）を介して接続したマイナスの電源ラインＧＱと
の間に、上記−側方の常開スイッチ（ハ）および矛１の
リレー（列を接続するとともに、この牙１のリレー（３
６）によって作動される正逆切換接点Ｇ′／）および上
記モータ（ＩＦ９を接続し、この切換接点０７）と矛１
のリレー関のプラスの電源ライン０）側の間、およびマ
イナスの電源ライン０ωと牙１のリレー（至）のプラス
の電源ライン国側の間にそれぞれダイオード（至）０１
を接続している。

そして、他のプラスの電源ライン（４１）と他のマイナ
スの電源ライン（侶の間に、抵抗（４：ｉ　（４４）を
接続するとともに、電解コンデンサ（４ツおよび可変抵
抗（４ｆｉ）を接続し、上記抵抗（４３（４４）の中間
点、および上記電解コンデンサ（４９と可変抵抗（４１
１９の中間点をタイマーＩＣｔａｎのプラスの入力端、
およびマイナスの入力端に接続し、このタイマーＩＣ（
４７）の出力端と上記プラスの電源ライン（旬の間に牙
２のリレー（４樽を接続し、この牙２のリレー（４→に
よって作動される常開の接点（４９）、および常閉の接
点ｔ５υを上記プラスの電源ライン（４１）＋２）プラ
ス端子０１）側、および上記スタートスイッチ（至）の
負荷側に挿入し、矛２のリレー（４樽のマイナスの電源
ライン（４功側とプラスの電源ライン（４Ｉ）の間、お
よび矛２のリレー（４呻のマイナスの電源ライン（４つ
側とタイマーＩ（Ｊ７）のプラスの入力端の間にダイオ
ード６ｎ１および抵抗（５２とダイオード６シを接続し
、プラスの電源ライン（４１）とマイナスの電源ライン
（４乃の間に、上記篇火器（５）のヒータ（９）を接続
するとともに、上記ポンプ０４のモータ凶を接続し、さ
らに、上記矛１のリレー（ａ＋；）のプラスの電源ライ
ン０カ側と上記常開の接点（４０の負荷側とをバイパス
ラインＣ５Ｓで接続している。

なお、５６）５７）はダイオードで、姉はコンデンサで
ある。

そうして、このような構成により、収納皿（１）上にタ
バコ（２）を収納しておき、スタートスイッチｅｌｌを
閉成すると、モータ（ＩＦ５が正転駆動され、送りナツ
ト（＋７）が−側方に移動し、カムレバー翰が図示反時
計方向に回動して着火器（５）が図示反時計方向に略９
０度回動して収納皿（１）の送出口（３）に向かって転
倒し、その後、スライド板（２鴎が一側方に移動して前
端部のタバコ（２）が着火器（５）に挿入される。

なお、上記送りナツト０７）が−側方に移動し始めると
、後方のロッドＯＩの移動により、ただちに他側方のス
イッチ（２ηが閉成するので、スタートスイッチ（至）
の操作はごく短い間だけでよく、運転者の注意力が分散
されないようになっている。

そして、タバコ（２）が着火器（５）に挿入されると同
時に、後方のロッド０９によって一側方のスイッチ弼が
閉成され、矛１のリレーｃ、ｎが作動して切換接点０７
）が切り換わり、モータＱ６）が逆転駆動され、送りナ
ツト０７）およびスライド板（２５１が他側方に復帰移
動し、カムレバー（２０）が図示時計方向に回動して着
火器（５）がタバコ（２）とともに図示時計方向に略９
０度回動して起立するとともに、次のタバコ（２）が収
納皿（１）の傾斜にまり前端部に転動し、他側方のスイ
ッチ（５）が開放されてモータＯｅが停止する。

なお、送りナツト（１７）が他側方に復帰移動し始める
と、−側方のスイッチ（２８１が開放されるが、それ以
前に、このスイッチ（２樽の閉成によって切換接点０７
）が切り換っているので、ダイオード（至）を介してプ
ラスの電源が矛１のリレー（３６）に印加されて、１７
１のリレー（至）の作動が継続され、送りナツトＣ１７
）の復帰移動が完全に行なわれるようになっている。

また、上記−側方のスイッチ（２樽の閉成によりバイパ
スライン霞を介して着火器（５）のヒータ（９）、空気
ポンプａ渇のモータ５４１１矛２のリレー（４榎および
タイマーＩＣ（４７）が作動され、牙２のリレー（４榎
によって接点（４俤が閉成されるので、送りナツトａη
の復帰移動が完了して他側方のスイッチ（５）が開放さ
れた場合ニも、ヒータ（９）およびモータ１５４Ｊは可
変抵抗（４６）と電解コンデンサ（４５１の時定数によ
り一定時間たとえば約８秒間、作動が継続され、その後
、タイマー　Ｉ　Ｃ（４７）の開放により牙２のリレー
（喝が解除されて接点（４９）が開放されヒータ（９）
およびモータし４）の作動が解除される。

なお、：Ａ１２のリレー（４８）の作動により接点（５
０１が開放されるので、スタートスイッチぐ（階を押し
続けた場合にも、ヒータ（９）およびモータ（５ルの作
動中に次のタバコ（２）が送出されたり、着火器（５）
が転倒したりしないようになっている。

そして、着火器（５）の挿入口（８）がタバコ（２）と
略同径に形成されているとともに、ヒータ（９）の上方
に空気が供給されるようになっているので、着火器（５
）内の圧力が上昇してあたかも人がタバコ（２）の吸口
から空気を吸いながら着火したようにタバコ（２）の先
端の全面に確実に着火することができる。

また、着火器（５）に遮蔽板００）を設けたので、不使
用時において自動車の振動によりタバコ（２）が着火器
（５）方向に移動して、使用時において着火器（５）の
転倒が妨げられることを防止することができる。

なお、言うまでもなく、本発明の装置は自動車内に限ら
ず家庭内で使用することもできる。

上述したように、本発明によれば、簡単な操作で、予め
収納しておいたタバコに着火できるとともに、着火した
タバコを着火部を下方に向けて起立させるようにしたの
で、使用者が着火したタバ＝を容易かつ安全に取出すこ
とができ、とくに、自動車内において使用した場合には
、運転者の注意力が散漫になることがなく、交通安全上
、極めて有効である。

【図面の簡単な説明】

図は本発明の装置の一実施例を示すもので、牙１図はそ
の一部を省略した余１視図、矛２図はその要部の正面図
、ｌ’　５図はその回路図である。 （１）＃・タバコ収納皿、（２）・−タバコ、（５）・
・着火器、（８）・・タバコ挿入口、（９）・・発熱体
としてのヒータ、０７）・・送り体としての送りナツト
、（２Ｑ・・カムレバー、０υ――押し棒。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　　後端部から前端部に向かって傾斜したタバコ
   収納皿と、この収納皿の前端部−側方において収納皿に
   向かって転倒可能に軸支され上端部にタバコ挿入口を有
   するとともに内部に発熱体を設けた筒状の着火器と、上
   記収納皿の前端部近くに設けられた送り体と、この送り
   体の移動により回動して上記着火器を転倒させるカムレ
   バーと、上記送り体と連動して上記収納皿の前端部のタ
   バコを上記着火器に挿入する押し棒とを具備したことを
   特徴とするタバコの自動着火装置。