JPS5815981A - レセルピリン第4級アンモニウム塩誘導体および抗不整脈剤 - Google Patents
レセルピリン第4級アンモニウム塩誘導体および抗不整脈剤Info
- Publication number
- JPS5815981A JPS5815981A JP11341781A JP11341781A JPS5815981A JP S5815981 A JPS5815981 A JP S5815981A JP 11341781 A JP11341781 A JP 11341781A JP 11341781 A JP11341781 A JP 11341781A JP S5815981 A JPS5815981 A JP S5815981A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lower alkyl
- tri
- ammonium
- quaternary ammonium
- reserpiline
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なレセルピリン第4級塩誘導体およびそれ
を含有する抗不整脈剤に関する。本発明のレセルピリン
第4級地誘導体は次の一般式(式中Xはハロゲン原子を
示し、R1は水素原子またはトリ低級アルキルアンモニ
ウム基で置換さむた低級アルキル基を示し、そしてR2
は低級アルキル基またはトリ低級アルキルアミノアンモ
ニウム基で置換された低級アルキル基ヲ示スが、R1お
よびR2のうちの一方はトリ低級アルキルアンモニウム
基で置換された低級アルキル基である)で表わされる。
を含有する抗不整脈剤に関する。本発明のレセルピリン
第4級地誘導体は次の一般式(式中Xはハロゲン原子を
示し、R1は水素原子またはトリ低級アルキルアンモニ
ウム基で置換さむた低級アルキル基を示し、そしてR2
は低級アルキル基またはトリ低級アルキルアミノアンモ
ニウム基で置換された低級アルキル基ヲ示スが、R1お
よびR2のうちの一方はトリ低級アルキルアンモニウム
基で置換された低級アルキル基である)で表わされる。
本発明のレセルビリン第4級アンモニウム塩銹導体は抗
不整脈剤として有用な化合物である。
不整脈剤として有用な化合物である。
この種の化合物としては従来、4級塩化されていない一
般式 (式中R1Fi、水素、アルキル基およびジアルキルア
イノアルキル基を表わし、R2はアルキル基、モルホリ
ノアルキル基およびジメチルアミノアルキル基を表わす
)で示されるレセルビリン誘導体が抗不整脈作用を有す
ることが知らnている(特開昭52−95799号公報
参照)。本発明者等は種々研究を重ねた結果、ζうした
従来既知のレセルピリン誘導体を第4級アンモニウム塩
化することによって、それらが意外にも強い抗不整脈作
用を有することを見出した。
般式 (式中R1Fi、水素、アルキル基およびジアルキルア
イノアルキル基を表わし、R2はアルキル基、モルホリ
ノアルキル基およびジメチルアミノアルキル基を表わす
)で示されるレセルビリン誘導体が抗不整脈作用を有す
ることが知らnている(特開昭52−95799号公報
参照)。本発明者等は種々研究を重ねた結果、ζうした
従来既知のレセルピリン誘導体を第4級アンモニウム塩
化することによって、それらが意外にも強い抗不整脈作
用を有することを見出した。
本発明のレセルピリン第4級アンモニウム塩誘導体は、
前記一般式lで表わされるレセルピリン誘導体を例えば
アセトン程度の極性を有する重機溶媒に溶解し、低級ア
ルキルハライドを等モルないし大過剰の範囲の倉で添加
して攪拌し、0℃ないし室温において2時間ないし24
時間反応させることにより製造される。こうして得られ
る本発明のレセルビリン第、4級アンモニウム塩誘導体
は反応液から分離してくるので例えば溶媒をデカンテー
ションによって除去し、残渣を再びアセトン、エタノー
ル等の極性溶媒に溶解させ、次いでエーテル、ベンゼン
等の比較的無極性の溶媒を酩加すれば結晶として析出さ
せることができる。P別後、得られた結晶は前記と同様
の再結晶化を繰シ返し行なうことによりさらに精製でき
る。
前記一般式lで表わされるレセルピリン誘導体を例えば
アセトン程度の極性を有する重機溶媒に溶解し、低級ア
ルキルハライドを等モルないし大過剰の範囲の倉で添加
して攪拌し、0℃ないし室温において2時間ないし24
時間反応させることにより製造される。こうして得られ
る本発明のレセルビリン第、4級アンモニウム塩誘導体
は反応液から分離してくるので例えば溶媒をデカンテー
ションによって除去し、残渣を再びアセトン、エタノー
ル等の極性溶媒に溶解させ、次いでエーテル、ベンゼン
等の比較的無極性の溶媒を酩加すれば結晶として析出さ
せることができる。P別後、得られた結晶は前記と同様
の再結晶化を繰シ返し行なうことによりさらに精製でき
る。
本発明のレセルビリン第4級アンモニウム塩誘導体の効
果の検定はモルモットへのアドレナリン投与によって誘
発される不整脈を阻止するか否かを測定することにより
行なわれた。すなわち、体重400〜600fの雄モル
モットに1.2f / ktのウレタンを腹腔内に注射
した後、背位に固定し、外頚静脈にカニュレーションす
る。
果の検定はモルモットへのアドレナリン投与によって誘
発される不整脈を阻止するか否かを測定することにより
行なわれた。すなわち、体重400〜600fの雄モル
モットに1.2f / ktのウレタンを腹腔内に注射
した後、背位に固定し、外頚静脈にカニュレーションす
る。
四肢にEOG用電極電極足し心電図を8FL2#導によ
り観察する。麻酔30〜60分後にアドレナリンをカニ
ユーレを通して急速に注入し、生ずる不整脈が25〜6
0秒間持続するよう峠〕アドレナリン菫をきめる。注入
アドレナリン1の設定30分後に供試化合物を体々に静
注する。供試化合物の静注5分後、10分後、15分後
および30分後にあらかじめ設定した量のアドレナリン
を急速に注入する。5分後、10分後および15分後の
アドレナリン誘発不整脈を一度以上完全に阻止しえた供
試化合物の量を完全阻止最少有効量(Id!iD)とす
る。その測定結果は次のとおシである。
り観察する。麻酔30〜60分後にアドレナリンをカニ
ユーレを通して急速に注入し、生ずる不整脈が25〜6
0秒間持続するよう峠〕アドレナリン菫をきめる。注入
アドレナリン1の設定30分後に供試化合物を体々に静
注する。供試化合物の静注5分後、10分後、15分後
および30分後にあらかじめ設定した量のアドレナリン
を急速に注入する。5分後、10分後および15分後の
アドレナリン誘発不整脈を一度以上完全に阻止しえた供
試化合物の量を完全阻止最少有効量(Id!iD)とす
る。その測定結果は次のとおシである。
アドレナリン不整脈に対する効果
プロ力インアミド 80 315 94.6 1.1
8上記の供試化合物を前記一般式印との関連において示
すと次のとおりである。
8上記の供試化合物を前記一般式印との関連において示
すと次のとおりである。
急性毒性(LDso)は雄ddYマウス(体重的20〜
25t)を用いて溶剤に溶解した供試化合物を尾静脈に
注入してリッチフィールド・ウイルコキソン(Litc
hfield−Wi’1coxon)法により測定され
た。
25t)を用いて溶剤に溶解した供試化合物を尾静脈に
注入してリッチフィールド・ウイルコキソン(Litc
hfield−Wi’1coxon)法により測定され
た。
前記の結果から本発明に係る新規なレセルビリン第4級
アンモニウム塩誘導体は既知の化合物より一層優れた抗
不整脈作用を有する化合物であることが判る。
アンモニウム塩誘導体は既知の化合物より一層優れた抗
不整脈作用を有する化合物であることが判る。
製造例 1
2−(ジメチル−n−プロピルアンモニウム)−エテル
レセルビリネートヨーダイド 2−(ジメチルアばノラーエチルレセルビリネート5f
を無水アセトン15−に溶解し、ヨウ化n−プロピル1
0−を添加して窒素下に室温において17時間放置する
。黄色油状物が分離するので溶媒をデカンテーションに
よシ除去する。残渣に再びγセトン1ooccを添加し
、不溶物をip遇する。p液に攪拌下エーテルを添加し
、生成する粉末状沈殿物を濾過しエーテルで洗浄稜真空
乾洪する。収菫五5v(収率51.4% )。
レセルビリネートヨーダイド 2−(ジメチルアばノラーエチルレセルビリネート5f
を無水アセトン15−に溶解し、ヨウ化n−プロピル1
0−を添加して窒素下に室温において17時間放置する
。黄色油状物が分離するので溶媒をデカンテーションに
よシ除去する。残渣に再びγセトン1ooccを添加し
、不溶物をip遇する。p液に攪拌下エーテルを添加し
、生成する粉末状沈殿物を濾過しエーテルで洗浄稜真空
乾洪する。収菫五5v(収率51.4% )。
IR:、5200.1710% 1620% 1i00
o、5s(−NCH20H29H33H) 6.9(芳
香族 2H)・ m−ps:161.1〜164.4℃ 製造例 2 1(2−(ジメチル−n−プロピルアンモニウム)−エ
テル)−レセルビリンヨーダイド前記製造例1において
使用された2−(ジメテルアば))エチルレセルビリネ
ー )ニ代えて1−(2−(ジメテルアば〕)−エテル
)−レセルビリンを使用する以外は製造例1の操作に従
って標記化合物が製造された。
o、5s(−NCH20H29H33H) 6.9(芳
香族 2H)・ m−ps:161.1〜164.4℃ 製造例 2 1(2−(ジメチル−n−プロピルアンモニウム)−エ
テル)−レセルビリンヨーダイド前記製造例1において
使用された2−(ジメテルアば))エチルレセルビリネ
ー )ニ代えて1−(2−(ジメテルアば〕)−エテル
)−レセルビリンを使用する以外は製造例1の操作に従
って標記化合物が製造された。
工R:1680.16oO11190
3,9及び3.8(−00H,、6H)m−p−:21
2.7〜214.6℃ 特許出願人 日清製粉株式会社 代理人 弁理士 山 下 白
2.7〜214.6℃ 特許出願人 日清製粉株式会社 代理人 弁理士 山 下 白
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (式中Xはハロゲン原子を示し、R1は水素原子または
トリ低級アルキルアンモニウム基で置換された低級アル
キル基を示し、そしてR2は低級アルキル基また紘トリ
低級アルキルアミノアンモニウム基で置換された低級ア
ルキル基を示すか、R1およびR2のうちの一方社トリ
低級アルキルアンモニウム基で置換された低級アルキル
基である)で表わされるレセ 。 ルビリン第4P!アンモニウムtgps体。 2)一般式 (式中Xqハロゲン原子を示し、R1け水素原子または
トリ低級アルキルアンモニウム基で置扱された低級アル
キル基を示し、そしてR2は低級アルキル基またはトリ
低級アルキルアミノアンモニウム基で置換された低級ア
ルキル基を示すが、R1およびR2のうちの一方はトリ
低級アルキルアンモニウム基でtpされた低級アルキル
基である)で表わされるレセルピリン第4級アンモニウ
ム塩誘導体を含有することを特徴とする抗不整脈剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11341781A JPS5815981A (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | レセルピリン第4級アンモニウム塩誘導体および抗不整脈剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11341781A JPS5815981A (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | レセルピリン第4級アンモニウム塩誘導体および抗不整脈剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5815981A true JPS5815981A (ja) | 1983-01-29 |
JPH0217554B2 JPH0217554B2 (ja) | 1990-04-20 |
Family
ID=14611722
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11341781A Granted JPS5815981A (ja) | 1981-07-20 | 1981-07-20 | レセルピリン第4級アンモニウム塩誘導体および抗不整脈剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815981A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4802305B2 (ja) | 2009-07-17 | 2011-10-26 | 独立行政法人科学技術振興機構 | 浮遊分離装置及び方法並びにその利用製品の製造方法 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935400A (ja) * | 1972-08-06 | 1974-04-01 | ||
JPS5113799A (ja) * | 1974-07-22 | 1976-02-03 | Nisshin Flour Milling Co | Reserupirinjudotaino seizoho |
JPS5293799A (en) * | 1976-02-02 | 1977-08-06 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | Recerpine derivatives and antiarryhythics |
JPS5510595A (en) * | 1978-06-09 | 1980-01-25 | Rolex Montres | Electronic timer for submarine use |
-
1981
- 1981-07-20 JP JP11341781A patent/JPS5815981A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4935400A (ja) * | 1972-08-06 | 1974-04-01 | ||
JPS5113799A (ja) * | 1974-07-22 | 1976-02-03 | Nisshin Flour Milling Co | Reserupirinjudotaino seizoho |
JPS5293799A (en) * | 1976-02-02 | 1977-08-06 | Nisshin Flour Milling Co Ltd | Recerpine derivatives and antiarryhythics |
JPS5510595A (en) * | 1978-06-09 | 1980-01-25 | Rolex Montres | Electronic timer for submarine use |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0217554B2 (ja) | 1990-04-20 |
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