JPS58158906A - 電磁誘導機器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は凝縮性冷却液を冷媒とする電磁誘導機器に関
するものである。以下電磁誘導機器として錠圧器につい
て説明する。

Ｃのｉの変圧器は鉄心や巻線などの発熱体を冷媒に浸漬
し冷媒の蒸発潜熱によって発熱体を冷却するもので、冷
却効率が高く、シかも鉱物油を使用しないので、不燃性
、非爆発性、小形軽量化など多くの特徴を有するものと
して近年冨に注目をあびている。

従来、この種の変圧器として第１図に示すものがあった
。第１図において（１）は鉄心、（２）は鉄心（１）の
外周に巻回された巻線で、−次巻ｍ＜２Ｂ）と二次巻線
（２ｂ）とで構成されている。（３）は鉄心（１）と二
次巻線（２ｂ）との間のダクトＩ　＋　（４）は−次巻
線（２ａ）と二次巻１ｉ（２ｂ）との開のダクト■であ
る。

このように構成された変圧器の中身はタンク（５）に収
納され、タンク（６）の上端部にはカバー（６）　カ取
付けられ、タンク（５）とカバー（６）で変圧器の中身
を密閉している。

タンク（５）の側面には一次口出し端子（７）と二次口
出し端子（８）が取付けられ、−次巻線（２ａ）および
二次巻Ｉｉ！ｉ！（２ｂ）カら引き出ｇ　レタ！７−　
Ｆ　Ｃ９ｍ）Ｃ９ｂ）Ｑｍ続されている。又カバー（６
）には冷却器００が設置されている。

タンク（５）の内部には凝縮性冷却液（２）が封入され
又、タンク（５）の上部空間お町び冷却器αＱの内部空
間部には凝縮性冷却液（６）が蒸発して気相化した凝縮
性冷却液が充満されている。

上記のように構成した変圧器において変圧器を運転する
ことによって巻線（２）と鉄心（１）は発熱体となり温
度が上昇する。巻線（２）と鉄心（１）が温度上昇する
ことにより凝縮性冷媒（ロ）が加熱されて蒸発して巻線
（２）と鉄心（１）から蒸発潜熱を奪うことによって冷
却する。このように凝縮性冷媒＠が蒸発した凝縮性蒸気
（２）はタンク（５）の上部空間部と冷却器θりの内部
空間部に充満し、冷却器ａＱで冷却されて蒸発層熱を変
圧器外部に放出して液化し、液化した凝縮性冷却液（ロ
）は重力で滴下する。　７以上のように従来のものはタ
ンク（５）の内部に鉄心（１）と巻線（２）の発熱体を
浸漬するように凝縮性冷却液（ロ）が封入されているの
で蒸発性冷却液（ロ）の嵐はタンク（６）の容積と巻線
（２）と鉄心（１）の容積について決まる。しかしなが
ら巻線（２）と鉄心（１）の発熱体を冷却するのに必要
な凝結性冷却Ｐ＆（ロ）の最小量は主として巻線（２）
と鉄心（１）の発熱体の発生熱鳳と凝縮性冷却液亜の蒸
発潜熱鳳とによって決定され。

これに誹って得られる凝縮性冷却液（ロ）の最小量はタ
ンク（６）に封入されている量に比べはるかｔこ少ない
、又、凝縮性冷却液東として考えられるＣ、　Ｆｌ、０
等の価格は変圧器の中身を形成する絶縁物の価格に比べ
数倍から約１０倍と高価である。従って従来のものは凝
縮性冷却液（２）の量が冷却に必要な最小量に比べはる
かに多い量を用いるため、変圧器の価格が大巾Ｃζ増大
するという欠点を有していた。

この発明は、上記のＪうな従来のものの欠点を除去する
ためになされたもので凝縮性冷却液の量を低減するため
夢ζ巻線とタンクとの間の空間部や鉄心とタンクとの間
の空間部を注型樹脂で埋めることにより余分な凝縮性冷
却液を節約し、冷却に必要な最小限の量となるようにす
ることにより安価な変圧器を提供することを目的として
いる。

以下、この発明の一実施例を＃ｉ２図を用いて説明する
。第２図において（１）〜（２）は第１図に示す従来の
ものと同じである。従来のものと相異する点は一次巻線
（ＩＩｓ）の外周にダクト置（至）を介して絶縁物より
なる筒部（１４ａ）を設置し、又筒部（１４＆）の下部
には巻線（２）の下部にダクトＮ（２）を介して絶縁物
よりなる底部（Ｍｂ）を設置して容器α◆を構成し、容
器Ｑ４おＪび鉄心（１）とコイル（２）とタンク（５）
とで形成される空間部に注型樹脂（至）を埋めた点にあ
る。なお。

９は筒部（１４ｍ）と底部Ｑ４ｂ）　、底部（１４ｂ）
と鉄心（１）を接合するシール剤である。害なわら、凝
縮性冷却液（ロ）は巻線（２）と鉄心（１）の発熱体を
冷却するに必要なダクト１〜λ（ａ）　＃　（４）　ｅ
（２）、（至）と巻線（２）の上面部の部分にだけ充満
されるようになり、タンク（５）と容器（ロ）との間の
空間部は全て注型ＩＩＭ（至）で埋められたことになる
。

この注型樹脂員を埋める方法としては鉄心（１）。

巻線（２）、容器（ロ）等変圧器の中身を組立てた状態
において鉄心（１）と底部（１４ｂ）との間隙および筒
部（１４ｍ）と底部（Ｍｂ）との間隙をシール剤輔で塞
ぎ、注型樹脂（至）がダクトＩ　（３）　、ダクトｌ　
（４）　、ダクト厘（ロ）、ダクトＮ（至）の部分に侵
入しないようにしたのち、タンク（６）内に収納し、常
温においては液体状の注型樹脂榊をタンク（６）と容器
（ロ）とで形成される空間部に所定の鳳流し込んだのち
、輿空引きかつ加熱して注型樹脂（至）を硬化させるこ
とにより容易に行うことが出来る。

一般に変圧器の鉄心（１）、コイル（２）タンク（６）
の内面の水分を除去して耐電圧特性を良好ならしめるた
めに真空加熱乾燥する方法があるので注型樹脂（至）を
硬化させるための加熱はこの真空加熱乾燥と同時に行う
ことが出来る。

なお、上記実施例では巻線（２ｍ）の外局にダクト置（
至）を介して筒部（１４ａ）を設置したものを示したが
ｆｈｓ図に示す如く一次巻線（ｉｌｉｌ　）の外周に直
接筒部（１４ｍ）を設けてもよい、又この筒部（１４１
Ａ）は絶縁紙（図示しない）を−次巻線（２ａ）上に巻
回して形成したものでも同様の効果を奏する。したがっ
て容器という概念は巻線の外周と下面を絶縁材で覆うも
のはすべて包含するものである。

また以上の説明は変圧器について行ったが、リアクトル
についても同様な効果を生ずることはいうまでもない。

以上のようにこの発明によれば、Ｉｌ線の外周と下面を
覆う容器を設置しこの容器とタンクとで形成される空間
部を注型樹脂で埋めることにより高価な凝縮性冷却液は
巻線と鉄心の発熱体を冷却するのに必装最小限にとどめ
ることが出来、安価な電ａト導機器の提供が可能になる
という効果がある。

【図面の簡単な説明】

ｆ８１図は従来の変圧器の側面断面筒、第２囚はこの発
明の一実施例を示す側面断面図、％８図はこの発明の他
の実施例を示す側面断面図である。 図において（１）は鉄心、（２）は巻線、（５）はタン
ク。 （ロ）は凝縮性冷却液、α荀は容器、ａｏは注型樹脂で
ある。 なお１図中同一行号は同一、又は相当部分を示す。 代　理　人　　葛　　野　　信　　− 第１図 第２図 第３図 丁続補　正　書（自発） 昭和５奔７月１４日 ＩＩＩＧｆ’ｌの表示　　　　特願昭６丁−４８５８８
号：（参山ＩＩミを４るδ ・１１件との関係　　　特許出願人 性　所　　　　　東京都千代田区丸の内二丁目２番３号
名　＋４、（６０１）　　　三菱電機株式会社代表者片
山仁八部 ・１１代理人 住　所　　　　　東京都千代Ｈ１区丸の内二丁目２番３
号明細書の特許請求の範囲および発明の詳細な説明の欄 ６、補正の内容 （１）　　明細書の特許請求の範囲を別紙のとおり訂正
する。 （２）同第８頁第１７行〜１８行に「ついてＪとあるの
を「よって」と訂正する。 （３）　　同第５頁第２行、第９行、第１８行にｒＮＪ
とあるのを「１ｖ」と訂正する。 （４）同第６頁第４行に「コイル（２）Ｊとあるのを削
除する。 （５）同第５頁第２０行に「樹脂αＱ」とあるのを［樹
脂Ｑ０例えば熱硬化性樹脂」と訂正する。 （６）同第６頁第４行〜第８行に「一般に・・・・・・
出来る。」とあるのを削除する。 以上 ２、特許請求の範囲 鉄心と、この鉄心の脚部に巻回された巻線とをタンクに
収納し、凝縮性冷却液に浸漬して蒸発潜熱で冷却する電
磁誘導機器において、上記巻線の外周とＦ側を覆う絶縁
性の容易を設け、この容器と上記タンクとの空間部を注
型樹脂で充填したことを特徴とす６、る電磁誘導機器。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）鉄心と、この鉄心の脚部に巻回された巻線とをタ
   ンクに収納し、凝縮性冷却液に浸漬して蒸発潜熱で冷却
   する電磁誘導機器において、上記巻線の外周と下側を覆
   う絶縁性の容器を設け、この容器と上記タンクとの空間
   部を注型樹脂で充填したことを特徴とする電磁誘導機器
   。
2. （２）　　注型樹脂は熱硬化性樹脂よりなり、タンクの
   内面、鉄心１巻線を真空加熱乾燥する時に加熱妓化させ
   ることを特徴とする特許請求の範囲亀１項記載の１ｌＥ
   ｉＢ誘導機器。