JPS58158114A - 水耕栽培装置 - Google Patents
水耕栽培装置Info
- Publication number
- JPS58158114A JPS58158114A JP57039760A JP3976082A JPS58158114A JP S58158114 A JPS58158114 A JP S58158114A JP 57039760 A JP57039760 A JP 57039760A JP 3976082 A JP3976082 A JP 3976082A JP S58158114 A JPS58158114 A JP S58158114A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- culture solution
- oxygen
- tank
- cultivation
- liquid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- Y02P60/216—
Landscapes
- Hydroponics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、栽培植物の根に充分量の酸素を供給し、同時
に根圏環境を改善することによって植物の良好な育成を
図る水耕栽培装置に関する。
に根圏環境を改善することによって植物の良好な育成を
図る水耕栽培装置に関する。
水耕栽培における植物の生育および収量において、根に
対する酸素の供給を増加することは極めて重要な課題で
ある。すなわち植物体が大きくなり、栽培槽中で根が発
達しマット状になるにつれて、酸素要求量が増大する一
方、培養液の流れが妨げられ、停滞するだめ、根はその
近傍の溶存酸素を使い果し、供給がそのま１充分に行わ
れないで放置すると、酸素不足を起し枯死するなどの傷
害を受ける。特に培養液温が高く、溶存酸素飽和濃度が
低下する夏の高温時に問題が起こり易い。
対する酸素の供給を増加することは極めて重要な課題で
ある。すなわち植物体が大きくなり、栽培槽中で根が発
達しマット状になるにつれて、酸素要求量が増大する一
方、培養液の流れが妨げられ、停滞するだめ、根はその
近傍の溶存酸素を使い果し、供給がそのま１充分に行わ
れないで放置すると、酸素不足を起し枯死するなどの傷
害を受ける。特に培養液温が高く、溶存酸素飽和濃度が
低下する夏の高温時に問題が起こり易い。
又、根の脱落物や分泌物等の微生物による分解も酸素を
必要とし、酸素の供給が減少するにつれて根が酸素不足
を起し易い環境形成を促進し、さらに嫌気的分解反応も
生起し、種々中間代謝物の集積が始まり、植物の生育を
阻害するという問題も発生する。
必要とし、酸素の供給が減少するにつれて根が酸素不足
を起し易い環境形成を促進し、さらに嫌気的分解反応も
生起し、種々中間代謝物の集積が始まり、植物の生育を
阻害するという問題も発生する。
本発明は水耕栽培における栽培植物の生育および収量の
増加を目的とするもので、栽培植物の根に充分量の酸素
を供給する改善された手段を提供するものである。すな
わち、本発明は、培養液を循環して水耕栽培を行う装置
において、栽培槽の槽壁外側に、槽内部より培養液が溢
流し、貯液できる貯液部を設け、且つ栽培槽の底部に培
養液抜取口を設けたことを特徴とする水耕栽培装置であ
る。
増加を目的とするもので、栽培植物の根に充分量の酸素
を供給する改善された手段を提供するものである。すな
わち、本発明は、培養液を循環して水耕栽培を行う装置
において、栽培槽の槽壁外側に、槽内部より培養液が溢
流し、貯液できる貯液部を設け、且つ栽培槽の底部に培
養液抜取口を設けたことを特徴とする水耕栽培装置であ
る。
以下図面に基づき説明する。第１図は本発明実施例装置
の斜視図であり、第２図は、原理説明図である。
の斜視図であり、第２図は、原理説明図である。
水耕栽培装置においては、培養液を貯え植物を栽培する
だめの栽培槽１が必須である。培養液は、植物の生育に
必要な養分および酸素が水に溶解しており、栽培槽１に
循環供給される。
だめの栽培槽１が必須である。培養液は、植物の生育に
必要な養分および酸素が水に溶解しており、栽培槽１に
循環供給される。
植物に充分量の酸素を供給するためには、培養液中の酸
素濃度を増加させると共に、培養液の循環量、換言すれ
ば栽培槽内培養液と酸素を富化された培養液との交換率
を高めることが必要である。
素濃度を増加させると共に、培養液の循環量、換言すれ
ば栽培槽内培養液と酸素を富化された培養液との交換率
を高めることが必要である。
まず本発明の特徴の一つとして栽培槽１の槽内壁２の外
側に槽内部より培養液が溢流し、貯液できる貯液部３を
設けた。溢流時には、培養液が比較的薄膜となって流れ
るので酸素を溶存させ易くなる。貯液できるので外部夕
／り４を省略又は小型化できる。貯液部３の形状は問わ
ない。通常はＵ字状が多いが、第３，４図に示す如き変
形形状であってもよい。溢流を行させるため内壁２は外
壁１４より、たとえば１〜２釧程度（第２図におけるｃ
Ｌ）低くする。第３図の場合は内壁２を低くする代わり
に溢流口１５を設けている。溢流口Ｊ５の深さは必要に
応じて定め嵌合板１６によって深さを変え、あるいは開
閉可能としている。
側に槽内部より培養液が溢流し、貯液できる貯液部３を
設けた。溢流時には、培養液が比較的薄膜となって流れ
るので酸素を溶存させ易くなる。貯液できるので外部夕
／り４を省略又は小型化できる。貯液部３の形状は問わ
ない。通常はＵ字状が多いが、第３，４図に示す如き変
形形状であってもよい。溢流を行させるため内壁２は外
壁１４より、たとえば１〜２釧程度（第２図におけるｃ
Ｌ）低くする。第３図の場合は内壁２を低くする代わり
に溢流口１５を設けている。溢流口Ｊ５の深さは必要に
応じて定め嵌合板１６によって深さを変え、あるいは開
閉可能としている。
つぎの特徴として、栽培槽１底部に培養液抜取［］５を
設けた。培養液の抜取りを溢流と共に底部から抜きとる
ことによって、培養液の流れが乱れ溶存酸素量を増加さ
せることができる。勿論、潅流のみでも底部抜取りのみ
でもよい 一般に根（ｍｌの発達が少ない時期には底部
抜取りを主とし、植物が成長し、根圏が発達し、培養液
の流れが停滞するようになったとき、溢流（オーバフロ
ー）を併用させるのが好塘しい。底部より抜取られた培
養液は、貯液部３を径由し、又は径由せず外部タンク４
に貯液され、貯液部３からの培養液も外部タンク４に貯
液され、養分を調整され再びポンプ０により栽培槽ｌ上
部より給液される。
設けた。培養液の抜取りを溢流と共に底部から抜きとる
ことによって、培養液の流れが乱れ溶存酸素量を増加さ
せることができる。勿論、潅流のみでも底部抜取りのみ
でもよい 一般に根（ｍｌの発達が少ない時期には底部
抜取りを主とし、植物が成長し、根圏が発達し、培養液
の流れが停滞するようになったとき、溢流（オーバフロ
ー）を併用させるのが好塘しい。底部より抜取られた培
養液は、貯液部３を径由し、又は径由せず外部タンク４
に貯液され、貯液部３からの培養液も外部タンク４に貯
液され、養分を調整され再びポンプ０により栽培槽ｌ上
部より給液される。
−力、植物の根は水中の溶存酸素のみでなく、空中から
も酸素を吸収し、空中からの吸収量は水中からの２〜３
倍に達するが、根を乾燥から守り。
も酸素を吸収し、空中からの吸収量は水中からの２〜３
倍に達するが、根を乾燥から守り。
しかも空中からの酸素の吸収を行なわせて安定した栽培
を行なうためには少なくとも植物根の一部を培養液に浸
すことが避けられない。このため、培養液を栽培植物の
根の一部を浸漬するよう浅い液深に保って栽培すること
によって酸素供給量を著増させることができる。栽培植
物が生育し、根が繁茂してマットを形成するようになる
と液の流通が阻害され酸素が不足するので、上記浅い液
深とし酸素供給を充分に行うことにより植物の生育およ
び収量が著増する。
を行なうためには少なくとも植物根の一部を培養液に浸
すことが避けられない。このため、培養液を栽培植物の
根の一部を浸漬するよう浅い液深に保って栽培すること
によって酸素供給量を著増させることができる。栽培植
物が生育し、根が繁茂してマットを形成するようになる
と液の流通が阻害され酸素が不足するので、上記浅い液
深とし酸素供給を充分に行うことにより植物の生育およ
び収量が著増する。
上述の如く植物の生育のため酸素吸収量を増加させるた
めには浅い液深下で、又は浅い栽培槽を使用することが
有効なことが判るが、このような場合従来底部のみから
の液抜取りのみでは液の交換率が向上せず効果が充分で
なかった。本発明は液の溢流が併用できる構造としたこ
とによりこの問題を解決し、植物生産量の増大が図れる
ものである。
めには浅い液深下で、又は浅い栽培槽を使用することが
有効なことが判るが、このような場合従来底部のみから
の液抜取りのみでは液の交換率が向上せず効果が充分で
なかった。本発明は液の溢流が併用できる構造としたこ
とによりこの問題を解決し、植物生産量の増大が図れる
ものである。
栽培槽内壁２の高さ６、換言すれば溢流時の液深は約２
〜８ｃｒｎ程度、特に２〜４ｃｍ程度が好ましい。
〜８ｃｒｎ程度、特に２〜４ｃｍ程度が好ましい。
酸素が不足したとき量論的に浅い液深とすることでも良
い。その間、培養液は循環を続けるのが良いが、一時的
に循環を停止してもよい。
い。その間、培養液は循環を続けるのが良いが、一時的
に循環を停止してもよい。
本装置は一体的に成形してもよく、又、栽培漕と貯液槽
を別個に成形し、つなげてもよい。又、第１図に例示し
たごとく、父、本出願人が先ｔ・−゛・；１示したごと
く（実願昭５６−１４９４４３号）、枠上を／ト８で覆
い、形成された凹状部に貯液させる１、うＶこしてもよ
い。栽培槽１の底面９と貯液部の底面１０の位置は同一
であっても異っていてもよい。
を別個に成形し、つなげてもよい。又、第１図に例示し
たごとく、父、本出願人が先ｔ・−゛・；１示したごと
く（実願昭５６−１４９４４３号）、枠上を／ト８で覆
い、形成された凹状部に貯液させる１、うＶこしてもよ
い。栽培槽１の底面９と貯液部の底面１０の位置は同一
であっても異っていてもよい。
なお、底部抜取口５には本出願人が先に開示したごとく
深さの異なる嵌金管を嵌合交換できる機構とし、交換率
の変化、液深の調節を容易にすることもできる（実願昭
５＋７−９２０４号）。
深さの異なる嵌金管を嵌合交換できる機構とし、交換率
の変化、液深の調節を容易にすることもできる（実願昭
５＋７−９２０４号）。
以上詳述したごとく、本発明によれば、植物が生育し、
根圏が発゛達するにつれて培養液の流れが妨げられ、停
滞し、根をとり寸く溶存酸素濃度の低い培養液が十分酸
素を富化された培養液で置換され難くなる水耕栽培法の
最も大きい問題を、培養液のオーバーフロー循環を栽培
槽底部等に設けられた排出口を経る循環と併せ行なうこ
とによつて解決でき、栽培植物の生産に著しい効果をも
たらす。本発明装置はこのような効果を極めて安全に定
安して提供するばかりでなく装置自体も安価に構成され
る。
根圏が発゛達するにつれて培養液の流れが妨げられ、停
滞し、根をとり寸く溶存酸素濃度の低い培養液が十分酸
素を富化された培養液で置換され難くなる水耕栽培法の
最も大きい問題を、培養液のオーバーフロー循環を栽培
槽底部等に設けられた排出口を経る循環と併せ行なうこ
とによつて解決でき、栽培植物の生産に著しい効果をも
たらす。本発明装置はこのような効果を極めて安全に定
安して提供するばかりでなく装置自体も安価に構成され
る。
第１図は不発明装置の一実施例を示す斜視図、第２図は
同じく原理説明図である。第３および４図は、貯液部の
変形形状を示す説明図である。骨−一〜 １・・・・栽培槽、２・・・・内壁、３・・・ 貯液部
、４・・・・外部タンク、５・・・・抜取口、６・・・
・ポンプ、７・・・・給液口、８・・・・シート、９・
′・・・栽培槽の底面、１０・・・・貯液部の底面、１
１・・・・植物、１２・・・蓋、１３・・・・止め具、
１４・・・・外壁、１．５・・・・溢流口、１６・・・
・嵌合板。 代理人 弁理士 井 上 雅 生
同じく原理説明図である。第３および４図は、貯液部の
変形形状を示す説明図である。骨−一〜 １・・・・栽培槽、２・・・・内壁、３・・・ 貯液部
、４・・・・外部タンク、５・・・・抜取口、６・・・
・ポンプ、７・・・・給液口、８・・・・シート、９・
′・・・栽培槽の底面、１０・・・・貯液部の底面、１
１・・・・植物、１２・・・蓋、１３・・・・止め具、
１４・・・・外壁、１．５・・・・溢流口、１６・・・
・嵌合板。 代理人 弁理士 井 上 雅 生
Claims (1)
- １、培養液を循環して水耕栽培を行う装置において、栽
培槽の槽内壁外側に、槽内部より培養液が溢流し、貯液
できる貯液部を設け、且つ栽培槽の底部に培養液抜取口
を設けたことを特徴とする水耕栽培装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57039760A JPS58158114A (ja) | 1982-03-13 | 1982-03-13 | 水耕栽培装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57039760A JPS58158114A (ja) | 1982-03-13 | 1982-03-13 | 水耕栽培装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58158114A true JPS58158114A (ja) | 1983-09-20 |
Family
ID=12561898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57039760A Pending JPS58158114A (ja) | 1982-03-13 | 1982-03-13 | 水耕栽培装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58158114A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61175955U (ja) * | 1985-04-22 | 1986-11-01 | ||
| JP2012016334A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 衛生管理を簡易化した植物栽培機およびその清掃方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5533610A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-08 | Imamura Seisakusho:Kk | Vibration preventing device for table of gate opening and closing device |
-
1982
- 1982-03-13 JP JP57039760A patent/JPS58158114A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5533610A (en) * | 1978-08-31 | 1980-03-08 | Imamura Seisakusho:Kk | Vibration preventing device for table of gate opening and closing device |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61175955U (ja) * | 1985-04-22 | 1986-11-01 | ||
| JP2012016334A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Nihon Yamamura Glass Co Ltd | 衛生管理を簡易化した植物栽培機およびその清掃方法 |
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