JPS5815769A

JPS5815769A - 回転型アクチユエ−タ

Info

Publication number: JPS5815769A
Application number: JP56114081A
Authority: JP
Inventors: Hajime Ito; 肇伊藤; Isamu Misu; 三須　勇
Original assignee: Mitsubishi Metal Corp
Current assignee: Mitsubishi Metal Corp
Priority date: 1981-07-21
Filing date: 1981-07-21
Publication date: 1983-01-29
Also published as: KR840000745A

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、例えばラジアルプランジャモータあるいは
ポンプとして用いられる回転型アクチュエータの改良に
関する。

この種の回転型アクチェエータとして紘、第１図および
第２図に示すように、シリンダーブロック１に円形状偏
心部２を有するシャフト３が回転自在に支持され、また
シリンダーブロック１の偏心部２と対応する箇所に複数
のシリンダー４が放射状に設けられ、さらにこれらシリ
ンダー４内に偏心部２の従動節または原動節となるプラ
ンジャ５が摺動自在に設けられた構成のものが仰られて
いる。そして、このような回転型アクチュエータをモー
タとして用いる場合、油管６および油通路７を介してシ
リンダー４へ圧油な供給してプランジャ６を順次往動さ
せ、これによって偏心部２をシャフト８の回シに偏心回
転させてシャフト３を回転させるものである。なお、プ
ランジャ５が復動する際、油は油通路（図示せず）およ
び油管８を介してシリンダー４外へ吐出される。他方、
ポンプとして用いる場合にはシャフト３を回転させてプ
ランジャ５を往復動させ、これによって油を油管８およ
び油通路を介してシリンダー４内へ吸い込ませた後油通
路７および油管６を介してシリンダー４外へ吐出させる
ものである。

ところで、このような回転型アクチュエータにあっては
、偏心部２が１つであるためシャフト３のバランスが悪
く、運転中の震動が激しいという欠点があった。また、
１つの偏心部２に対応させてシリンダー４を放射状に設
けているから、スペースの関係上シリンダー４の数を多
くすることができず、この結果モータとして用いた場合
、シャフト８の起動、停止に対する応答性が悪く、特に
低速運転時にシャフト３の回転に７−２が生ずる等の欠
点があシ、他方ポンプとして用いた場合、圧油吐出量が
小さく、特に低速運転時に圧油が脈動する勢の欠点があ
った。

この発明は上記事情を考慮してなされたもの曵シャフト
に偏心部を複数設け、しかもこれら偏心部をシャフトの
局、方向にほぼ等角度宛離間させ、かつ複数の偏心部に
夫々対応させて禎数宛シリンダーを設け、これら複数宛
のシリンダーをシャフトの周方向に互いにずらすことに
よって、上記猪欠点を解傭することができる回転型アク
チュエータを提供することを目的とする。

以下、この発明の一実施例について第り図〜第５図を参
照して訝１明する。

図中１１はシリンダーブロックで、このシリン／−７’
ロツク１１にはシャフト１２が軸受１３．１４を介して
回転自在に支持されている。シャフト１２のシリンダー
ブロック１１内に位置する箇所には、２つの円形状偏心
部１５’、１５ｂがシャフト１２の軸線方向に並べられ
て設けられている。なお、これら偏心部１５ｍ、１５ｂ
はシャフト１２の周方向に等角度離間されている。また
、偏心部１５＆、１５ｂの外周には軸受１６　＆、１６
ｂを介して多角形状（この実施例の場合７角形状）のカ
ムリング１７＆、１７ｂが相対回転自在に嵌合されてい
る。なお、偏心部１５＆、１５ｂと軸受１８．１４の各
間および偏心部１５＆、１５ｂの間には夫々リング状の
ガイドプレート１８＆、１８ｂ、１９が装着され、これ
によって軸受１６へ１６ｂおよびカムリング１７１Ｌ％
１７１）が偏心部１５＆％１ｅｌから抜けるのを防止し
ている。

一方、シリンダーブロック１１の偏心部１５＆、１５ｂ
に夫々対応する箇所には、シリンダー２０＆２０ｂが複
数宛放射状に設けられている。なお、禎数宛のシリンダ
ー２０＆、２０ｂはシャフト１２の局方向に互いにずら
されている。また、シリンダー２０＆、２０ｂ内にＬシ
リンダースリーブ２１＆、２１ｂを介してプランジャ２
２ｍ、２２ｂが夫々摺動自在に設けられている。これら
プランジャ２２　ａ、２２　ｂの外端部には凹部２２０
が夫々設けられておシ、これら凹部２２１にはスプリン
グ２３が挿入されている。これらスプリング囚の一端は
シリンダー２０ｍ、２０ｂにねじ込まれたスプリングカ
バー２４にスプリングガイド２５を介して圧接させられ
ている。そして、これらスプリング２３によってプラン
ジャ２２ａｔ　２２ｂの内端部はカムリングＩＴ’、１
？ｂに夫々圧接させられている。なお、シリンダーブロ
ック１１には、一端がシリンダー２０１．２０ｂに夫々
開口しかつ他端がシリンダーブロック１１の一側に夫々
開口する油通路２６．２？が設けられている。

また、シリンダーブロック１１の一側にＬケーシング２
８がボルト２９によって固定されていもこのケーシング
２８内には円柱状のディストリビュータ８０が回転自在
に挿入されている。このディストリビュータ３０はオル
ダムジヨイント３１を介してシャフト１２に連結され、
シャフト１２と同期して回転するようになされている。

また、ディストリビュータ３０には油通路３２．８ｇが
夫々設けられている。一方、ケーシング２８には、油通
路２６．２７に夫々対応して油通路３４．３５が夫々設
けられておシ、そしてこれら油通路３４−。

３５はディストリビュータ２９の回転に伴って夫々油通
路３２．３３と断続的に連通されるようになされている
。また、ケーシング２８には、油通路３２．３３に夫々
連通されたボートｐ、　、ｐ。

が設けられている。なお、図中３６．３７．３８はＯリ
ングである。

次に上記構成の回転減アクチュエータの作用について説
明するに、まずこれをモータとして使用する場合につい
て説明する。ボートＰ、から圧油を供給すると、この圧
油は油通路３２．３４．２６を介してシリンダー２０ａ
、２０ｂに夫々送られる。

このとき、圧油はディストリビュータ３０によって一方
の複数のシリンＳ　Ｏ＆のうち第４図に示す左側の３つ
のシリンダー２０１に送られると共に、他方の複数のシ
リンダー２０ｂのうち第５図に示す右側の３つのシリン
ダー２０ｂに送られる。

なお、両図中中央のシリンダー２０１Ｌ、２０ｋｌのプ
ランジャ２２！Ｌ、２２ｂは夫々上死点に位置している
。すると、圧油を供給されたシリンダー２０＆、２０ｂ
内のプランジャ２２＆、２２１）が往動してカムリング
１７’、１７ｂを介して偏心部１５＆、１５ｋｌを第４
図、第５図中反時計方向に回転させ、これによってシャ
フト１２が同方向に回転する。シャフト１２の回転に伴
なってディストリビュータ３０が回転し、これによって
圧油を供給されるシリン４２０＆％２０ｂが第４図およ
び第う図において時計方向に１個宛変わる。つｔ、ｂ、
偏心部１５１Ｌ、１５ｂに対応して７個宛膜けられたシ
リンダー２０ｍ、２０ｂのうち、３−４個のシリンダー
２０＆、２０ｂに圧油が供給されてプランジャ２２＆、
２２ｂが往動し、他の４〜３個のシリンダー２０＆、２
０ｂのプランジャ２２＆、２２ｂが復動して油が排出さ
れるのである。なお、シリンダー２０ａ、２０ｂから排
出される油は油通路２７．３５．３３を介してボートＰ
、から吐出される。

他方、上記構成の回転型アクチュエータをポンプとして
用いる場合、シャフト１２を第４図、第５図において反
時計方向に回転させてプランジャ２２を往復動させると
、ボートＰ、から油が油通路３８．３６．２７を介して
シリンダー２０＆、２０ｍ）内へ吸い込まれる。また、
シリンダー２０転２０ｂから圧油が油通路２６．３４．
３２を介してボートｐｓへ送られる。すなわち、ディス
トリビュータ３０によって第４図に示す左側の３つのシ
リンダー２０１および第５図に示す右側の３つのシリン
ダー２０ｂ内へ油が吸い込まれ、また、第４図に示す右
側の３つのシリンダー２０ａおよび第う図に示す左側の
３つのシリンダー２０１）から圧油が吐出される。ｔた
、シャフト１２の回転に伴なってディストリビュータ３
０が回転し、これによって油の吸い込みが行なわれるシ
リンダー２０＆、２０ｂおよび油の吐出されるシリンダ
ー２０ａ％２０ｂが時計方向に変わるのはモータとして
用いられる場合と同様である。

ここで、上記構成の回転型アクチュエータにあっては、
２つの偏心部１５＆、１５ｂがシャフト１２の周方向に
等角度宛離間して設けられているからシャフト１２のバ
ランスが良く、従ってシャフト１２の震動を防止するこ
とができる。また、２つの偏心部１５ａ％１５に＋が設
けられているから、２倍のシリンダー２０＆、２０ｂを
設けることができ、しかもシリンダー２０＆、２０ｂを
シャフト１２の周方向に互いにずらして配装置しておシ
、従ってモータとして用いた場合、シャフト１２の起動
、停止に対する応答性が曳くなシ、また低速運転時にお
いて４シヤフト１２をムラなく回転させることができ、
他方ポンプとして用いた場合、圧油吐出量を大きくする
ことができ、また低速運転時の圧油の脈動を軽減するこ
とができる。

また、この実施例の場合プランジャ２２　＆、２２ｂの
うち偏心部１５１％１５ｂに対して荷重を加えるあるい
は荷重が加えられるプランジャ２２＆、２２ｂ（第４図
に示す左側の５つのプランジャ２２＆および第５図に示
す右側の３つのプランジャ２２ｂ）がシャフト１２に対
し対称的に配置されているから、シャフト１２に加わる
荷重が相殺され、従ってシャフト１２をたわむことなく
よシ一層スムースに回転させることができる。

なお、上記実施例においては２つの偏心部１５＆１５ｂ
を設けたが、３つまたはそれ以上設けても良い。また、
上記実施例においてはプランジャ２２ａ、２２ｈｂの従
動節または原動節をカム機構としているが、クランク機
構としても良い。さらに、上記実施例においては油を用
いたが、エアーを用いても良い。

また、上記実施例においてはこの発明なモータあるいは
ポンプに適用した場合について説明したが、これに限ら
れることなくロータリーサーボアクチュエータにも適用
することができる。

以上説明したように、この発明の回転瓜アクチ複数の偏
心部に夫々対応して複数宛シリンダーを設け、これら被
数のシリンダーどうしを互いにずらした構成であるから
、シャフトのバランスが良く、従って震動を防止するこ
とができ、またラジアルプランジャモータとして用いた
場合、シャフトの起動、停止に対する応答性を向上させ
ることができ、さらに低速運転時にお（・亀てもシャ°
フトをムラなくスムースに回転させることがｆｌ、ｍ方
うジアルプランジャポンプとして用いた場合、圧油吐出
量を大きくすることができ、さらに低速運転時において
も圧油の脈動を顧滅することができる等の効果を奏する
。

【図面の簡単な説明】第１図は従来の回転型アクチュエータの縦断正面図、第
２図はそのト」線に沿う断面図、第５図はこの発明の一
実施例を示す縦断正面図、第４図はそのＮ−Ｗ線に沿う
断面図、第５図は第３図の■−■線に沿う断面図である
。１１・・・・・・シリンダーブロック、１２・・・・・
・シャフト、１５＆、１５ｂ・・・・・・偏心部、２０
＆、２０ｂ・・・・・・シリンダー、２２ａ、２２ｂ・
・・・・・プランジャ。出願人三菱金属株式会社

Claims

【特許請求の範囲】

シリンダーブロック（１１）と、軸線方向に複数の円形
状偏心部（１５＆、１５ｂ）を有しかつこれら偏心部（
１５ｍ、１５ｂ）を前記シリンダーブロック（１１）内
に挿入されて該シリンダーブロック（１１）に回転自在
に支持されたシャツ）（１２）と、前記シリンダーブロ
ック（１１）の前記偏心部（１５ｍ、１５ｂ）と夫々対
応する箇所に複数宛放射状に設けられたシリンダー（２
０１Ｌ２０ｂ　’）と、これらシリンダー（２０＆、２
０ｂ）に夫々摺動自在に設けられかつ前記偏心部（１５
−１５ｂ）の従動節または原動節となる複数のプランジ
ャー（２２ａ、２２ｂ）とを具備してなシ、前記複数の
偏心部（１５ａ、１５ｂ）は前記シャツ）（１２）の周
方向にほぼ等角度宛離間され、かつ前記複数宛のシリン
ダー（２０ｍ、２０ｂ）は前記シャツ）（１２）の周方
向に互いにずれていることを特徴とする回転源アクチュ
エータ。