JPS58155966A - 液状体の電気的移動制御装置 - Google Patents

液状体の電気的移動制御装置

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JPS58155966A
JPS58155966A JP3843382A JP3843382A JPS58155966A JP S58155966 A JPS58155966 A JP S58155966A JP 3843382 A JP3843382 A JP 3843382A JP 3843382 A JP3843382 A JP 3843382A JP S58155966 A JPS58155966 A JP S58155966A
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liquid
electrodes
array
voltage
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Tadao Kobashi
小橋 忠雄
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/015Ink jet characterised by the jet generation process
    • B41J2/04Ink jet characterised by the jet generation process generating single droplets or particles on demand

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  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無色乃至は着色液状体の移動を電気的に制御
する、特にインク記録装置等に応用可能な、新しい原理
に基く液状体の電気的移動制御装置に関するものである
従来、上述の如き液状体の電気的移動制御法には幾つか
の方法が提案されていて、これらは広くインク記録装置
等に利用されている。
これら従来方法をインク記録装置への適用を例にとって
分類すると、その第1は、圧電素子に電圧パルスを印加
し、インクを形成する液状体を細孔ノズルから空間へ移
動噴出させると共に変調させる方法、第2は超音波や空
気圧力で細いノズルから液状体を帯電させて空間に噴出
させ、この噴出飛翔する液状体部を高電界で加速させた
り、偏向させてその移動を変調する方法、第3は予め液
状体のメニスカスを形成させ高電界を印加し、そのクー
ロン力で飛翔・変調させて移動する方法、第4は本発明
者(小橋)によって提案された方法で、多孔質膜を介し
て狭い間隙に液状体を電気浸透で供給し、この電気浸透
圧を利用して前記の狭い間隙から液状体を可逆的にはみ
出させる移動変調法である。
然し従来の第1及び第1の方法は、高解像度。
高速度のインク記録に不可欠の狭い間隔でのマルチノズ
ル化が困難、また第2.第3の方法は、クーロン力を利
用する関係から1kv以上もの高電圧の変調を必要とし
、装置そのものが高価、複雑となる。第4の方法は、高
密度のマルチノズル化。
低電圧駆動等多くの利点があるが、間隙からの液状体の
はみ出し効果を利用している関係上、そのはみ出し長等
で装置設計上の制約を受け、はみ出し効果ではなく強制
的な液状体の電気的移動変調制御原理の開発が、更に高
性能のインク記録装置の実現に要求される所である。
本発明は、以上の観点から有用な新しい原理に基く液状
体の電気的移動制御装置の提供と、またインク記録装置
、特に前記第4の方法に基くインク記録装置への応用改
善を目的とする。
本発明を更に具体的に述べると、固体誘電体基材面上に
、互に絶縁された複数個の電極を配設すると共に、これ
ら電極間の電極間隙を変化させ、前記基材面上に、この
基材面に対して電気浸透性の液状体を配し、前記電極の
相隣る電極間に電圧を印加し、この電圧に対応して前記
液状を電気的に移動制御することを原理とする液状体の
電気的移動制御装置にある。
ここに、電気浸透とは、固体誘電体に液状体を配し、こ
の接触界面に平行成分を有する電界(電圧)を印加した
時、前記液状体が前記固体誘電体に対して移動する界面
動電現象の総称と定義される。
また液状体とは、着色、非着色を問わず、また液体材料
そのものに限定されることなく、溶液。
混合体、懸濁体とを問わぬ流動性を有する材料の総称と
する。
以下、実施例について本発明の態様を詳述する。
第1図a、b、cは、本発明にかかる液状体の電気移動
制御装置の一実施例の斜視部分構造図を給電方式を示す
図で、特に本例は動作原理を説明するものである。
図において、1は信号電圧回路、2はスイッチ回路、1
00は移動制御素子である。
200は電気的に移動制御される可き無色乃至は着色を
問わぬ液状体で、板乃至はフィルム状の固体誘電体基材
1oの表面11に配せられる。基材1oと共に移動制御
素子100を形成する電極1n−2・・・ln・・・l
n+2は、例えば3n02等の金属酸化物導電膜やムU
等の金属蒸着膜で作る。電極わず本例では一定に保たれ
、その電極間隙G及び配列ピッチPは、ム、B、C各領
域の接合点で不連続に変化する。各領域におけるG及び
Pは、ム領域では一定、B領域では縁端12に向って連
続的に小になり、一方C領域では縁端13に向って連続
的に大になっている。
液状体200と誘電体基材10の材質は、電極Kn2・
・・In・・・”n+2相互間に電圧を印加した時、液
状体200は基材1oの表面11に対して電気浸透し、
また基材10の表面11は液状体200を電気浸透させ
るようにその相関関係が選ばれる。
液状体200は、水性、非水性を問わぬ液体材料に、必
要に応じて表面活性剤や電荷制御剤を加えて構成すると
とができる。また液状体200は着色したいわゆる記録
インクを形成する場合には、染料や顔料等の着色剤を溶
解若しくは混入したり、更にはビヒクル材を加えて、溶
液や混合体を形成することもできる。
高感度動作に当っては、液状体200は例えば10セン
チポアズ以下の低粘度の材料を選び、低消費電力で且つ
絶縁破壊を防止する点からは例えばその固有抵抗は10
6〜cIrL以上とし、印加される信号電圧は電極間隙
Wが1μm当りで6v以内に選ぶことが望ましい。
この観点から、液状体200は有機溶剤を主体とし、着
色材としては油溶性染料(すなわち5olvent d
ye)を用いることが望ましい。
液状体200は、例えばほぼ無色透明のγ−メタクリロ
キシプロピルトリメトキシシランで構成する。この場合
の着色剤としては例えば黒色系インクの構成には、バイ
エル社のマクカレスクプル−FRと関東化学社のオイル
レッドメロの混合体、青色系インクにはバイエル社のマ
クロレクスプルーRR1黄色系インクにはセレスイエロ
ー3G、赤色系インクには有本化学社のオイルレッド6
303等を重量比で2〜6チ程度混合、溶解しこれを濾
過したものが用いられる。
上側の如き無色及び着色液状体200は、例えば基材1
oとしてソーダライム、硼珪酸ガラス。
石英ガラス、酢酸セルーズ等を選ぶと、対をなす電極の
間、負の電圧極性関係にある電極方向に、表面11を電
気浸透する。
なお、正の電圧極性関係にある電極方向に、表面11を
電気浸透させる場合には、液体材料としてフェニルトリ
エトキシシラン等を使用すれば良い。
以下の説明では、説明の便宜上、液状体200は全て負
電極方向に電気浸透する場合を例にとり、正電極方向に
電気浸透する構成では以下の説明の電圧極性関係を反対
極性に選べば同様に適用できる。
斯くして、第1図aでは、スイッチ回路2のスイッチ5
n−2”’ sn ”’ Sn+2は端子すにあり、電
極7!n−+・・・7!n・・・In+2相互は全て同
電位にあるため、表面11上では電気浸透を生ぜず、基
材1oを水平に保持した状態では液状体200は全表面
に亘って均一な厚さを有する。
然るに、図においてスイッチSnをC端子に接続して、
電極InにVn = Vcなる負電圧たるオン電圧Vc
を印加した場合を考える。
第1図すは上記の場合の電極ln−+ 、 7!n 、
 ln++等を拡大抜き出した部分図で、動作姿態を定
性的に説明するものである。電極7!nは隣接するβn
−1゜7!n−+−+に対して負電位を形成するので、
液状体200は、電極7!n−+  An+−+側から
電極jn側に、図の矢印201ム、201 B 、20
1 Cで例示する如く電気浸透により集中する。なお、
矢印の長さは電気浸透の速度と圧力に対応させて定性的
に表示しである。
この液状体200の基材表面11に対する電気浸透速度
及び電気浸透圧は、電極間隙Gに関連した電界強度Vc
/Gの増大と共に増大し、その減少と共に減少する関係
にある。領域ムでは、Gは一定、従って電気浸透201
人の速度及び圧力は、電極lnの長さ方向に不均一性は
存在しない。それ故、電極ln上に集中した液状体20
0は、矢印202ムCの如く領域C方向にも、あるいは
202ムBの如く領域B方向への何れにも押し出され得
、その方向性は不安定である。
然るに、B領域では、縁端12に近付く程、電極間隙G
は狭くなり、従って電気浸透201 Bの速度及び圧力
も犬になり、逆に縁端12がら遠ざかる程小になる。
加えるに電極幅Vは一定である。従って縁端12に近い
程、単位時間に電極11n上に集中、隆起する液状体2
00の量は犬である。そのため、この集中した液状体2
00は矢印202Bの如く、電極ln上を領域表方向に
押し出される。
一方、領域Cでは、縁端13に近付く程、配列ピッチP
及び電極間隙Gが大になり、従って電界強度Vn/G 
、それ故、電極Inに集中する電気浸透2010の速度
及び圧力は小になる。そのため領域C内では、電極ln
上に集中した液状体200は領域ム側から縁端13方向
に向って矢印2020の如く押し出される。
斯くして、前記移動202Bと相俟って、領域ム内にお
いては、液状体2ooの201ムC201ムBの如き移
動の不安定庇が解消され、矢印202ムの如く、領域C
側にその向きが固定される。
このようにして、第1図すの状態では、電極vn上では
、基材表面11に対する液状体200の電気浸透201
ム、201 B 、20I Cにより、液状体200が
202B 、202ムy 202 Cの如く移動制御さ
れ、縁端13側の電極lnの先端には、図に例示する如
く、集束された液状体200の隆起(メニスカス)、換
言すれば、電圧vnに対応して制御された液状体部21
0が集束形成される。この隆起210の量は、オン電圧
Vn−Vcなるオン電圧の振幅と共に増大する。
第1図すの状態から、スイッチ回路2のスイッチSnを
a端子に接続し、電極7!nにVn= VAなる正電圧
を印加する。
第1図Cに示すように、第2図すの電気浸透202ム、
202]3,202cは夫々201ム′201B’ 、
 201G’の如く逆向きとなり、電極ln上及び電極
lnとJn−1,ln++間の基板表面11上の液状体
200は、電極1n−+ 、 ln++側に電気浸透す
る。この電気浸透は、C領域よりもム領域、ム領域より
もB領域が著しく、且っC領域の電気浸透202 (5
’は、縁端13を離れる程、またB領域では縁端12に
近付く程著しくなる。
このB領域の著しい電気浸透に基く液状体200の吸い
上げにより、前記の液状体200の隆起210は、図の
矢印202C’ 、202ム’ 、202B’の如く移
動し、遂には図上例示する如く消滅し、電極ln上の全
域は勿論のこと、電極ln+ + 、 ln−+間の基
材表面11上に亘って、液状体不在部211を形成する
斯くして、上述の如く、複数本の電極を配設し、これら
の電極の電極間隙Gを少くとも不連続乃至は連続的の何
れかに変化させることにより、隣接する電極に対して、
液状体2oOが電気浸透して集まる関係にあるオン電圧
vcを、対象とする電極に印加した状態では、その電極
上を液状体2ωは、電極間隙Gが犬なる方向に移動し、
電極先端に集束された液状体の隆起210が電気的に形
成制御される。
一方、上記とは反対極性のオフ電圧VAが印加される場
合には、電極間隙Gが狭い方向に液状体200が移動し
、隆起210は勿論のこと、遂には対象とする電極上の
液状体200は、電極表面に電気化学的に薄く付着して
いる部分る除き、殆んど全てが吸い上げられ液状体不在
部211が電気的に形成されることになる。
なお、本例では、電極幅Wは一定に選ばれたが電極間隙
Gが狭い部分では、電極幅Wを広く、電極間隙Gが広い
部分では、電極幅Wを狭く選ぶことも、また、反対に第
2図に示す如く電極間隙Gが狭い部分では電極幅Wも狭
く、電極間隙Gが広い部分では電極幅Wも広く選ぶこと
もできる。
上記の内、前者は、電極を配列電極としてその配列ピッ
チを一定とすることが出来、この場合には電極設計が容
易となる利点がある。一方、後者は、電極間隙Gの狭い
部分で電極幅Wが狭いため、この部分への液状体200
への集中が速く、従ってこの部分からの電気浸透201
による液状体200の押し出し202の効果が有効に利
用できる利点がある。なお、電極幅Wは全て同じように
変化させることなしに、例えば電極1本おきに一定幅に
したり、異なるように変化させても良い。
何れにしても、本発明においては、スイッチ回路2を介
して、夫々その両隣りの電極に対して、対象とする単送
乃至は複数の電極に一オフ電圧MA。
オン電圧VCを選択的に印加することにより、液状体2
00の電気的移動制御が行え、電極先端部に液状体隆起
部210.液状体不在部211を選択的に形成できる。
なお、第2図の如く電極間隙Gが他に比較して極端に狭
い場合、オン電圧Vcの印加により急激に対象とする電
極ln上に液状体200が集中すると、その効果で液状
体200が縁端12側に流出する場合がある。
この流出は、液状体200の移動201の効果を減少さ
せるので、電極間隙Gが狭い縁端12側に、流出防止手
段を付与して解決される。
この有効な手段は、第2図に例示するように、細帯状に
流出防止剤300を塗布設置することである。流出防止
剤300は、例えば表面張力が11 dyne/Cm程
度に極めて小さい弗素樹脂系のオイルバリヤ(例えば商
品名で住友3M社のFlncradFC−721)を薄
く塗るか、若しくはプラスチック材料等の絶縁性の角柱
を接着したり、接着剤を塗布して形成できる。
第3図は本発明にかかる液状体の電気的移動制御体の他
の実施例の斜視部構造図と給電方式を示す図である。
本発明によると、電気的に制御された液状体の隆起部(
メニスカス)が形成できるため、前述の如く液状体20
0をインク等の着色体にすることにより、インクオンド
マンド型のマルチノズルのインクプリンタが形成できる
。本例はこのようなフリンタへの応用の一例を示したも
のである。
本例では、電極L + 12 + ・・・1n−1+ 
7!nは、例えば300μm程度の等しい配列ピンチで
、その総数が奇数個の配列電極で構成する。
奇数番電極j!+ 、 ls 、−1n−2,lnは基
板表面11上に、例えばその幅を20μm程度にムU等
を蒸着し、これらへの電圧、”1+ v3・・・vn−
a 、 vn−2。
Vnは零Vとし、一括して接地される。一方、偶数番電
極1h 、 A4.−1n−s 、 An−1は、深さ
が例えば20〜60μm、その幅は縁端12側が20〜
30μmで縁端12から縁端13側に向けて広くなり、
その最大幅は200μm程度に選んだ陥没溝14内に、
ムU等を1μ程度の厚さに蒸着して構成し、選択的にオ
ン電圧Vc 、オフ電圧が印加されるか接地(零V)さ
れる。
奇数番電極At 、 ls・==#1n−a 、 in
−+ 、 Inが設けられる基板表面11の縁端12側
から縁端面12′にかけて、インクを形成する液状体2
00をはじく、いわゆる前述の如きオイルバリヤ31・
0を塗布し、これらの部分からの液状体200の湯流出
を防止する。
縁端13側には、基板表面11へ、インクを形成する液
状体200を供給する液状体供給体400を設置する。
その設置位置は、好しくけ前記陥没溝140幅、すなわ
ち電極幅最大部乃至は変化部の少くとも何れかを含む位
置で、供給体400の縁端401に対応する位置から縁
端12迄の長さすなわち露出端面の幅は例えば0.1〜
2闘程度とする。
液状体の供給体400は本例にとどまらず第6図におい
ても、好しくけ、液状体200に対して基板表面11と
同一の電気浸透極性(本例では負電極方向)を有するよ
う、ガラス板や酢酸セルローズ等のプラスチック板等か
ら作り、間隙402内での液状インク200の不要な電
気浸透による環流を防止する。この供給体板面と基材表
面11との間隙402は例えば60〜100μm程度の
平行間隙とし、縁端13側の側板は、プラスチック接着
剤等から成る流出防止封着剤320をもって、基板表面
11及び陥没溝14内の電極11,12・・・ln−+
、In表面に封着され、縁端13側への液状体200の
流出を防止する。間隙402には細いチューブ410を
介してインクを形成する液状体200が外部から供給さ
れ、その供給圧力は、間隙402から基板表面11及び
陥没溝14にしみ出す程度の適当に低い圧力に選ぶ。
斯くして奇数電極1,3.・・・1n−2,lnと偶数
電極12+ l<−・・In−5、ln−+  の電極
間隙は、縁端401部で約40μm程度と狭く、縁端1
2に近付く程広くなり、縁端12部では約126〜13
0μmで約3倍程度広い。
Vn−5=o  とした偶数電極1n−5は両隣りの奇
数電極1n−41n−6(Vn−4= Vn−6二〇)
と電位差がないため、液状体200の電気浸透は生ぜず
、その電極先端In−5’には液状体隆起は発生しない
然るに、偶数電極1njの如く例えばVn−j =−1
60部程度のオン電圧vcを印加すると、両隣りの奇数
電極7!n s 7In−2(Vn = Vn−2−o
v)側から基材表面11を介して液状体200の電気浸
透201を生じて陥没溝14内に集中し、電極先端An
−+’方向への液状体200の移動202が起こる。こ
の液状体200はオイルバリヤ310の存在のために縁
端面12′に濡れ逃げることなく、縁端面12′から突
出した液状体200の隆起部(いわゆるメニスカス)2
10を生ずる。
一方、偶数電極1n−5の如く、例えば”n−3−+1
50 程度のオフ電圧VAが印加された状態では、偶数
電極gn−s  側から奇数電極In−211n−a側
に電気浸透202′を生じ、従って陥没溝14内では矢
印201′の如き液状体200の移動が起こり、電極先
端βn−1′に例示した如き隆起部210は消滅し、電
極先端en−s’には液状体不在部211を生ずること
になる。
奇数電極先端部” 2’ + 1n−4’にはオイルバ
リヤ310が例えば幅100〜200μm程度で細帯状
に塗布されていて液状体20oをはじくため、隆起部2
10は形成し得ない。
斯くして、縁端面12′から例えば200μmfj度の
隔たりをもって紙などの記録媒体500を設け、その裏
側に対向電極600を設置し、この対向電極600に、
前記隆起部210の存在下で。
この隆起部210から液状体200をクーロン力で飛翔
させるに足る高電圧vHを、従来法とは異なり、変調す
ることなしに、単にバイアス印加しておくことにより、
オン電圧vcが印加された偶数電極の先端からインク飛
翔が起こり、記録媒体600面上に、いわゆるインク付
着220を選択的に生じさせることができる。オフ電圧
MA、或いは零Vに保持された電極先端には隆起部21
0が存在しないだめ、インク付着220は生じ得ない。
インク付着濃度は隆起部210の大きさに依存するから
、オン電圧Vcを振幅変調、パルス幅変調、更にはパル
ス幅振幅変調することによって変化し、中間調をもった
インク記録ができる。
バイアス高電圧VHの極性は正、負何れでも可とするが
、オン電圧VAと同極性に選ぶと、より低電圧で安定な
インク記録が行える。
これは、液状体2ooが原理的にオン電圧Vcと反対極
性に荷電していることに起因するもので、前述の例では
VHとvcの電位差は例えば1.5KV以上に選ぶこと
が望ましく、前述の動作条件下では例えばVHは−1,
7KV〜−2,OKV程度が好しい。
このようKして、スイッチ回路2を介して偶数電極12
.1<・・・・・・1n−3,ln−+に変調されたオ
ン電圧Vc 、一定のオフ電圧VA (零Vを含む)を
選択的に印加し、この電圧印加に同期して記録媒体50
0を矢印501の如く移動させると、文字。
図形、更には中間調画像のインク記録が行える。
第4図は本発明にかかる液状体の電気的移動制御装置の
更に他の実施例の斜視部分構造と給電方式を示す図であ
る。
本実施例は第3図の奇数番電極1,3.・・・・・・A
n−2,lnも偶数番電極2 、4 、−7!n−s 
sln i と同様に陥没溝14内に設置し、実質的に
インク記録にあずかる単位長当りの記録電極数を増加し
てインク記録解像度の改善をはかったもので、その寸法
は第3図の場合と比較して電極7!1゜12・・・・・
・ln−+ 、 lHの配列ピッチを例えば400μm
程度に選ぶこと以外は同様に構成される。本例の場合は
、動作方式を改良することにより奇数番電極先端1 +
’ + ls’・・・・・・1n−2’ t In’を
横切って基材表面11上に設けられたオイルバリヤは除
去され、縁端面12′上のみオイルバリヤ310が塗布
される。
まだ、最外部に位置する電極1.slnの動作を安定化
させ、これ以外の電極J2 、 Is・・・・・・In
−1。
と同一条件で動作するよう、12. As・・・・・・
In−1相互と同様の電極間隙を呈するよう、電極り、
Inの外側に補助電極ム1.ム2を金属蒸着膜等で基材
表面11上に設ける。なお、補助電極ム1.ム2は他の
電極1,2.・・・・・・n−1,nの場合と同様に陥
没溝14を設け、この中に設置することもできる。
補助電極ム1.ム2にはオン電圧VAと同極性、同振幅
の固定バイアスVBを印加する。
電極1+ 、 7!2・・・・・・1rn−1,ln 
への電圧印加は、変調信号電圧vC′を、少くとも夫々
の両隣りの電極にオフ電圧VAが印加された状態で、選
択的に印加される。
ここに変調信号電圧vC′は、インク記録しない場合に
は零Vを含む一定振幅のオフ電圧VAと、入力信号で変
調されてインク記録する場合のオン電圧Vcとを含む。
本例では、奇数番電極1,3・・・・・・1n−2,l
nと偶数番電極2,4・・・・・・In−5ln−1に
交互に一定振幅のオフ電圧VAと変調信号電圧vC′が
夫々印加され、いわゆる二度書きによりて一線がインク
記録される線順次記録の場合が例示されている。
図の状態は、奇数番電極への印加電圧v、 、 V。
・・・・・・Vn−2Vnに変調信号電圧vC′(すな
わちVx若L< ij:Vc ) 、偶数via極12
 、 la・==・ln、−s。
1rn−+にオフ電圧VAが印加された瞬間である。
例えば電極7!1にはv1=vc′二vA  なるオフ
電圧から成る変調信号電圧vC′が印加されるが、その
隣りの偶数番電極12にはv2−vAなるオニ電圧、ま
た補助電極ム0にはvB = vAなる固定バイアスが
印加され、vにv2二VAなる関係から、液状体200
たるインクの電気浸透、従って電極先端11’及び12
′、ム1′ には液状体200の隆起部210は生ぜず
、第3図の如き液状体たるインクの付着220は生じな
い。
一方、変調信号電圧vC′とじてオン電圧Vcが印加サ
レタ奇数番電極1n−2(Vn−2= Vc’ = V
c)では、その両隣りの偶数番電極In−5(Vn−s
=Vx) 。
ln−+ (Vn−+ = VA)からの電気浸透20
1,201’によって、電極1n−2上の陥没溝14に
は液状体200の押し出し移動202が起こり、電極先
端1n−2’には隆起部210を生じるため、第3図の
如きインクを形成する液状体200の付着220が得ら
れる。
vn−vc′=vcなる奇数番電極lnについても隣接
する片方の電極として補助電極ム2(VB:VA)が位
置するだめ、全く同様に動作し、隆起部210を生じる
偶数番電極1n−s (Vn−3= VA ) + A
n−+ (Vn−+= VA )では上記の電気浸透2
01,201’により矢印201の如き液状体200の
移動を生じ、夫々の電極先端1n−s’ + ln−+
’には液状体不在部211を発生し、上述のインク付着
220は発生しない。
斯くして、上述の動作では、奇数番電極1+ 、13・
・・・・・1n−21nに印加される変調信号電圧V 
e rに対応した濃淡で記録媒体600上にインク付着
220を生じ、偶数番電極12 、 la・・・・・・
1n−s。
1n−1及び補助電極ム1.ム2部ではインク付着22
0は生じない。
次の瞬間に奇数番電極り、A3・・・・・・In−2,
lnにオフ電圧VAを印加し、偶数番電極7!2.β4
・・・In−5、41!n−1に夫々変調信号電圧vc
′を印加すると、偶数番電極部で夫々の’l/ c r
に対応したインク付着220を生じ、このように2回の
時分割駆動により一線のインク記録が行え、これに同期
して記録媒体600を紙送りすると、線順次で文字。
図形9画像のインク記録が行える。
なお、補助電極ム1.ム2は、本例にとどまらず他の実
施例においても、製作技術的には陥没溝14内に収容さ
れる配列電極7!1. A2・・・・・・1n−1,l
nの内の最外側の電極7!1.Anを利用し、これに固
定バイアスVBを印加して、代用することができる。
第6図は本発明にかかる液状体の電気的移動制御装置の
他の実施例の斜視部分構造と給電方式を示す図である。
本例は、第4図の電気的移動制御素子100において、
基材表面11への液状体200の供給を二次元的な広が
りをもち、液状体200透過性の膜状の多孔質誘電体4
10に対する液状体200の電気浸透を利用して、前記
変調信号電圧vc Jによって変調制御して行い、更に
高感度な動作を意図したものである。
多孔質誘電体410は液状体200を、基材表面11の
場合と同極性、すなわち負電極方向に電気浸透させるよ
う材質を選ぶ。多孔質誘電体410は例えば厚さが40
〜200μm、平均孔径が0.1〜8μm、空孔率60
〜80%程度の酢酸セルローズのマイクロポーラスメン
グレンフィルタを用いる。その−縁端側は図のように逆
流防止封着剤32oをもりて基材表面11及び陥没溝1
4に亘って封着する。多孔質誘電体410上には、例え
ば厚さが60μm程度のステンレスや燐青銅板等に1o
o〜400メツシュ程度に孔をあけた液状体透過性電極
420を設置、固定する。液状体200は、例えば図示
の如く、例えば容器440からスポンジ体430の毛管
現象を利用して、電極420を介して多孔質誘電体41
0、並びにその基材表面11との間隙411に供給され
る。
このようにして、本実施例の移動制御装置は構造的には
給電部に、逆流防止部り、液状体供給変調部M、露出端
面を形成する液状体集束部Nから成る。
本実施例も第4図と同様に、奇数、偶数番電極に交互に
時分割で、オフ電圧VA 、変調信号電圧vc tが印
加される場合が例示され、液状体透過性電極420は接
地され、基準電位を形成する。
図示の如く、奇数番電極1.ls・・・・・・In−2
,Inに夫々オフ電圧VA 、オン電圧Vcを含む変調
信号電圧vC′、偶数番電極12. la−・・1n−
s 、 ln−+にオフ電圧VA 、補助電極ム1.ム
2にバイアス電圧VBが印加された場合、Vc’ = 
VAなる関係にある奇数電極(例えば図では、ls 、
7In ) 、偶数番電極及び補助電極部では、これに
対向する液状体透過性電極420部は負電極を形成する
だめ、とれらの電極部から電極420方向に多孔質誘電
体410の厚みを介してその電気浸透に基く吸い上げに
よる液状体200の移動203′が起こる。またその内
で特に、隣接する偶数番電極(例えば図ではl++7!
n−2)にvC′=VCナルオン電圧カ印加された奇数
番電極(例えば図では12+1n−s。
1n−1)では、変調部M、集束部Nを問わず基材表面
11を介してその偶数電極に向っての前述の電気浸透2
01′もある。従って前記の全ての電極の電極先端部(
すなわち図では人、(、l 21 、 l s J。
ln 3’ + An−1’ + ln’ s人2′)
に位置する液状体200はその吸い込み移動2C)’に
より、これらの電極先端部には存在し得す、その電極先
端は勿論のこと、はぼ液状体集束部Nの全範囲に亘って
効果的に液状体不在部211が形成される。
一方、変調信号電圧vC′としてオン電圧VCが印加さ
れた奇数電極(例えば図の1+、In−2)では、隣接
する補助電極(ム1)、偶数電極(12゜1n−s  
1n−1)側からの液状体2ooの電気浸透集中201
に加えて、多孔質誘電体410を介しての電極420側
からの電気浸透203によって、電極先端部7In−2
’に向けての強制的な液状体2ωの押し出し202、ま
た集束部N内に位置する基材表面11における電気浸透
集中201によって、陥没溝14したがって電極先端部
1n−2’には効果的に液状体隆起部210が形成され
る。
従って、第4図の如きクーロン力飛翔法、乃至は第6図
の如く、ゴム等の圧接ローラ610を介して縁端12従
って隆起部210に記録媒体改℃を接触せしめる接触転
写法により、Vc’に対応して選択的に良好な液状体付
着220が得られる。
斯くして、奇数、偶数電極に時分割で交互に変調信号電
圧Vc’に選択的に印加し、また、液状体200として
着色インクを用いると、低電圧動作のインクプリンタが
構成できる。
第4図の如く、縁端面12′へのオイルツクリヤ310
の設置は本例においても有効であるが、接触転写法によ
る場合は、第6図の如く省略することもできる。
本実施例の如く、多孔質誘電体41o、液状体透過性電
極420を設けて液状体200を供給変調するインクプ
リンタ装置は、既に本発明者によって提案されているが
、電極1+、lz・・・・・・In−1゜Jnの電極幅
W、電極間隙0が本発明とは異々ゆ一定である。
そのため、前述の如き電極間隙Gの変化に基く液状体の
押し出し移動2o2.吸引移動202′が弱く、電極先
端における隆起部21o、液状体不在部211の形成は
、多孔質誘電体410を介しての電気浸透203,20
3’に基く情熱による液状集束部Nへの液状体200の
しみ出し効果及び表面張力に起因する液状体供給変調部
Mへの引っ張り込み効果が主たるものであった。
そのため、液状休業束部Hの幅も50〜76μm程度と
狭くする必要があり、また高速動作では、集束部Hにお
ける液状体200の移動202,202’が対応できな
くなり、高速度動作には難があった。
然るに本願によれば、電極間隙Gの変化による前述の電
気浸透201.201’に基いて強制された液状体移動
202,202’が付加されるため、集束部Hの幅も1
00μm以上と広く取ることが可能で、また高速動作に
も有利である。
なお、液状体供給変調部Mの幅は、通常20闘以上に適
宜広く選択される。
第6図は本発明にかかる液状体の電気的移動制御装置の
一実施例の、また第7図は他の実施例の斜視部分構造図
である。
一般に液状体200として着色インクを使用し2第6図
の装置を、インクプリンタ等として使用する場合、その
記録解像度は単位長当りの配列電極数に依存する。この
記録解像度の向上には、配列電極の配列ピッチを狭くす
る必要がある。配列ヒ。
ノチを狭くすると、配列電極延長方向への電極間隙G及
び電極幅Wの変化の度合いが大きく取れないだめ、前述
の電気浸透201 、201’に基く液状体の移動20
2,202’ 、特に最も必要される液状休業束部Nに
おける移動が大きく取り難いことになる。第6図、第7
図は、第6図装置を例にとりその改善を意図したもので
、この理念は第3図や第4図の装置にも適用される。
第6.第7図においては電極1n−3・・・・・Inを
収容する陥没溝14は、液状体供給変調部証においては
、配列ピッチpo及び幅WOは一定の陥没溝14′で、
したがって電極4n−3・・・・・・7!nの幅W及び
電極間隙Gも一定不変である。
然るに、液状休業束部Nにおける陥没溝14″のピッチ
POは不変であるがW Wo’は第6図では縁端12に
向って連続的に狭くなり、また第7図では連続的に段差
をもって狭くなっている。
従って液状休業束部Nにおける電極1H−s・・・ln
間の電極幅W及び電極間隙0は、縁端12に向って夫々
第6図では連続的に狭く及び広くなり、第7図では段差
をも9て不連続的に狭く及び広くなる。
このように、電極間隙G及び電極幅Wの変化を露出端面
すなわち液状体集束部N内に限定して設けると、この部
分での単位長当りのG及びWの変化率を、電極In−5
・・・・・・In従って陥没溝14の配列ピンチを狭く
取っても犬にでき、集束部N内における前述の電気浸透
201 、201’における液状体200の移動202
 、202’がより効果的に行え、隆起部21o、液状
体不在部211の形成における前述の原理上の難点が更
に改善される。
なお、第6図の如く、縁端12に向って陥没溝14“の
深さを浅くすると、上記の移動202,202’がより
助長される優れた効果を有する。
なお、本実施例では、電41n−s・・・・・・Anは
陥没溝14の底部に配置された例が図示されているが、
陥没部14の底部を含み、内壁全面に被着しても良い。
なお、以上の説明において液状体200は着色インクに
限らず、他の非着色材料も同様に使用できることは明ら
かである。
以上詳述したように、本発明は固体誘電体基材面上に複
数個の電極を設けて、これらの電極間隙を変化させ、そ
の電気浸透を利用した液状体の電気的移動制御装置であ
り、種々の液状体の電気的移動制御、更にはこれらを応
用することによりマルチノズル、インクオンデマンド、
低電圧変調動作型等の高性能のインクプリンタ等が実現
でき、その産業上の効果は犬なるものがある。
【図面の簡単な説明】 第1図a、b、cは本発明にかかる液状体の電気的移動
制御装置の一実施例の斜視部分構造と給電方式を示す図
、第2図は本発明にかかる液状体の電気的移動制御装置
の他の実施例にかかる部分構造図、第3図は本発明にか
かる液状体の電気的移動制御装置の更に他の実施例の斜
視部分構造と給電方式を示す図、第4図は本発明にかか
る液状体の電気的移動制御装置の他の実施例の斜視部分
構造と給電方式を示す図、第6図は本発明にかかる液状
体の電気的移動制御装置の他の実施例の斜視部分構造と
給電方式を示す図、第6図は本発明にかかる液状体の電
気的移動制御装置の一実施例の斜視部分構造図、第7図
は本発明にかかる液状体の電気的移動制御装置の他の実
施例の斜視部分構造図である。 1・・・・・・信号電圧回路、2・・・・・・スイッチ
回路、1゜・・・・・・誘電体基材、11・・・・・・
基材表面、12,13・・・・・・縁端、14・・・・
・・陥没溝、1oO・・・・・・電気的移動制御素子、
20o・・・・・・液状体、201.201’。 202.202’・・・・・・電気浸透による液状体移
動、210・・・・・・液状体の隆起部、211・・・
・・・液状体不・底部、220・・・・・・液状体付着
、310・・・・・・オイルバリヤ、320・・・・・
・流出防止封着剤、400・・・・・・液状体供給体、
410・・・・・・多孔質体、420・・・・・・液状
体透過性電極、500・・・・・・記録媒体、600・
・・・・・対向電極、610・・・・・・圧接ローラ、
11.Ik・・・・・・ln−+ 、 in 、ム1.
ム2・・・・・・電極、V、、V2・・・・・・Vn−
1、Vn、 VA 、 VB 、 VC、VC′・””
・電圧。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名簿 
l @ α L−−−−−べf 第7図 蜂に1→−一−MN+TI

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)固体誘電体基材面上に、互に絶縁された複数個の
    電極を配設すると共にこれら電極間の電極間隙を変化さ
    せ、前記基材面上に、この基材面に対して電気浸透性の
    液状体を配し、前記電極の相隣る電極間に電圧を印加し
    、この電圧に対応して前記液状体を電気的に移動制御す
    ることを特徴とする液状体の電気的移動制御装置。 +21  前記電極は複数本の配列電極から成り、その
    長さ方向に電極間隙を変化させたことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の液状体の電気的移動制御装置。 (3)前記配列電極の電極幅は、隣接する配列電極との
    電極間隙が狭い部分では狭く、広い部分では広く選ばれ
    たことを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の液状体
    の電気的移動制御装置。 (4)前記電極の電極間隙の狭い部分側の前記誘電体基
    板面上に、前記液状体の流出を防止する手段を付与した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液状体の
    電気的移動制御装置。 (6)前記電極は複数本の配列電極から成り、これらの
    電極の一方の端部側と比較して他方の端部側の電極間隙
    は広く選ばれ、且つ前記一方の端部を含む前記誘電体基
    材面上に液状体を供給する手段を付与したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の液状体の電気的移動制
    御装置。 (6)前記配列電極の前記一方の端部側と比較して他方
    の端部側の電極幅が狭く選ばれたことを特徴とする特許
    請求の範囲第6項記載の液状体の電気的移動制御装置。 (7)  前記電極は、前記誘電体基材面に設けられた
    陥没溝内に設置されたことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項、第2項、第4項または第6項記載の液状体の電
    気的移動制御装置。 (8)  前記電極は、前記誘電体基材面に設けられ、
    且つその一方の端部断面が、前記誘電体基材の一方の縁
    端面に露出して形成された複数本の配列陥没溝内に配設
    された配列電極から成り、この誘電体基材面と液状体透
    過性電極との間に、液状体透過性にして二次元的な広が
    りをもつ多孔質誘電体を介挿せしめると共に、この多孔
    質誘電体の一縁端を前記誘電体基材の一方の縁端よりも
    内側に位置せしめてこれら両縁端間に前記誘電体基材の
    露出端面を形成せしめ、前記配列陥没溝及び配列電極は
    、少くとも前記露出端面において前記誘電体基材の一方
    の縁端に向けて、夫々の電極幅を狭く、また、夫々の電
    極間隙を広く形成すると共に、前記誘電体基材面並びに
    前記多孔質体に対して同一電界極性方向に電気浸透する
    関係にある液状体を、前記液状体透過性電極を介して前
    記多孔質体に供給し、且つ、前記液状体透過性電極と夫
    々の前記配列電極間に選択的に信号電圧を印加し、この
    信号電圧に対応して前記露出端面の配列電極上に制御さ
    れた液状体部を選択的に形成することを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の液状体の電気的移動制御装置。 (9)前記露出端面における前記配列陥没溝及び配列電
    極の幅及び電極間隙を連続的に変化せしことを特徴とす
    る特許請求の範囲第8項記載の液状体の電気的移動制御
    装置。 (1o)前記露出端面における前記配列陥没溝及び配列
    電極の幅及び電極間隙が不連続的に変化せしことを特徴
    とする特許請求の範囲第8項記載の液状体の電気的移動
    制御装置。 (11)前記液状体は着色体であることを特徴とする特
    許請求の範囲第8項記載の液状体の電気的移動制御装置
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