JPS5815160A - 流れの可視化実験装置 - Google Patents

流れの可視化実験装置

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JPS5815160A
JPS5815160A JP11354481A JP11354481A JPS5815160A JP S5815160 A JPS5815160 A JP S5815160A JP 11354481 A JP11354481 A JP 11354481A JP 11354481 A JP11354481 A JP 11354481A JP S5815160 A JPS5815160 A JP S5815160A
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JP
Japan
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water reservoir
section
tracer
flow
downstream
Prior art date
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JP11354481A
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English (en)
Inventor
Shigeji Sugawara
菅原 重二
Minoru Ueno
実 上野
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SUGAWARA KENKYUSHO KK
Original Assignee
SUGAWARA KENKYUSHO KK
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M10/00Hydrodynamic testing; Arrangements in or on ship-testing tanks or water tunnels

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Indicating Or Recording The Presence, Absence, Or Direction Of Movement (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、供試物体の周辺を流れる流体の流動状態を可
視化する実験装置に関するものである。
流れの可視化には、従来、下記に示されるよう右、 1、壁面トレース法 2、タフト法 3、直接注入法における注入流脈法、注入流跡法4、直
接注入法における懸濁法 5、直接注入法における表面浮遊法 6、電気制御法における水素気泡法 7、化学反応法 8、光学的方法 ば方向、速さ、流跡、流線等に対応して前記多数の方法
の内、いず扛か一つの方法を選択して可視化実験全行な
っていた。
また水は空気に比べて動粘性係数が約1桁小さいため、
流体力学的相似則の観点から実機と模型の各レイノルズ
数を合致せしめる必要性により。
水を用いた方が模型の縮尺、流速の面で有利なことがあ
る。
さらに水を利用した実験装置では、曳行水槽と回流水槽
があり、流体に乱れをみえずに船舶のような供試物体の
抵抗を正確に計測するには、曳行水槽が好ましいが、上
流と下流に助走と予備の区間が必要でかつ成る程度の長
さの走行区間が必要なため、水槽全長が長くなり、高速
になるにつれてさらに水槽全長が延長し、また供試体に
自航動力がない場合には、水槽両側にレールと定速制御
走行装置が必要となり、さらに可視化のためのトレーサ
供給装置、照明装置、撮影装置等を走行装置上に設置し
、あるいは別途走行させる必要があり、しかも供試体に
自航動力がある場合に−は、可視化のための照明装置を
全範囲に亘り設置しもしくは撮影装置と\もに駆動させ
る必要があり、その結実装置全体が大型化して設備費が
高くなり。
広大な場所が必要となった。
これに反して回流水槽では、水を循環させるため、装置
全体が小型化し、また供試物体全停止させることができ
るので、可視化のためのトレーサ供給装置、照明装置、
撮影装置等も定置式となり。
従って装置全体が小型化してコストが安い利点があった
0 しかし回流水槽では、ポンプ等の流体加速部にれの状態
が実機と異なる慣れがあるTこめ、整流格子や多孔板等
の整流素子を注意深く設置する必要があるもの\、実験
の内容に対応してその整流の程度が異り、従って従来で
は、第1図ないし第3図に図示のような形式の回流水槽
があっ1こ。
第1図に図示の一部開放型鉛直回流水槽は、循環水路a
、ポンプb、整流部Cおよび測定部dよジなり、同水槽
では、循環水路aが鉛直面に沿って形成されているため
、構造が簡単でかつ小型で設置場所が狭くてよく、コス
トが安いが、測定部dの下流側循環水路a’F1密閉さ
扛ているため、トレーサ回収機器の交換が困難であった
また第2図に図示の全面開放型水平回流水槽では、水平
循環水路eK、モータfにより回転されるプロペラgが
配設されており、構造は、簡単であるもの\設置場所が
広くなV%測定部dの下流側には落差がないため、トレ
ーサーの回収が困難であったO さらにまた第3図に図示の地下タンクh全備えた全面開
放型回流型水槽では、地下タンクhに加えて上流水溜水
槽iおよび流量調整弁jがさらに必要となり、装置全体
が大がかりとなってコストが高くなった。
その外に密閉型回流水槽(図示されず)があるが、同水
槽では同水槽内の水を大気圧より外れた状態に設定する
ことができるため、キャビテーションが発生するような
状態で流体の性状全観測できるもの\、密閉型であるγ
こめ、整流部、可視化器材等の設置に制限があり、ま1
こその交換が頗る困難であり、開放型では測定できない
ような特殊だ流れの可視化実験装置の改良に係り、流体
加速部、流量調節弁、上流水溜、下流水溜および測定部
よりなる一部開放型鉛直回流水槽において、前記上流水
溜に隣接しTこ前記測定部上流側に種類の異なる複数の
整流素子を出没自在に浸漬しうる整流部と、前記測定部
に種類の異なる複数の可視化用器具を着脱自在に装着し
うる可視化用器材部と。
前記下流水溜に種類の異なる複数のトレーサー回収素子
を着脱自在に装着しうるトレーサー回収部と、前記測定
部で供試模型を着脱自在に装着する供試模型取付部、と
、前記下流水溜の水位を調整する下流水溜水位調整部と
を有することを特徴とするもので、その目的とする処は
、多種類の可視化実験を容易に行なうことができる構造
が簡単でコストの安い装置を供する点にある。
本発明に前記しTこように流体加速部、流量調節弁、上
流水溜、下流水溜および測定部よりなる一般けた\め、
実験の内容に対応した整流の程度に適合しつるように前
記複数の整流素子のいずれか一つを選択しあるいは二つ
以上を適宜組合せて水槽中に浸漬すれば、実験の内容に
適合して整流さ) れた水流が得ら扛る。
また本発明においては、前記一部開放型鉛直回流水槽に
おいて、@記測定部に種類の異なる複数の可視化用器具
全着脱自在に装着して可視化用器材全形成し1こ\め、
実験の種類に適合し1こ0T視化用器具を容易に選択し
て取付けることができ、所要の実験を能率良く遂行する
ことができる。
さらに本発明では、前記下流水溜に種類の異なる複数の
トレーサー回収素子を着脱自在に装着してトレーサ回収
部を形成した\め、どのようなトレーサを用いても容易
にトレーサを回収して、長時間に亘る実験を行なうこと
ができる。
さらにまた本発明においては、前記測定部で供試模型を
着脱自在に装着する供試模型取付部を形成した\め、形
状、大きさ゛の異なる供試模型を簡単に取換けて装着す
ることができ、所要の実験を能率良く行なうことができ
る。
しかも本発明においては、前記下流水溜の水位を調整す
る下流水溜水位調整部全形成した\め:前記水槽への注
水または排水を行なうことなく。
測定部の水位を自由に調整で訃内部流実験、即ち三次元
実験と表面流実験とを容易に行なうことができる。
また本発明における水槽は一部開放型鉛直回流水槽であ
る1こめ、同水槽の据付は面積が狭くて足り、全体とし
て小型でき、その結果コストが安い。
さらに本発明では、前記し1こ各構成要素を具備してい
るため、小型であるにもかXわらず、各種の実験を容易
に行なうことができ、流体力学の教育まタハ流体機器の
機能、特性を説明する1こめの販売、展示等に適してい
る。
以下第4図ないし第14図に図示され1こ本発明の一実
施例について説明する。
1は横断形状が矩形でかつ側面形が門状に形成された一
部開放型鉛直回流水槽(以下単に水槽と称す)で同水槽
lの一方に下流水溜2.他方に下流水溜4およびその中
間上方に測定部3がそれぞれ設けられ、同上流水溜2.
測定部3および下流水溜4の各上方は大気に開放され、
同上流水溜2および下流水溜4の底部は連結管5で相互
に連通され、同連結管5にはポンプ6および流量調節弁
7が介装され、同上流水溜2および連結管5との接続部
には流速指示計8が付設されている。
また@記上流水溜2内の流路形状は緩やかな断面形状、
断面面積の変化となるように形成されるとと\もに、同
上流水溜2の上下いずれか一方または両方[ば、必要に
応じて水流が緩やかに方向を変えうるようなコーナベー
ン(図示されず)が設けら扛ている。
さらに前記上流水溜21′c隣接した測定部3の上流側
には、断面形状が正方形、矩形、三角形1円形等の整流
格子10(格子の板厚はできるだけ薄く平面に近い形状
が好ましい)、薄板に同径の孔を井桁状または千鳥状あ
るいは放射状に穿設した多孔板11および数十メツシュ
から数百メソシュにも亘る数枚°の金網12とよりなる
整流部9が配設され。
の突出部13が突設され、前記整流素子10、l]、1
2の上端−側に円筒部14が固着されており1同円筒部
14を突出部13にそのま\嵌合支持させるかあるいは
円筒部14に設けられた孔(図示されず)を突出部13
に係合させて支持させておき、必要に応じてこれら整流
素子10.11.12’に取外して測定部3の上流側に
浸漬し1図示されない固定手段等で固定するようになっ
ている(なお整流素子10,11゜12?:必要に応じ
て流れ方向に移動調節した後固定しうるように形成して
もよい。) さらにまた第6図に図示するように、上流側壁と下流側
壁とに多数の孔15i形成した容器16にコークスの如
き多孔質不規則団塊状部17i充填し1こ素子t82必
要に応じて測定部3の上流側に浸漬してもよく、このよ
うな素子18ヲ浸漬した場合には。
流f′Lに不規則性が生じて堰の実験に適する。
図面%に第4図には詳細に図示さ扛ていないが。
測定部3の両側には1表面流実験用固定トレーサ(おが
くずの如き)供給装置台、注入流派用色素トレーサ注入
装置台、水素気泡用電極取付枠、タフトグリッド用フレ
ーム、カメラ台、照明装置等の可視化用器具が配設され
、台から直接または測定部3の上縁に沿って配置された
レールもしくはpH定部3の側壁の溝によって適宜移動
、位置決めが可能なように可視化用器材部が構成されて
いる。
また測定部3と下流水溜4とは堰板19で仕切られ、同
下流水溜4の上部にはトレーサ回収部20が配設されて
いる。
前記トレーサ回収部20ハ1表面流実験用固体粒子トレ
ーサ回収網1色素トレーサ脱色装置、水素気泡トレーサ
回収装置、ごみ付着装置(いずれも具体的には図示さ扛
ず)等のトレーサ回収素子よりなり、これらトレーサ回
収素子は下流水溜4の上端開口より装入されあるいは取
出されるようになっている。
さらに前記測定部3には、供試模型取付部21が配設さ
れている。
前記供試模型取付部21では、第7図ないし第8図に図
示されるように、透明測定部底壁22に開口部23が形
成ケれ、同開口部23に透明または不透明地面板24が
止め螺子5で水密かつ着脱自在に装着され、同地面板2
4ヲ下方から上方に向けて貫通した止め螺子26で供試
模型27が着脱自在に取付けられるようになっている。
さらにまた前記下流水溜4におけるトレーサ回収部20
の下方には、下流水溜水位調整部28が配設され、同水
位調整部28ば、第9図ないし第11図に図示されるよ
うに、側壁に開口29が形成され、容積が大きく中央に
先細の円錐形孔ψ】が形成された中空の仕切板31が水
密にかつ側方へ出没自在に嵌装され、同仕切板31に取
手32が一体に装着されている。なお33は水密保持用
のシールで、仕切板31の奥にストツバ−34が付設さ
れているしかして測定部3の底壁下面には、5枚のビニ
ールの如き可撓性シート35が第14図に図示のような
、断面渦巻き状容器38内の芯37に巻装きれ、同同シ
ート35には第12図の如き基準線、網目が記入されあ
るいは全く記入されず、白、黒その他の色彩のに着色さ
れている。なお36ハシ一ト係止部である。
第4図ないし第14図に図示の実施例は前記したように
構成されているので、ポンプ6を駆動し。
流量調節弁7を適当な開度に絞ると、水はポンプ6にて
加速されそ上流水溜2Vc送られ、S同上流水溜2の上
部から整流部9に達する。
整流部9においては、ポンプ61で生じた旋回流は整流
格子10ニより小さく分断され、整流格子10との粘性
摩擦で軸方向へ整流され、多孔板11において、その前
後の流れ抵抗により不均一な流速分布が修正され、金網
12でさらにきめこまかく流速分布が修正される。
整流された水は、実験目的に適合したトレーサーが供給
され、あるいに発生され、そのトレーサーが供試模型2
7の近くを流量る状況が目視、カメラ、ストロボカメラ
等の撮影装置により観測1表示、記録等がなされる。
そして測定部3を流過したトレーサを含んだ水は下流水
溜4中のトレーサ回収部20ヲ通過する際に同トレーサ
回収部20によリトレーサが回収されポンプ6で再び水
は加速さ扛、水は一部開放型鉛直回流水槽1内を回流す
ることができ、所要の可視化実施例が遂行される。
前記可視化実験において、流速の調整は流量調節弁7の
開閉により行なわれる。
また測定部3の流速が比較的小さくても流れに乱れがな
く均一さが必要される色素流脆性、水素気泡法の場合に
は、一つの升目の開口面積δ2が小さく流れ方向の長さ
tの長いC1/δの大きい)整流格子10ヲ測定部3の
上流側に浸漬し、開口比m(=a/A孔の面積a、流路
の断面積A)が小さい多孔板11およびメツシュの大き
い金網12ヲ用いればよく、流れの乱れや均一さが厳密
に要求さnないが流速が大きいことが要求される場合に
は。
逆にすればよい。
しかも開口部、孔の大きさと\もに流れの状況に応じて
各素子間の距離を変更すればよい。
さらに堰のように僅かに乱れた流れを与える場合には、
コークスの如き多孔質不規則団塊状部17を充填した素
子18を測定部3の上流側に配置すればよい。
さらにまた供試模型27を交換するには、地面板2を取
外した後、供試模型27ヲ交”換して地面板2に取付け
、同地面板2を再び取付けnばよい。
しかも供試模型27の位置決めには、網目の入ったシー
ト35ヲ測定部3の下方に張設丁ればよく。
実験の種類に応じ観察、撮影に最も適したシート35を
張変え扛ばよい。
またトレーサの種類に応じたトレーサ回収素子を下流水
溜4の上方から適宜交換して装入すればよいO さらに二次元実験として自由表面上の流れを観測するた
めに1表面流実験用固体粒子トレーサを供給する場合に
ば、前記下流水溜水位調整部28における取手32ヲ外
方へ引張り、仕切板31金下流水溜4より引出すと、同
下流水溜4の体積が増大し。
堰板19の上流側と下流側との落差が大きくなり。
堰板19の下流側に表面流実験用固体粒子トレーサ回収
金網を張設すnば、容易にかつ確実に水面を浮遊するト
レーサを回収することができる。
さらにまた気泡の混入を極端に避けなければならない場
合には、前記仕切板31ヲ下流水溜4に突入し、同下流
水溜4の体積を減少させれば、堰板19の上流側と下流
側との落差が減小し、気泡の混入が未然に阻止される。
しかも堰板19の下流側と下流側との落差を変更する際
に、水槽l内の水を排出しまたは外から注水する必要が
ないため、水の無駄がなく、シかも注水の際の気泡の混
入がなくて、無気泡の実験が確実に遂行される。
第4図ないし第14図に図示の実施例では、透明測定部
底壁22に開口部23ヲ形成し、間開ロ部23ヲ地面板
24で遮いでいた\め、仕切板31の体積が左程大きく
なくて水槽1内の水位を底壁22より下方へ低下させる
ことができない場合には、供試模型27の交換の際に、
水槽1内の水を一部排水する必要があるが、第15図な
いし第16図に図示するように透明測定1部底壁22に
凹部39ヲ形成し、予め供試模型27ヲ装着した地面板
24ヲ同凹部39に嵌合し。
螺子40で底壁22に地面板24ヲ固定してもよい。
また第17図に図示するように、測定部3の両側壁41
に架渡固定された支持部材42に供試模型27ヲ螺子4
3で固定してもよく、二次元実験に適する。
さらに地面を走行する自動車の周りの空気の流動情況を
調べる際には、第18図に図示するように、底壁22に
支柱441c装着し、同支柱44上の地面板45に自動
車模型46ヲ取付ければよい。
さらに測定部底壁22ヲ水面よ6露出させずに供試模型
27を簡単に着脱するには、第19図ないし第22図に
図示するように測定部3の底部を構成すればよい。
即ち測定部底壁22に円孔47ヲ形成し、同円孔47と
同一径で中心に螺子孔48ヲ設けた支持板49ヲ底壁2
2の下面に同心状で水密に貼着し、供試模型(図示され
ず)の底面に前記円孔47に嵌合し螺子孔48に螺合す
る螺子部(図示されず)を固着してもよい。供試模型を
取付けない場合には、第21図ないし第22図に図示の
ような盲栓50ヲ螺着丁ればよく、同盲栓50を着脱す
るには、第23図に図示のような工具51ヲ用いるとよ
い。
さらにまた供試模型27の着脱をさらに簡単に行なうた
めに、第24図ないし第26図に図示のような装着金具
52ヲ形成し、供試模型27の底面に同装着金具52の
係合凹部53に係脱自在に係合する係止金具54全装着
し、同係止金具54ヲ係合凹部53に係合した後、90
・旋回すれば、供試模型27を測定部底壁22に装着す
ることができる。
′!!た供試模型27の設定高さを自由に調整する1こ
めに、第29図ないし第1図に図示するように構成して
もよい。
第29図ないし第;引回に図示の実施例では、測定部底
壁22の下面に装着プラグ55が水密に装着され。
同底壁22およびプラグ55ヲ貫通して昇降支柱56が
遊嵌され、その間隙部にリング状シール材57が嵌合さ
れ、装着プラグ55に固定金具58が螺着され。
支柱56の頂部と供試模型27とは連結螺子59で着脱
自在に連結されるように構成されている。
さらに連結螺子59の代りに、支柱56の頂端に柄60
i突出させ、図示さ扛ない供試模型の底面にげ柄孔を形
成し、嵌脱自在に嵌合させるように形成してもよく、あ
るいは支柱56の頂端に磁石61(ill−埋設し、供
試模型の底面に鋼板全張設してもよい。
さらにまた供試模型27全底壁22に固定するために、
@記したような磁性を利用してもよい。
最後に、下流水溜水位調整部28の他の実施例について
説明する。
まず第33図ないし第讃図に図示するように、什切板6
0に4個の断面正方形の孔61 を正方形状に設けても
よく、このようにすると、下流水溜4を流れる水の流速
分布を均一化することができる。
また下流水溜4の底部近くに、膨軟時には第9図ないし
第11図に図示のような仕切板31に近い形状ヲするゴ
ム製の中空袋62ヲ形成し、堰板19の前後に落差をつ
けない場合には、中空袋62 K圧カ空気を注入して同
中空袋62ヲ膨張させてがら栓63で密封jfLばよく
、逆の場合には、栓63ヲ抜いて封入空気を排出すれば
よい。
なお64は膨張時における中空袋62の支持板である。
さらに下流水溜4の側壁全柔軟性に富むゴム板65で形
成し、その両側に左右1対の抑圧部材66ヲ配設し、下
流水溜4の容積を減少させるには、押圧部材66ヲ相互
に接近させるように移動させればよい。
さらにまた測定部3と下流水溜4を相互に分割し、水密
を保ったま\両者を相対的に上下に移動させ、かつ連結
管5をゴム管で形成してもよく。
前記したと同様な作用効果を奏しつる。
以上本発明を図面に図示された実施例および図面に図示
されない実施例について詳細に説明し1こが2本発明は
このような実施例に限定されることなく2本発明の精神
を逸脱しない範囲内で必要に応じて適宜自由に設計改変
を施しつるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はそ扛ぞ肛従来の流れの可視化実施
装置における水槽の概略全図示し1こ斜視図、第4図は
本発明に係る流れの可視化実験装置の一実施例の全体を
図示した斜視図、第5図はその整流部の正面図、第6図
は特殊な整流部の斜視図、第7図は前記実施例の測定部
平面図、第8図はその縦断側面図、第9図および第10
図は前記実施例の下流水溜水位調整部の縦断側面図で、
第9図は仕切板を押込んだ状態、第10図ばこ、f’L
k引出した状態をそ扛ぞれ示し、第11図はその要部イ
面図、第12図は供試模型位置設定用シートの平面図。 第13図はその仰1面図、第14図はその収納部分の横
断側面図、第15図は測定部における他の実施例の平面
図、第16図はその縦断側面図、第17図ないし第19
図はそれぞれ測定部におけるさらに他の実施例の斜視図
、側面図、平面図、第20図は第19図のff−IX線
に沿って截断した縦断側面図、第21図は第20図に図
示された支持板に装着される盲栓の縦断側面図、第22
図はその平面図、第23図はその盲柱着脱用の工具を図
示した側面図、第24図は第19図ないし第20図に図
示された支持板に着脱自在に取付けられる装着金具の平
面図、第5図および第26図は第24図のm−バーおよ
び’M−Wに沿って截断した横断面図、第27図は同装
着金具に装着される供試模型の一部側面図、第28図は
その底面図。 第29図は測定部におけるさらに他の実施例の縦断側面
図、第茄図は同実施例における供試模型との連結状態を
図示した縦断側面図、第31図は他の連結状態を図示し
た要部側面図、第32図はさらに他の連結状態を図示し
た要部縦断側面図、第33図は下流水溜における他の実
施例の側面図、第34図はその平面図、第35図ないし
第36図は下流水溜におけるさらに他の実施例の縦断側
面図で、第35図は膨張状態を、第36図は収縮状態を
それぞ扛図示し、第37図は第35図の平面図、第38
図は下流水溜におけるさらに他の実施例の縦断側面図で
ある。 1・・・一部開放型鉛直回流水槽、2・・・上流水溜。 3・・・測定部、4・・・下流水溜、5・・・連結管、
6・・・ポンプ、7・・・流量調節弁%8・・・流速指
示計、9・・・整流部、10・・・整流格子、11.−
・多孔板、12・・・金網、 13・・・突出部、14
・・・円筒部、15・・・孔、16・・・容器、 17
・・多孔質不規則団塊、18・・・素子、19・・・堰
板、2o・・・トレーサ回収部、21・・・供試模型取
付部、22・・・透明測定部底壁、23・・・開口部、
24・・・地面板、5・・・螺子。 26・・・止め螺子、27・・・供試模型、28・・・
下流水溜水位調整部、29・・・開口、;引・・・円錐
形孔、31・・・仕切板。 32・・・取手h33 ・・・シール、34・・・スト
ソバ−,35・・・可撓性シート、36・・・シート係
止部、37・・・芯、38・・・容器、39・・・凹部
、40  ・・螺子、41・・・測定部両側壁、42・
・・支持部材、43・・・螺子、44・・・支柱、45
 ・地面板。 46・・自動車模型、47・・・円孔、48・・・蝉子
孔、49・・支持板、50・・・盲栓、51・・・工具
、52・・・装着金具、53・・・係合凹部、54・・
・係合金具、55・・・装着プラグ、56・・・昇降支
柱、57・・・リング状シール材、58・・・固定金具
、59・・・連結螺子、60・・・仕切板、61・・・
孔、62・・・中空袋。 63・・・栓、64・・・支持板、65・・・ゴム板、
66・・・抑圧部材。 代理人 弁理士 江 原   望 外1名 手続補正書 昭和56年12月10日 特許庁長官 島田春樹 殿 1、事件の表示 〆 昭和56 年 特 許 願第113544  号2、発
明の名称 流れの可視化実験装置3、 補正をする者 事件との関係   特許出願人 6、 補正により増加する発明の数   な  した全
面開放型回流型水槽では、地下タンクhに聞えて上流水
溜水槽1および流量調整弁Jがさらに必要となり、装置
全体が大がかりとなってコストが高くなった。 その外に密閉型回流水槽(図示されず)があるが、同水
槽では同水槽内の水を大気圧より外れた状態に設定する
ことができるため、キャビテーショシが発生するような
状態で流体の性状を観渭[できるもの\、密閉型である
ため、整流!、可視化器材等の設置に制限があり、また
その交換が頗る困難であり、開放型では測定できないよ
うな特殊な実験に用いられていた。 本発明は前記した従来の半密閉型回流水槽を用いた流れ
の可視化実験装置の改良に係り、流体加速部、流量調節
弁、上流水溜、下流水溜および測定部よりなる一部開放
型鉛直回流水槽において、前記上流水溜に隣接した前記
測定部上流側tこ種類の異なる複数の整流素子を出没自
在に浸漬しうる整流部と、前記測定部に種類の異なる複
数の可視化用器具を着脱自在に装着しうる可視化用器材
部と、前記下流水溜に種類の異なる複数のトレーサー回
収素子を着脱自在に装着しうるトレーサー回収部と、前
記測定部で供試模型を着脱自在に装着する供試模型取付
部と、前記下流水溜の水位を調整する下流水溜水位調整
部とを有することを特徴とするもので、その目的とする
処は、多種類の可視化実験を容易に行なうことができる
構造が簡単でコストの安い装置を供する点にある。 本発明は前記したように流体加速部、流量調節弁、上流
水溜、下流水溜および測定部よりなる一部開放型鉛直回
流水槽において、前記上流水溜に隣接した前記測定部上
流側に種類の異なる複数の整流素子を出没自在に浸漬し
うる整流部を設けたため、実験の内容に対応した整流の
程度に適合しうるように前記複数の整流素子のいずれか
一つを選択しあるいは二つ以上を適宜組合せて水槽中に
浸漬すれば、実験の内容に適合して整流された水流が得
られる。 また本発明において鵠、前記一部開放型鉛直回流水槽に
おいて、前記測定部に種類の異みる複数の可視化用器具
を着脱自在に装着して可視化用器材を形成した\め、実
験の種類に適合′した可視化用器具を゛容易に選択して
取付けることができ、所要の実験・を能率良く遂行する
ことができる。 さらに本発明では、前記下流水溜に種類の異なる複数の
トレーサー回収素子を着脱自在に装着してトレーサー回
収部を形成した\め、どのようなトレーサを用いても容
、易にトレーサを回収して、長時間に亘る実験を行なう
ことができる。 さらにまた本発明においては、前記測定部で供試模型を
着脱自在に装着する供試模型取付部を形成した\め、形
状、大きさの異、なる供試模型を簡単に取換けて装着す
ることができ、所要の実験を能率良く行なうことができ
る。 しかも本発明においては、前記下流水溜の水位を調整す
る下流水溜水位調整部を形成した\め、前記水槽への注
水または排水を行なうことなく、測定部の水位を自由に
調整でき、内部波実験、即ち三次元実験と表面流実験と
を容易に行なうことができる。 また本発明における水槽は一部開放型鉛直回流水槽であ
るため、同水槽の据付は面積が狭くて足り、全体として
小型でき、その結果コストが安い。 さらに本発明では、前記した各構成要素を具備しでいる
ため、小型であるにもか\わらず、各種の実験を容易に
行なうことができ、流体力学の教育または流体機器の機
能、特性を説明するための販売、展示等に適している。 以下第4図ないし第14図に図示された本発明の一実施
例について説明する。 1は横断形状が矩形でかつ側面形が門状に形成された一
部開放型鉛直回流水槽(以下単に水槽と称す)で同水槽
1の一方に上流水溜2、他方に下流水溜4およびその中
間上方に測定部3がそれぞれ設けられ、同上流水溜2、
測定部3および下流水溜4の各上方は大気に開放され、
同上流水溜2お1び下流水溜4′)底]憑連結管5″′
″相互4′″連通され、同連結管5にはポンプ6および
流量調節弁7が介装され、同上流水溜2および連結管5
との接続部には流速指示計8が付設されている。 また前記上流水溜2内の流路形状は緩やかな断面形状、
断面面積の変化となるように形成されると\もに、同上
流水溜2の上下いずれか一方または両方には、必要に応
じて水流が緩やかに方向を変えうるようなフーナベーン
(UA示されず)が設けられている。 さらに前記上流水溜2に隣接した測定部3の−に流側に
は、断面形状が正方形、矩形、二角形、円形等の整流格
子10(格子の板厚はできるだけ薄く平面に近い形状が
好ましい)、薄板に同径の孔を井桁状または千鳥状ある
いは放射状に穿設した多孔板11および数十メツシュか
ら数百メツシュにも亘る数枚の金網12とよりなる整流
部9が配設され、これら各整流素子10.11.12は
、第5図に図示されるように、測定部3の上流側両側壁
頂端に突軸等の突出部13が突設され、前記整流素子1
0.11、】2の上端−側に円筒部14が固着されてお
り、同円筒部14を突出部13にそのま\嵌合支持させ
るかあるいは円筒部14に設けられた孔(図示されず)
を突出部13に係合させて支持させておき、必要に応じ
てこれら整流素子10.11.12を取外して測定部3
の上流側に浸漬し、図示されない固定手段等で固定する
ようになっている(なお整流素子10.11.12を必
要に応じて流れ方向に移動調節した後固定しうるように
形成してもよい。) さらにまた第6図に図示するように、上流側壁と下流側
壁とに多数の孔15を形成した容器】6にコークスの如
き多孔質不規則団塊状部17を充填した素子18を必要
に応じて測定部3の上流側に浸漬してもよく、このよう
な素子18を浸漬した場合には、流れに不規則性が生じ
て堰の実験に適する。 図面特に第4図には詳細に図示されていないが、測定部
3の両側には、表面流実験用固定トレーサ(おがくずの
如き)供給装置台、注入原版用色素トレーサ注入装置台
、水素気泡用電極取付枠、タフトグリッド用フレーム、
カメラ台、照明装置等の可視化用器具が配設され、台か
ら直接または測定部3の上縁に沿って配置されたレール
もしくは測定部3の側壁の溝によって適宜移動、位置決
めが可能なように可視化用器材部が構成されている。 また測定部3と下流水溜4とは堰板19で什切られ、同
下流水溜4の上部にはトレーサ回収部かが配設されてい
る。 前記トレーサ回収部頷け、表面流実験用固体粒子トレー
サ回収網、色素トレーサ脱色装置、水素気泡トレーサ回
収装置、ごみ付着装置(いずれも具体的には図示されず
)等のトレーサ回収素子よりなり、これらトレーサ回収
素子は下流水溜4の上端開口より装入されあるいは取出
されるようになっている。 さらに前記測定部3には、供試模型取付部21が配設さ
れている。 前記供試模型取付部21では、第7図ないし第8図に図
示されるように、透明測定部底壁nに開口部%が形成さ
れ、同開口部邪に透明または不透明地面板24が止め螺
子5で水密かつ着脱自在に装着され、同地面板24を下
方から上方に向けて貫通した■1−め螺子26で供試模
型nが着脱自在に取付けられるようになっている。 さらにまた前記下流水溜4におけるトレーサ同収部mの
下方には、下流水溜水位調整部あが配設され゛、同水位
調整部路は、第9図ないし第゛11図に図示されるよう
に、側壁に開口部が形成され、容積が大きく中央に先細
の円錐形孔Iが゛形成された中空の仕切板31が水密に
かつ側方へ出没自在に嵌装され、同仕切板31に取手3
2が一体に装着されている。なおおは水密保持用のシー
ルで、仕切板31の奥にストッパー調が付設されている
。 しかして測定部3の底壁下面には、5枚のビニールの如
き可撓性シー)35が第14図に図示のような、断面渦
巻き状容器関内の?:37に巻装され、同シー)35に
は第12図の如き基準線、網目が記入されあ乞いは全く
記入されず、白、黒その他の色彩のに着色されている。 なお36はシート係止部である。 第4図ないし第14図に図示の実施例は前記したように
構成されているので、ポンプ6を駆動し、1′ 流量調節弁7を適当な開度に絞ると、水はポンプ6にて
加速されて上流水溜2に送られ、同上流水溜2の上部か
ら整流部9に達する。 整流部9においては、ポンプ6で生じたIk二回流は整
流格子10により小さく分断され、整流格−ト10との
粘性摩擦で軸方向へ整流され、多孔板11において、そ
の前後の流れ抵抗により不均一な流速分布が修正され、
金網12でさらにきめこまかく流速分布が修正される。 整流された水は、実験目的に適合したトレーサーが供給
され、あるいは発生され、そのトレーサーが供試模型2
7の近くを流れる状況が目視、カメラ、ストロボカメラ
等の撮影装置により観測、表示、記録等がなされる。 そして測定部3を流過したトレーサを含んだ水は下流水
溜4中のトレーサ回収部加を通過する際に同トレーサ回
収部加によりトレーサが回収されポンプ6で再び水は加
速され、水は一部開放型鉛直回流水槽1内を回流するこ
とができ、所要のir視化実施例が遂行される。 前記可視化実験に、おいて、流速の調整は流11十調節
弁7の開閉により行なわれる。 また測定部3の流速が比較的小さくても流れに乱れがな
く均一さが必要される色素流脆性、水素気泡法の場合に
は、一つの升目の開口面積δ2が小さく流れ方向の長さ
lの長いC1/δの大きい)整流格子10を測定部3の
上流側に浸漬し、開9口比m(=a/A孔の面積a1流
路の断面積A)が小さい多孔板11およびメツシュの大
きい金網12を用いればよく、流れの乱れや均一さが厳
密に要求されないが流速が大きいことが要求される場合
には、逆にすればよい。 しかも開口部、孔の大きさと\もに流れの状況に応じて
各素子間の距離を変型すればよい。 さらに堰のように僅かに乱れた流れを与える場合には、
コークスの如き多孔質不規則団塊状部17を充填した素
子18を測定部3の上流側に配置すればよい。 さらにまた供試模型nを交換するには、地面板2を取外
した後、供試模型苔を交換して地面板2に取付け、同地
面板2を再び取付ければよい。 しかも供試模型rの位置決めには、網目の入ったシート
石を測定部3の下方に張設すればよく、実験の種類に応
じ観察、撮影に最も適したシート35を張変えればよい
。 またトレーサの種類に応じたトレーサ回収素子を下流水
溜4の上方から適−宜交換して装入すればよい。 さらに二次元実験として自由表面上の流れを観測するた
めに、表面流実験用固体粒子トレーサを供給する場合に
は、前記下流水溜水位調整部公における取手32を外方
へ引張り、仕切板31を下流水溜4より引出すと、同下
流水溜4の体積が増大し、堰板19の上流側と下流側と
の落差が大きくなり、堰板19の下流側に表面流実験用
固体粒子トレーサ回収金網を張設すれば、容易にかづ一
硲実に水面を浮遊するトレーサを回収することができる
。 さらにまた気泡の混入を極端に避けなければならない場
合には、前記仕切板31を下流水溜4に突入し、同下流
水溜4の体積を減少させれば、堰板19の上流側と下流
側との落差が減小し、気泡の混入が未然に阻止される。 しかも堰板19の上流側と下流側との落差を変りyする
際に、水槽1内の水を排出しまたは外から注水する必要
がないため、水の無駄がなく、シかも注水の際の気泡の
混入がなくて、無気泡の実験が確実に遂行される。 第4図ないし第14図に図示の実施例では、透明測定部
底壁nに開口部nを形成し、同開口部nを地面板胴で遮
いでいた\め、仕切板31の体積が左程大きくなくて水
槽1内の水位を底壁ηより下方へ低下させることができ
ない場合には、供試模型nの交換の際に、水槽1内の水
を一部排水する必要があるが、第15図ないし第16図
に図示するように透明測定部底壁ρに凹部39を形成し
、予め供試模型nを装着した地面板列を同門部39に嵌
合し、螺子40で底壁nに地面板列を固定してもよい。 また第17図に図示するように、測定部3の両側壁41
に架渡固定された支持部材42に供試模型nを螺子43
で固定してもよく、二次元実験に適するうさらに地面を
走行する自動車の周りの空気の流動情況を調べる際には
、第18図に図示するように、底壁nに支柱44を装着
し、同支柱44上の地面板45に自動車模型46を取付
ければよい。 さらに測定部底壁nを水面より露出させずに供試模型n
を簡単に着脱するには、第19図ないし第22図に図示
するように測定部3の底部を構成すればよい。 即ち測定部底壁nに円孔47を形成し、同円孔47と同
一径で中心に螺子孔48を設けた支持板49を底壁22
の下面に同心状で水密に貼着し、供試模型(図示されず
)の底面に前記円孔47に嵌合し螺子孔48に螺合する
螺子部(図示されず)を固着してもよい。供試模型を取
付けない場合には、第21図ないし第22図に図示のよ
うな盲栓間を螺着すればよく、同盲栓(3)を着脱する
には、第お図に図示のような工具51を用いるとよい。 さらにまた供試模型nの着脱をさらに簡単に行なうため
に、第24図ないし第26図に1て示のような装着金具
52を形成し、供試模型nの底面に同装着金具52の係
合凹部53に係脱自在に係合する係11−金具54を装
着し、同係止金具聞を係合凹部53に係合した後、9o
O旋回すれば、供試模型nを測定部底−壁nに装着する
ことができる。 また供試模型nの設定高さを自由に調整するた1めに、
第29図ないし第1図に図示するように構成してもよい
。 第四図ないし第30図に図示の実施例では、測定部底、
壁ηの下面に装着プラグ55が水密に装着され、同底壁
nおよびプラグ55を貫通して昇降支柱56が遊嵌され
、その間隙部にリング状シール材57が嵌合され、装着
プラグ55に固定金具58が螺着され、支柱56の頂部
と供試模型nとは連結螺子59で着脱自在に連結される
ように構成されている。 さらに連結螺子59の代りに、支柱部の頂端に柄60を
突出させ、図示されない供試模型の底面には柄孔を形成
し、嵌脱自在に嵌合させるように形成してもよく、ある
いは支柱56の頂端に磁石61を埋設し、供試模型の底
面に鋼板を張設してもよい。 さらにまた供試模型nを底壁nに固定するために、前記
したような磁性を利用してもよい。 最後に、下流水溜水位調整部あの他の実施例について説
明する。 まず第33図ないし第調図に図示するように、仕切板6
0に4個の断面正方形の孔61を正方形状に設けてもよ
く、このようにすると、下流水溜4を流れる水の流速分
布を均一化することができる。 また下流水溜4の底部近くに、膠状時には第9図ないし
第11図に図示のような仕切板31に近い形状をするゴ
ム製の中空袋62を形成し、堰板19の前後に落差をつ
けない場合には、中空袋62に圧力空気を注入して同中
空袋62を膨張させてから栓63で密封すればよく、逆
の場合には、栓63を抜いて封入空気を排出すればよい
。 なお64は膨張時における中空袋62の支持板である。 さらに下流水溜4の側壁を柔軟性に富むゴム板65で形
成し、その両側に左右1対の押圧部材66を配設し、下
流水溜4の容積を減少させるには、押圧部材66を相互
に接近させるように移動させればよい。 さらにまた測定ヅ3と下流水溜4を相互に分割し、水密
を保ったま\両者を相対的に上下に移動させ、かつ連結
管5をゴム管で形成してもよく、前記したと同様な作用
効果を奏しうる。 以上本発明を図面に図示された実施例および図1、面に
図示されない実施例について詳細に説明した:′ が、
本発明はこのような実施例に限定されることなく、本発
明の精神を逸脱しない範囲内で必要に応じて適宜自由に
設計改変を施しうるものである。 4、図面の簡単な説明 第1図ないし第3図はそれぞれ従来の流れの可視化実験
装置における水槽の概略を図示した斜視図、第4図は本
発明に係る流れの可視化実験装置の一実施例の全体を図
示した斜視図、第5図はその整流部の正面図、第6図は
特殊な整流部の斜視図、第7図は前記実施例の測定部平
面図、第8図はその縦断側面図、第9図および第10図
は前記実施例の下流水溜水位調整部の縦断側面図で、第
9図は仕切板を押込んだ状態、第1CIはこれをり[出
した状態をそれぞれ示し、第11図はその要部平面図、
第12図は供試模型位置設定用シートの平面図、第13
図はその側面図、第14図はその収納部分の横断側面図
、第15図は測定部における他の実施例の平面図、第1
6図はその縦断側面図、第17図ないし第19図はそれ
ぞれ測定部におけるさらに他の実施例の斜視図、側面図
、平面図、第n図は第19図の豆−豆線に沿って截断し
た縦断側面図、第21図は第n図に図示された支持板に
装着される盲栓の縦断側面図、第22図はその平面図、
第n図はその前柱着脱用の工具を図示した側面図、第2
4図は第19図ないし第20図に図示された支持板に着
脱自在に取付けられる装着金具の平面図、第25図およ
び第26図は第24図の■−■線およびv錆−xxvt
線に沿って截断した横断面図、第γ図は同装着金具に装
着される供′試模型の一部側面図、第四図はその底面図
、第29図は測定部におけるさらに他の実施例の縦断側
面図、第(9)図は同実施例における供試模型との連結
状態を図示した縦断側面図、第31図は他の連結状態を
図示した要部側面図、第32図はさらに他の連結状態を
図示した要部縦断側面図、第33図は下流水溜における
他の実施例の側面図、第34図はその平面図、第あ図な
いし第36図は下流水溜におけるさらに他の実施例の縦
断側面図で、第お図は膨張状態を、第36図は収縮状態
をそれぞれ図示し、第37図は第あ図の平面図、第38
図は下流水溜におけるさらに他の実施例の縦断側面図で
ある。 1・・・一部開放型鉛直回流水槽、2・・・上流水溜、
3・・・測定部、4・・・下流水溜、5・・・連結管、
6・・・ポンプ、7・・・流量調節弁、8・・・流速指
示計、9・・・整流部・10・・・整流格子、11・・
・多孔板、12・・・金網、13・・・突出部、14・
・・円筒部、15・・・孔、16・・・容器、17・・
・多孔質不規則団塊、18・・・素子、19・・・堰板
、頷・・・トレーサ回収部、21・・・供試模型取付部
、n・・・透明測定部底壁、%・・・開口部、U・・・
地面板、5・・・螺子、I・・・止め螺子、ご・・・供
試模型、脂・・・下流水溜水位調整部、酋・・・開口、
I・・・円錐形孔、31・・・仕切板、32・・・取手
、北・・・シール、讃・・・ストッパー、あ・・・可撓
性シート、I・・・シート係止部、37・・・匙、あ・
・・容器、39・・・凹部、40・・・螺子、41・・
・測定部両側壁、42・・・支持部材、43・・・螺子
、44・・・支柱、45・・・地面板、46・・・自動
車模型、47・・・円孔、48・・・螺子孔、49・・
・支持板、関・・・盲栓、51・・・工具、52・・・
装着金具、5:3・・・係合凹部、54・・・係合金具
、55・・・装着プラグ、56・・・昇降支柱、57・
・・リング状シール材、58・・・固定金具、59・・
・連結螺子、60・・・仕切板、61・・・孔、62・
・・中空袋、63・・・栓、64・・・支持板、65・
・・ゴム板、66・・・押庄部材。 代理人 弁理士 江  原   望 外1名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 流体加速部、流量調節弁、上流水溜、下流水溜および測
    定部よりなる一部開放鉛直回流水槽において一前記上流
    水溜に隣接した前記測定部上流側に種類の異なる複数の
    整流素子を出没自在に浸漬しうる整流部と、前記測定部
    に種類の異なる復路の可視化用器具を着脱自在に装着し
    うる可視化用器材部と、前記下流水溜に種類の異なる複
    数のトに一す−回収素子を着脱自在に装着しうるトレー
    サ回収部と、前記測定部で供試模型を着脱自在に装着す
    る供試模型取付部と、前記下流水溜の水位を調整する下
    流水溜水位調整部とを有すると全特徴とする流れの可視
    化実験装置。
JP11354481A 1981-07-22 1981-07-22 流れの可視化実験装置 Pending JPS5815160A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011106948A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Japan Aerospace Exploration Agency 感圧塗料・コーティングと粒子画像流速測定法を利用した壁面近傍流及び一様流の同時計測
EP2048508A3 (en) * 2007-10-12 2011-07-06 Interactive Flow Studies LLC Fluid flow computation, visualization, and analysis
CN107907304A (zh) * 2018-01-03 2018-04-13 燕山大学 卡门涡街可视化实验平台

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