JPS5815094B2 - 繊維状高蛋白食品の連続製造装置 - Google Patents

繊維状高蛋白食品の連続製造装置

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JPS5815094B2
JPS5815094B2 JP16028380A JP16028380A JPS5815094B2 JP S5815094 B2 JPS5815094 B2 JP S5815094B2 JP 16028380 A JP16028380 A JP 16028380A JP 16028380 A JP16028380 A JP 16028380A JP S5815094 B2 JPS5815094 B2 JP S5815094B2
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JP
Japan
Prior art keywords
raw material
rollers
rope
extruder
cooling tank
Prior art date
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Expired
Application number
JP16028380A
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English (en)
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JPS5786251A (en
Inventor
河村勝明
高藤慎一
山田保
種田耕蔵
渡辺俊一
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Snow Brand Milk Products Co Ltd
Original Assignee
Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Application filed by Snow Brand Milk Products Co Ltd filed Critical Snow Brand Milk Products Co Ltd
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Publication of JPS5786251A publication Critical patent/JPS5786251A/ja
Publication of JPS5815094B2 publication Critical patent/JPS5815094B2/ja
Expired legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は繊維状高蛋白食品の連続製造装置、更に詳しく
は牛乳もしくは脱脂乳を原料とした繊維性高蛋白食品を
更に繊維強度を強くした繊維状高蛋白食品として連続的
に且つ大量に生産することの出来る連続製造装置に関す
るものである。
本発明でいう高蛋白食品とは特にチーズを作るに当って
牛乳或は脱脂乳に凝固剤を添加してカード化したものを
原料とするものである。
このカードに混在しているホエーを取除いた状態にした
カードには繊維性があるが、この繊維度は極めて弱いた
め普通サキイカに似た繊維性状の2チーズを製造する方
法としてはCheese andFermented
mi lk Food 2nd Edition197
8(或は特公昭55−30822号)で知られている方
法で生産されている。
これらの方法は1例として凝固したカードを切断装置で
小ブロツク状にしてホエー分離を行ない次に温湯で加熱
して溶解した後温湯から取出し、混練しながらカードを
繊維状組成物とするため配向性をもたせた後、出口を円
錐状に絞った口からスクリューによる押出しで圧力がか
\るようにして繊維強度をもたせて製造している。
この最終工程での繊維強度をもたせる方法としては一般
的な種々の機械的応力例えば上述した押出しによる方法
或は速度差のあるローラーによる延伸方法、更には又落
差を利用した自重伸長法等、がとられている。
しかし、之等の方法を用いて繊維強度を増しても商業生
産として考慮した場合、商品設計面から商品組織の均一
性、形状の安定性、生産機械面からは生産能力の増大化
、商品重量の変動幅の縮少等を考えなければならない。
すなわち、前記した押出しによる方法では圧力損失が太
きいため、生産能力が小さいという問題があり、又速度
差によるローラーによる延伸法であれば径の安定性と生
産性との関係に背反関係があるので大量生産に困難が伴
なうという問題がある。
本発明は以上のような問題を踏まえた上で連続的且つ安
定した状態で繊維強度をもたせた繊維状高蛋白食品の形
状を一定に、且つ単位重量のバラツキを少なくして製造
する装置を得ることをその目的とするものである。
すなわち、牛乳或は脱脂乳に凝固剤を添加してカード化
され、且つホエーの取除かれた繊維性組成食品原料を配
向性を持たせた後、数本のロープ状に分割して押出すエ
クストルダーと、該エクストルダーから押出されたロー
プ状原料を冷却槽に装置された前記押出し量よりも早く
引張ることの出来る駆動ローラーとフリーローラーの間
に張架する延伸装置と該延伸装置で繊維強度が与えられ
冷却槽で保型された前記ロープ状原料を一定寸法に切断
するカッター装置からなるものであって一定に形成され
、且つ単位重量のバラツキも少ない食品が得られるとい
う特徴がある。
以下図面に示す実施例について説明する。
aは第2,3図に示すエクストルダ−1のパイプ1aか
ら配向性を持たせた後分割されて押出された牛乳或は脱
脂乳に凝固剤を添加してカード化され、且つホエーの取
除かれた繊維性組成食品原料であって、これが第4,5
図に示す冷却槽2に装置された駆動ローラー3,3aと
フリーローラー8,9間に張架される。
駆動ローラー3,3aは上下に調整自在に冷却槽2に装
置されている。
図示のものではエクストルダーで原料が6本に分割され
て押出されるようになっている。
駆動ローラー3,3aは冷却槽2内の支脚4゜4aに上
下に位置調整自在なアーム5,5aの前部に取付けられ
ており、何れも支脚4,4aのスリット溝6,6aに係
合するボルトで固定されるようになっていて、駆動ロー
ラー3aはアーム5aの水平スリット溝と、之れに係合
するボルトで左右にも位置調整自在である。
7.7aは左右の支脚4,4,4a、4a間に張設され
たガイド板であって、駆動ローラー3゜3aに相対応し
て配設され、之等の間をロープ状原料が通過するように
なっている。
そして該駆動ローラー3,3aからのロープ状原料は前
記した如くフリーローラー8,9間に張架されるが、フ
リーローラー8,9の軸はその支脚10,11のスリッ
ト溝10a、11aに沿って上下位置調整自在となって
おり、2等フリーローラー8,9間にはロープ状原料を
下から支える断面椀状の上下に位置調整自在なガイドレ
ール12がある。
又、駆動ローラー3,3aは3個のローラーで構成され
、フリーローラー8,9は6個のローラーで構成されて
いる。
フリーローラー9には之れに対応してその下方に断面椀
状のガイド板13がある。
図示の駆動ローラー3,3aのある冷却槽2の部分は深
く構成され、フリーローラー8,9のあるところでは浅
くなっている。
冷却槽2で保型性の付与されたロープ状原料は更に機枠
14上に装置された延伸駆動ローラーで、エクストルダ
ーより押出される原料の量よりも若干早く引張ることが
出来るように駆動される。
15.16はその上下に配設された延伸駆動ローラーで
あって、機枠14からアームを介して支持されたガイド
板17を経て供給されるロープ状原料を延伸する駆動ロ
ーラ16はモーター20から減速機及びプーリーとベル
トとを介して駆動され、駆動ローラー15は駆動ローラ
ー16に向って圧接するように、機枠14上の支脚21
,22間に張設せる横枠30のピン24に一端が支持さ
れた上下に揺動自在なアーム26の中間に、之れに取付
けられたボルト28の鍔輪33と、支脚21の受32間
のボルト28に対して捲装せるスプリング27の力が作
用する。
アーム26の先端には上下駆動ローラー16の支軸34
が取付けられる。
又支脚22にも駆動ローラー19を支持する上下に揺動
自在なL字状アーム3Tが台枠30のピン36で支持さ
れ、ローラー19をローラー35に対して圧接するよう
に同様の構造38、39 。
40.41のものがある。
ローラー19,35は左右対称的に配設されており、そ
の内のローラー35はモーター20からベルトとプリー
で駆動され、2等ローラー19゜35間を通過したロー
プ状原料がカッター装置42で切断され、切断された食
品は下方の図示しないウェイトチェッカーを具えた計量
コンベアー43で搬送される。
そして必要に応じてロープ状原料を一定寸法に切断する
ため図示しないセンサーがカッター42の下方に設けら
れる。
なお、第6,8図において44は減速機調節ハンドルで
ある。
カッター装置42の具体的構造は第10.1112図に
示されており、機枠14上の台板52にロープ状原料の
通過するガイド筒46が6個配設され、この下方にカッ
ター47を有するスライド板48がシリンダー49のピ
ストンロンドで左右動するようになっている。
本発明は以上の如く構成されているので第2゜3図に示
すエクストルダーから原料が圧力をかけられて配向性の
ある6本のロープに分割されて押出され、押出されたロ
ープは駆動ローラー3゜3aからフリーローラー8,9
を経て、次の延伸駆動ローラー15,16,19,35
に送られる。
そして前記駆動ローラー3,3aはエクストルダーの押
出量よりも若干早く引張るようになっており、この引張
りによって原料の繊維強度が付与され、能力アップが計
られる。
又エクストルダーの能力(圧力分布)はノズルの位置に
よって若干具なるため各ノズル毎に流量調整用バルブを
設ける。
更に又エクストルダーから押出される原料は温度の影響
で軟らかくしかも傷がつき易いため、冷却槽2で冷却さ
れて保型性が与えられるが冷却槽内には通常水若しくは
チルド水を入れておく。
その他エクストルダーから押出されるロープ径は押出量
と駆動ローラー3,3aの張力により微妙に変化スるた
め、エクストルダーの直後にロープ径を測定する第1図
に示す如くセンサー50を設け、駆動ローラー3,3a
の速度にフィードバックするようにする。
以上の如く冷却槽2で一定の径に保型されたロープ状原
料は、そのフリーローラーによって取出し方向の変更が
行なわれ、ガイド板17から延伸駆動ローラー15,1
6,19,35に運ばれここでロープ状原料の横引きと
カッター装置42への押込み動作が行なわれる。
そしてカッター装置42で一定寸法に切断される。
なお、冷却槽2とガイド板1Tとの間に第1図の如く中
間水槽51を設けてもよい。
以上例れにしても、従来のエクストルダーで配向性を持
たせて繊維状にするためには圧力が大きすぎるため、生
産性が悪いので本発明では温度コントロールによってエ
クストルダーの圧力損失を小さくして生産性を高め、か
つ繊維度の補強は冷却槽で保型しながら駆動ローラーで
機械的強度を与えることが出来るので、一定化された製
品を連続的に得ることが出来るという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置全体の説明図、第2,3図はエクスト
ルダーの切断面と平面図、第4,5図は冷却槽の切断正
面図と平面図、第6図はカッター装置部の正面図、第7
図は第5図A−A線の部分切断面図、第8,9図はカッ
ター装置部の側面図と平面図、第10.11,12図は
カッタ一部分の切断正面図、切断側面図、平面図である
。 a・・・・・・ロープ状原料、2・・・・・・冷却槽、
3,3a・・・・・・駆動ローラー、8,9・・・・・
・フリーローラー、15.16,19,35・・・・・
・延伸駆動ローラー、42・・・・・・カッター装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 牛乳或は脱脂乳に凝固剤を添加してカード化され、
    且つホエーの取除かれた繊維状組成食品原料を配向性を
    持たせた後、数本のロープ状に分割して押出すエクスト
    ルダーと、該エクストルダーから押出されたロープ状原
    料を、冷却槽に装置された前記押出し量よりも早く引張
    ることの出来る駆動ローラーとフリーローラーの間に張
    架する延伸装置と、該延伸装置で繊維強度が与えられ冷
    却槽で保型された前記ロープ状原料を一定寸法に切断す
    るカッター装置とからなる繊維状高蛋白食品の連続製造
    装置。
JP16028380A 1980-11-14 1980-11-14 繊維状高蛋白食品の連続製造装置 Expired JPS5815094B2 (ja)

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JP16028380A JPS5815094B2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 繊維状高蛋白食品の連続製造装置

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JP16028380A JPS5815094B2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 繊維状高蛋白食品の連続製造装置

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Publication Number Publication Date
JPS5786251A JPS5786251A (en) 1982-05-29
JPS5815094B2 true JPS5815094B2 (ja) 1983-03-24

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JP16028380A Expired JPS5815094B2 (ja) 1980-11-14 1980-11-14 繊維状高蛋白食品の連続製造装置

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JPS63133950A (ja) * 1986-11-26 1988-06-06 Q P Corp 蛋白食品の製造方法

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JPS5786251A (en) 1982-05-29

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