JPS58150300A - 高圧発生装置 - Google Patents
高圧発生装置Info
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- JPS58150300A JPS58150300A JP3331982A JP3331982A JPS58150300A JP S58150300 A JPS58150300 A JP S58150300A JP 3331982 A JP3331982 A JP 3331982A JP 3331982 A JP3331982 A JP 3331982A JP S58150300 A JPS58150300 A JP S58150300A
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- JP
- Japan
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- transformer
- voltage
- leakage inductance
- secondary windings
- switching element
- Prior art date
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05G—X-RAY TECHNIQUE
- H05G1/00—X-ray apparatus involving X-ray tubes; Circuits therefor
- H05G1/08—Electrical details
- H05G1/10—Power supply arrangements for feeding the X-ray tube
Landscapes
- Dc-Dc Converters (AREA)
- X-Ray Techniques (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明はX線発生装置(寺に高圧電力全供給するに有用
な実用性の高い高圧発生装置に関する。
な実用性の高い高圧発生装置に関する。
Xa発生装置を駆動する高圧発生装置は、従来一般に珪
素鋼板を磁芯とした変成器を用い、商用電源から数百ヘ
ルツ程度の交流を100 kV〜400 kVに昇圧す
る如く構成されている。特に上記記X線発生装置は変換
電力が数キロワットから数6ワツトと非常に大きく、ま
た電源の投V遮断頻度が高く、更には高圧発生部とX線
管や荷とが離れている為に畠圧電力を引廻すことが多い
等の特殊性を有している。この為、従来よシこのような
特殊性を考慮した上で、高圧発生装置の動作安定化とそ
の経済性を膝えて装置の動作周波数を数百ヘルツ以下に
定めることが多い。また成る種のX線発生装置では、電
源の投v遮断頻度が1秒間に10回以上となるものもあ
り、高圧電源の追従性が1m5ec以下であるような高
速性が要求される。更に経済性その他を考慮して変圧器
の容積を小形化する上では、装置の動作周波数を従来よ
り1桁以上高周波化するべく要求も生じてきている。
素鋼板を磁芯とした変成器を用い、商用電源から数百ヘ
ルツ程度の交流を100 kV〜400 kVに昇圧す
る如く構成されている。特に上記記X線発生装置は変換
電力が数キロワットから数6ワツトと非常に大きく、ま
た電源の投V遮断頻度が高く、更には高圧発生部とX線
管や荷とが離れている為に畠圧電力を引廻すことが多い
等の特殊性を有している。この為、従来よシこのような
特殊性を考慮した上で、高圧発生装置の動作安定化とそ
の経済性を膝えて装置の動作周波数を数百ヘルツ以下に
定めることが多い。また成る種のX線発生装置では、電
源の投v遮断頻度が1秒間に10回以上となるものもあ
り、高圧電源の追従性が1m5ec以下であるような高
速性が要求される。更に経済性その他を考慮して変圧器
の容積を小形化する上では、装置の動作周波数を従来よ
り1桁以上高周波化するべく要求も生じてきている。
ところが、上記したように装置の動作周波数を高周波化
する場合、一般に変成器の巻数比が50以上と大きいの
で、そこに生じる分布静電容量や漏れインダクタンス等
の悪影響が生じて高周波電力の伝送が著しく困難となる
。また生成された高圧電力を負荷に与える高圧ケーブル
の分布インダクタンスや分布静電容量によって、同様に
高周波電力の伝送が妨げられる。更にはとのような大電
力変換では、僅かなスイッチング損失の増加によってス
イッチング素子の劣化、横規を招くので高レベルの縄効
率電力変換技術を必要とし、その実現が非常に困難であ
ると云う問題がある。
する場合、一般に変成器の巻数比が50以上と大きいの
で、そこに生じる分布静電容量や漏れインダクタンス等
の悪影響が生じて高周波電力の伝送が著しく困難となる
。また生成された高圧電力を負荷に与える高圧ケーブル
の分布インダクタンスや分布静電容量によって、同様に
高周波電力の伝送が妨げられる。更にはとのような大電
力変換では、僅かなスイッチング損失の増加によってス
イッチング素子の劣化、横規を招くので高レベルの縄効
率電力変換技術を必要とし、その実現が非常に困難であ
ると云う問題がある。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、直流電源を数キロヘルツ以上の
交流に変換して所定の電圧に昇圧することができ、しか
もその大電力を高効率に伝送することのできる連応性の
早い簡易で実用性の高い高圧発生装置を提供することに
ある。
の目的とするところは、直流電源を数キロヘルツ以上の
交流に変換して所定の電圧に昇圧することができ、しか
もその大電力を高効率に伝送することのできる連応性の
早い簡易で実用性の高い高圧発生装置を提供することに
ある。
本発明は電圧共振形シングルエンド・スイッチ回路の負
荷に電力転送用コンデンサを介してトランスの一次巻線
を接続し、このトランスの分割巻きされた複数の二次巻
線にそれぞれブリッジ整流器を接続し、これらのブリッ
ジ整流器の出力を同一極性方向に直列接続して、その両
端をX線管等の負荷出力端とした高圧発生装置を構成す
るものである。
荷に電力転送用コンデンサを介してトランスの一次巻線
を接続し、このトランスの分割巻きされた複数の二次巻
線にそれぞれブリッジ整流器を接続し、これらのブリッ
ジ整流器の出力を同一極性方向に直列接続して、その両
端をX線管等の負荷出力端とした高圧発生装置を構成す
るものである。
従って本発明によれば、トランスの分割巻キされた二次
巻線にブリッジ整流器を接続し、その出力を直列接続し
ているので、上記トランスの一次巻線から見込んだ洩れ
インダクタンスを非常に小さくすることができ、またそ
のストレーキャノクシタも十分小さくすることができる
。
巻線にブリッジ整流器を接続し、その出力を直列接続し
ているので、上記トランスの一次巻線から見込んだ洩れ
インダクタンスを非常に小さくすることができ、またそ
のストレーキャノクシタも十分小さくすることができる
。
この結果、装置の動作周波数を筒め、大電力・高電圧の
高速スイッチングを可能として効率の良い電力伝送を行
わしめることが可能となる。
高速スイッチングを可能として効率の良い電力伝送を行
わしめることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例装置につき説明
する。
する。
第1図は実施例装置の櫃略構成図であり、第2図および
第3図はその動作等価回路を示す構成図である。第1図
において、電圧共振形シングルエンド・スイッチ回路1
は、直流電源2にチョークコイル3を介して接続された
スイッチング素子4、このスイッチング素子4に並列接
続された電圧共振用コンデンサ5およびダンパーダイオ
ード6によって構成される。上記スイッチング素子4は
、ここでは大電力高速スイッチングトランジスタで示さ
れるが、サイリスタ等の他の素子を用いて構成すること
も可能である。しかしてこのスイッチ回路1には電力転
送用コンデンサ7を介してトランス8の一次巻線9が接
続される。このトランス8は、分割巻きされた複数の二
次巻線10−1,10−2〜10−nを備えたもので、
前記−次巻線9に対する巻数比=5− はそれぞれmに設定されている。これらの二次巻線J
O−1,10−2〜10−nのそれぞれに、ダイオード
によって構成されたブリッジ整流器I J、 。
第3図はその動作等価回路を示す構成図である。第1図
において、電圧共振形シングルエンド・スイッチ回路1
は、直流電源2にチョークコイル3を介して接続された
スイッチング素子4、このスイッチング素子4に並列接
続された電圧共振用コンデンサ5およびダンパーダイオ
ード6によって構成される。上記スイッチング素子4は
、ここでは大電力高速スイッチングトランジスタで示さ
れるが、サイリスタ等の他の素子を用いて構成すること
も可能である。しかしてこのスイッチ回路1には電力転
送用コンデンサ7を介してトランス8の一次巻線9が接
続される。このトランス8は、分割巻きされた複数の二
次巻線10−1,10−2〜10−nを備えたもので、
前記−次巻線9に対する巻数比=5− はそれぞれmに設定されている。これらの二次巻線J
O−1,10−2〜10−nのそれぞれに、ダイオード
によって構成されたブリッジ整流器I J、 。
11−2〜11−nが接続されている。このような装置
の出力回路は、上記ブリッジ整流器11=。
の出力回路は、上記ブリッジ整流器11=。
11−2〜1ノーnの整流出力をその極性方向が同一と
なるべく直列接続し、その直列回路の両端を負荷接続端
子として構成される。この負荷接続端子に高圧ケーペル
12を介してX線管等からなる負荷13が接続され、前
記端子からの高圧電力の供給を受ける。尚、図中14は
前記高圧ケーブル12の分布インダクタンスを示し、ま
た15は同高圧ケーペル12の分布容量を示している。
なるべく直列接続し、その直列回路の両端を負荷接続端
子として構成される。この負荷接続端子に高圧ケーペル
12を介してX線管等からなる負荷13が接続され、前
記端子からの高圧電力の供給を受ける。尚、図中14は
前記高圧ケーブル12の分布インダクタンスを示し、ま
た15は同高圧ケーペル12の分布容量を示している。
またトランス8における破線で示したインダクタンス1
6は、その洩れインダクタンスを一次巻線9側から見込
んだときの合計を等測的に示したものである。
6は、その洩れインダクタンスを一次巻線9側から見込
んだときの合計を等測的に示したものである。
ここで、上記の如く構成された装置の動作を説明するに
際し、次のような条件が成立するものとする。即ち、ス
イッチング素子4は、所定=6− の周期で一定幅の駆動・ヤルスを与えられて開閉動作し
、ここでは定常状態に入っているものとする。従ってチ
ョークコイル3には一定電流Iinが流れ、動作周期開
始時には共振用コンデンサ5の端子電圧は成る一定値V
c 、となる。またスイッチング素子4、ダンパーダイ
オード6およびブリッジ整流器I J、 、 71−2
〜11−nはそれぞれ理想スイッチとして動作し、従っ
て導通時には伝導抵抗が零オーム、また遮断時には無限
大となるものとする。更にはトランス8の励磁インダク
タンスは、その洩れインダクタンスより十分に大きな値
を有し、トランス8の動作上、上記励磁インダクタンス
に蓄えられる磁気エネルギーは無視できるものとする。
際し、次のような条件が成立するものとする。即ち、ス
イッチング素子4は、所定=6− の周期で一定幅の駆動・ヤルスを与えられて開閉動作し
、ここでは定常状態に入っているものとする。従ってチ
ョークコイル3には一定電流Iinが流れ、動作周期開
始時には共振用コンデンサ5の端子電圧は成る一定値V
c 、となる。またスイッチング素子4、ダンパーダイ
オード6およびブリッジ整流器I J、 、 71−2
〜11−nはそれぞれ理想スイッチとして動作し、従っ
て導通時には伝導抵抗が零オーム、また遮断時には無限
大となるものとする。更にはトランス8の励磁インダク
タンスは、その洩れインダクタンスより十分に大きな値
を有し、トランス8の動作上、上記励磁インダクタンス
に蓄えられる磁気エネルギーは無視できるものとする。
筐た本装置に接続されて電力供給を受ける負荷13の抵
抗値は、見掛上電圧依存性等のない一定値を示すものと
する。
抗値は、見掛上電圧依存性等のない一定値を示すものと
する。
このような仮定条件の下で、前記スイッチング素子4が
導通状態にあるとき、本装置は等価的に第2図の如く示
される。このとき、′電源2から入力電流Iinがチョ
ークコイル3に供給される。一方、前記スイッチング素
子4が導通状態となる直前では、電力転送用コンデンサ
7に流れている電流は、定常状態において”マイナスI
in”となっている。この為、スイッチング素子4に流
れる電流i、は第4図(、)に実線で示すように零値か
ら正弦波の弧を措く波形となって流れる。またこのとき
のスイッチング素子4の端子電圧vcは第4図(b)に
示すように苓であり、共振用コンデンサ5に流れる電流
i0も同図(c)に示すように零である。
導通状態にあるとき、本装置は等価的に第2図の如く示
される。このとき、′電源2から入力電流Iinがチョ
ークコイル3に供給される。一方、前記スイッチング素
子4が導通状態となる直前では、電力転送用コンデンサ
7に流れている電流は、定常状態において”マイナスI
in”となっている。この為、スイッチング素子4に流
れる電流i、は第4図(、)に実線で示すように零値か
ら正弦波の弧を措く波形となって流れる。またこのとき
のスイッチング素子4の端子電圧vcは第4図(b)に
示すように苓であり、共振用コンデンサ5に流れる電流
i0も同図(c)に示すように零である。
さて、スイッチング素子4が導通状態の期間τを経て遮
断状態になると、第1図に示す装置の等価回路は第3図
に示すようになる。即ちこの場合、電源2とチョークコ
イル3は等価的に電流源17として示される。そして、
トランス8の一次巻線9側より見込んだ洩れインダクタ
ンス16と狛荷13を上記−次巻11M9側よシ見込ん
だ抵抗13hによシ、負荷側が示される。
断状態になると、第1図に示す装置の等価回路は第3図
に示すようになる。即ちこの場合、電源2とチョークコ
イル3は等価的に電流源17として示される。そして、
トランス8の一次巻線9側より見込んだ洩れインダクタ
ンス16と狛荷13を上記−次巻11M9側よシ見込ん
だ抵抗13hによシ、負荷側が示される。
このスイッチング素子4の遮断状態となる直前の上述し
た各電流値および電圧値についてみると、先ず、スイッ
チング素子4に流れていた電流i は、第4図(a)に
示すように同スイッチング累子4の強制的な遮断によっ
て、残留電流ia(τ)として共振用コンデンサ5に流
れ込む。その後、この共振用コンデンサ5に流れる電流
波形i は、第4図(c)に示すようにコンデンサ5,
7の調和平均値と洩れインダクタンス16の値とに関係
して、共振の弧を描くことになる。そして、このときの
スイッチング素子4の端子電圧vcは、前記共振用コン
デンサ5の端子電圧に等しいので、上記共振電流波形を
積分してなる第4図(b)に示す如き正弦波の弧を描く
。この電圧波形嘗 は、前記スイッチング素子4の遮断
動作時刻τから、時刻Tまで継続する。尚、この電圧波
形嘗 の上記時刻Tにおける傾斜 (dvc /dt )t=tは、殆んど零となる。この
ことについては、例えば下記の文献 9− N 、O−5okal ”C1asa−E A New C1ass of H
igh−EfficiencyTuned Singl
e −Ended Switching PowerA
mplifier ” IEEE Vol、8C−
1043June975 に詳しく解析されている。この電圧波形τ が殆んど零
となる時刻Tに前記スイッチング素子4が再び導通され
、以降これが定常的に繰返えされる。このような動作状
態が電圧共振条件を満たす定常状態である。
た各電流値および電圧値についてみると、先ず、スイッ
チング素子4に流れていた電流i は、第4図(a)に
示すように同スイッチング累子4の強制的な遮断によっ
て、残留電流ia(τ)として共振用コンデンサ5に流
れ込む。その後、この共振用コンデンサ5に流れる電流
波形i は、第4図(c)に示すようにコンデンサ5,
7の調和平均値と洩れインダクタンス16の値とに関係
して、共振の弧を描くことになる。そして、このときの
スイッチング素子4の端子電圧vcは、前記共振用コン
デンサ5の端子電圧に等しいので、上記共振電流波形を
積分してなる第4図(b)に示す如き正弦波の弧を描く
。この電圧波形嘗 は、前記スイッチング素子4の遮断
動作時刻τから、時刻Tまで継続する。尚、この電圧波
形嘗 の上記時刻Tにおける傾斜 (dvc /dt )t=tは、殆んど零となる。この
ことについては、例えば下記の文献 9− N 、O−5okal ”C1asa−E A New C1ass of H
igh−EfficiencyTuned Singl
e −Ended Switching PowerA
mplifier ” IEEE Vol、8C−
1043June975 に詳しく解析されている。この電圧波形τ が殆んど零
となる時刻Tに前記スイッチング素子4が再び導通され
、以降これが定常的に繰返えされる。このような動作状
態が電圧共振条件を満たす定常状態である。
このように動作するスイッチ回路1によって駆動される
トランス8の二次巻線7 o−、、1o−2〜1 (L
、にそれぞれ生起される二次電圧がブリッジ整流器IL
、11−2〜ノー−nを介してそれそれ整流された
のち、同一極性方向に重ね合せられて負荷13に供給さ
れることになる。
トランス8の二次巻線7 o−、、1o−2〜1 (L
、にそれぞれ生起される二次電圧がブリッジ整流器IL
、11−2〜ノー−nを介してそれそれ整流された
のち、同一極性方向に重ね合せられて負荷13に供給さ
れることになる。
さて、上記の如く構成された装置において、大電力を高
効率に伝送し、且つ高い動作周波数での電圧変換を可能
とする本発明の要点は次の通シである。梗ち、先ず電力
転送用コンデンサ10− 7との間で直列共振回路を構成するインダクタンス素子
をトランス8の洩れインダクタンス16にて代用せんと
することである。然し乍ら、このインダクタンス素子は
、上記直列共振回路を構成する為の袈累であるから、装
置の動作周波数が決定されたのちには勝手にその値を決
めることはできない。そこで本装置では、トランス8の
二次巻線を適肖な数に分割巻きされた複数の二次巻It
MI O−1+ 10−2〜10−nとし、その出力を
グリッツ整流器11.l1l−2〜11−nを介して直
列に接続することによって、上記トランス8の一次巻a
9側から見込んだ洩れインダクタンス16の値を前述し
た電圧共振条件を満たすように選ぶことが可能となる。
効率に伝送し、且つ高い動作周波数での電圧変換を可能
とする本発明の要点は次の通シである。梗ち、先ず電力
転送用コンデンサ10− 7との間で直列共振回路を構成するインダクタンス素子
をトランス8の洩れインダクタンス16にて代用せんと
することである。然し乍ら、このインダクタンス素子は
、上記直列共振回路を構成する為の袈累であるから、装
置の動作周波数が決定されたのちには勝手にその値を決
めることはできない。そこで本装置では、トランス8の
二次巻線を適肖な数に分割巻きされた複数の二次巻It
MI O−1+ 10−2〜10−nとし、その出力を
グリッツ整流器11.l1l−2〜11−nを介して直
列に接続することによって、上記トランス8の一次巻a
9側から見込んだ洩れインダクタンス16の値を前述し
た電圧共振条件を満たすように選ぶことが可能となる。
即ち、装置の高周波動作を0T能とするに十分な小さい
値のインダクタンス素子を洩れインダクタンス16によ
って実現することかり能となる。
値のインダクタンス素子を洩れインダクタンス16によ
って実現することかり能となる。
次にこの洩れインダクタンス16の値が如何にして小さ
くなるかにつき説明する。今、トランス8の基本的な特
性につき着目すると、第5図に示すように二次巻線10
.10−2〜10−n1 の巻数の多いトランス8にあっては、上記二次巻線10
.10.〜10− のそれぞれに比較的1 大きな浮遊容量18が発生する。そして、前記スイッチ
ング素子4の動作角周波数ωが、例えば2πX 10’
rad/ see以上に高くなると、一般にトランス
8の静電容ic8の前記浮遊容量18によるインピーダ
ンス1/ωCsは徐々に低くなる。
くなるかにつき説明する。今、トランス8の基本的な特
性につき着目すると、第5図に示すように二次巻線10
.10−2〜10−n1 の巻数の多いトランス8にあっては、上記二次巻線10
.10.〜10− のそれぞれに比較的1 大きな浮遊容量18が発生する。そして、前記スイッチ
ング素子4の動作角周波数ωが、例えば2πX 10’
rad/ see以上に高くなると、一般にトランス
8の静電容ic8の前記浮遊容量18によるインピーダ
ンス1/ωCsは徐々に低くなる。
=方、ブリッジ整流器11.11−2へ11−n1
を構成する高圧整流用ダイオードの順方向抵抗は、第6
図に示すように印加電圧が低いうちは比較的大きい。通
常、逆耐圧10kV、順方向電流IAクラスの高圧整流
用ダイオードでは、順方向降下電圧vFは20〜30V
程度であシ、このダイオードの上記順方向印加電圧が低
い場合、降下電圧V、は上述した値の10倍以上となる
。
図に示すように印加電圧が低いうちは比較的大きい。通
常、逆耐圧10kV、順方向電流IAクラスの高圧整流
用ダイオードでは、順方向降下電圧vFは20〜30V
程度であシ、このダイオードの上記順方向印加電圧が低
い場合、降下電圧V、は上述した値の10倍以上となる
。
このことからしてみれば、トランス8の各二次巻線1θ
、1o−2〜10−nはインピーダンスの1 低い浮遊容量14にて閉じられ、且つ隣接する二次巻線
J O−1,1(L2〜10−nとの間は印加電圧の低
いダイオードの順方向電圧降下分による抵抗rによって
分離されることになる。この給米、各二次巻線10=
、 10−2〜10−、と−次巻lfM9との間に畜え
られる洩れ磁束は、上記各二次巻線10 .10−2〜
10− によってそれぞれ〜1 消費されることになる。
、1o−2〜10−nはインピーダンスの1 低い浮遊容量14にて閉じられ、且つ隣接する二次巻線
J O−1,1(L2〜10−nとの間は印加電圧の低
いダイオードの順方向電圧降下分による抵抗rによって
分離されることになる。この給米、各二次巻線10=
、 10−2〜10−、と−次巻lfM9との間に畜え
られる洩れ磁束は、上記各二次巻線10 .10−2〜
10− によってそれぞれ〜1 消費されることになる。
ところで、第7図(、)にその断面構成を模式的に示す
トランス、即ち一次巻線9と二次巻線1θとが1対1に
対応して磁芯に巻装されてなるトランスの一次側から見
た洩れインダクタンスLlは次のように示される。
トランス、即ち一次巻線9と二次巻線1θとが1対1に
対応して磁芯に巻装されてなるトランスの一次側から見
た洩れインダクタンスLlは次のように示される。
但し、μ:空気中の透磁率
Npニー次巻線9の巻き回数
この式は、二次巻線10の平均巻装径を7、その巻厚を
Δ2等として、第7図(、)に示す如く定義される場合
の洩れインダクタンスを示すものであり、詳しくは “変圧器” 13− 電気学会大学講座昭和40年3月P 、 48jに解析
される。上記第(1)式に示されるように、洩れインダ
クタンスLlは、トランス8の一次巻線90巻回数Np
の自乗に比例し、且つ巻線の2軸方向の長さに反比例す
る。そこで今、前記したように本装置で用いられるトラ
ンス8の二次巻線10= 、 10−2〜10−nを分
昏」巻き構造とし、第7図(b)にその構造を模式的に
示すように、そのZ軸長方に長さり、づつに細かく分割
する。この長さhlを、二次巻線10= 、102〜1
(L、の数nに応じて、第7図(、)に示す長さhの1
/nに設定したとすると、個々の二次巻線10.−1.
10−2〜10−nの洩れインダクタンスLiは、元の
洩れインダクタンスLlの1/nとなる。そして、これ
らの洩れインダクタンスb7は、前記ブリッジ整流器1
1−1+ I J−2へ11−nのダイオードによって
短絡されるから、トランス8の一次側よシ見込んだ洩れ
インダクタンスは、その並列接続されたものと着像し得
るから更に1/nとなる。故に、二次巻線10= 、
10−2〜J O−nの分割巻き14− によって求められるトランス8の一次巻線9側から見込
んだ洩れインダクタンス16は、分割数nに応じて1/
n2に比例して小さくなることになる。このように小さ
くなるトランス8の洩れインダクタンス16が果す作用
は非常に重要である。即ち、X線管用の高圧発生装置に
用いられるトランス8の巻数比は一般に50以上と太き
い。この為、10 kHz程度の高周波パルスを伝送す
る場曾、無分割の二次巻線では洩れインダクタンスが大
きく、その電力伝送効率は通常10%以下となることが
多い。このようなことからしてみれば、上述したように
トランス8の洩れインダクタンス16の値が小さいと云
うことは、極めて重要な意味を有することになる。
Δ2等として、第7図(、)に示す如く定義される場合
の洩れインダクタンスを示すものであり、詳しくは “変圧器” 13− 電気学会大学講座昭和40年3月P 、 48jに解析
される。上記第(1)式に示されるように、洩れインダ
クタンスLlは、トランス8の一次巻線90巻回数Np
の自乗に比例し、且つ巻線の2軸方向の長さに反比例す
る。そこで今、前記したように本装置で用いられるトラ
ンス8の二次巻線10= 、 10−2〜10−nを分
昏」巻き構造とし、第7図(b)にその構造を模式的に
示すように、そのZ軸長方に長さり、づつに細かく分割
する。この長さhlを、二次巻線10= 、102〜1
(L、の数nに応じて、第7図(、)に示す長さhの1
/nに設定したとすると、個々の二次巻線10.−1.
10−2〜10−nの洩れインダクタンスLiは、元の
洩れインダクタンスLlの1/nとなる。そして、これ
らの洩れインダクタンスb7は、前記ブリッジ整流器1
1−1+ I J−2へ11−nのダイオードによって
短絡されるから、トランス8の一次側よシ見込んだ洩れ
インダクタンスは、その並列接続されたものと着像し得
るから更に1/nとなる。故に、二次巻線10= 、
10−2〜J O−nの分割巻き14− によって求められるトランス8の一次巻線9側から見込
んだ洩れインダクタンス16は、分割数nに応じて1/
n2に比例して小さくなることになる。このように小さ
くなるトランス8の洩れインダクタンス16が果す作用
は非常に重要である。即ち、X線管用の高圧発生装置に
用いられるトランス8の巻数比は一般に50以上と太き
い。この為、10 kHz程度の高周波パルスを伝送す
る場曾、無分割の二次巻線では洩れインダクタンスが大
きく、その電力伝送効率は通常10%以下となることが
多い。このようなことからしてみれば、上述したように
トランス8の洩れインダクタンス16の値が小さいと云
うことは、極めて重要な意味を有することになる。
更に本装置では、二次巻線10= 、10.−2〜10
から得られた昇圧電力が、ブIJ 、ジ整流n 器11−4.11.〜1ノーnを介して整流されたのち
、直列接続により合成されて、高圧ケーブル12を介し
て負荷13に与えられる。このとき、高圧ケーブル12
の分布インダクタンス14とその分布容量15によって
前記整流出力が一時的に蓄積される。しかし、この高圧
ケーブル12に蓄積される電力は、上記したように整流
したものであるから、その高周波電力は前記スイッチン
グ素子4の遮断期間に負荷13に速かに供給される。従
って、前述した本装置の構成は、高圧ケーブル12を介
した負荷13への高圧高周波電力の伝送を全く妨けるこ
とがない。
から得られた昇圧電力が、ブIJ 、ジ整流n 器11−4.11.〜1ノーnを介して整流されたのち
、直列接続により合成されて、高圧ケーブル12を介し
て負荷13に与えられる。このとき、高圧ケーブル12
の分布インダクタンス14とその分布容量15によって
前記整流出力が一時的に蓄積される。しかし、この高圧
ケーブル12に蓄積される電力は、上記したように整流
したものであるから、その高周波電力は前記スイッチン
グ素子4の遮断期間に負荷13に速かに供給される。従
って、前述した本装置の構成は、高圧ケーブル12を介
した負荷13への高圧高周波電力の伝送を全く妨けるこ
とがない。
以上の説明から明らかなように、本発明装置によればス
イッチ回路lの高周波スイッチング動作に拘らず、巻数
比の大きいトランス8を用いることができる。しかも、
トランス8の洩れインダクタンス16を有効に利用して
効果的な高周波スイッチング動作を行わしめる。しかも
、高圧ケーブル12が有する分布インダクタンス14や
分布容f15の悪影響を受けることなく、負荷13に対
して効率良く電力伝送を行い得る。
イッチ回路lの高周波スイッチング動作に拘らず、巻数
比の大きいトランス8を用いることができる。しかも、
トランス8の洩れインダクタンス16を有効に利用して
効果的な高周波スイッチング動作を行わしめる。しかも
、高圧ケーブル12が有する分布インダクタンス14や
分布容f15の悪影響を受けることなく、負荷13に対
して効率良く電力伝送を行い得る。
更には上述した高周波化によって、装置の動特性の連応
性を高めることができる。これ故、従来問題として提起
されていたこの種装置に対する課題を効果的に解決し、
高周波動作によって大電力伝送を可能とする実用性の高
い高圧発生装置をここに提供することができる。
性を高めることができる。これ故、従来問題として提起
されていたこの種装置に対する課題を効果的に解決し、
高周波動作によって大電力伝送を可能とする実用性の高
い高圧発生装置をここに提供することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものではない。例
えば装置の高周波スイッチング動作の速度や、トランス
8における巻数比等は、負荷13に対する電力仕様に応
じて定めればよいものである。まだここでは、負荷13
としてX研管を念頭において説明したが、他の同様な高
圧負荷を対象とすることも勿論可能である。要するに本
発明はその要旨を逸脱しない範囲で種種変形して実施す
ることができる。
えば装置の高周波スイッチング動作の速度や、トランス
8における巻数比等は、負荷13に対する電力仕様に応
じて定めればよいものである。まだここでは、負荷13
としてX研管を念頭において説明したが、他の同様な高
圧負荷を対象とすることも勿論可能である。要するに本
発明はその要旨を逸脱しない範囲で種種変形して実施す
ることができる。
第1図は本発明の一実施例装置の概略構成図、第2図お
よび第3図は実施例装置の動作等価回路図、第4図(a
)〜(c)は実施例装置の動作波形図、第5図はトラン
スの洩れインダクタンスを説明する為の構成図、第6図
はダイオードの特性を示す図、第7図(、) (b)は
トランスの洩れインダクタンスを説明する為の構成模式
図である。 17− 1・・・シングルエンド・スイッチ回路、2・・・直流
電源、3・・・チョークコイル、4・・・スイッチング
素子、5・・・電圧共振用コンデンサ、6・・・ダンパ
ーダイオード、7・・・電力転送用コンアンサ、8・・
・トランス、9・・・−次巻線、1θ−1,1θ−2〜
10、、−n−・・二次巻線、11−1.11−2〜1
ノーn・・・ブリッジ1Hfft器、12・・・高圧ケ
ーブル、13・・・負荷。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦18− 第1図 16、−四′丁−11−、”− 4 37′ / 、/’T J T’、−/ 、、 ?
yr 。 第4WI 第3図
よび第3図は実施例装置の動作等価回路図、第4図(a
)〜(c)は実施例装置の動作波形図、第5図はトラン
スの洩れインダクタンスを説明する為の構成図、第6図
はダイオードの特性を示す図、第7図(、) (b)は
トランスの洩れインダクタンスを説明する為の構成模式
図である。 17− 1・・・シングルエンド・スイッチ回路、2・・・直流
電源、3・・・チョークコイル、4・・・スイッチング
素子、5・・・電圧共振用コンデンサ、6・・・ダンパ
ーダイオード、7・・・電力転送用コンアンサ、8・・
・トランス、9・・・−次巻線、1θ−1,1θ−2〜
10、、−n−・・二次巻線、11−1.11−2〜1
ノーn・・・ブリッジ1Hfft器、12・・・高圧ケ
ーブル、13・・・負荷。 出願人代理人 弁理士 鈴 江 武 彦18− 第1図 16、−四′丁−11−、”− 4 37′ / 、/’T J T’、−/ 、、 ?
yr 。 第4WI 第3図
Claims (1)
- 入力直流電源にチョークコイルを介して接続された所定
周期で開閉動作するスイッチ素子と、このスイッチ素子
に並列接続された共振用コンデンサおよびダンツヤ−ダ
イオードと、前記スイッチ素子に電力転送用コンデンサ
を介して一次巻線を接続してなるトランスと、このトラ
ンスの分割巻きされた複数の二次巻線にそれぞれ接続さ
れた複数のブリッジ整流器と、これラノフリッジ整流器
の出力電圧端子を同一極性方向に直列接続し、且つその
直列回路の両端を負荷接続端子とした出力回路とを具備
したことを特徴とする高圧発生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3331982A JPS58150300A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 高圧発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3331982A JPS58150300A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 高圧発生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58150300A true JPS58150300A (ja) | 1983-09-06 |
JPH031799B2 JPH031799B2 (ja) | 1991-01-11 |
Family
ID=12383233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3331982A Granted JPS58150300A (ja) | 1982-03-03 | 1982-03-03 | 高圧発生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58150300A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022069728A (ja) * | 2020-10-26 | 2022-05-12 | 三菱電機株式会社 | 電力変換器 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4617453B2 (ja) * | 2001-03-26 | 2011-01-26 | パロマ工業株式会社 | グリル |
-
1982
- 1982-03-03 JP JP3331982A patent/JPS58150300A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022069728A (ja) * | 2020-10-26 | 2022-05-12 | 三菱電機株式会社 | 電力変換器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH031799B2 (ja) | 1991-01-11 |
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