JPS5814854B2 - 異形断面の急速加熱装置を有する加熱炉 - Google Patents
異形断面の急速加熱装置を有する加熱炉Info
- Publication number
- JPS5814854B2 JPS5814854B2 JP8390179A JP8390179A JPS5814854B2 JP S5814854 B2 JPS5814854 B2 JP S5814854B2 JP 8390179 A JP8390179 A JP 8390179A JP 8390179 A JP8390179 A JP 8390179A JP S5814854 B2 JPS5814854 B2 JP S5814854B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot air
- irregular cross
- heating furnace
- section
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Heat Treatments In General, Especially Conveying And Cooling (AREA)
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- Tunnel Furnaces (AREA)
- Furnace Charging Or Discharging (AREA)
- Waste-Gas Treatment And Other Accessory Devices For Furnaces (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は膨大異形断面部分を有する被加熱体の該異形断
面部分を急速に加熱するようζこした加熱炉に関するも
ので、特ζこアツプセット部分のような膨大異形断面部
分を有する鋼材の該アップセット部分の急速加熱装置を
有する加熱炉に関するものである。
面部分を急速に加熱するようζこした加熱炉に関するも
ので、特ζこアツプセット部分のような膨大異形断面部
分を有する鋼材の該アップセット部分の急速加熱装置を
有する加熱炉に関するものである。
従来の加熱炉におけるアップセット部分を有する鋼材の
ような、膨大異形断面部分を有する物体を被加熱体とす
る場合においては、膨大異形断面部分はその他の部分シ
こ比して一定漉度に達するのに時間の遅れが生じるのを
常とした。
ような、膨大異形断面部分を有する物体を被加熱体とす
る場合においては、膨大異形断面部分はその他の部分シ
こ比して一定漉度に達するのに時間の遅れが生じるのを
常とした。
このような異形断面部分ζこよる加熱時間の遅れのため
ζこ、加熱炉はその炉長を長くするか、または、設定湛
度の上昇を余義なくされており、前者は加熱炉の設備費
の増大、後者は運転時の消費エネルギの増大ζこよる経
費増を来たしていたものである。
ζこ、加熱炉はその炉長を長くするか、または、設定湛
度の上昇を余義なくされており、前者は加熱炉の設備費
の増大、後者は運転時の消費エネルギの増大ζこよる経
費増を来たしていたものである。
本発明の目的は、このような異形断面を有する被加熱体
の加熱炉における上記したような従来の問題点を解決し
て、異形断面部分の急速加熱装置を有するようζこした
加熱炉を提供することにある。
の加熱炉における上記したような従来の問題点を解決し
て、異形断面部分の急速加熱装置を有するようζこした
加熱炉を提供することにある。
本発明は、加熱Ｕこおいて、異形断面部分を有する被加
熱体を加熱する場合、異形断面部分が一般断面部分に比
して加熱遅れが生じるのを補うため、加熱炉内において
、接触伝熱、対流伝熱、輻射伝熱の３種の伝熱方法を利
用して異形断面部分の炉内急速加熱を行うようにしたも
のである。
熱体を加熱する場合、異形断面部分が一般断面部分に比
して加熱遅れが生じるのを補うため、加熱炉内において
、接触伝熱、対流伝熱、輻射伝熱の３種の伝熱方法を利
用して異形断面部分の炉内急速加熱を行うようにしたも
のである。
本発明Ｑこおける異形断面部分の急速加熱装置を有する
加熱炉の特徴とするところは、膨大異形断面を有する被
加熱体の該異形断面部分の直下に、常に該異形断面部分
Ｏこ接触するようにした、補助スキツドを備えた加熱炉
本体において、該補助スキツドは熱風を導入して流通さ
せる管路を有し、その上面には該熱風を該被加熱体の該
異形断面部分に向けて噴出するスリットが穿設されてな
るもので、該加熱炉本体の排ガスの一部を、ガスバーナ
とファンとよりなる熱風発生装置に誘引して所定の混度
に加熱した熱風を該補助スキツドの該管路に圧入するよ
うにしたところにある。
加熱炉の特徴とするところは、膨大異形断面を有する被
加熱体の該異形断面部分の直下に、常に該異形断面部分
Ｏこ接触するようにした、補助スキツドを備えた加熱炉
本体において、該補助スキツドは熱風を導入して流通さ
せる管路を有し、その上面には該熱風を該被加熱体の該
異形断面部分に向けて噴出するスリットが穿設されてな
るもので、該加熱炉本体の排ガスの一部を、ガスバーナ
とファンとよりなる熱風発生装置に誘引して所定の混度
に加熱した熱風を該補助スキツドの該管路に圧入するよ
うにしたところにある。
このような構成ζこより、被加熱体の異形断而部分は、
炉内の一般湿度より高い温度（こ加熱された熱風の管路
流通番こより、高渦度になった補助スキツドに接触して
接触伝熱を受け、また、補助スキツドの上面のスリット
より噴出される熱風により対流伝熱を受け、同時に、高
温度の補助スキツドならびに炉壁よりの輻射伝熱を受け
ることができるので、異形断面部分は急速に加熱される
ことができる。
炉内の一般湿度より高い温度（こ加熱された熱風の管路
流通番こより、高渦度になった補助スキツドに接触して
接触伝熱を受け、また、補助スキツドの上面のスリット
より噴出される熱風により対流伝熱を受け、同時に、高
温度の補助スキツドならびに炉壁よりの輻射伝熱を受け
ることができるので、異形断面部分は急速に加熱される
ことができる。
なお、熱風発生装置は加熱炉の排ガスの一部を誘引加圧
、圧人するものであり、スリットより噴出した熱風はそ
のまま炉内に放出されるものである故、そのエネルギ損
失は全くない。
、圧人するものであり、スリットより噴出した熱風はそ
のまま炉内に放出されるものである故、そのエネルギ損
失は全くない。
なお、補助スキツドは常に被加熱体の異形断面部分に接
触するようになされているので、異形断面部分の自重に
よる曲りが防市できる。
触するようになされているので、異形断面部分の自重に
よる曲りが防市できる。
以−ドに、本発明を実施例により、図而を参照して説明
する。
する。
第１図は加熱炉全体の構成を示すブロック図、第２図は
加熱炉本体の要部を示す横断面頂面図（要部のみ）、第
３図は第２図の線ＩＩＩ−Ｉｌ’ｌによる縦断而図、第
４図は第２図のＡ部の部分的切欠き拡大図である。
加熱炉本体の要部を示す横断面頂面図（要部のみ）、第
３図は第２図の線ＩＩＩ−Ｉｌ’ｌによる縦断而図、第
４図は第２図のＡ部の部分的切欠き拡大図である。
本実施例においては、異形断面を有する被加熱体として
、アップセット部を有するパイプである，鋼４オを例Ｏ
ことって説明する。
、アップセット部を有するパイプである，鋼４オを例Ｏ
ことって説明する。
本実施例における異形断面の急速加熱装置を有する加熱
炉は、第１図ζこ示すようζこ、加熱炉本体１、熱風発
生装置２、レキュペレータ３よりなっている。
炉は、第１図ζこ示すようζこ、加熱炉本体１、熱風発
生装置２、レキュペレータ３よりなっている。
加熱炉本体１ζこは、第２．３．４図に示，すようζこ
、被加熱体送入口４が設けられ、炉内（こは、被加熱体
案内ローラ５，５，・・・・・・５、スキツド６，６、
補助スギツド７，７が備えられ、補助スキツド７，７Ｃ
こはそれぞれ管路８，８が設けられて（／）で、管路８
，８はそれぞれ、枝管９，９を，経て、導入管１０によ
り熱風発生装置２よりの熱風が矢印１１，１２．１２の
ように圧人されるようになっている。
、被加熱体送入口４が設けられ、炉内（こは、被加熱体
案内ローラ５，５，・・・・・・５、スキツド６，６、
補助スギツド７，７が備えられ、補助スキツド７，７Ｃ
こはそれぞれ管路８，８が設けられて（／）で、管路８
，８はそれぞれ、枝管９，９を，経て、導入管１０によ
り熱風発生装置２よりの熱風が矢印１１，１２．１２の
ように圧人されるようになっている。
熱風発生装置２は、ガスバーナ１３とガス誘引・圧送用
ファン１４とよりなり、加熱炉本体１より排出される排
ガスをライン１５．より、レキュペレータ３に入る前に
、分岐管２０により分岐して誘引し、加熱し、補助スキ
ツドの導入管１０内ζこ熱風を圧送するようＱこなって
いる。
ファン１４とよりなり、加熱炉本体１より排出される排
ガスをライン１５．より、レキュペレータ３に入る前に
、分岐管２０により分岐して誘引し、加熱し、補助スキ
ツドの導入管１０内ζこ熱風を圧送するようＱこなって
いる。
レキュペレータ３は加熱炉本体１の排ガスを燃焼空気と
熱交換し放出ライン１６より放出するようζこなってい
る。
熱交換し放出ライン１６より放出するようζこなってい
る。
上記のようＱこ構成された加熱炉において、加熱炉本体
１の送入口４より送入される、被加熱体である、アップ
セット部１７を有するパイプ１８は、案内ローラ５，５
，・・・・・・５Ｑこ案内されて炉内ζこ入り、一般パ
イプ部分はスキツド６，６上ζこ、アンプセット部１７
は補助スキツド７上に載置されて炉内を移動され、加熱
されることζこなる。
１の送入口４より送入される、被加熱体である、アップ
セット部１７を有するパイプ１８は、案内ローラ５，５
，・・・・・・５Ｑこ案内されて炉内ζこ入り、一般パ
イプ部分はスキツド６，６上ζこ、アンプセット部１７
は補助スキツド７上に載置されて炉内を移動され、加熱
されることζこなる。
その際、熱風発生装置２で一定渦度に加熱された熱風は
、導入管１０より圧送されて、枝管９，９を経て、それ
ぞれ補助スキツド７，７内の管路８，８から、補助スキ
ツド７，７の上面に穿設されている、特に第４図に明示
されている、スリット１９，１９，・・・・・・１９か
ら上方Ｃこ噴出し、アンプセット部１７を対流熱風（こ
接触さぜて加熱する。
、導入管１０より圧送されて、枝管９，９を経て、それ
ぞれ補助スキツド７，７内の管路８，８から、補助スキ
ツド７，７の上面に穿設されている、特に第４図に明示
されている、スリット１９，１９，・・・・・・１９か
ら上方Ｃこ噴出し、アンプセット部１７を対流熱風（こ
接触さぜて加熱する。
アップセット部１７は、同時に、熱風の管路８，８内通
過により高湿となった補助スギツド７，７に接触せしめ
られているので、それによる接触伝熱も受ける。
過により高湿となった補助スギツド７，７に接触せしめ
られているので、それによる接触伝熱も受ける。
また、アップセット部１７は、同時Ｃこ、高渦の補助ス
キツド７，７、ならびに加熱炉本体１の炉壁よりの輻射
伝熱も受けることになるので急速に加熱される。
キツド７，７、ならびに加熱炉本体１の炉壁よりの輻射
伝熱も受けることになるので急速に加熱される。
またパイプ１８は回転しながら送られるため片焼けの心
配もない。
配もない。
以上において、熱風は熱風発生装置２におけるガスバー
ナ１３により排ガスを加熱することにより生成されるが
、その熱風はスリツｌ−１９，１９・・・・・・１９よ
り加熱炉本体１内に放出され、被加熱体の加熱用ζこ用
いられることζこなるので、加熱用エネルギとしての損
失は全くないものである。
ナ１３により排ガスを加熱することにより生成されるが
、その熱風はスリツｌ−１９，１９・・・・・・１９よ
り加熱炉本体１内に放出され、被加熱体の加熱用ζこ用
いられることζこなるので、加熱用エネルギとしての損
失は全くないものである。
以上の説明Ｃこ明らかなよう（こ、本発明によれば、熱
風発生装置における熱風圧送に要する電力は僅少で、加
熱炉の設備費の増大、または設定温度の上昇による経常
費の増加を何等必要とすることなく、異形断面部分の急
速加熱を達成できるので、その効果は極めて著しい。
風発生装置における熱風圧送に要する電力は僅少で、加
熱炉の設備費の増大、または設定温度の上昇による経常
費の増加を何等必要とすることなく、異形断面部分の急
速加熱を達成できるので、その効果は極めて著しい。
第１図は本発明の一実施例になる異形断面の急速加熱装
置を有する加熱炉の構成を示すブ晒ツク図、第２図は第
１図ζこおける加熱炉本体１の要部を示す横断而頂面図
（要部のみ）、第３図は第２図の線Ｉ−ＩＨによる縦断
而側面図、第４図は第２図ζこおける符号Ａで示される
部分の一部切欠拡犬図である。 １・・・・・・加熱炉本体、２・・・・・・熱風発生装
置、３・・・・・・レキュペレーク、６・・・・・・ス
キツド、７・・・・・一補助スキツド、１０・・・・・
・導入管、１３・・・・・・ガスバーナ、１４・・・・
・・ポンプ、１７・・・・・・アップセット部、１８・
・・・・−パイプ、１９・・・・・・スリット。
置を有する加熱炉の構成を示すブ晒ツク図、第２図は第
１図ζこおける加熱炉本体１の要部を示す横断而頂面図
（要部のみ）、第３図は第２図の線Ｉ−ＩＨによる縦断
而側面図、第４図は第２図ζこおける符号Ａで示される
部分の一部切欠拡犬図である。 １・・・・・・加熱炉本体、２・・・・・・熱風発生装
置、３・・・・・・レキュペレーク、６・・・・・・ス
キツド、７・・・・・一補助スキツド、１０・・・・・
・導入管、１３・・・・・・ガスバーナ、１４・・・・
・・ポンプ、１７・・・・・・アップセット部、１８・
・・・・−パイプ、１９・・・・・・スリット。
Claims (1)
- １ 膨犬異形断面部分１７を有する被加熱体１８の該膨
大異形断面部分１７の直下に接触する補助スキツドＴを
備えてなる加熱炉本体１において、該補助スキツド７は
管路８を有するものにして、該管路８には熱風発生装置
２の熱風圧送管である導入管１０が接続されてなり、該
補助スキツド７の該膨大異形断面部分１７Ｇこ接触する
上面Ｑこは熱風を該管路８より該膨大異形断而部分１７
４こ向けて噴出するスリット１９が穿設されてなり、該
加熱炉本体１には排ガスライン１５が接続されていて、
該排ガスライン１５には排ガスの一部を該熱虱発生装置
２ζこ誘引する分岐管が設けられてなり、該熱風発生装
置２において所定の淵度Ｑこ加熱された熱風は該導入管
１０より該補助スキツド７の核管路８に圧人されるよう
に配管されてなることを特徴とする異形断面の急速加熱
装置を有する加熱炉。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8390179A JPS5814854B2 (ja) | 1979-07-04 | 1979-07-04 | 異形断面の急速加熱装置を有する加熱炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8390179A JPS5814854B2 (ja) | 1979-07-04 | 1979-07-04 | 異形断面の急速加熱装置を有する加熱炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS569320A JPS569320A (en) | 1981-01-30 |
| JPS5814854B2 true JPS5814854B2 (ja) | 1983-03-22 |
Family
ID=13815523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8390179A Expired JPS5814854B2 (ja) | 1979-07-04 | 1979-07-04 | 異形断面の急速加熱装置を有する加熱炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814854B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH042362Y2 (ja) * | 1987-02-28 | 1992-01-27 |
-
1979
- 1979-07-04 JP JP8390179A patent/JPS5814854B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH042362Y2 (ja) * | 1987-02-28 | 1992-01-27 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS569320A (en) | 1981-01-30 |
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